JPS6039135A - 鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法 - Google Patents
鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法Info
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- JPS6039135A JPS6039135A JP14509283A JP14509283A JPS6039135A JP S6039135 A JPS6039135 A JP S6039135A JP 14509283 A JP14509283 A JP 14509283A JP 14509283 A JP14509283 A JP 14509283A JP S6039135 A JPS6039135 A JP S6039135A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄（Ｆｅ） 、珪素（Ｓｉ） 、アルミ（Ａ
ｔ）を主成分とする鉄−珪素−アルミ磁性合金を原料と
した圧粉磁心の製造方法に関するものである。
ｔ）を主成分とする鉄−珪素−アルミ磁性合金を原料と
した圧粉磁心の製造方法に関するものである。
Ｆｅ−８ｉ−Ａ７磁性合金は既に公知であり１重量でＳ
ｉ４〜１３％、Ａｔ４〜７係、残銑の組成のものが透磁
率が最も大きくなることが知られている。
ｉ４〜１３％、Ａｔ４〜７係、残銑の組成のものが透磁
率が最も大きくなることが知られている。
従来、 Ｆｅ −Ｓｉ −Ａｔ磁性合金で構成した圧粉
磁心は、インダクタンス素子として装荷線輪や高周波磁
心に用いられている。しかしガから、高性能な磁気特性
を有するフェライトの出現によって。
磁心は、インダクタンス素子として装荷線輪や高周波磁
心に用いられている。しかしガから、高性能な磁気特性
を有するフェライトの出現によって。
装荷線輪、ＬＣフィルタ用チョークコイルはフェライト
に置き換えられ、また電源用チョークコイル等にはＭｏ
−Ｎｉ −Ｆｅ ｆ主成分とするモリブデンパーマロ
イ圧粉磁心やフェライトが用いられ、現在では、 Ｆｅ
−Ｓｉ −Ａｌ系磁性合金の圧粉磁心はほとんど用い
られなくなっている。
に置き換えられ、また電源用チョークコイル等にはＭｏ
−Ｎｉ −Ｆｅ ｆ主成分とするモリブデンパーマロ
イ圧粉磁心やフェライトが用いられ、現在では、 Ｆｅ
−Ｓｉ −Ａｌ系磁性合金の圧粉磁心はほとんど用い
られなくなっている。
この理由は、Ｆｅ−８ｉ−Ａｔ系磁性合金は透磁率が８
０ （１０ｋＨｚ ） 、電力損失が７５０ ｋＷ／ｍ
３（２５ｋＨｚ 、 ２０００Ｇ ）であり、モリブデ
ンノぐ一マロイ圧粉磁心の透磁率１２５ （１０ｋＨｚ
） 、電力損失５５０ ｋＷ／ｍ３（２５ｋＴ（ｚ
、 ２０００Ｇ）に比して磁気特性が悪いことによる。
０ （１０ｋＨｚ ） 、電力損失が７５０ ｋＷ／ｍ
３（２５ｋＨｚ 、 ２０００Ｇ ）であり、モリブデ
ンノぐ一マロイ圧粉磁心の透磁率１２５ （１０ｋＨｚ
） 、電力損失５５０ ｋＷ／ｍ３（２５ｋＴ（ｚ
、 ２０００Ｇ）に比して磁気特性が悪いことによる。
一方で、モリブデンパーマロイの原料であるモリブデン
や／、ｏ−マロイの価格が高いので９合金自身が高価と
なる欠点があるが、 Ｆｅ −Ｓｉ −Ａｔは逆に廉価
である。
や／、ｏ−マロイの価格が高いので９合金自身が高価と
なる欠点があるが、 Ｆｅ −Ｓｉ −Ａｔは逆に廉価
である。
従って５本発明は廉価なＦｅ−８ｉ −ＡＬ系磁性合金
からなり、磁気特性を改善した圧粉磁心を製造する方法
を提供することを目的とする。
からなり、磁気特性を改善した圧粉磁心を製造する方法
を提供することを目的とする。
Ｆｅ−８ｔ−Ａｔ系圧粉磁心を電源用チョークコイルの
磁心として供するには、透磁率が大きいこと（μが１０
０以上）、電力損失ＰＬが小さいことが必要である。
磁心として供するには、透磁率が大きいこと（μが１０
０以上）、電力損失ＰＬが小さいことが必要である。
ところで、 Ｆｅ −５ｉ−Ａｔ系圧粉磁心は、溶解し
て得た合金を粉砕して粉末とし、プレス成型して得てい
るが、μの大きいものを得るためには密度を大きくしな
ければならないので、従来では、プレス成型時の圧力を
高くしていた。しかしながらＦｅ−８ｉ −Ａｔ系圧粉
磁心のプレス成型圧力は同じ磁性のフェライト粉をプレ
ス成型する圧力に比し１ケタ以上大きいことが必要であ
り、成型用金壓の選択特にそのコスト及び寿命に問題が
ある。それ故成型圧力をできるだけ小さくして所望の密
度を得て高いμを得る技術が要求された。
て得た合金を粉砕して粉末とし、プレス成型して得てい
るが、μの大きいものを得るためには密度を大きくしな
ければならないので、従来では、プレス成型時の圧力を
高くしていた。しかしながらＦｅ−８ｉ −Ａｔ系圧粉
磁心のプレス成型圧力は同じ磁性のフェライト粉をプレ
ス成型する圧力に比し１ケタ以上大きいことが必要であ
り、成型用金壓の選択特にそのコスト及び寿命に問題が
ある。それ故成型圧力をできるだけ小さくして所望の密
度を得て高いμを得る技術が要求された。
一方、粉末の成型には潤滑剤を混合して、プレス成型性
を改善する手段は知られている。そこで。
を改善する手段は知られている。そこで。
本発明者は例えば（Ｉ）ステアリン酸、 （ｉ）ステア
リン酸カルシウム、（叩ステアリン酸亜鉛、 （ｉｖ）
ステアリン酸アルミニウムを潤滑剤としてＦｅ−３ｉ−
Ａｔ系粉末に混合して種々検討を重ねたが、 （ｉｉ）
〜（１■）では成型体にヒビ、割れが発生して歩留が悪
く。
リン酸カルシウム、（叩ステアリン酸亜鉛、 （ｉｖ）
ステアリン酸アルミニウムを潤滑剤としてＦｅ−３ｉ−
Ａｔ系粉末に混合して種々検討を重ねたが、 （ｉｉ）
〜（１■）では成型体にヒビ、割れが発生して歩留が悪
く。
（１）では成型性が多少改善さ詐るものの、μの向上に
はならなかった。
はならなかった。
そこで５本発明者はさらに鋭意研究した結果。
Ｆｅ −Ｓｉ −Ａｔ系の合金粉末成型においては２合
金粉末に水を添加するとプレス成型性が改善され。
金粉末に水を添加するとプレス成型性が改善され。
高いμの圧粉磁心が得られることを発見した。
本発明は、このような発見にもとづくものである。
本発明は、鉄−珪素−アルミ系磁性合金あるいはそれら
に添加元素が含まれる磁性合金粉末に水分を添加後、成
形することを特徴とする鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧
粉磁心の製造方法である。
に添加元素が含まれる磁性合金粉末に水分を添加後、成
形することを特徴とする鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧
粉磁心の製造方法である。
以下２本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
Ｓｉ９．５％、 Ａｔ ５．５係、残銑の磁性合金粉末
に。
に。
バインダーとして水ガラス（硅酸ソーダーＪＩＳＫ１４
０８３号）ｅｏ、５％添加混合後、水分の添加量をかえ
た粉末（水分量）を作製し、各粉末をプレス成形後７５
０℃で水素中焼成した。得られた圧粉磁心の密度および
磁気特性を測定した。その結果を第１図に示す。図中曲
線ａ、ｂ、ｃ、ｄは含水量がそれぞれ０，１．５％、３
．０％、４．５％のものである。
０８３号）ｅｏ、５％添加混合後、水分の添加量をかえ
た粉末（水分量）を作製し、各粉末をプレス成形後７５
０℃で水素中焼成した。得られた圧粉磁心の密度および
磁気特性を測定した。その結果を第１図に示す。図中曲
線ａ、ｂ、ｃ、ｄは含水量がそれぞれ０，１．５％、３
．０％、４．５％のものである。
この結果かられかるように、粉末の水分量が増加すると
、透磁率、電力損失、磁束密度が大幅に向上する。これ
は、第１図（ｄ）に示されるように。
、透磁率、電力損失、磁束密度が大幅に向上する。これ
は、第１図（ｄ）に示されるように。
水分量が増加するにしたがって同一成形圧力で得られる
密度が高くなっていることによる。また。
密度が高くなっていることによる。また。
第２図に、水分量とプレス成形体強度（圧縮試験による
強度）の関係を示した。水分を混合することにより低い
圧力でも成型が可能であシ、また水分量が増加するにし
たがい成形体の強度が向上し搬送時のカケ、ワレが少な
くなシ量産製造時成形体の取シ扱いが容易になる。
強度）の関係を示した。水分を混合することにより低い
圧力でも成型が可能であシ、また水分量が増加するにし
たがい成形体の強度が向上し搬送時のカケ、ワレが少な
くなシ量産製造時成形体の取シ扱いが容易になる。
なお、粉末に対する水分の添加量は１０ ｗｔ％でも可
能であるが、５ｗｔ％を越えると、粉末がベタ（５） 一γ つき粉末作製の作業性あるいはプレス作業性に難点があ
り、水分の添加量は５ｗｔ％以下（０を含まず）が有効
と言える。
能であるが、５ｗｔ％を越えると、粉末がベタ（５） 一γ つき粉末作製の作業性あるいはプレス作業性に難点があ
り、水分の添加量は５ｗｔ％以下（０を含まず）が有効
と言える。
以上述べた如く本発明によれば、鉄−珪素−アルミ系磁
性合金あるいはそれらに添加元素が含壕れる磁性合金粉
末に水分を添加することによシ。
性合金あるいはそれらに添加元素が含壕れる磁性合金粉
末に水分を添加することによシ。
成形体の取り扱いが容易で磁気特性の良好な鉄−珪素−
アルミ系磁性合金圧粉磁心を低廉に提供しえる。
アルミ系磁性合金圧粉磁心を低廉に提供しえる。
第１図（ａ）〜（ｄ）は２本発明によ９２種々の添加水
分における成形圧力と、透磁率９重力損失、磁束密度、
および密度との関係をそれぞれ示すグラフ。 第２図は本発明による磁心の水分添加量と成形体強度と
の関係を示すグラフである。 １
分における成形圧力と、透磁率９重力損失、磁束密度、
および密度との関係をそれぞれ示すグラフ。 第２図は本発明による磁心の水分添加量と成形体強度と
の関係を示すグラフである。 １
Claims (1)
- １、 鉄−珪素−アルミラ主成分とする磁性合金の粉末
に水分を添加後、成形することを特徴とする鉄−珪素−
アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14509283A JPS6039135A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14509283A JPS6039135A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6039135A true JPS6039135A (ja) | 1985-02-28 |
| JPH0346521B2 JPH0346521B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=15377190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14509283A Granted JPS6039135A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 鉄−珪素−アルミ系磁性合金圧粉磁心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039135A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62196302A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-29 | Nippon Mining Co Ltd | 高純度タングステン粉末のプレス成型法 |
| JPS63137142A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Hitachi Metals Ltd | Ｆｅ−Ｓｉ−Ａ１系合金圧粉磁心 |
| JPS63176446A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-20 | Tokin Corp | 複合圧粉磁心材料とその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4845472A (ja) * | 1971-10-13 | 1973-06-29 |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP14509283A patent/JPS6039135A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4845472A (ja) * | 1971-10-13 | 1973-06-29 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62196302A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-08-29 | Nippon Mining Co Ltd | 高純度タングステン粉末のプレス成型法 |
| JPH0319281B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1991-03-14 | Nippon Mining Co | |
| JPS63137142A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Hitachi Metals Ltd | Ｆｅ−Ｓｉ−Ａ１系合金圧粉磁心 |
| JPS63176446A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-20 | Tokin Corp | 複合圧粉磁心材料とその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346521B2 (ja) | 1991-07-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |