JPS6039765Y2 - 磁気スケ−ル - Google Patents

磁気スケ−ル

Info

Publication number
JPS6039765Y2
JPS6039765Y2 JP2327880U JP2327880U JPS6039765Y2 JP S6039765 Y2 JPS6039765 Y2 JP S6039765Y2 JP 2327880 U JP2327880 U JP 2327880U JP 2327880 U JP2327880 U JP 2327880U JP S6039765 Y2 JPS6039765 Y2 JP S6039765Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
scale
medium layer
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2327880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56124818U (ja
Inventor
明寿 成松
Original Assignee
ソニ−マグネスケ−ル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニ−マグネスケ−ル株式会社 filed Critical ソニ−マグネスケ−ル株式会社
Priority to JP2327880U priority Critical patent/JPS6039765Y2/ja
Publication of JPS56124818U publication Critical patent/JPS56124818U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6039765Y2 publication Critical patent/JPS6039765Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気記録媒体層に一定波長の磁気信号を記
録して成る磁気格子を形威し、この磁気格子を基準目盛
として読み出すような測長器等に応用される磁気スケー
ルの改良に関する。
従来、この種の磁気スケールは例えば第1図に示すよう
に高透磁率材料から成る長尺なスケールベース2の上に
たとえはプラスチック磁石から成る磁気記録媒体層3を
積層し、さらに磁気記録媒体層3の上にベリリウム銅の
ような非磁性金属材料から成る保護板4を積層し、上記
磁気記録媒体層3には積層面に対し垂直な方向(矢印m
)に所定の波長入で磁化した磁気格子のパターンを形威
し、これを基準の目盛すなわち磁気目盛として構成され
ている。
このようにして形威された磁気目盛は上記磁気スケール
1に対向して配設された検出ヘッド5により読み取られ
るようになっている。
この検出ヘッド5は、強磁性金属から成る薄膜の磁電変
換素子6a、6bの磁気抵抗効果を応用して戊るもので
ある。
ここで各一対の磁電変換素子6a、6bはこれに対応し
た各一対の抵抗素子7a、7bとによって一組のブリッ
ジ回路8a、8bを構成すると共に上記磁電変換素子6
a、6bは所定間隔たとえばnを整数として(n±11
8)入だけ離して設けられ、各ブリッジ回路8a、8b
には励磁電源として互に位相差が90°異なる正弦波の
交流を供給腰上記ブリッジ回路8a、8bの出力を前段
増巾器9a、9bを介して主増巾器9cに入力して位相
変調をさせ、この主増巾器9cの出力をディジタル表示
装置Qに供給して表示するようになっている。
しかし、上記のような磁気スケール1は磁気目盛ピッチ
(上記波長λに相当するもの)が粗で(たとえば1蝕以
上のピッチ)あるような構成例に適用する場合には問題
がないが、磁気目盛ピッチを密(たとえば2rrvn以
下のピッチ)に形威しである場合にように検出ヘッド5
と磁気記録媒体層3との間のクリアランスgを小さくし
なければならないような構成例の場合には上記非磁性金
属材製の保護板4が存在するため上記クリアランスgを
小さくとることが不可能となるという問題があった。
すなわち、磁気目盛ピッチを密とする場合には、磁気格
子の信号磁界による漏洩磁束が減磁され易くなって、検
出ヘッド5の検出感度が劣化してしまう。
そこで、検出感度を上げるために検出ヘッド5を磁気記
録媒体層に近接させなければならないが、上記磁気スケ
ール1の保護板3が所定の厚みを有しているので上記近
接状態はおのずと限界がある。
本考案の目的は、上記のような問題点を解消するために
なされたもので、磁気目盛ピッチが密で検出ヘッドと磁
気スケール間に十分大きなりリアランスをとることがで
きないような構成例に適用して有用な磁気スケールを提
供することである。
また、本考案の他の目的は検出ヘッドと磁気スケール面
とが摺動接触可能にすると共に磁気記録媒体層全体の信
号磁束を減磁し難くすることである。
さらに、本考案の他の目的は簡単な構成により、成形性
に富んだ安価な磁気スケールを提供することである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の磁気スケール10の縦断面模式図であ
り、長尺な高透磁率材料から成るスケールベース11の
一表面11aに第2の磁気記録媒体層12として可塑性
のプラスチック磁石あるいはコム磁石を積層し、さらに
その上に第1の磁気記録媒体層13としてたとえば圧延
が可能なスピノーダル型合金磁石を積層している。
上記第2の磁気記録媒体層12はその厚みを0.2咽以
上とし、Baフェライト系あるいはSrフェライト系の
プラスチック磁石あるいはゴム磁石であって、成形性に
富み磁気エネルギー積の大きいものが適する。
また、上記第1の磁気記録媒体層13の材料は磁気的に
等方性あるいは厚み方向にのみ磁化容易性を示すスピノ
ーダル型合金磁石が好適である。
スピノーダル型合金磁石はスピノーダル分解に基づく析
出硬化型の合金磁石であり、Cu、 Ni、 C。
系合金、Fe、 Cr、 Co系合金等がある。
なお、本実施例においては第1の磁気記録媒体層13お
よび第2の磁気記録媒体層12の磁化状態は上記の如く
磁化方向が積層面に対し、第2図中に矢印gとして示す
ように垂直ないわゆる縦磁界記録を採用しているが、こ
れは縦磁界記録がいわゆる横磁界記録(積層面に対し平
行に磁化する場合)に比較して磁気目盛ピッチを密にし
ても信号磁界の着磁が容易なためである。
また、各磁化区分Uは交互にその磁化方向を変え規制的
な磁気目盛ピッチP。
をつくるようになっている。もちろん、検出ヘッド14
は磁気スケール10に対向して配設され、図示省略のデ
ィジタル表示系に接続されている。
以上のように、本考案は高透磁率材料から成るスケール
ベース11と、圧延可能なスピノーダル型合金磁石から
成る第1の磁気記録媒体層13との間に、プラスチック
磁石又はゴム磁石から成る第2の磁気記録媒体層12を
挟み込むように積層して上記各磁気記録媒体層12.1
3に磁気格子を記録形成したことを特徴とするので、磁
気目盛ピッチが密で検出ヘッド14と磁気スケール10
との間に十分大きなりリアランスをとることができない
ような構成例に適用することが可能となるという効果が
ある。
また、磁気スケール10の最表面に磁石エネルギー積の
大きく圧延可能なスピノーダル型合金磁石から成る第1
の磁気記録媒体層13を位置させたので検出ヘッド14
と磁気スケール10面との摺動接触が可能となり、第2
の磁気記録媒体層12の機械的損傷から保護し、かつ、
磁気記録媒体層全体として信号磁束を減磁させないよう
にすることができるという効果がある。
さらに、圧延可能なスピノーダル型合金磁石はきわめて
薄く(通常10μm程度の厚み)加工成形することがで
きるためプラスチック磁石又はゴム磁石と一体にするこ
とによりスピノーダル型合金磁石単独で磁気記録媒体層
を形成させる場合と比較して安価な磁気スケールを提供
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気スケールの構成例を示す縦断面模式
図と検出ヘッドに関係するブロック回路図、第2図は本
考案の磁気スケールの実施例を示す縦断面模式図である
。 10・・・・・・磁気スケール、11・・・・・・スケ
ールベース、12・・・・・・第2の磁気記録媒体層、
13・・・・・・第1の磁気記録媒体層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高透磁率材料から成るスケールベースと、圧延可能なス
    ピノーダル型合金磁石から成る第1の磁気記録媒体層と
    の間に、プラスチック磁石又はゴム磁石から成る第2の
    磁気記録媒体層を挟み込むように積層して上記各磁気記
    録媒体層に磁気格子を記録形成したことを特徴とする磁
    気スケール。
JP2327880U 1980-02-25 1980-02-25 磁気スケ−ル Expired JPS6039765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327880U JPS6039765Y2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 磁気スケ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327880U JPS6039765Y2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 磁気スケ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56124818U JPS56124818U (ja) 1981-09-22
JPS6039765Y2 true JPS6039765Y2 (ja) 1985-11-29

Family

ID=29619390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2327880U Expired JPS6039765Y2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 磁気スケ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6039765Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56124818U (ja) 1981-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100687513B1 (ko) 박막자계센서
JP3291208B2 (ja) 磁気抵抗効果型センサおよびその製造方法とそのセンサを備えた磁気ヘッド
US5818685A (en) CIP GMR sensor coupled to biasing magnet with spacer therebetween
JP3210192B2 (ja) 磁気検出素子
JP3206810B2 (ja) 磁気検出装置
JPS5836744B2 (ja) 磁気感知装置
JP2011163832A5 (ja)
KR100196581B1 (ko) 자기저항 효과소자
JPH01208715A (ja) 磁気抵抗ヘッドセンサー
JPS6039765Y2 (ja) 磁気スケ−ル
US5694275A (en) Magnetoresistive magnetic head
KR100234172B1 (ko) 박막 자기헤드의 자기 저항소자
JP3449160B2 (ja) 磁気抵抗効果素子及びそれを用いた回転センサ
JP3048552B2 (ja) 磁気記録再生方法及び磁気記録再生装置
US5699214A (en) Magnetic information detecting apparatus
JP2814741B2 (ja) 垂直磁化型磁気抵抗素子とそれを用いた磁気抵抗効果型磁気ヘッド
JPH0473210B2 (ja)
JPH05175572A (ja) 磁気抵抗効果素子とそれを用いた磁気ヘッドおよび記録再生装置
JPH05266439A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPH0763832A (ja) 磁気センサおよび磁界検出方法
JPH0414735B2 (ja)
JPS60157712A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘツド
JP3624355B2 (ja) 磁気抵抗センサ
JPS5936330B2 (ja) 磁気ヘツド
JPH041455Y2 (ja)