JPS6040047Y2 - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPS6040047Y2
JPS6040047Y2 JP5200780U JP5200780U JPS6040047Y2 JP S6040047 Y2 JPS6040047 Y2 JP S6040047Y2 JP 5200780 U JP5200780 U JP 5200780U JP 5200780 U JP5200780 U JP 5200780U JP S6040047 Y2 JPS6040047 Y2 JP S6040047Y2
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JP
Japan
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overflow drain
drain region
region
solid
groove
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Expired
Application number
JP5200780U
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JPS56152466U (ja
Inventor
孝 島田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、CCD (電荷結合素子)等を用いた固体撮
像素子に係わる。
CCD等を用いた固体撮像素子においては、通常ブルー
ミング現象を防止するために、受光領域部の形成される
基体表面に受光領域部で発生した過剰の電荷キャリアを
処理するオーバーフロードレイン領域が設けられる。
このオーバーフロードレイン領域は比較的面積をとるた
めに従来より固体撮像素子の高密度化の妨げになってい
る。
この点を考慮して最近オーバーフロードレイン領域を基
体内部に埋め込み、素子の高密度化を図るようにした固
体撮像素子が提案されている。
しかし、この場合、問題となるのは、埋め込まれたオー
バーフロードレイン領域と基体表面の配線との電気的な
コンタクトである。
従来は、半導体基板の表面の所要部分に埋め込み領域を
形成して後、この埋め込み領域に接して同導電型で拡散
係数の大きい第1の不純物を拡散し、次に半導体基板上
にエピタキシャル成長層を形成し、このエピタキシャル
成長層の所要の表面に選択的に埋め込み領域と同導電型
の第2の不純物を拡散して後、第1及び第2の不純物に
よる拡散層が連なるに必要な時間熱拡散し、しかる後、
エピタキシャル成長層上にその拡散層と接触する配線を
形成するようにしていた。
しかし乍ら、この様な従来の熱拡散による接続法では、
埋め込み領域と接続部分に異なる拡散係数の不純物を用
いなければならないこと、又高温、長時間の熱処理が必
要でなるために、他の不純物拡散を招くと共に、シリコ
ン結晶自体に悪影響を及ぼすこと等の欠点があった、特
にCCD撮像素子等のデバイスは高品質の結晶性が要求
されるので、上記の従来法を用いることができなかった
本考案は、上述の点に鑑み埋め込み型のオーバーフロー
ドレイン領域を形成した固体撮像素子に於て、そのオー
バーフロードレイン領域に対する゛コンタクトを他に悪
影響を及ぼすことなく容易にできるようにした新規な固
体撮像素子を提供するものである。
以下、図面を用いて本考案による固体撮像素子の一例を
説明するに、本例ではフレームトランスファ方式による
CCD固体撮像素子に適用した場合である。
第1図及び第2図は2相クロツク型CCD構造とした場
合の固体撮像素子の撮像領域(イメージ部)のみを示す
平面図及びその■−■線上の断面図である。
同図において、撮像領域1は、半導体基体、例えばシリ
コン基体2上にSiO2等よりなる第1の絶縁膜3を介
して不純物ドープされて低比抵抗とされた多結晶シリコ
ツ層よりなる第1電極所謂ストレージ電極4Aを所要の
間隔を保持して帯状に平行配列するように被着形威し、
これら電極4A上とこれら電極間の絶縁膜3上に跨って
全面的にSiO2等よりなる第2の絶縁膜(図示せず)
を被着形威し、この積層された絶縁膜の第1電極4A間
に上記と同様の不純物トープの多結晶シリコン層又はア
ルミニウム等よりなる第2電極所謂トランスフア電極4
Bを帯状に被着して第1及び第2の電極4A及び4Bを
例えば各1端において電気的に接続して夫々転送電極4
を構威し、一つ置きの電極4を共通に接続し、2等2組
の電極4間に2相のクロックφ□、φ2を印加すること
によってその電荷の転送を行うようにした2相クロツク
型CCD構戒をとる。
基体2の表面には各電極4A、4Bの延長方向に直交す
る方向に延びるチャンネル阻止領域6を所要の間6間に
おいて、夫々シフトレジスタを兼ねる受光領域部7を構
成する。
しかして本考案においては、各受光領域部7に対応して
、その受光領域部7の近傍に基体2内に埋め込まれたオ
ーバーフロードレイン領域8を形成し、その各オーバー
フロードレイン領域8が共通接続された端部において、
第3図に示すように、オーバーフロードレイン領域8に
到達する溝部9を設け、この溝部9の内壁及びそれに連
なる基体2の表面の一部にオーバーフロードレイン領域
8と同導電形の高濃度領域10を形成し、この基体表面
の一部に於ける高濃度領域10を介してオーバーフロー
ドレイン領域8と例えばアルミニウム等の配線11との
コンタクトをとるようになす。
5はSiO2等の絶縁膜である。第4図はこのような埋
め込み型のオーバーフロードレイン領域8及びそのコン
タクト形成の工程を示す。
先づ、同図Aに示すように、第1導電形のシリコン半導
体基板12上の所要部分に第2導電形のオーバーフロー
ドレイン領域8を例えばイオン注入、不純物ドープの珪
酸ガラス等を介して形成する。
このときのオーバーフロードレイン領域8の不純物濃度
はあまり高くない方が良く、1919cm−3以下の濃
度が好ましい。
オーバーフロードレイン領域8の不純物濃度が高いと次
工程のエピタキシャル成長中にアウトディフィージョン
を生じ表面を反転させる可能性がある。
次に基板12と同導電形のシリコンのエピタキシャル気
相成長層13を形成し、基体2を構成する(同図B)。
次に、エピタキシャル気相成長層13の一部に選択エツ
チングによってオーバーフロードレイン領域8に到達す
るコンタクト用の溝部9を形成する(同図C)。
この場合、溝部9は溝壁面が傾斜するように形成する。
このためにシリコンのエピタキシャル気相成長層13に
対するエツチングは結晶面方位依存性の強いエツチング
液を用いる。
エツチング液としてはKOH又はp−ED液(ピロカテ
コール・エチレンヂアミンの水溶液)を用い、このとき
のエツチングマスクは5in2膜、Si3N凛等を使用
する。
p−ED液は5i−3iO□の界面、SiO2膜中の可
動イオンの原因となるナトリウム、カリウム等の不純物
が入っていない。
このエツチングでは、第5図に示すように例えば表面が
100面であるシリコン基体2の場合、壁面が111面
即ちθ=54.74°の傾斜がついた溝部9が形成され
る。
ここで、溝部9としてはその溝部内にオーバーフロード
レイン領域8が臨んでいればよいので、溝部9の深さ、
大きさ、位置の精度は従来に比べて厳しい必要はない。
例えば第6図に示す如く溝部9の巾Wの範囲内にオーバ
ーフロードレイン領域8が入っていればよいので溝部9
の位置合せ精度は楽であり、また第7図に示すように溝
部9のエツチング深さはオーバーフロードレイン領域8
に達する深さdl、あるいはオーバーフロードレイン領
域8を横切る深さらであっても差支えない。
しかる後、溝部9の内壁及びこれに連なる基体2の表面
の一部にわたってオーバーフロードレイン領域8と同導
電形の高濃度領域10を拡散によって形成する(同図D
)。
なお、この高濃度領域10の形成は、固体撮像素子にお
ける出力Mωのソース及びドレイン領域や、所謂エツジ
ドレイン領域の形成と同時に行ってもよい。
次に、同図Eに示すように、溝部9内を含む基体表面に
SiO2等の絶縁膜14を形成し、絶縁膜14の一部、
即ち基体表面の高濃度領域10に対応した部分の絶縁膜
14を一部選択除去して後、この窓孔15を通して高濃
度領域10と接続する例えばアルミニウム等よりなる配
線11を形成するようになす。
上述せる本考案によれば、埋め込み型のオーバ−フロー
ドレイン領域8を有する固体撮像素子に於て、その基体
2にオーバーフロードレイン領域8に到達する溝部9を
設け、この溝部9の内壁及びこれに連なる基体表面の一
部にわたって高濃度領域10を形威し、この高濃度領域
10を介して基体表面の一部で配線11とのコンタクト
をとるように構成したことにより、埋め込まれたオーバ
ーフロードレイン領域8の深さが深くても原理的には他
に悪影響を及ぼすことなく基体表面の配線11とコンタ
クトをとることができる。
特に従来の熱拡散によりコンタクトをとる場合には前述
した如く高温、長時間の熱処理を必要とするために他の
不純物拡散を招き、シリコン結晶自体にも悪影響を及ぼ
すものであったが、本考案ではこのような心配は全く回
避できる。
又、従来では埋め込まれたオーバーフロードレイン領域
との位置合せ精度が厳しいこと、オーバーフロードレイ
ン領域のパターンが見にくいことによりマスク合せが困
難であること等製造上の問題が生じていたが、本考案の
場合には溝部形成に際してのエツチングの深さ、溝部の
位置合せ精度もそれほど厳密さを要求されないので、製
造的にも容易となる。
さらに配線11とのコンタクトは、基体表面に延長され
た高濃度領域10において行なわれるので、段差が極め
て少なく、従ってマスク転写時の焦点ぼけがなく高精度
にコンタクトできる。
尚、上側においてはフレームトランスファ方式の固体撮
像素子に適用した場合であるが、インターライン方式の
固体撮像素子にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をフレームトランスファ方式の固体撮像
素子に適用した場合の撮像領域部の平面図、第2図はそ
の■−■線上の断面図、第3図はその要部の断面図、第
4図A〜Eは埋め込み型オーバーフロードレイン領域に
対するコンタクトの形成工程を示す断面図、第5図は溝
部の形状を示す断面図、第6図はオーバーフロードレイ
ン領域と溝部の関係を示す平面図、第7図は溝部の深さ
とオーバーフロードレイン領域の関係を示す断面図であ
る。 2は半導体基体、4は転送電極、6はチャンネル阻止領
域、7は受光領域部、8にオーバーフロードレイン領域
、9は溝部、10は高濃度領域、11は配線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体基体に設けられた受光領域部を有し、該受光領域
    部の近傍に上記基体に埋込まれたオーバーフロードレイ
    ン領域を設け、該オーバーフロードレイン領域に到達す
    る溝部を上記基板に設け、該溝部内壁及びそれに連なる
    上記基体表面の一部に高濃度領域を設け、上記表面の一
    部で配線とのコンタクトをとることを特徴とする固体撮
    像素子。
JP5200780U 1980-04-16 1980-04-16 固体撮像素子 Expired JPS6040047Y2 (ja)

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JP5200780U JPS6040047Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16 固体撮像素子

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JP5200780U JPS6040047Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16 固体撮像素子

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JPS56152466U JPS56152466U (ja) 1981-11-14
JPS6040047Y2 true JPS6040047Y2 (ja) 1985-12-02

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JPH0614544B2 (ja) * 1983-10-03 1994-02-23 松下電子工業株式会社 固体撮像装置の製造方法

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JPS56152466U (ja) 1981-11-14

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