JPS5854867Y2 - 小型モ−タの磁石支持装置 - Google Patents
小型モ−タの磁石支持装置Info
- Publication number
- JPS5854867Y2 JPS5854867Y2 JP1975136150U JP13615075U JPS5854867Y2 JP S5854867 Y2 JPS5854867 Y2 JP S5854867Y2 JP 1975136150 U JP1975136150 U JP 1975136150U JP 13615075 U JP13615075 U JP 13615075U JP S5854867 Y2 JPS5854867 Y2 JP S5854867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring body
- permanent magnets
- side end
- permanent magnet
- brought
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロータを囲んで互いに相対する一対の永久磁
石２，２ａをケース１内に配設し、両永久磁石２，２ａ
の各一方の相対する側端面にケース１より切起こした爪
片４を夫々当接させ且つ両永久磁石２，２ａの各他方の
相対する側端面対向部間にし字状のばね体３を配置し、
ばね体３の長側片３ａを一方の永久磁石２側端面２点以
上で弾接させるとともにばね体３の園側片３ｂ先端を他
方の永久磁石２ａの側端面に弾接させて成る小型モータ
の磁石支持装置に係り、その目的とするところは振動や
衝撃に対しても十分強固に永久磁石を定位置に保持する
ことができ、組付けが容易にできて安価な小型モータの
磁石支持装置を提供するにある。
石２，２ａをケース１内に配設し、両永久磁石２，２ａ
の各一方の相対する側端面にケース１より切起こした爪
片４を夫々当接させ且つ両永久磁石２，２ａの各他方の
相対する側端面対向部間にし字状のばね体３を配置し、
ばね体３の長側片３ａを一方の永久磁石２側端面２点以
上で弾接させるとともにばね体３の園側片３ｂ先端を他
方の永久磁石２ａの側端面に弾接させて成る小型モータ
の磁石支持装置に係り、その目的とするところは振動や
衝撃に対しても十分強固に永久磁石を定位置に保持する
ことができ、組付けが容易にできて安価な小型モータの
磁石支持装置を提供するにある。
以下本考案を実施例図により詳述する。
第１図は本考案実施例の磁石支持装置を施す小型モータ
の外観を示し、第２図はその縦断面図、第３図はＸ−Ｘ
断面図である。
の外観を示し、第２図はその縦断面図、第３図はＸ−Ｘ
断面図である。
１はケースで、該ケース１内にロータを囲むように２個
の永久磁石２，２ａが配設されており、ケース１周胴面
から切起こした爪片４・・・・・・を永久磁石２，２ａ
の側端面に係合して該永久磁石２，２ａの周方向の移動
を係止するとともにケース１周胴面から切起こした係止
爪５，５を永久磁石２，２ａの上端面に係合して該永久
磁石２゜２ａのスラスト方向の移動を係止するようにし
である。
の永久磁石２，２ａが配設されており、ケース１周胴面
から切起こした爪片４・・・・・・を永久磁石２，２ａ
の側端面に係合して該永久磁石２，２ａの周方向の移動
を係止するとともにケース１周胴面から切起こした係止
爪５，５を永久磁石２，２ａの上端面に係合して該永久
磁石２゜２ａのスラスト方向の移動を係止するようにし
である。
３は本考案に係るし字状のばね体で、上記爪片４・・・
・・・及び係止爪５，５では永久磁石２，２ａをがた付
きなく固定することが困難であるため設けられたもので
あり、永久磁石２，２ａの対向端面間に配置される。
・・・及び係止爪５，５では永久磁石２，２ａをがた付
きなく固定することが困難であるため設けられたもので
あり、永久磁石２，２ａの対向端面間に配置される。
しかしては゛ね体３は第４図に示すように寸法ｌを有す
る長側片３ａと寸法ｌ′を有する園側片３ｂとを有し、
ばね体３の長側片３ａを２点ａ、ａ’間において一方の
永久磁石２の側端面に弾接し、園側片３ｂの先端を他方
の永久磁石２ａの側端面に点すにおいて弾接するように
しである。
る長側片３ａと寸法ｌ′を有する園側片３ｂとを有し、
ばね体３の長側片３ａを２点ａ、ａ’間において一方の
永久磁石２の側端面に弾接し、園側片３ｂの先端を他方
の永久磁石２ａの側端面に点すにおいて弾接するように
しである。
従来の磁石固定装置においては、永久磁石２，２ａの端
面間に第５図図示のようにＵ字状のばね体３を配置して
いたが、かかるばね体３は両側片が同長のものを用いて
いたため、ばね体３と永久磁石２，２ａの側端面との弾
接個所は夫々点ｃ、ｃ’の各一点となり、点ｃ、ｃ’の
みで永久磁石２，２ａを固定することとなって、作用点
が安定せず、第５図において紙面に垂直な方向（第３図
矢印方向）の衝撃力が加わった場合、上記配設部からば
ね体３が外れやすく、確実な永久磁石２，２ａの固定が
できない問題があった。
面間に第５図図示のようにＵ字状のばね体３を配置して
いたが、かかるばね体３は両側片が同長のものを用いて
いたため、ばね体３と永久磁石２，２ａの側端面との弾
接個所は夫々点ｃ、ｃ’の各一点となり、点ｃ、ｃ’の
みで永久磁石２，２ａを固定することとなって、作用点
が安定せず、第５図において紙面に垂直な方向（第３図
矢印方向）の衝撃力が加わった場合、上記配設部からば
ね体３が外れやすく、確実な永久磁石２，２ａの固定が
できない問題があった。
本考案は上述の点に鑑みて提供せるものであって、永久
磁石の一方の側端面をケースより切起こした爪片で、他
方の側端面をばね体で支持したので、永久磁石は爪片に
よって位置決めされ、衝撃を受けた際にばね体が永久磁
石に加えている圧力が変動したとしても定位置に永久磁
石が保持されるものであり、またばね体をし字状として
ばね体の長側片を一方の永久磁石の側端面に２点以上で
弾接させるとともにばね体の園側片先端を他方の永久磁
石の側端面に弾接させたので、ばね体の作用点が両永久
磁石合わせて３点以上となってばね体力巾身の不要な動
きを抑制し、振動や衝撃に対し安定してその配設部から
外れ落ちるようなことがなくなり、このため永久磁石を
安定して固定することができるものであり、しかも従来
のＵ字状ばねに比してコスト高を生じるようなこともな
くて安価である上に、ばね体が長側片と園側片とからな
るし字状であるためにばね体を一対の永久磁石の側端面
対向部間に配設すれば、長側片が永久磁石の側端面に２
点以上で必ず弾接するようにばね体が自身の姿勢を保持
するのでばね体の組付けが容易であって自動化設備を採
用することも可能である利点を有する。
磁石の一方の側端面をケースより切起こした爪片で、他
方の側端面をばね体で支持したので、永久磁石は爪片に
よって位置決めされ、衝撃を受けた際にばね体が永久磁
石に加えている圧力が変動したとしても定位置に永久磁
石が保持されるものであり、またばね体をし字状として
ばね体の長側片を一方の永久磁石の側端面に２点以上で
弾接させるとともにばね体の園側片先端を他方の永久磁
石の側端面に弾接させたので、ばね体の作用点が両永久
磁石合わせて３点以上となってばね体力巾身の不要な動
きを抑制し、振動や衝撃に対し安定してその配設部から
外れ落ちるようなことがなくなり、このため永久磁石を
安定して固定することができるものであり、しかも従来
のＵ字状ばねに比してコスト高を生じるようなこともな
くて安価である上に、ばね体が長側片と園側片とからな
るし字状であるためにばね体を一対の永久磁石の側端面
対向部間に配設すれば、長側片が永久磁石の側端面に２
点以上で必ず弾接するようにばね体が自身の姿勢を保持
するのでばね体の組付けが容易であって自動化設備を採
用することも可能である利点を有する。
第１図は本考案実施例の正面図、第２図は同上の縦断面
図、第３図は同上のＸ−Ｘ断面図、第４図は同上のばね
体による永久磁石固定部の拡大断面図、第５図は従来の
ばね体による永久磁石固定部の拡大断面図であり、１は
ケース、２，２ ａは夫々永久磁石、３はばね体で３
ａ 、３ ｂは夫々長側片及び園側片、４は爪片である
。
図、第３図は同上のＸ−Ｘ断面図、第４図は同上のばね
体による永久磁石固定部の拡大断面図、第５図は従来の
ばね体による永久磁石固定部の拡大断面図であり、１は
ケース、２，２ ａは夫々永久磁石、３はばね体で３
ａ 、３ ｂは夫々長側片及び園側片、４は爪片である
。
Claims (1)
- ロータを囲んで互いに相対する一対の永久磁石をケース
内に配設し、両永久磁石の各一方の相対する側端面にケ
ースより切起こした爪片を夫々当接させ且つ両永久磁石
の各他方の相対する側端面対向部間にし字状のばね体を
配置し、ばね体の長側片を一方の永久磁石側端面に２点
以上で弾接させるとともにばね体の園側片先端を他方の
永久磁石の側端面に弾接させて成る小型モータの磁石支
持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975136150U JPS5854867Y2 (ja) | 1975-10-04 | 1975-10-04 | 小型モ−タの磁石支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975136150U JPS5854867Y2 (ja) | 1975-10-04 | 1975-10-04 | 小型モ−タの磁石支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5248616U JPS5248616U (ja) | 1977-04-06 |
| JPS5854867Y2 true JPS5854867Y2 (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=28616161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975136150U Expired JPS5854867Y2 (ja) | 1975-10-04 | 1975-10-04 | 小型モ−タの磁石支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854867Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54116966U (ja) * | 1978-02-03 | 1979-08-16 | ||
| JPS5850759B2 (ja) * | 1978-02-28 | 1983-11-12 | シャープ株式会社 | 洗濯機の制御方法 |
| JPS54115567A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-08 | Hitachi Ltd | Full automatic washing machine |
| JPS6089751U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-19 | 自動車電機工業株式会社 | 小型モ−タのマグネツト固定装置 |
-
1975
- 1975-10-04 JP JP1975136150U patent/JPS5854867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5248616U (ja) | 1977-04-06 |
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