JPH0316604Y2 - - Google Patents

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JPH0316604Y2
JPH0316604Y2 JP19423585U JP19423585U JPH0316604Y2 JP H0316604 Y2 JPH0316604 Y2 JP H0316604Y2 JP 19423585 U JP19423585 U JP 19423585U JP 19423585 U JP19423585 U JP 19423585U JP H0316604 Y2 JPH0316604 Y2 JP H0316604Y2
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connecting shaft
rotating shaft
inner cutter
shaft
cutter body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータの回転軸に内刃を取付ける連
結構造を改良した回転式電気かみそりに関する。
〔従来の技術〕
従来例を示す第2図中1は本体ケース、2は本
体ケース1にねじ3で取付けられた外刃取付け
台、4は外刃取付け台2に着脱可能にねじ込んで
取付けられた外刃台である。また、5は本体ケー
ス1に内蔵したモータ、6はモータ5の回転軸で
ある。この軸6は本体ケース1および外刃取付け
台2を貫通しており、その先端部には回り止め用
のカツト部6aが設けられている。このカツト部
6aによつて取除かれる部分の断面がD字形状を
なすことから、カツト部6aは通常Dカツトと呼
ばれている。さらに、7はポリアセタール樹脂や
快削孔等の硬質材料で形成された連結軸で、これ
は回転軸6に嵌合して接着材により固定されてい
るとともに、先端部に上記Dカツトと同様な回り
止め部7aが設けられている。また8は内刃体
で、その樹脂製の内刃台9の裏面中央には、連結
軸7の外形よりも大径で、この軸7に着脱自在に
嵌合する連結穴10が設けられている。この穴1
0の底面には回り止め部7aに係合する係合凸部
10aが突設されているとともに、この凸部10
aの一側面は回り止め部7aと係合凸部10aと
の係合を案内するために傾斜されている。そし
て、上記連結軸7は、回転軸6の長さを補つて内
刃体8の高さ位置を外刃体4に対して適正な位置
に保持するとともに、回転軸6と連結穴10とを
直接嵌合するようにした場合に比較して、内刃体
8の回り止めの信頼性を高めるために使用される
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の構造では、回転軸6と連結軸7
との回り止め、連結軸7と内刃台9との回り止め
のために、これら各部品に凹凸を設ける加工また
は成形を施さなければならず、これによりコスト
が高いという問題があつた。さらに、連結軸7と
内刃台9の連結穴10とが、これらの間に隙間
(遊び)をもつて遊嵌状態に連結されることから、
異音を発生するという問題があつた。この異音
は、モータ5を動作させた状態で電気かみそりを
ある速度以上で顔に向けて下側から上側に肘を中
心に移動させた場合に発生する。この異音の発生
原因は、上記の移動に伴つて上記遊びにより連結
軸7をセンターとしてがたつきながら、内刃体8
が外刃体4の外刃板4aに接近するように移動す
ることによる。しかも、既述のように連結軸7と
内刃台9の連結穴10とが、これらの間に遊びを
もつて連結されていることから、外刃体4を外し
た状態において、誤つて内刃体8が連結軸7から
容易に外れ落ちてしまうという問題もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、モータの回転軸と一体に回転される
連結軸をゴム状弾性材料で形成するとともに、こ
の連結軸を、内刃台の裏面中央に上記連結軸の外
径より僅かに小径にして設けた連結孔に圧入し
て、上記回転軸と内刃台とを着脱可能に連結する
ことによつて、上記従来の問題点を解決したもの
である。
〔作用〕
上記解決手段を備えた回転式電気かみそりは、
連結軸がゴム状弾性材料であり、これが、その弾
性変形によつて回転軸外面および内刃体の連結穴
内面へ圧接して回転軸と内刃台とを連結するか
ら、格別な回り止め構造を必要とすることがない
とともに、連結軸の外面と連結穴の内面との間に
内刃体が不用意に動き得るような遊びが設けられ
ることが防止され、しかも、この連結軸を介して
モータの回転を内刃体に対して確実に伝えること
ができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を示す第1図中11は合成樹
脂製の本体ケースである。この本体ケース11の
上面には、合成樹脂により有底筒状に形成される
とともに内部がひげくず溜りを兼ねる外刃取付け
台12がねじ13により取付けられ、この台12
の外周面には雄ねじ溝が形成されている。なお、
この外刃取付け台12は本体ケース11と一体に
形成しても差支えない。そして、外刃取付け台1
2には外刃体14が着脱可能にねじ込んで取付け
られている。外刃体14は、一端開口側内面に雌
ねじ溝が形成された筒状体15の他端に、この他
端の開口を塞いで多数のひげ導入用小孔(図示し
ない)を有する外刃板16を取付けて形成されて
いる。
本体ケース11にはモータ17が内蔵されてお
り、その回転軸18は本体ケース11および外刃
取付け台12を貫通している。この回転軸18の
先端部には、回り止め用のカツト部等の加工は一
切設けられてないとともに、回転軸18と一体に
回転する連結軸19が支持されている。連結軸1
9はネオプレンゴムやシリコン系ゴム等のゴム状
弾性材料製であつて、回転軸18よりも大径に形
成されている。そして、この連結軸19は上記回
転軸18よりも小径にして設けられた取付け穴2
0を回転軸18に強く圧入して取付け固定されて
いる。なお、この連結軸19の取付けに当つて、
回転軸18に対する固定強度の信頼性をより高め
るために、必要により接着材を使用しても差支え
なく、本実施例の場合は接着材を使用している。
また、21は内刃体で、これは合成樹脂製の内
刃台22に複数板の内刃板23を取付けるととも
に、これらの内刃板23を夫々ばね線材24で上
方向に付勢して形成されている。内刃台22の裏
面中央には、連結軸19の外形よりも僅かに小径
でかつ穴底面が平坦な連結穴25が設けられてい
る。そして、この連結穴25を上記連結軸19に
僅かな力で着脱可能に圧入することによつて、上
記回転軸18と内刃体21とが連結軸19を介し
て連結されている。
上記の構成によれば、連結軸19の弾性変形に
よつて、回転軸18および連結穴25の寸法の多
少のばらつきに係わらず、この連結軸19が回転
軸18の外面に強く圧着されて、回転軸18と連
結軸19との間におけるすべりが防止されて回転
力の伝達が確保されるとともに、連結軸19が連
結穴25の内面に圧着されて、開口部19と連結
穴25との間におけるすべりが防止されて回転力
の伝達が確保される。これにより、回転軸18に
内刃体21を取付けるための各部品の寸法管理を
楽にできるとともに、回転軸18に対して連結軸
19を回り止めする構造、および連結軸19に対
して内刃台22を回り止めする構造を省略でき
る。よつて、回転軸18、連結軸19、および連
結穴25の構造、加工または成形をいずれも簡単
にでき、安価に得ることができる。勿論、上記の
回転力の確実な伝達により、内刃板23が外刃板
16の内面に沿つて摺動して、外刃板16のひげ
導入用小孔から導入されるひげを切断することが
できる。
そして、既述のようにゴム状弾性材料製の連結
軸19の弾性変形により、連結軸19の外面が連
結穴25の内面に圧接するから、これらの間に内
刃体21が不用意に動き得るような遊びが設けら
れることを防止できる。これにより、モータ17
を動作させた状態で、電気かみそりをある速度以
上で顔に向けて下側から上側に肘を中心に移動さ
せた場合等においても、内刃体21が連結軸19
をセンターとしてがたつきながら、外刃体14の
外刃板16に接近するように移動することが防止
される。したがつて、異音の発生が防止されるも
のであり、異状があるのではないかという不安感
を使用者に与えることがない。
しかも、連結軸19の外周面が連結穴25の内
面に圧接していることにより、連結軸19と連結
穴25との間に遊びがある場合に比較して、連結
軸19に対する内刃体21の移動は困難である。
このため、外刃体14を取外した状態で、誤つて
下向きにした場合であつても、内刃体21が不用
意に外れ落ちて、破損するような危険性を防止で
きる。しかしながら、内刃体21の掃除等に当つ
て、内刃体21を手指で引張る場合には連結軸1
9から内刃体21を抜き外すことができることは
勿論である。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案において連結穴25に内周面に軸方向
に沿う溝を一つ以上設けて実施する場合には、連
結軸19の周面の一部が上記溝に入り込むから、
連結軸19に対する内刃体21の回り止め性能を
より向上できる。また、上記一実施例では連結軸
19を回転軸18に圧入固定したが、連結軸19
を回転軸18に着脱可能にして内刃台21に圧入
固定して実施するようにしても差支えない。その
他、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、モータの回転軸、連結軸、内刃体およ
びその内刃台、連結穴等の具体的な構造、形状、
位置および材質等は、上記一実施例に制約される
ことなく種々の態様に構成して実施できることは
勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、弾性変形して回転軸外
面および内刃体の連結穴内面へ圧接されるゴム状
弾性材料製の連結軸で、回転軸と内刃台とを連結
したから、回転軸と連結軸との間および連結軸と
内刃台との間の回り止め構造を省略でき、これに
よりコストダウンを図り得、そして、連結軸に対
して内刃体が不用意に動くことを防止して、異音
の発生を防止できるとともに、外刃体を外した状
態において内刃体が不用意に外れ落ちることを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。第2図は従来例を示す縦断面図である。 17……モータ、18……回転軸、19……連
結軸、21……内刃体、22……内刃台、25…
…連結穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの回転軸よりも大径に形成されたゴム状
    弾性材料製の連結軸を、上記回転軸に対しこれと
    一体回転可能に支持し、上記モータの動力によつ
    て回転される内刃体が備える内刃台の裏面中央
    に、上記連結軸の外径より僅かに小径な連結穴を
    設け、この連結穴に上記連結軸を圧入して上記回
    転軸と内刃台とを着脱可能に連結したことを特徴
    とする回転式電気かみそり。
JP19423585U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0316604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19423585U JPH0316604Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19423585U JPH0316604Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS62101480U JPS62101480U (ja) 1987-06-27
JPH0316604Y2 true JPH0316604Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=31151021

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19423585U Expired JPH0316604Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8336211B2 (en) * 2004-06-21 2012-12-25 Koninklijke Philips Electronics N.V Shaving apparatus

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JPS62101480U (ja) 1987-06-27

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