JPS6038457Y2 - 電気かみそりの内刃取付構造 - Google Patents

電気かみそりの内刃取付構造

Info

Publication number
JPS6038457Y2
JPS6038457Y2 JP10074680U JP10074680U JPS6038457Y2 JP S6038457 Y2 JPS6038457 Y2 JP S6038457Y2 JP 10074680 U JP10074680 U JP 10074680U JP 10074680 U JP10074680 U JP 10074680U JP S6038457 Y2 JPS6038457 Y2 JP S6038457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
cutter
inner cutter
vibrator
inner blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10074680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5723269U (ja
Inventor
弘 飯田
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
Priority to JP10074680U priority Critical patent/JPS6038457Y2/ja
Publication of JPS5723269U publication Critical patent/JPS5723269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6038457Y2 publication Critical patent/JPS6038457Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気かみそりの内刃取付構造に関するもので
あり、部品点数の減少化と、内刃着脱の容易さを提示す
るものである。
〔従来技術〕 従来この種のものは、第7図の如く下方の回動軸(図示
せず)を中心に揺動して振動する振動子7に内刃受板2
2を係合し、該内刃受板を上方へ付勢させるための内刃
バネ17を備えて、内刃バネと内刃受板を振動子より外
れない様、Eりフグ21等の部品で止メていた。
そして、その内刃受板上部に内刃2に配設された内刃ピ
ン3,2本が係合し、内刃を保持する構造であった。
この為、振動子と内刃受板との嵌合部は、振動子の揺動
運動に対して、内刃受体は水平方向の往復動のみが伝達
される必要性から、該嵌合部にガタをつけておかなけれ
ばならず、このガタが騒音の原因であり又内刃振幅の減
少を招くものであり、切れ味の低下が著しかった。
内刃には、内刃ピンが2本も配設され、複雑な形状の内
刃受板及び、Eリング等の部品が数多く、組立づらく、
コストアップの要因であった。
〔構 戊〕
本考案は上述の欠点を除去するものであり、振動子の上
部外周に内刃バネを遊合し、該内刃バネは、振動ピンの
外周より突出する突起11で振動子より外れることなく
配設され、振動ピン上部には内刃ピンが嵌合される割り
溝が構成され、該割り溝には内壁中央にはR面突起が設
けられ、内刃ピンと嵌合する様に構成されている。
又、割り溝の上方のR面突部側方には前記内刃ピンが抜
は出ない様内方凸部とが設けられている。
〔実施例〕
以下に本考案による一実施例を図面に基づいてより詳細
に説明する。
まず構成より述べる。第1図は内刃の正面図であり、第
2図は第1図のA−A断面図であり、第3図は主要部の
振動ピンの斜視図であり、第4図は第3図のB−B断面
図であり、第5図は主要部の組立断面図であり、第6図
は第5図のC−C断面図である。
1は内刃体であり、同一ピッチで合成樹脂のモールド等
で固定して内刃2を形成する。
該内刃2の中央部には内刃2の往復動方向(第1図では
左右方向)と直交して金属の内刃ピン3が固着されてい
る。
第5図の如く、モ・−ター4の上部に偏心ジヨイント5
が係止される。
該ジヨイント5と係合される穴6を有した合成樹脂の振
動子7は、下方8で枢支される。
上方には振動ピン9(やはり合成樹脂)が一体で形成さ
れる。
該振動ピン9の上部外周10に突起11を口形状で構成
すると共に内刃2の往復動力向と直交して割り溝12を
有する。
第4図の如く該割り溝12の内壁上端には幅11の寸法
をもつ内方凸部13を有する。
同じく割り溝12の両内壁中央にR面14を構成し、該
R面14は1゜の寸法をもって威る。
又、R面14の両側には、13の寸法をもつ巾て溝15
が構成される。
振動子7の上面16と振動ピン9上の突起11との間の
外周にコイルバネである内刃バネ17が遊合されている
第2図の如<1.を内刃ピン3の直径とすると、(1□
〈1゜= 14 <13 )の関係にある。
〔作 用〕
次に操作について述べる。
内刃バネ17の内径は振動ピン9の口状の突起11より
小さくしである為、内刃バネ17を振動ピン9に挿入す
る場合、振動ピン9の上部外周10を内方へ倒して(弾
性変形させて)、口状の突起11の外周径を内刃バネ1
7の内径より小さくして挿入し、挿入し終わった時点で
、振動ピン上部外周10の倒れを解くと、内刃バネ17
は、口状の突起11が度忘りになって外れない。
内刃2を振動子7に取付ける場合には、振動ピン9の割
り溝12に内刃ピン3をセットして押し込めば、振動子
ピン9の内方凸部13をのり越え、割り溝12内のR面
14と内刃ピン3とが嵌合される。
内刃バネ17の上面19と内刃ピン3とが圧接されるこ
とにより常時内刃2は上方へ付勢される。
(l□〈1.)の関係において内刃バネ17の力では、
内刃2は、振動ピン9から外れない。
内刃2を外すときは、内刃2をそのまま上方へ持ち上げ
れば、前記突起11部が互いに外方に弾性変形し、簡単
に外れる。
振動子7及び筐体ケース20と外刃18の取付に、ガタ
が生じて、振動ピン9上に内刃2の中心が一致しない時
などは、内刃3が前記R面14を支点として内刃2が平
面方向に回転しこの回転によって、該ガタを吸収する。
この回転は(14<13)により、(la 14)の
寸法ガタ分だけ、回転できる。
又、(14=1□)の為、内刃2の往復時にガタがない
、又振動ピン9の割り溝内の中央部はR面14が構成さ
れる為、内刃2が回転しても、内刃ピン3と振動ピン9
との間にはガタは生じない。
〔効 果〕− 以上の様な本考案の作用効果として、内刃の動き(上下
、傾斜、回転、等)に対して、内刃ピンの嵌合部にガタ
が生じない為、内刃の駆動時に、音、ビビリ等が出る心
配がなく、振動子の振巾を確実に内刃に伝達する。
又、内刃ピンが割り溝のR面凸部と嵌合し、しかも割り
溝の両内壁とは13−1.の寸法の隙間があるため外刃
に対する振動ピン9の位置関係がバラクいても内刃の位
置が前記R面凸部を支点として13−1.の寸法範囲内
で適宜回動でき、従って内刃と外刃との密着が図れる。
内刃バネと内刃ピンとは点で当接して内刃に付勢力を与
える為、内刃は自由な動きが出来るばかりか、内刃バネ
の力はロスなく、内刃に働き、従って内刃と外刃の密着
性が常に最良の状態に保持される。
すなわち経時変化による切れ味の低下がない、しかも内
刃バネは振動ピン9の外周に配置されるため、その内周
配置に対して、コイルバネの径の大きい内刃バネとする
ことができるので内刃ピンの押上げ位置が幅広位置とな
り、従って、内刃の外端側の押上げ力を高める効果があ
り、又、内刃バネの径の大きくなるからバネ寸法のバラ
ツキがあってもバネ力が安定し、内刃押上げ力も安定す
るものである。
一方、内刃の着脱は、内刃を振動子の割り溝に挿入する
だけでよく、いたって簡単である。
又、内刃ピンは従来に比べて1本でよく、又、E IJ
ソング1、内刃受板22等の部品が不用の為、構造も簡
単で、コストも安価に出来る。
内刃バネ17の内径と、振動子ピン9の外径を等しく、
あるいは内刃バネ17の内径を小さめに構成すると、内
刃ピン2と振動ピン割り溝のR面14との嵌合にガタが
生じても、内刃バネ17の内方へ縮もうとする力で嵌合
のガタが吸収され、前述の音の発生等の影響がない。
以上の様に、本考案により、より優れた電気かみそりの
内刃取付構造を提言する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、内刃の正面図であり、第1図はA−A断面図
を第2図に示す。 第3図は、本考案の主要部の斜視図であり、B−B断面
図を第4図に示す。 第5図は、内刃が、振動子に取付けられた状態で、C−
C断面図を第6図に示す。 第7図は従来の実施例である。 1・・・・・・内刃体、2・・・・・・内刃、3・・・
・・・内刃ピン、4・・・・・・モーター、5・・・・
・・ジヨイント、6・・・・・・係合穴(振動子に配設
)、7・・・・・・振動子、8・・・・・・振動子の枢
支部、9・・・・・・振動ピン、10・・・・・・振動
ピンの上部外周、11・・・・・・口状突起(振動子ピ
ンに配設)、12・・・・・・割り溝(振動ピンに配設
)、13・・・・・・割り溝の内方凸部、14・・・・
・・割り溝のR面、15・・・・・・割り溝の巾(R面
の両側)、16・・・・・・振動子の上面、17・・・
・・・内刃バネ、18・・・・・・外刃、19・・・・
・・内刃バネの上面、20・・・・・・ケース、21・
・・・・・Eリング、22・・・・・・内刃受板、11
・・・・・・割り溝の内方凸部間のキヨリ、L2・・・
・・・割り溝のR面間のキヨリ、13・・・・・・割り
溝のR面側面部のキョリ、14・・・・・・内刃ピンの
外径寸法。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外刃18と、外刃18の内面に圧接摺動する内刃2と、
    内刃2と係合して往復動する振動子7と前記振動子7に
    配設され内刃2を外刃18に押圧する内刃バネ17とを
    有し、前記内刃2にはその下方中央に一つの内刃ピン3
    が内刃往復動方向と直交する方向に固定されており、前
    記振動子7の上端には上方に突出した振動ピン9が形成
    され、前記振動ピン9の上面には前記内刃ピン3が上下
    動可能に挿入される割り溝12が前記直交する方向に設
    けられており、前記割り溝12は前記内刃ピン3の径1
    4より幅広な内壁間開。 に形成され、しかもその両内壁の中央部にR面14に形
    成され対向するR面14の距離1□が前記内刃ピン3の
    径1、とほぼ同一となるよう設定された凸部と、前記溝
    12の上端に溝幅が前記径14より小さく且つ前記内刃
    ピン3が上方より挿入される際前記割り溝12の両内壁
    が外方に弾性変形して前記内刃ピン3が下方の前記割り
    溝12内に挿入されうる寸法に形成された内方凸部13
    とが設けられており、前記振動ピン9の上部外端には、
    前記割り溝12の両内壁の内方への弾性変形に伴なって
    前記内刃バネ17が前記振動ピン9の外周側に押入され
    た際前記内刃バネ17の内径より径大な寸法に形成され
    その抜は止めをなす突起11が形成されていることを特
    徴とする電気かみそりの内刃取付構造。
JP10074680U 1980-07-17 1980-07-17 電気かみそりの内刃取付構造 Expired JPS6038457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10074680U JPS6038457Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 電気かみそりの内刃取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10074680U JPS6038457Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 電気かみそりの内刃取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723269U JPS5723269U (ja) 1982-02-06
JPS6038457Y2 true JPS6038457Y2 (ja) 1985-11-16

Family

ID=29462301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10074680U Expired JPS6038457Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 電気かみそりの内刃取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038457Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215441A (ja) * 1984-04-12 1985-10-28 Taisei Corp 作業車両
JPS61282174A (ja) * 1985-06-10 1986-12-12 Morooka:Kk 自走式油圧供給ユニツト
JPS6446973A (en) * 1988-07-22 1989-02-21 Hitachi Ltd Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5723269U (ja) 1982-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5207731A (en) Electric shaver
JPS6038457Y2 (ja) 電気かみそりの内刃取付構造
JP2838027B2 (ja) 電気ひげそり器
JPS6040195Y2 (ja) 往復式電気かみそり
JP3158072B2 (ja) 振動子の固定方法および振動発生モータ
JPH0647415Y2 (ja) 往復動式電気かみそり
JPH046701Y2 (ja)
JPS6026779Y2 (ja) 振動式電気かみそりの内刃駆動体
JP3448420B2 (ja) 電気かみそり
JPS6026775Y2 (ja) 電気かみそり
JPS5830544Y2 (ja) 振動式電気かみそりの振動子取付構造
JPH0634786Y2 (ja) 揺動装置
JPS5935183Y2 (ja) 電気カミソリの駆動装置
JPS6136221Y2 (ja)
JPH0226446Y2 (ja)
JP2502774Y2 (ja) 往復動式電気かみそり
JPS5927899Y2 (ja) 往復動電気かみそり
JPS5913961Y2 (ja) 往復動電気かみそり
JPH0420368A (ja) 往復式電気かみそり
JPH084943Y2 (ja) 電気かみそり
JPS5927264Y2 (ja) 小型電気機器の駆動機構
JPH0632055Y2 (ja) 電気かみそり
JPS5818838Y2 (ja) 往復動電気かみそり
JPS5841906Y2 (ja) 往復動電気かみそり
JPH0316604Y2 (ja)