JP2501811B2 - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JP2501811B2 JP2501811B2 JP62016767A JP1676787A JP2501811B2 JP 2501811 B2 JP2501811 B2 JP 2501811B2 JP 62016767 A JP62016767 A JP 62016767A JP 1676787 A JP1676787 A JP 1676787A JP 2501811 B2 JP2501811 B2 JP 2501811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot gas
- gas bypass
- compressor
- bypass valve
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はホットガスバイパス法により容量制御を行
う冷凍装置，特にそのホットガスバイパス回路に関す
る。
う冷凍装置，特にそのホットガスバイパス回路に関す
る。
冷凍機の低負荷時における容量制御方法として頭記し
たホットガスバイパス法が従来より周知である。
たホットガスバイパス法が従来より周知である。
次に上記したホットガスバイパス法よる容量制御方式
を採用した従来における冷凍装置の冷媒回路を第２図に
示す。図において１は圧縮機、２は凝縮器、３は膨張
弁、４は蒸発器であり、これらを順に接続配管して主冷
媒回路５が構成されている。一方、前記の主冷媒回路５
とは別に圧縮機１の吐出側から凝縮器2,膨張弁３をバイ
パスし、ホットガスバイパス弁６を経て直接蒸発器４の
入口との間にはホットガスバイパス回路７が配管されて
いる。なお８は圧縮機１の吸込側に介装した蒸発圧力調
整弁である。
を採用した従来における冷凍装置の冷媒回路を第２図に
示す。図において１は圧縮機、２は凝縮器、３は膨張
弁、４は蒸発器であり、これらを順に接続配管して主冷
媒回路５が構成されている。一方、前記の主冷媒回路５
とは別に圧縮機１の吐出側から凝縮器2,膨張弁３をバイ
パスし、ホットガスバイパス弁６を経て直接蒸発器４の
入口との間にはホットガスバイパス回路７が配管されて
いる。なお８は圧縮機１の吸込側に介装した蒸発圧力調
整弁である。
かかる構成で冷凍負荷が少なくなった際には圧縮機１
の吐出ガスの一部をホットガスバイパス回路７を経て蒸
発器４へバイパスさせ、かつこのバイパスガス量を定圧
膨張弁としてのホットガスバイパス弁６で制御すること
により冷凍装置の容量制御を行う。これにより冷凍能力
を冷凍負荷変動に整合させて被冷却物を一定温度に保冷
することができる。
の吐出ガスの一部をホットガスバイパス回路７を経て蒸
発器４へバイパスさせ、かつこのバイパスガス量を定圧
膨張弁としてのホットガスバイパス弁６で制御すること
により冷凍装置の容量制御を行う。これにより冷凍能力
を冷凍負荷変動に整合させて被冷却物を一定温度に保冷
することができる。
ところで上記した冷凍装置では次記のような問題点が
ある。すなわち冷凍負荷が減少すると蒸発圧力調整弁８
により冷媒が絞られ、冷媒は過熱状態のまま圧縮機１に
吸い込まれる。このために圧縮機１からの吐出ガス温度
が過度に上昇し、かつ先記した容量制御動作により過度
に温度上昇したホットガスはそのままホットガスバイパ
ス回路７を流れることになる。一方、ホットガスバイパ
ス弁６として使用する通常市販品としての定圧膨張弁は
仕様上で耐熱性に付いて殆ど配慮が成されておらず、こ
のためにホットガスバイパス弁６が過度な高温に曝され
て寿命が低下する等、長期使用の上で信頼性に問題点が
残る。
ある。すなわち冷凍負荷が減少すると蒸発圧力調整弁８
により冷媒が絞られ、冷媒は過熱状態のまま圧縮機１に
吸い込まれる。このために圧縮機１からの吐出ガス温度
が過度に上昇し、かつ先記した容量制御動作により過度
に温度上昇したホットガスはそのままホットガスバイパ
ス回路７を流れることになる。一方、ホットガスバイパ
ス弁６として使用する通常市販品としての定圧膨張弁は
仕様上で耐熱性に付いて殆ど配慮が成されておらず、こ
のためにホットガスバイパス弁６が過度な高温に曝され
て寿命が低下する等、長期使用の上で信頼性に問題点が
残る。
この発明の目的は、ホットガスバイパス回路を通流す
るホットガス温度を冷却してホットガスバイパス弁の許
容値以下に抑えることにより、ホットガスバイパス弁の
耐熱性の問題点を解消して信頼性の向上を図るようにし
た冷凍装置を提供することにある。
るホットガス温度を冷却してホットガスバイパス弁の許
容値以下に抑えることにより、ホットガスバイパス弁の
耐熱性の問題点を解消して信頼性の向上を図るようにし
た冷凍装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、この発明によれば圧縮
機より凝縮器，膨張弁，蒸発器を経て圧縮機に戻る主冷
媒回路と、圧縮機の吐出側からホットガスバイパス弁を
経て蒸発器の入口に至る容量制御用のホットガスバイパ
ス回路とを備えて冷凍サイクルを構成した冷凍装置にお
いて、前記ホットガスバイパス回路におけるホットガス
バイパス弁の上流側にここを通流するホットガスの温度
をホットガスバイパス弁の許容値以下に冷却する放熱器
を介装して構成するものとする。
機より凝縮器，膨張弁，蒸発器を経て圧縮機に戻る主冷
媒回路と、圧縮機の吐出側からホットガスバイパス弁を
経て蒸発器の入口に至る容量制御用のホットガスバイパ
ス回路とを備えて冷凍サイクルを構成した冷凍装置にお
いて、前記ホットガスバイパス回路におけるホットガス
バイパス弁の上流側にここを通流するホットガスの温度
をホットガスバイパス弁の許容値以下に冷却する放熱器
を介装して構成するものとする。
上記の構成により、容量制御動作時にホットガスバイ
パス回路を通じてホットガスバイパス弁に流入するホッ
トガスがその前段で放熱器により冷却され、そのガス温
度が定圧膨張弁としてのホットガスバイパス弁の許容温
度以下の値に抑えられる。したがってホットガスバイパ
ス弁は長期使用にも耐熱的に充分耐え、安定した動作が
保証されるようになる。
パス回路を通じてホットガスバイパス弁に流入するホッ
トガスがその前段で放熱器により冷却され、そのガス温
度が定圧膨張弁としてのホットガスバイパス弁の許容温
度以下の値に抑えられる。したがってホットガスバイパ
ス弁は長期使用にも耐熱的に充分耐え、安定した動作が
保証されるようになる。
第１図はこの発明の実施例による冷凍装置の冷媒回路
図を示すものであり、第２図に対応する同一部品には同
じ符号が付してある。すなわちこの発明により、圧縮機
１の吐出側と蒸発器４の入口との間に配管したホットガ
スバイパス回路７におけるホットガスバイパス弁６の上
流側に符号９で示す放熱器が介装配備されている。この
放熱器９は容量制御動作時にホットガスバイパス回路７
を通流するホットガスを冷却する役目を果たすものであ
り、ホットガスバイパス弁６に流れるホットガスの温度
を耐熱性から規制されるホットガスバイパス弁６の許容
温度値以下に抑える程度とした小容量な熱交換器として
構成されている。
図を示すものであり、第２図に対応する同一部品には同
じ符号が付してある。すなわちこの発明により、圧縮機
１の吐出側と蒸発器４の入口との間に配管したホットガ
スバイパス回路７におけるホットガスバイパス弁６の上
流側に符号９で示す放熱器が介装配備されている。この
放熱器９は容量制御動作時にホットガスバイパス回路７
を通流するホットガスを冷却する役目を果たすものであ
り、ホットガスバイパス弁６に流れるホットガスの温度
を耐熱性から規制されるホットガスバイパス弁６の許容
温度値以下に抑える程度とした小容量な熱交換器として
構成されている。
かかる構成により、冷凍負荷の減少に伴って圧縮機１
の吐出ガス温度が上昇した運転状態でも、容量制御動作
によりホットガスバイパス回路７を通流するホットガス
が放熱器９により冷却され、ホットガスバイパス弁６を
流れるガス温度は定圧膨張弁としてのホットガスバイパ
ス弁６の許容温度値以下に抑えられることになる。した
がってホットガスバイパス弁は耐熱的に長期使用にも充
分耐えて安定した動作が保証されるようになる。
の吐出ガス温度が上昇した運転状態でも、容量制御動作
によりホットガスバイパス回路７を通流するホットガス
が放熱器９により冷却され、ホットガスバイパス弁６を
流れるガス温度は定圧膨張弁としてのホットガスバイパ
ス弁６の許容温度値以下に抑えられることになる。した
がってホットガスバイパス弁は耐熱的に長期使用にも充
分耐えて安定した動作が保証されるようになる。
以上述べたようにこの発明によれば、圧縮機より凝縮
器，膨張弁，蒸発器を経て圧縮機に戻る主冷媒回路と、
圧縮機の吐出側からホットガスバイパス弁を経て蒸発器
の入口に至る容量制御用のホットガスバイパス回路とを
備えて冷凍サイクルを構成した冷凍装置において、前記
ホットガスバイパス回路におけるホットガスバイパス弁
の上流側にここを通流するホットガスの温度をホットガ
スバイパス弁の許容値以下に冷却する放熱器を介装して
構成したことにより、従来の冷凍装置で問題となってい
たホットガスバイパス弁の耐熱性の問題点を解消し、長
期安定使用を可能にしてその耐久性，信頼性の向上を図
ることができる。
器，膨張弁，蒸発器を経て圧縮機に戻る主冷媒回路と、
圧縮機の吐出側からホットガスバイパス弁を経て蒸発器
の入口に至る容量制御用のホットガスバイパス回路とを
備えて冷凍サイクルを構成した冷凍装置において、前記
ホットガスバイパス回路におけるホットガスバイパス弁
の上流側にここを通流するホットガスの温度をホットガ
スバイパス弁の許容値以下に冷却する放熱器を介装して
構成したことにより、従来の冷凍装置で問題となってい
たホットガスバイパス弁の耐熱性の問題点を解消し、長
期安定使用を可能にしてその耐久性，信頼性の向上を図
ることができる。
第１図は本発明実施例による冷凍装置の冷媒回路図、第
２図は従来における冷凍装置の冷媒回路図である。各図
において、 1:圧縮機、2:凝縮器、3:膨張弁、4:蒸発器、5:主冷媒回
路、6:ホットガスバイパス弁、7:ホットガスバイパス回
路、9:放熱器。
２図は従来における冷凍装置の冷媒回路図である。各図
において、 1:圧縮機、2:凝縮器、3:膨張弁、4:蒸発器、5:主冷媒回
路、6:ホットガスバイパス弁、7:ホットガスバイパス回
路、9:放熱器。
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機より凝縮器，膨張弁，蒸発器を経て
圧縮機に戻る主冷媒回路と、圧縮機の吐出側からホット
ガスバイパス弁を経て蒸発器の入口に至る容量制御用の
ホットガスバイパス回路とを備えて冷凍サイクルを構成
した冷凍装置において、前記ホットガスバイパス回路に
おけるホットガスバイパス弁の上流側にここを通流する
ホットガスの温度をホットガスバイパス弁の許容値以下
に冷却する放熱器を介装して構成したことを特徴とする
冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62016767A JP2501811B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62016767A JP2501811B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63187058A JPS63187058A (ja) | 1988-08-02 |
| JP2501811B2 true JP2501811B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=11925368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62016767A Expired - Lifetime JP2501811B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501811B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2700929B2 (ja) * | 1989-08-28 | 1998-01-21 | 株式会社ゼクセル | 加速度センサ |
| JP2009063195A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 温度調節方法及びその装置 |
| JP2010236830A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 輸送用冷凍装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6056980B2 (ja) * | 1979-11-06 | 1985-12-12 | 三菱重工業株式会社 | 冷凍サイクル |
| JPS6039402Y2 (ja) * | 1980-06-04 | 1985-11-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 増階用の架構体 |
| JPS5754803A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Toshiba Corp | Inspecting device for transparent pattern |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62016767A patent/JP2501811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63187058A (ja) | 1988-08-02 |
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