JPS6039808A - 油入電器タンク - Google Patents
油入電器タンクInfo
- Publication number
- JPS6039808A JPS6039808A JP14655283A JP14655283A JPS6039808A JP S6039808 A JPS6039808 A JP S6039808A JP 14655283 A JP14655283 A JP 14655283A JP 14655283 A JP14655283 A JP 14655283A JP S6039808 A JPS6039808 A JP S6039808A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- oil
- rigidity
- corners
- reinforcing
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は油入変圧器等の油入電器のタンクに係り、特に
そのタンクの防災構造に関するものである。
そのタンクの防災構造に関するものである。
油入変圧器のごとく機器本体と絶縁油を収納する油入電
器のタンク内部において、内部事故が発生しアークが生
じた場合、油の分解ガスによりタンク内圧は急激に上昇
する。
器のタンク内部において、内部事故が発生しアークが生
じた場合、油の分解ガスによりタンク内圧は急激に上昇
する。
小さな内部事故であれば、タンクの膨張と、放圧装置か
らの浦の放出により前記圧力上昇を緩和することが出来
る。しかし大きな系統容量（＝連結された油入変圧器の
ような場合は、その急激な圧力上昇をタンクの膨張と放
圧装置からの油放出では緩和出来ず、タンクが破壊し、
高温のガス、および油を噴出するおそれがある。四に高
温のガス油の噴出は、周辺の機器を損傷するだけでなく
、大気中の酸素に触れて着火し、火災事故等のより大き
な二次的災害に発展するおそれがある。
らの浦の放出により前記圧力上昇を緩和することが出来
る。しかし大きな系統容量（＝連結された油入変圧器の
ような場合は、その急激な圧力上昇をタンクの膨張と放
圧装置からの油放出では緩和出来ず、タンクが破壊し、
高温のガス、および油を噴出するおそれがある。四に高
温のガス油の噴出は、周辺の機器を損傷するだけでなく
、大気中の酸素に触れて着火し、火災事故等のより大き
な二次的災害に発展するおそれがある。
タンク破壊は、その機械的強度の弱い部分に発生した亀
裂が、進展開口し噴油に至るも、ので、タンクの機械的
強度の弱い部分としてはタンク接合フランジ部とタンク
外周壁に溶接固着された補強ビーム相互の連結部分があ
げられる。しかしタンク接合フランジ部は、Ｃ形補強祠
をはめ込み、溶接固着することによりその部分の内圧破
壊強度を向上し得ることがよく知られている。
裂が、進展開口し噴油に至るも、ので、タンクの機械的
強度の弱い部分としてはタンク接合フランジ部とタンク
外周壁に溶接固着された補強ビーム相互の連結部分があ
げられる。しかしタンク接合フランジ部は、Ｃ形補強祠
をはめ込み、溶接固着することによりその部分の内圧破
壊強度を向上し得ることがよく知られている。
第１図は、従来の油入電器である油入変圧器梧造を示す
上部断面図、第２図はその側断面であり又第３図は、内
圧上昇時のタンク隅部の変形状況を示す説明図である。
上部断面図、第２図はその側断面であり又第３図は、内
圧上昇時のタンク隅部の変形状況を示す説明図である。
変圧器本体１と絶縁油を収納する変圧器タンク２は、上
部タンク３と下部タンク４により構成され上部タンク３
と下部タンク４の接合フランジ部には複数個のＣ形補強
材７がその全周に適宜間かくを置いてはめ込まれ溶接に
より固着されている。
部タンク３と下部タンク４により構成され上部タンク３
と下部タンク４の接合フランジ部には複数個のＣ形補強
材７がその全周に適宜間かくを置いてはめ込まれ溶接に
より固着されている。
下部タンク４の外周側壁には水平方向に沿って補強ビー
ム５が溶接固着され、タンク内隅部の前記補強ビーム５
の対応位置には、補強ガセント板６が取付けられている
。父上部タンク３にはブッシング８が装着されている。
ム５が溶接固着され、タンク内隅部の前記補強ビーム５
の対応位置には、補強ガセント板６が取付けられている
。父上部タンク３にはブッシング８が装着されている。
このように構成された変圧器タンク２の外周壁に溶接固
着された補強ビーム５は、変圧器タンク２内に充填され
る絶縁油の真空注油処理時（二おける真空外圧に対して
充分な曲げ剛性を有しており、さらに補強ビーム５の両
端部は、補強ガセット板６によりその端部剛性を高め変
形を抑制するよう計られている。このような油入変圧器
において内部事故が発生しタンク内圧が上昇した場合、
上部タンク３と下部タンク４の接合フランジ部は、その
全周に配置された複数個のＣ形補強材７により開口変形
が抑制されるが、タンク２は、その外周壁に溶接固着さ
れた補強ビーム５の曲げ剛性に比例した膨らみ変形を生
じる。その際のタンク角部の膨らみ変形状況は第３図に
示すよう（二補強ガセット板６の曲げ剛性により、その
端部より大きく膨らみ変形が生じる。その結果急激に剛
性が高められた補強ガセット板６の端部溶接部人に大き
な応力集中を生じ、亀裂が発生するおそれがある。
着された補強ビーム５は、変圧器タンク２内に充填され
る絶縁油の真空注油処理時（二おける真空外圧に対して
充分な曲げ剛性を有しており、さらに補強ビーム５の両
端部は、補強ガセット板６によりその端部剛性を高め変
形を抑制するよう計られている。このような油入変圧器
において内部事故が発生しタンク内圧が上昇した場合、
上部タンク３と下部タンク４の接合フランジ部は、その
全周に配置された複数個のＣ形補強材７により開口変形
が抑制されるが、タンク２は、その外周壁に溶接固着さ
れた補強ビーム５の曲げ剛性に比例した膨らみ変形を生
じる。その際のタンク角部の膨らみ変形状況は第３図に
示すよう（二補強ガセット板６の曲げ剛性により、その
端部より大きく膨らみ変形が生じる。その結果急激に剛
性が高められた補強ガセット板６の端部溶接部人に大き
な応力集中を生じ、亀裂が発生するおそれがある。
この部分の亀裂はタンク側板自身をも損傷し、高温のガ
スあるいは油の噴出に至るおそれがある。
スあるいは油の噴出に至るおそれがある。
本発明は、上記の点に鑑み、油入電器の内部事故時の内
圧」１昇に対しタンク破壊を防止し、噴油、火災等の二
次的災害を防止し得る油入電器タンクを提供することを
目的とする。
圧」１昇に対しタンク破壊を防止し、噴油、火災等の二
次的災害を防止し得る油入電器タンクを提供することを
目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、油入電器タンク（
＝おいて、その外周壁に溶接固着された補強ビーム相互
の連結部（＝対応するタンク内角隅部に、所定の形状の
補強ガセット板を取付はタンク角部の剛性な除々：１高
めることにより、タンク内に充填する絶縁油の真空注油
処理時（二必要な真空外圧に対し充分な曲げ剛性を与え
ると共）二、内部事故時のタンク内圧（二対し大きな膨
らみ変〕杉を与え、しかも局部的応力集中をさけ、よっ
てタンク破壊を防止するようにしたことを特徴とする。
＝おいて、その外周壁に溶接固着された補強ビーム相互
の連結部（＝対応するタンク内角隅部に、所定の形状の
補強ガセット板を取付はタンク角部の剛性な除々：１高
めることにより、タンク内に充填する絶縁油の真空注油
処理時（二必要な真空外圧に対し充分な曲げ剛性を与え
ると共）二、内部事故時のタンク内圧（二対し大きな膨
らみ変〕杉を与え、しかも局部的応力集中をさけ、よっ
てタンク破壊を防止するようにしたことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を第４図（二より説明する。
第４図は、本発明の構成になるタンク角部の補強構成を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
下部タンク４の外周壁に溶接固着された補強ビーム５相
互が連結されたタンク角の内隅部（二は略三角形状の補
強ガセット板６が溶接固着されている。この略三角形状
の補強ガセント板６は、その面積を低減するごとく、斜
辺に曲率をもたせており、除々（′ｌ−その剛性が増加
するように計られている。
互が連結されたタンク角の内隅部（二は略三角形状の補
強ガセット板６が溶接固着されている。この略三角形状
の補強ガセント板６は、その面積を低減するごとく、斜
辺に曲率をもたせており、除々（′ｌ−その剛性が増加
するように計られている。
板状の補強材の曲げ剛性はその高さの３乗に比例して増
加し、本発明の構成になるタンク内角隅部に取付けられ
る補強ガセット板６は、七の作１部より、除々に増加す
るようにＷＩられている。従って、タンク内く二充填す
る絶縁油の頁某注油処理時の真空外圧に対しては、タン
ク外周壁に溶接固着された補強ビーム５の両端部の剛性
をＩＦｈめ、その変形を抑制すると共に、変圧器内部事
故時のタンク内圧上昇に対しては、第４図の破線指示の
ごとく、補強ガセット板６の端部を含めて膨らみ変形す
る１、つまり、タンク内圧に対して大きな膨らみ変形を
得ると共に補強ガセット板６の端ｆ９ＪＴ、の応力集中
を避けることが出来る。
加し、本発明の構成になるタンク内角隅部に取付けられ
る補強ガセット板６は、七の作１部より、除々に増加す
るようにＷＩられている。従って、タンク内く二充填す
る絶縁油の頁某注油処理時の真空外圧に対しては、タン
ク外周壁に溶接固着された補強ビーム５の両端部の剛性
をＩＦｈめ、その変形を抑制すると共に、変圧器内部事
故時のタンク内圧上昇に対しては、第４図の破線指示の
ごとく、補強ガセット板６の端部を含めて膨らみ変形す
る１、つまり、タンク内圧に対して大きな膨らみ変形を
得ると共に補強ガセット板６の端ｆ９ＪＴ、の応力集中
を避けることが出来る。
以上説明したように、本発明の構成になる油入電器タン
クでは、その内６１≦事故時の内圧上昇に対して、最も
１トｊ接的な圧力上昇緩和効果を得ることの出来るタン
ク膨張琶を増加せしめると共に、その膨らみ変形により
局部的な応力集中をさけ、よってタンク破壊を防止する
ことが出来る。
クでは、その内６１≦事故時の内圧上昇に対して、最も
１トｊ接的な圧力上昇緩和効果を得ることの出来るタン
ク膨張琶を増加せしめると共に、その膨らみ変形により
局部的な応力集中をさけ、よってタンク破壊を防止する
ことが出来る。
第１図、第２図は従来の変圧器構造を示す上部断面図と
側断面図、第３図はその要部断面図、第４図は本発明の
一実施例にｌよる浦人？ｂ器タンクの要部詳細図である
。 １・・・変圧器本体 ２・・・変圧器タンク ３・・・上部タンク ４・・・下部タンク ５・・・補強ビーム ６・・・浦強ガセット板 ７・・・Ｃ形補強材 ８・・・ブッシング 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第２図 第４図
側断面図、第３図はその要部断面図、第４図は本発明の
一実施例にｌよる浦人？ｂ器タンクの要部詳細図である
。 １・・・変圧器本体 ２・・・変圧器タンク ３・・・上部タンク ４・・・下部タンク ５・・・補強ビーム ６・・・浦強ガセット板 ７・・・Ｃ形補強材 ８・・・ブッシング 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第２図 第４図
Claims (1)
- 内部に油入電器本体と絶縁油を収納し、その外周壁に複
数本の補強ビームが溶接固着されている油入電器タンク
において、前記補強ビーム相互がタンク外周で連結固着
された対応位置のタンク内面角隅部に、斜辺にその面積
を低減するごとく曲率なもたせた、略三角形状の補強ガ
セット板を固着したことを特徴、とする油入電器タンク
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14655283A JPS6039808A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 油入電器タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14655283A JPS6039808A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 油入電器タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6039808A true JPS6039808A (ja) | 1985-03-01 |
| JPH0354446B2 JPH0354446B2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=15410237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14655283A Granted JPS6039808A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 油入電器タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039808A (ja) |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP14655283A patent/JPS6039808A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354446B2 (ja) | 1991-08-20 |
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