JPS6040361Y2 - 自動車用緩衝機構付きミラ−装置 - Google Patents

自動車用緩衝機構付きミラ−装置

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JPS6040361Y2
JPS6040361Y2 JP4146680U JP4146680U JPS6040361Y2 JP S6040361 Y2 JPS6040361 Y2 JP S6040361Y2 JP 4146680 U JP4146680 U JP 4146680U JP 4146680 U JP4146680 U JP 4146680U JP S6040361 Y2 JPS6040361 Y2 JP S6040361Y2
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JP
Japan
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mirror
base
mirror body
attached
shock absorbing
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Expired
Application number
JP4146680U
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English (en)
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JPS56143136U (ja
Inventor
修 津山
Original Assignee
市光工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP4146680U priority Critical patent/JPS6040361Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用緩衝機構付きミラー装置に関するもの
である。
この種の装置は、ミラ一本体に強力な外力が加わった時
、該ミラ一本体が傾倒して衝撃を緩和する。
従来のこの種の装置の内1、前後(自動車の車体につい
ての前後の意)に傾倒が可能なタイプのものに、例えば
第6図Aに示すごとく自動車ドアの三角窓に取付けるタ
イプのドアミラーがある。
これはミラ一本体aと取付はベースbとの間にブラケッ
トcを設けて2つのヒンジ部d、eを形威し、前後方向
つまり矢印A、B方向への傾動が可能なようにしたもの
である。
ミラ一本体aをベースbに着座せしめてその姿勢を保た
しめるためにスプリングfを設け、これをミラ一本体a
とベースbとの間に伸張介装している。
しかし従来のこの構成では、ブラケットCを取付けてヒ
ンジ構造d、 eを形成するのに作業上の手間がかかっ
た。
また、この従来例では、スプリングfはミラ一本体aの
ほぼ中央に配置する必要があり、配設位置の自由度がな
くて、例えばミラ一本体a内部に何らかの構造を組込も
うとする場合などに不利である。
上に述べたスプリングの配設に関する問題点について、
第6図を参照しつつ次に説明する。
第6図Aは従来の緩衝式ミラー装置の水平断面(自動車
に取り付けた状態における水平面で切断した面の意)を
模式的に描いた説明図、同図B。
Cはそれぞれ異なる従来例の緩衝式ミラー装置の正面図
(取付状態で正面から見た図の意)を模式的に描いて前
記のA図に対応せしめたものである。
ミラ一本体aをベースbに対して均一に当接・圧着せめ
ようとすると、Bの如くスプリングf1を中心線(ミラ
一本体の長手方向のほぼ水平な線)に沿って、上、下に
偏らせないように設けなければならない。
また、若し中心線に沿ってスプリングf1を配設でない
ときは、Cの如く2本のスプリングf2を上下対称に設
けなければならない。
上記事情に鑑み、本考案は、ヒンジ構造を構成する上記
の如きブラケットを廃止し、ベースとミラ一本体だけで
回転が可能なようにするとともに、1本のスプリングを
中心線(長手方向の中心線)から上、下に偏らせて設け
ても安定な着座と円滑な緩衝作業ができ、その上、前記
のスプリングの張力が格段に拡大されたり縮小されたり
することなくミラ一本体の付勢力として有効に作用する
、自動車用緩衝機構付きミラー装置を提供することを目
的とする。
以下、図面を参照して本考案の実施の一例について説明
する。
本考案の自動車用緩衝機構付きミラー装置は、基体に取
付けたベース1にミラ一本体2を配設して成るものであ
る。
基体としては、車体そのものまたは車体に固定したベー
ス部材などを用いてもよく、ドアの三角窓に取付けるよ
うにして、ドアミラーとして用いることもできる。
基体面を図中1′にて示す。
本考案においては、第1図及び第2図に例示の如く、ベ
ース1には2本の平行な軸11,12を設け、これらの
軸11.12上に、ミラ一本体2に設けた2個の座21
.22をそれぞれ係合させ、かつミラ一本体2とベース
1との間に引張りコイルスプリング3を介装して、この
付勢力によりミラ一本体2をベース1に圧接して取付け
る。
更にコイルスプリング3はローラ41,42を介してベ
ース1に配設する。
本例では、ベース1は両側壁13.14を備え、該側壁
を架橋するように軸11.12が設けられている。
この軸11.12は傾倒時に車体がわを見た第4図に明
らかに現われている如く、丸棒の両端をかしめ止めした
構造になっている。
一方、ミラ一本体2の座21.22はミラーケースを画
成するハウジング20の車体がわ面に突設した2本の脚
23.24に、軸11.12を収め得る切欠21’22
’を形成することによって構威し、ベース1上にハウジ
ング20を載置してこの切欠21’22’に軸11,1
2を入れて係合させるようになっている。
各脚23.24は第2図及び第4図に示すように、両側
で対向する一対から戒っており、個数としては合せて4
本となっている。
本例のスプリング3はその一端部がミラ一本体2内の車
体から遠い部分にて、ハウジング20に設けた引掛は部
25に引掛けられている。
更に逆の一端部は、ワイヤ等の線材31に連結され、こ
の線材31はミラ一本体2のハウジング部に軸支した2
個のローラ41,42に巻き掛けて、ベース1の支持部
15に連結されている。
このようにローラ41,42を介しているので、スプリ
ング3はミラ一本体1内の中央(正面図において上下に
偏らない意)ではなく、側部に沿うように配設されてい
るにも拘らず、ミラ一本体2をベース1方向に引張る力
の加わる部分はミラーの中央(本例においてローラ41
の切線)に位置せしめることができる。
よって、ベース1へのミラ一本体2の圧着時の荷重は、
上下に均一の働くことになり、通常時において安定であ
り、かつ緩衝作用も円滑になされるようになる。
なお、本例は電動式リモートコントロールタイプのミラ
ー装置に本考案を適用したので、ミラ一本体2のハウジ
ング20内にはモータ26が組込まれているのであるが
、上記のローラ41,42を用いた構成によりスプリン
グ3をミラ一本体2内側部に配設でき、従ってモータ2
6等の内部機構を収容しやすくなっているものである。
スプリング3の長さ1は、ミラ一本体2が完全に倒れた
時に引張られた状態において丁度ミラ一本体2内に収ま
る範囲内の長さに設定する。
またローラ41,42は一定の(2)′をもたせて構成
する。
上記のような構成であるから、ミラ一本体2に第1図の
矢印Fの衝撃外力が加わると、力のモーメントの関係か
ら、ミラ一本体2は衝撃力の方向Fに関して後側の座2
2が軸12から外れてミラ一本体2が離脱するとともに
、前側の軸11と座21との係合が維持されつつこの軸
11を中心にミラ一本体2が回動する。
ミラ一本体1はスプリング3の力に抗して傾倒し、緩衝
作用を示す。
傾倒後の状態を第3図に示す。
この時の■力向矢視図が第4図である。
逆に、第1図に示す矢印F′方向からの力が加わった時
は、該方向F′について後側の軸11からミラ一本体2
が離脱し、前側の軸12を中心に傾倒が行なわれる。
この時の状態を第5図に示す。
各々の緩衝後の、傾倒した状態において、スプリング3
が丁度ミラ一本体2の長手方向に収まるように構威しで
あるので、第3図及び第4図の如く、傾倒に伴って伸張
した状態での長さ1″が丁度ミラ一本体2内に収まるこ
とになる。
また、傾倒に伴い、スプリング3とベース1の支持部2
5との位置関係が変わって、斜めになることになるが、
これはローラ41,42に長さ1′の幅(第1図)をも
たせであるので、線材31が図の符号32(第3図)で
示す部分において斜めに架けられるよう摺動することに
より、円滑に傾倒をなし得るようになっている。
即ち、ミラ一本体2が倒れる時にローラ41,42の卿
′の範囲内で線材31が滑って、障害のない緩衝作用を
呈するのである。
なお、図示例では、倒れた時に基体にミラ一本体2の底
部が干渉して十分な緩衝作用を果たせなくなることを防
ぐべく、ベース1は基体から突出するようにし、軸11
.12を基端から離しである。
この結果、ミラー面がわからベース1等が見えることに
なるが、その時の見映えの悪さを解決し、ベース1等を
隠すため、ハウジング20の前方下部に延設部27を形
威しである。
また、シールのため、カバー5をミラ一本体2とベース
1との組付は部に配設してこれをおおっているが、これ
はゴム等の柔らかな材料にて形威し、傾倒時には第3図
、第4図に示すように屈曲して、緩衝作用を害さないも
のとしている。
上記詳述したよう1こ、本考案の自動車用緩衝機構付き
ミラー装置を適用すると、1本のスプリングを中心線(
ミラ一本体長手方向のほぼ水平な線)から上、下に偏ら
せて設けても、ミラ一本体を基体に対して安定に着座さ
せることができ、かつ、大きい外力を受けたとき円滑な
傾倒作動を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施の一例を示し、第1図
は側断面図、第2図は第1図における■方向矢視図、第
3図は一方へミラ一本体が傾倒した時の側断面図、第4
図は第3図における■方向矢視図、第5図は他方へミラ
一本体が傾倒した時の側断面図である。 第6図は従来例の側面略示図である。 1・・・・・・ベース、11.12・・・・・・一対の
平行な軸、2・・・・・・ミラ一本体、21.22・・
・・・・座、3・・・・・・コイルスプリング、31・
・・・・・線材、41.42+1111111@110
−フ〇

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体に取付けたベースに一対のほぼ平行な軸を固定し、
    ミラ一本体に設けた一対の座をそれぞれ上記の軸に係合
    させるとともに、前記のミラ一本体と基体との間に引張
    りコイルスプリングを介装係着して該ミラ一本体を基体
    に圧接せしめた緩衝式ミラー装置において、前記コイル
    スプリングの設置個数を1としてその一端をミラ一本体
    に係着するとともにその他端は可撓性の線材を介して基
    体に係着し、かつ、ミラ一本体にローラを回転自在に軸
    支するとともに前記の線材を該ローラに巻き掛けたこと
    を特徴とする自動車用緩衝機構付きミラー装置。
JP4146680U 1980-03-31 1980-03-31 自動車用緩衝機構付きミラ−装置 Expired JPS6040361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4146680U JPS6040361Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 自動車用緩衝機構付きミラ−装置

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JP4146680U JPS6040361Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 自動車用緩衝機構付きミラ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143136U JPS56143136U (ja) 1981-10-28
JPS6040361Y2 true JPS6040361Y2 (ja) 1985-12-05

Family

ID=29636852

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JP4146680U Expired JPS6040361Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 自動車用緩衝機構付きミラ−装置

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