JPS6039402Y2 - 増階用の架構体 - Google Patents
増階用の架構体Info
- Publication number
- JPS6039402Y2 JPS6039402Y2 JP7742880U JP7742880U JPS6039402Y2 JP S6039402 Y2 JPS6039402 Y2 JP S6039402Y2 JP 7742880 U JP7742880 U JP 7742880U JP 7742880 U JP7742880 U JP 7742880U JP S6039402 Y2 JPS6039402 Y2 JP S6039402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame structure
- floor
- column
- upper floor
- lower floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は梁材を介して柱を継ぎ増すようにした増階用の
架構体に関する。
架構体に関する。
プレハブ建築物等軽量鉄骨等を用いてその骨組架構体を
形成した建築物において、例えば平家部分を2階建に建
て増すときには、従来第3図に例示するごとく、鍔部a
の上下に、例えば鋼管を用いてなる階上、階下の柱bw
cに嵌入しうる突部d、eを設けた連結金具5によ
り、前記柱す、 cを螺着、連結してきたが、柱す、
cを強固に接合するには高い嵌入精度が要求され連結金
具5は高価となる一方、柱す、 cを形成する鋼管内
孔寸度のバラツキ、変動等により、ややもすると、大き
な遊隙又は強い締代が全体或いは部分的に発生する結果
、その修正、取付作業には多大の手間を要していた。
形成した建築物において、例えば平家部分を2階建に建
て増すときには、従来第3図に例示するごとく、鍔部a
の上下に、例えば鋼管を用いてなる階上、階下の柱bw
cに嵌入しうる突部d、eを設けた連結金具5によ
り、前記柱す、 cを螺着、連結してきたが、柱す、
cを強固に接合するには高い嵌入精度が要求され連結金
具5は高価となる一方、柱す、 cを形成する鋼管内
孔寸度のバラツキ、変動等により、ややもすると、大き
な遊隙又は強い締代が全体或いは部分的に発生する結果
、その修正、取付作業には多大の手間を要していた。
本考案はかかる問題点を解決しうる増階用の架構体の提
供を目的とし、以下その一実施例を図面により説明する
。
供を目的とし、以下その一実施例を図面により説明する
。
第1〜2図は本考案の増階用の架構体1が平家部を2階
建に増階する場合のその一実施例を示し、階下柱2,2
に架設された屋根梁3に増築用の階上床梁4が載置固定
され、該階上床梁4により階下柱2に当接する階上柱5
が取付けられている。
建に増階する場合のその一実施例を示し、階下柱2,2
に架設された屋根梁3に増築用の階上床梁4が載置固定
され、該階上床梁4により階下柱2に当接する階上柱5
が取付けられている。
階下柱2は角筒鋼管を用いて形成され、又H形軽量形構
からなる屋根梁3は、その両端に、透孔6を設けた端部
プレート7が溶着され、該端部プレート6により、上フ
ランジ8の上面を階下柱2上端9に略一致せしめ透孔6
を通るボルトを用いて階下柱2,2間に螺結、架設され
る。
からなる屋根梁3は、その両端に、透孔6を設けた端部
プレート7が溶着され、該端部プレート6により、上フ
ランジ8の上面を階下柱2上端9に略一致せしめ透孔6
を通るボルトを用いて階下柱2,2間に螺結、架設され
る。
階上床梁4は、屋根梁3に比してややウェブ長さが大き
いH形軽量形鋼からなり、又その両端に固着された端部
プレート11を前記階下柱2側面上方に臨ませ、かつ屋
根梁3の上フランジ8にその下フランジ13が当接、載
置されかつボルトナツトを用いて固定される。
いH形軽量形鋼からなり、又その両端に固着された端部
プレート11を前記階下柱2側面上方に臨ませ、かつ屋
根梁3の上フランジ8にその下フランジ13が当接、載
置されかつボルトナツトを用いて固定される。
又階上柱5は、本実施例では階下柱2と同寸度の角筒鋼
管が用いられ、前記階下柱2の上端9にその下端15を
当接させつつ前記端部フレート11の透孔10を通るボ
ルトにより階上柱5の側面が螺結され、もって階下柱2
の上方に階上柱5が継設される。
管が用いられ、前記階下柱2の上端9にその下端15を
当接させつつ前記端部フレート11の透孔10を通るボ
ルトにより階上柱5の側面が螺結され、もって階下柱2
の上方に階上柱5が継設される。
然して本考案の構造では、屋根梁3に階上床梁4を固着
しているため架構体の水平面での剛性が向上し、風圧等
増築部分に作用する力を各階下柱に均等に分配、伝達で
き、階下柱2の増築に伴なう負担を軽減させるとともに
、階上床梁4の端部プレート11を用いて階上柱5を固
定するものであるため、第3図に示した従来方法に比し
て、連結金具5を除くことができ、その施工の簡便化を
はかりうる。
しているため架構体の水平面での剛性が向上し、風圧等
増築部分に作用する力を各階下柱に均等に分配、伝達で
き、階下柱2の増築に伴なう負担を軽減させるとともに
、階上床梁4の端部プレート11を用いて階上柱5を固
定するものであるため、第3図に示した従来方法に比し
て、連結金具5を除くことができ、その施工の簡便化を
はかりうる。
なお階下柱2、階上柱5の当接部分は必要により溶着す
ることもでき、又階下部分の壁面にプレースを用いてな
る耐久壁16を用いて階下部分を補強しうる。
ることもでき、又階下部分の壁面にプレースを用いてな
る耐久壁16を用いて階下部分を補強しうる。
なおかかる壁面の取換えは、実作業上、比較的容易に施
工しうる。
工しうる。
叙上のごとく本考案の増階用の架構体は、簡易な構成に
より増築用部分の骨組を形成でき、とくに軽量形鋼を用
いた建築物において2階又は3階等その増階用の架構体
として好適に採用しうる。
より増築用部分の骨組を形成でき、とくに軽量形鋼を用
いた建築物において2階又は3階等その増階用の架構体
として好適に採用しうる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はその
要部の分解斜視図、第3図は従来の連結金具を用いる柱
の連結を示す分解斜視図である。 2・・・・・・階下柱、3・・・・・・屋根梁、4・・
・・・・階上床梁、5・・・・・・階上柱、11・・・
・・・端部プレート。
要部の分解斜視図、第3図は従来の連結金具を用いる柱
の連結を示す分解斜視図である。 2・・・・・・階下柱、3・・・・・・屋根梁、4・・
・・・・階上床梁、5・・・・・・階上柱、11・・・
・・・端部プレート。
Claims (1)
- 階下柱間に架設される既存の鋼製の屋根梁に、増階用の
階上床梁を載置固定し、かつ該階上床梁の端部プレート
に、前記階下柱上端に当接しうる階上柱を固定すること
を特徴とする増階用の架構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7742880U JPS6039402Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 増階用の架構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7742880U JPS6039402Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 増階用の架構体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS571249U JPS571249U (ja) | 1982-01-06 |
JPS6039402Y2 true JPS6039402Y2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=29439996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7742880U Expired JPS6039402Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 増階用の架構体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039402Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237647A (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-18 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
JP2501811B2 (ja) * | 1987-01-27 | 1996-05-29 | 富士電機株式会社 | 冷凍装置 |
CN110158808B (zh) * | 2019-06-27 | 2024-01-16 | 河北工业大学 | 一种装配式钢管束混凝土竖向节点连接形式 |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7742880U patent/JPS6039402Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS571249U (ja) | 1982-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5579622A (en) | Floor frame assembly | |
JPS6039402Y2 (ja) | 増階用の架構体 | |
JP5004434B2 (ja) | スチールハウス | |
JP2561389Y2 (ja) | 鉄骨小梁・孫梁の接合部の構造 | |
JPS6235769Y2 (ja) | ||
JPH0223710Y2 (ja) | ||
JP2514578B2 (ja) | マンサ―ド屋根の小屋組構造および構築方法 | |
JPH0516330Y2 (ja) | ||
JPH08158469A (ja) | 耐火被覆付属ユニットの接合構造 | |
JPH0119728Y2 (ja) | ||
JPS6030324Y2 (ja) | 梁取付装置 | |
JPH0740010Y2 (ja) | 建築用外装パネルの取付装置 | |
JPS6217527Y2 (ja) | ||
JPH0338321Y2 (ja) | ||
JPH06185121A (ja) | 組立式ユニットハウス及びその施工方法 | |
JPH02167941A (ja) | 建物ユニットの連結構造 | |
JPS5929047Y2 (ja) | プレハブ住宅における外壁パネルの上端固定装置 | |
JP2958573B2 (ja) | 鉄骨コンクリート柱 | |
JPH0615045Y2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JPH049895B2 (ja) | ||
JPH0341521Y2 (ja) | ||
JPH0810082Y2 (ja) | 柱梁接合部構造 | |
JPH0714481Y2 (ja) | 家屋の構造 | |
JP2539997B2 (ja) | 小梁の取付具 | |
JPH0421970Y2 (ja) |