JP3162655B2 - 寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用瓦 - Google Patents

寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用瓦

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寄棟屋根における屋
根面と屋根面の接合部である隅棟部の形状を美麗にする
とともに、屋根の勾配に影響されることなく該隅棟部の
雨仕舞を良好に維持し、瓦葺き施工性を高めた寄棟屋根
の隅棟構造及び隅棟用瓦に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示したように家屋における寄棟屋
根1には、大棟2と寄棟3,3が形成されており、この
ような寄棟屋根1に瓦を葺く場合には、図8に示したよ
うに屋根面に平瓦4,4を葺き、寄棟3に沿う稜線部分
では平瓦4,4を斜めに切断して斜辺を寄棟3の稜線に
沿わせ、稜線上には別途に作製した棟瓦5,5を葺く手
段が従来から知られている。
【0003】このような寄棟屋根の瓦葺手段の場合、屋
根を横から見た際に棟瓦5が寄棟3の上方に突出してい
るため、平面性に欠けた外観となり、美麗性の面で難点
がある外、瓦葺きに際して寄棟3に沿う部分で平瓦4,
4を斜めに切断するという作業が必要であり、瓦葺き職
人の技量によって出来上がりが左右されたり、雨仕舞が
悪くなるという問題点が生じる。
【0004】一方、寄棟3の稜線に沿って所定の交叉角
度に折曲した形状の隅瓦を作製して、この隅瓦の左半側
を稜線の左側に、右半側を稜線の右側にして該隅瓦を稜
線に跨がって配置するようにした手段が近年採用されて
いる。しかしこの隅瓦の場合でも家屋における種々の寄
棟勾配に対処するためには、交叉角度の異なる多種類の
隅瓦を作製する必要があり、コスト面で不利である。更
に寄棟勾配と隅瓦の交叉角度が完全に合致しないと瓦間
に隙間が生じて雨仕舞が悪化する惧れがある。
【0005】上記に対処して、本出願人は先に特願平6
−327377号により、図9に示した隅棟用瓦6を提
案した。この隅棟用瓦6は略直角三角形の左峯瓦7と右
峯瓦8とからなり、左峯瓦7の斜辺に相当する側縁から
は延出部7aが斜交方向に延出して形成されている。こ
の延出部7aの側辺上面に凸条7bが突設されている。
他方の右峯瓦8の斜辺に沿う側縁は左峯瓦7の延出部7
aに上から被さる重なり部であり、その側縁下面に凹条
8aが延設されている。
【0006】右峯瓦8の斜辺とは反対側の側縁には、隣
接する平瓦(図示せず)の下側に潜り込む耳片部9が延
設されている。この耳片部9の上面には凹条9a,9a
が設けられており、隣接する平瓦の下面に形成された凸
条が該凹条9a,9aに係合するように構成されてい
る。10,10は釘孔である。
【0007】このような左峯瓦7と右峯瓦8とよりなる
隅棟用瓦6によれば、左峯瓦7の板面と右峯瓦8の板面
との交叉角度を自由に変えることが可能であり、寄棟屋
根の寄棟3の稜線に沿って施工することができるととも
に、施工後の寄棟3の上方に余分な突出部分がないた
め、風に強い上、デザイン的にもすっきりして美麗な隅
棟部形状が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したように寄棟屋
根1に瓦を葺く際に、稜線上に棟瓦5を葺くと、この棟
瓦が寄棟3の上方に突出して平面性及びシャープ性に欠
ける難点がある。また、寄棟3の稜線に沿って所定の角
度だけ折曲した形状の隅瓦を稜線に跨がって配置する手
段は、交叉角度の異なる多種類の隅瓦を作製する必要が
あり、かつ、寄棟勾配と隅瓦の交叉角度の不一致によっ
て瓦間に隙間が生じて雨仕舞が悪化する惧れがある。
【0009】上記に対処して提案された図9に示す特願
平6−327377号の隅棟用瓦によれば、左峯瓦7の
板面と右峯瓦8の板面との交叉角度を変えることによっ
て寄棟屋根上に自在に葺くことが可能となり、デザイン
的にも美麗な隅棟部形状が得られるが、寄棟屋根の勾配
が特定の角度よりも大きくなった場合、換言すれば屋根
が急峻になった場合には、左峯瓦7の延出部7aに対す
る右峯瓦8の斜辺に沿う側縁が上から重なる部分の噛み
合いが不完全となり、両者間に小さな隙間ができること
によって雨仕舞が悪化する惧れが残っている。
【0010】即ち、雨水は左峯瓦7の延出部7aに沿っ
て流れるが、この延出部7aの溝部分は浅くて狭いた
め、雨量が多い時とか溝部分にゴミ等が詰まった場合に
は、噛み合いが不完全な部分に生じる隙間から下地側に
雨水が洩れる惧れが生じる。
【0011】そこで本発明は、寄棟屋根の勾配が急峻で
ある場合でも相互の噛み合いを完全に行うことができる
上、小さな隙間から浸入する雨水に対する雨仕舞を良好
に維持することができる寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用
瓦を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1により、寄棟屋根の寄棟に沿う稜
線に沿って配置され、中心線を境界として左右方向に下
降する傾斜面が付与された峯下瓦と、該峯下瓦の上面左
側にあって、該峯下瓦の中心線の左側上面を全面的に
覆するようにして配置される左峯瓦と、該峯下瓦の上面
右側にあって、該峯下瓦の中心線の右側上面を全面的に
被覆するようにして配置される右峯瓦とによって隅棟を
構成する寄棟屋根の隅棟構造を提供する。
【0013】隅棟用瓦は、寄棟屋根の寄棟に沿う稜線に
沿って配置され、中心線を境界として左右方向に下降す
る傾斜面が付与された峯下瓦と、該峯下瓦の中心線の左
側上面を全面的に被覆するようにして配置される左峯瓦
と、該峯下瓦の中心線の右側上面を全面的に被覆するよ
うにして配置される右峯瓦との3分割された部材で構成
される。
【0014】上記左峯瓦の裏面側で峯下瓦と接触する端
縁部近傍に、水切り用の凸条及び凹条と、峯下瓦との接
合部を構成するための凹条を形成するとともに、峯下瓦
との接合部とは逆方向の平瓦と接触する端縁部近傍裏面
側には水切り用の凸条を形成してある。また、上記右峯
瓦の裏面側で峯下瓦と接触する端縁部近傍に、水切り用
の凸条及び凹条と、峯下瓦との接合部を構成するための
凹条を形成するとともに、峯下瓦との接合部とは逆方向
の平瓦と接触する端縁部近傍表面側には水を流すための
溝部を形成してある。
【0015】上記峯下瓦の表面側左右両端縁部近傍に止
水用の凸条を形成し、裏面側の左右両端縁部近傍に、隣
接する瓦への噛み合せ性を高めるための凹部を形成して
る。
【0016】かかる寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用瓦に
よれば、寄棟を構成する稜線に沿う最下端部に、中心線
を境界として左右方向に下降する傾斜面が付与された峯
下瓦を配置して下地板上に固定した後、この峯下瓦の
心線の左側上面を全面的に被覆するように左峯瓦を配置
して固定し、更に峯下瓦の中心線の右側上面を全面的に
被覆するように右峯瓦を配置して固定することにより、
峯下瓦の表面側両端縁部近傍に形成された止水用の凸条
がそれぞれ左峯瓦と右峯瓦の裏面側に形成された凹条に
嵌合して接合部が構成される。
【0017】また、左峯瓦の峯下瓦と接触する端縁部近
傍に形成された凸条及び凹条と、右峯瓦の峯下瓦と接触
する端縁部近傍に形成された凸条及び凹条とが雨水の水
切り用として作用し、瓦の隙間から浸入した雨水は峯下
瓦の傾斜面に沿って集中しないように流れ、該雨水が下
地板側に漏れる惧れがなく、凸条の止水作用に伴って雨
漏りは完全に防止される。
【0018】特に隅棟用瓦を、中心線を境界として左右
方向に下降する傾斜面が付与された峯下瓦と、該峯下瓦
中心線の左側上面を全面的に被覆する左峯瓦と、該峯
下瓦の中心線の右側上面を全面的に被覆する右峯瓦との
3分割された部材で構成したことにより、寄棟屋根の勾
配が急峻であっても相互の噛み合いを完全に行うことが
できる隅棟構造が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明にかか
る寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用瓦の一実施例を説明す
る。図1(A)(B)(C)は本発明にかかる隅棟用瓦6の一
実施例を示す平面図であり、図1(A)に示す11は左峯
瓦、同図(B)に示す12は峯下瓦、同図(C)に示す13
は右峯瓦である。従って本実施例の隅棟用瓦6は、左峯
瓦11、峯下瓦12及び右峯瓦13の3分割された部材
で構成されている。各部材には、それぞれ適宜位置に釘
孔10が開口されている。
【0020】図2(A)は左峯瓦11の平面図、同図(B)
は裏面図、同図(C)は側面図を示している。図2(B)
(C)に示したように左峯瓦11の裏面側には、前記峯下
瓦12と接触する端縁部近傍に、水切り用の凸条11a
と、凹条11b及び峯下瓦12との接合部を構成するた
めの凹条11cが形成されている。また、峯下瓦12と
の接合部とは逆方向にあって図外の平瓦と接触する端縁
部近傍裏面側には水切り用の平行な凸条11d,11d
が形成されている。
【0021】図3(A)は右峯瓦13の平面図、同図(B)
は裏面図、同図(C)は側面図を示している。図3(A)
(C)に示したように、右峯瓦13の裏面側には、峯下瓦
12と接触する端縁部近傍に、水切り用の凸条13aと
凹条13b及び峯下瓦12との接合部を構成するための
凹条13cが形成されている。また、峯下瓦12との接
合部とは逆方向にあって図外の平瓦と接触する端縁部近
傍表面側に、水を流すための溝部13d,13dが形成
されている。
【0022】図4(A)は峯下瓦12の平面図、同図(B)
は裏面図、同図(C)は側面図を示している。図4(A)に
示したように、峯下瓦12の表面側左右両端縁部近傍に
は、止水用の凸条12a,12aが形成されており、釘
孔10の近傍には該釘孔10への浸水を防止するための
凸条12bが形成されている。また、同図(B)に示した
ようには峯下瓦12の裏面側の左右両端縁部近傍には、
隣接する瓦への噛み合せ性を高めるための凹部12c,
12cが形成されている。
【0023】図4(A)(B)(C)に示したように、峯下瓦
12は中心線Oを境界として左右方向に下降する傾斜面
12d,12dが付与されている。
【0024】次に図5(A)(B)(C)に基づいて、本実施
例の隅棟用瓦を寄棟屋根の寄棟の稜線に葺く際の作業順
序を説明する。
【0025】先ず同図(A)に示したように、寄棟屋根1
の寄棟を構成する稜線20に沿う最下端部に峯下瓦12
の中心線を合わせて配置して、釘孔10を利用して峯下
瓦12を下地板上に固定する。次に同図(B)に示したよ
うに、峯下瓦12の中心線の左側上面を全面的に被覆す
るようにして左峯瓦11を配置し、同様に釘孔10を利
用して左峯瓦11を下地板上に固定する。
【0026】更に同図(C)に示したように、峯下瓦12
中心線の右側上面を全面的に被覆するようにして右峯
瓦13を配置し、同様に釘孔10を利用して右峯瓦13
を下地板上に固定する。
【0027】次に稜線20に沿う最下端部に配置した峯
下瓦12の斜面に沿う上方位置に他の峯下瓦12の中心
線を合わせて配置して下地板上に固定し、上記と同様に
て峯下瓦12の中心線の左側上面を全面的に被覆する
左峯瓦11を配置し、更に該峯下瓦12の中心線の右側
上面を全面的に被覆するようにして右峯瓦13を配置
し、それぞれ釘孔10を利用して下地板上に固定する。
以下同様に寄棟屋根の稜線20に沿って隅棟用瓦の瓦葺
き作業を行う。
【0028】図6は上記峯下瓦12,左峯瓦11,右峯
瓦13を組合せて葺いた寄棟部分を水平方向からみた側
面図であり、峯下瓦12の表面側両端縁部近傍に形成さ
れた止水用の凸条12a,12aがそれぞれ左峯瓦11
の裏面側に形成された凹条11cと、右峯瓦13の裏面
側に形成された凹条13cとに嵌合して接合部が構成さ
れている。
【0029】同時に左峯瓦11の峯下瓦12と接触する
端縁部近傍に形成された凸条11a及び凹条11bと、
右峯瓦13の峯下瓦12と接触する端縁部近傍に形成さ
れた凸条13a及び凹条13bとが雨水の水切り用とし
て作用して、瓦の隙間から浸入した雨水は峯下瓦12の
中心線Oの左右方向に形成された傾斜面12d,12d
に沿って流れるので、仮に左峯瓦11と右峯瓦13の合
わせ目から雨水が浸入しても、該雨水が下地板側に漏れ
る惧れがない。
【0030】峯下瓦12は全体的にみて幅員の広い溝を
構成しているため、浸入した雨水は峯下瓦12の傾斜面
12d,12dに沿って集中しないように流れ、凸条1
2a,12aと凹条11c,13cの止水作用に伴って
雨漏りは完全に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる寄棟屋根の隅棟構造及び隅棟用瓦によれば、中心線
を境界として左右方向に下降する傾斜面が付与された峯
下瓦及び該峯下瓦の中心線の左側上面を全面的に被覆す
る左峯瓦と、該峯下瓦の中心線の右側上面を全面的に
覆する右峯瓦との3分割された部材で隅棟用瓦を構成し
たことにより、寄棟屋根の勾配が急峻であってもこれに
影響されることなく相互の噛み合いを完全に行うことが
できる隅棟構造を得ることができる。これに伴って隅棟
用瓦としての汎用性を広げることができる。
【0032】更に本発明によれば、左峯瓦と右峯瓦の隙
間から雨水が浸入しても、峯下瓦は全体的に幅員の広い
溝を構成しているため、雨水は該峯下瓦の中心線左右方
向に形成された傾斜面に沿って流れて地上に落下して排
水がスムーズに行われ、雨量が多い場合でも雨水が下地
板側に漏れる惧れがなく、雨仕舞を向上させることがで
きる。
【0033】また、瓦葺き後の寄棟の上方に突出する部
材がないため、平面性に富みデザイン的にも美麗で葺き
上がりがシャープな隅棟部形状が得られる。更に隅棟用
瓦を3分割したことにより、仮りに下地に不具合があっ
ても仕上りにおける影響がほとんどなく、瓦葺きが職人
の技量に左右されずに確実、かつ、容易で葺き施工性を
高めた隅棟構造及び隅棟用瓦が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる隅棟用瓦の一実施例を示す平面
図。
【図2】図2(A)は左峯瓦の平面図、図2(B)は同裏面
図、図2(C)は同側面図。
【図3】図3(A)は右峯瓦の平面図、図3(B)は同裏面
図、図3(C)は同側面図。
【図4】図4(A)は峯下瓦の平面図、図4(B)は同裏面
図、図4(C)は同側面図。
【図5】図5(A)(B)(C)は本発明の隅棟用瓦を寄棟の
稜線に葺く際の作業順序を説明する要部平面図。
【図6】峯下瓦と左峯瓦及び右峯瓦を組合せて葺いた寄
棟部分を水平方向からみた側面図。
【図7】通常の家屋における寄棟屋根の形状例を示す外
観図。
【図8】寄棟屋根に平瓦と棟瓦を葺いた状態を示す部分
的外観図。
【図9】先願の隅棟用瓦の形状例を示す平面図。
【符号の説明】
1…寄棟屋根 6…隅棟用瓦 10…釘孔 11…左峯瓦 12…峯下瓦 13…右峯瓦 11a,11d,12a,12b,13a…凸条 11b,11c,13b,13c…凹条 12c…凹部 12d…傾斜面 13d…溝部 20…稜線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寄棟屋根の寄棟に沿う稜線に沿って配置
    され、中心線を境界として左右方向に下降する傾斜面が
    付与された峯下瓦と、該峯下瓦の上面左側にあって、該
    峯下瓦の中心線の左側上面を全面的に被覆するようにし
    て配置される左峯瓦と、該峯下瓦の上面右側にあって、
    該峯下瓦の中心線の右側上面を全面的に被覆するように
    して配置される右峯瓦とによって隅棟を構成したことを
    特徴とする寄棟屋根の隅棟構造。
  2. 【請求項2】 寄棟屋根の寄棟に沿う稜線に沿って配置
    され、中心線を境界として左右方向に下降する傾斜面が
    付与された峯下瓦と、該峯下瓦の中心線の左側上面を全
    面的に被覆するようにして配置される左峯瓦と、該峯下
    瓦の中心線の右側上面を全面的に被覆するようにして配
    置される右峯瓦との3分割された部材で構成されたこと
    を特徴とする寄棟屋根の隅棟用瓦。
  3. 【請求項3】 上記左峯瓦の裏面側で峯下瓦と接触する
    端縁部近傍に、水切り用の凸条及び凹条と、峯下瓦との
    接合部を構成するための凹条を形成するとともに、峯下
    瓦との接合部とは逆方向の平瓦と接触する端縁部近傍裏
    面側には水切り用の凸条を形成したことを特徴とする請
    求項2記載の寄棟屋根の隅棟用瓦。
  4. 【請求項4】 上記右峯瓦の裏面側で峯下瓦と接触する
    端縁部近傍に、水切り用の凸条及び凹条と、峯下瓦との
    接合部を構成するための凹条を形成するとともに、峯下
    瓦との接合部とは逆方向の平瓦と接触する端縁部近傍表
    面側には水を流すための溝部を形成したことを特徴とす
    る請求項2記載の寄棟屋根の隅棟用瓦。
  5. 【請求項5】 上記峯下瓦の表面側左右両端縁部近傍に
    止水用の凸条を形成し、裏面側の左右両端縁部近傍に、
    隣接する瓦への噛み合せ性を高めるための凹部を形成し
    たことを特徴とする請求項2記載の寄棟屋根の隅棟用
    瓦。
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