JPH0560152U - 小型モータ固定装置 - Google Patents
小型モータ固定装置Info
- Publication number
- JPH0560152U JPH0560152U JP17092U JP17092U JPH0560152U JP H0560152 U JPH0560152 U JP H0560152U JP 17092 U JP17092 U JP 17092U JP 17092 U JP17092 U JP 17092U JP H0560152 U JPH0560152 U JP H0560152U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- piece
- mounting
- motor body
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性を向上させ、かつ、モータ本体を強固
に固定し得る小型モータ固定装置を提供する。 【構成】 モータ本体1の外周から外方に突出する金属
製の複数の取付片4に係止突起5を打ち出し加工により
形成し、合成樹脂製のフレーム6に形成された屈撓自在
の複数の係止片8に係止凹部9を形成し、係止突起5を
係止凹部9に係止させることによりモータ本体1を固定
するが、取付片4の係止突起5を打ち出し加工により滑
らかな曲面をもって形成することにより、係止突起5と
係止凹部9との係止力を強くしても係止片8の損傷を防
止する。
に固定し得る小型モータ固定装置を提供する。 【構成】 モータ本体1の外周から外方に突出する金属
製の複数の取付片4に係止突起5を打ち出し加工により
形成し、合成樹脂製のフレーム6に形成された屈撓自在
の複数の係止片8に係止凹部9を形成し、係止突起5を
係止凹部9に係止させることによりモータ本体1を固定
するが、取付片4の係止突起5を打ち出し加工により滑
らかな曲面をもって形成することにより、係止突起5と
係止凹部9との係止力を強くしても係止片8の損傷を防
止する。
Description
【0001】
本考案は、小型モータ固定装置に関する。
【0002】
電気機器においては小型モータが多用されているが、近来は螺子を使用せずに 小型モータを固定する構造が採用されている。その一例を図3及び図4に基づい て説明する。モータ本体1の中心から突出する回転軸2には被駆動部(図示せず )を駆動するためのピニオン3が固定されている。また、モータ本体1には外方 に突出する金属製の複数の取付片4が固定的に設けられ、これらの取付片4には 係止孔12が形成されている。また、モータ本体1の一端が当接される取付面6 aを有するフレーム6が設けられている。このフレーム6はABSやポリカーボ ネート等のような合成樹脂により形成されている。前記取付面6aには、前記ピ ニオン3を突出させるための開口部7が形成されているとともに、前記取付片4 に対向する複数の係止片13が屈撓自在に形成されている。そして、取付片4に は係止孔12が形成され、図4に示すように、前記係止片13には係止孔12に 係止される係止突起14が一体的に形成されている。
【0003】 したがって、組立てに際しては、ピニオン3を開口部7に挿入し、係止片13 の間で取付片4をフレーム6の取付面6aに当接し、回転軸2を中心にモータ本 体1を回して取付片4の係止孔12と係止片13の係止突起14とを係止させる ことによりモータ本体1が固定される。
【0004】
従来の構造は、モータ本体1を強固に固定するために、係止片13による取付 面6aに対する取付片4の圧接力を大きくすると、係止片13と取付面6aとの 間に取付片4を押し込む時に、取付片4のエッジにより係止片13の係止突起1 4が削られてしまう。これにより、メンテナンスに際してモータを交換する度に 係止片13の係止突起14が摩耗し、モータ本体1を確実に固定することができ なくなる問題がある。
【0005】
本考案は、モータ本体の外周から外方に突出する金属製の複数の取付片と、前 記モータ本体の一端が当接される取付面を有する合成樹脂製のフレームと、この フレームに一体的に形成されて前記取付片に対向する屈撓自在の係止片と、前記 取付片の一面に打ち出し加工された係止突起と、前記係止片の内面に形成されて 前記係止突起に係止された係止凹部とにより構成した。
【0006】
モータ本体の取付片をフレームの取付面と係止片との間に位置させて係止突起 を係止凹部に係止させることによりモータ本体を固定するが、取付片の係止突起 を打ち出し加工によりエッジのない滑らかな曲面をもって形成することができ、 したがって、係止突起と係止凹部との係止力を強くしても係止片の損傷を防止す ることができる。
【0007】
本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。図3及び図4において 説明した部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。モータ本体1の取付 片4には係止突起5が打ち出し加工により形成されている。また、フレーム6に は複数の係止片8が屈撓自在に形成されている。これらの係止片8の下面には、 係止突起5に弾発的に係止される係止凹部9と、この係止凹部9から先端に向か うに従い次第に取付面6aから離反する方向に傾斜する案内面10と、取付片4 の一側縁に当接するストッパ11とが形成されている。
【0008】 このような構成において、ピニオン3を開口部7に挿入し、係止片8の間で取 付片4をフレーム6の取付面6aに当接し、回転軸2を中心にモータ本体1を回 して取付片4の係止突起5と係止片8の係止凹部9とを係止させることによりモ ータ本体1が固定される。この時、係止突起5を案内面10により案内して滑ら かに係止片8の内面に案内することができ、しかも、取付片4の係止突起5を打 ち出し加工によりエッジのない滑らかな曲面をもって形成することができ、した がって、係止突起5と係止凹部9との係止力を強くしても合成樹脂製の係止片8 の損傷を防止することができる。
【0009】
本考案は、モータ本体の外周から外方に突出する金属製の複数の取付片と、前 記モータ本体の一端が当接される取付面を有する合成樹脂製のフレームと、この フレームに一体的に形成されて前記取付片に対向する屈撓自在の係止片と、前記 取付片の一面に打ち出し加工された係止突起と、前記係止片の内面に形成されて 前記係止突起に係止された係止凹部とにより構成したので、モータ本体の取付片 をフレームの取付面と係止片との間に位置させて係止突起を係止凹部に係止させ ることによりモータ本体を固定するが、取付片の係止突起を打ち出し加工により エッジのない滑らかな曲面をもって形成することができ、したがって、係止突起 と係止凹部との係止力を強くしても係止片の損傷を防止することができる効果を 有する。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】取付片と係止片との係止状態を示す一部の縦断
側面図である。
側面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【図4】取付片と係止片との係止状態を示す一部の縦断
側面図である。
側面図である。
1 モータ本体 4 取付片 5 係止突起 6 フレーム 6a 取付面 8 係止片 9 係止凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 モータ本体の外周から外方に突出する金
属製の複数の取付片と、前記モータ本体の一端が当接さ
れる取付面を有する合成樹脂製のフレームと、このフレ
ームに一体的に形成されて前記取付片に対向する屈撓自
在の係止片と、前記取付片の一面に打ち出し加工された
係止突起と、前記係止片の内面に形成されて前記係止突
起に係止された係止凹部とよりなることを特徴とする小
型モータ固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17092U JPH0560152U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 小型モータ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17092U JPH0560152U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 小型モータ固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560152U true JPH0560152U (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11466550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17092U Pending JPH0560152U (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 小型モータ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560152U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247148A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用パワーシート装置の駆動装置 |
JP2009095085A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Seiko Instruments Inc | 駆動装置及び駆動装置を搭載した電子機器 |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP17092U patent/JPH0560152U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247148A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用パワーシート装置の駆動装置 |
JP2009095085A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Seiko Instruments Inc | 駆動装置及び駆動装置を搭載した電子機器 |
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