JP2502774Y2 - 往復動式電気かみそり - Google Patents

往復動式電気かみそり

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JP2502774Y2 JP1990095363U JP9536390U JP2502774Y2 JP 2502774 Y2 JP2502774 Y2 JP 2502774Y2 JP 1990095363 U JP1990095363 U JP 1990095363U JP 9536390 U JP9536390 U JP 9536390U JP 2502774 Y2 JP2502774 Y2 JP 2502774Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上野利用分野) 本考案は往復動式電気かみそりに関する。
(従来の技術) 往復動式電気かみそりにおいては、一対の構体を組合
せて構成される本体の内部に、電動機の回転を駆動体の
往復運動に変化する駆動装置を設けたものがある。
この形式の往復動式電気かみそりは、従来第4図に示
される構成が採用されている。
図中1は直方体状のケースをなす本体で、この本体1
の上部には外刃体を取付ける段部2が周方向に沿って形
成され、上端面には孔3が形成されている。本体1は第
3図に示すように合成樹脂で形成された一対の構体4,5
を組合せて構成される二つ割り型をなしている。(第4
図では本体1を構成する2個の構体4、5が示されない
ので、第3図を用いて示されている。第4図では構体5
のみが示されている。)すなわち、本体1はその厚さ方
向の中間部を接合線(分割線)として2分割したもので
あり、一対の構体4,5は本体1を2分割した形状をなし
て、本体1の接合線(分割線)に沿った接合面4a,5aを
有している。そして、構体4,5は第3図のように向い合
せ、この接合面4a,5aを突合せて組合せている。組合せ
た構体4,5を相互に結合固定するためには次に述べる構
成が採用されている。第4図に示すように各構体4、5
の接合面4a,5aにおいて対向する複数箇所に、本体厚さ
方向に沿って孔6を夫々形成し、構体4の孔6と構体5
の孔6にわたってタッピンねじ7を螺挿して締め付ける
構成である。
本体1の内部には、電動機8およびこの電動機8の主
軸8aに連結する偏心カム9が設けられ、さらに偏心カム
9の偏心回転を往復動に変換する駆動体10が設けられて
いる。この駆動体10は弾性材料で形成されたもので、第
3図にも示すよう駆動部10a、この駆動部10の両端に連
結された弾性を有するU字状をなす一対の脚部10b,10c
およびこの一対の脚部10b,10cの先端に形成された片状
の一対の取付け部10d,10eを有するものである。駆動体1
0は本体1の上部中央に配置さ脚部10b,10cの取り付け部
10d,10eが本体1に取り付けられている。このため駆動
体10の駆動部10aが脚部10b,10cにより往復動可能に支持
される。駆動体10の取付け部10d,10eを本体1に取付け
るためには、次に述べる構成が採用されている。第4図
に示すように本体1を構成する一対の構体4、5の夫々
の上面壁の内面において孔3を挟んで対向する位置に、
両方の構体4、5にわたってリブ状の一対の取付け部11
A,11Bを突出形成し、駆動体10の取付け部10d,10eを本体
1の一対の取付け部11A,11Bに挿入係合する構成であ
る。
そして、駆動体10の駆動部10aは偏心カム9に設けた
軸9aと連結される。このため、偏心カム9が偏心回転す
ると、本体1に固定された脚部10b,10cが揺動して駆動
部10aが左右方向に往復動する。
なお、駆動体10の駆動部10aの上部には直立する駆動
軸12が例えば駆動部10aと一体に形成され、この駆動軸1
2は本体1の孔3を通って上側に突出している。本体1
の孔3と駆動体10の駆動部10aとの間には、ダイアフラ
ム形のシール部材13が設けられている。
本体1の段部には、外刃ケース14とこの外刃ケース14
に取付けられた薄板状の外刃15からなる外刃体16が上側
から被せて取付けてある。外刃体16を本体1に取付ける
ためには、例えば本体1の外面に係合部17を形成し、外
刃ケース14の内面に係合部18を形成して、両係合部17、
18を相互に係合させる構成を採用する。外刃体16の内側
には図示しない内刃体が設けられている。この内刃体
は、駆動軸12に設けた圧縮コイルばね19で外刃体16の外
刃15に圧接され、駆動軸12により往復動される。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような従来の往復動式電気かみそりにお
いて、駆動体10を本体1に取付ける構成に次に述べる問
題がある。
従来は、駆動体10を本体1に取付けるために、合成樹
脂からなる本体1にリブ状をなす取付け部11A,11Bを形
成し、弾性材料からなる駆動体10の取付け部10d,10eを
本体1の取付け部11A,11Bに挿入して係合している。
しかるに、一般的に合成樹脂からなる本体1を成形す
る上でリブ状をなす取付け部11A,11Bの寸法にばらつき
が生じることがあり、弾性材料からなる駆動体10を形成
する上で取付け部10d,10eの寸法にばらつきが生じるこ
とがある。この本体1の取付け部11A,11Bの寸法のばら
つきと駆動体10の取付け部10d,10eの寸法のばらつきと
が相乗すると、本体1の取付け部11A,11Bと駆動体10の
取付け部10d,10eとの組合せがきつくなり、駆動体10の
取付け部10d,10eを本体1の取付け部11A,11Bに挿入係合
することが困難になることがある。また、逆に本体1の
取付け部11A,11Bと駆動体10の取付け部10d,10eとの組合
せが緩くなり、駆動体10の駆動により振動および騒音が
発生することがある。
本考案は前記事情に基づいてなされたものであ、駆動
体を本体に安定して取付けることができる往復動式電気
かみそりを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案の往復動式電気かみ
そりは、一対の構体を組合せて構成される本体の内部
に、該本体に取付けられて電動機の回転を往復運動に変
換する駆動体を設けた電気かみそりにおいて、前記本体
を構成する一方の構体に固定部を形成して、この固定部
に孔を形成するとともに、前記本体を構成する他方の構
体に前記一方の構体の固定部が係合する凹部からなる固
定部を形成して、この固定部の底壁に孔を形成し、前記
駆動体に前記他方の構体の凹部からなる固定部に係合す
る取付け部を形成して、この取付け部に孔を形成し、且
つ前記駆動体の取付け部を前記他方の構体の凹部からな
る固定部の底壁に載せてこの固定部に係合するととも
に、前記一方の構体の固定部を前記駆動体の取付け部に
載せて前記他方の構体の凹部からなる固定部に係合し、
さらにねじを前記一方の構体の固定部の孔、前記駆動体
の取付け部の孔および前記他方の構体の固定部の孔に通
して締付けてなることを特徴とするものである。
(作用) 本体を構成する一対の構体をねじ止めにより相互に結
合固定するために各構体に形成した固定部の間に、駆動
体の取付け部を介在させる。そして、一対の構体を結合
固定するねじを利用し、このねじで一対の構体を結合固
定して本体を組み立てるとともに、駆動体の取付け部を
本体に固定して駆動体を本体に取付ける。従って、駆動
体の取付け部の寸法にばらつきがあっても、この寸法の
ばらつきは駆動体を本体に取付ける上で関係がなく、駆
動体をねじ止めにより本体に安定して取付けることがで
き、しかも駆動体の取付け部を本体に安定して固定する
ための特別な部材を設ける必要がない。
また、駆動体の取付け部を、他方の構体に形成された
凹部からなる固定部にその固定部の底壁に載せて係合す
るとともに、一方の構体の固定部を、駆動体の取付け部
に載せて前記他方の構体の固定部に係合して、他方の構
体の固定部に対する一方の構体の固定部および駆動体の
取付け部の水平方向の位置決めをし、これにより他方の
構体の固定部に形成された孔に対する一方の構体の固定
部に形成された孔および駆動体の取付け部に形成された
孔の水平方向の位置を決めて、これら他方の構体の固定
部の孔、駆動体の取付け部の孔および一方の構体の固定
部の孔を同一の上下方向に沿う線上に位置させることが
できる。
すなわち、他方の構体に凹部からなる固定部を形成
し、一方の構体に前記凹部からなる固定部に係合できる
固定部を形成し、駆動体に前記凹部からなる固定部に係
合できる取付け部を形成することにより、一方の構体の
固定部および駆動体の取付け部の水平方向の移動を他方
の構体の凹部からなる固定部で阻止し、この結果他方の
構体の凹部からなる固定部を基準として一方の構体の固
定部と取付け体の取付け部の水平方向の位置決めを行う
ことができる。
従って、このように一方の構体の固定部の孔、駆動体
の取付け部の孔および他方の構体の固定部の孔にねじを
挿通する際に、他方の構体の凹部からなる固定部に駆動
体の取付け部および一方の構体の固定部を重ねて係合す
る大変簡単な操作のみで、一方の構体の固定部の孔、駆
動体の取付け部の孔および他方の構体の固定部の孔の水
平方向に沿う位置決めを容易に行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図ないし第3図
を参照して説明する。
この実施例は第4図において従来例として説明した往
復動式電気かみそりを対象にしている。このため、第1
図ないし第3図において第4図と同じ部分は同じ符号を
付して説明を省略する。
本考案の特徴である構成について説明する。
本体1を構成する一対の構体4、5のうち一方の構体
4の上面部における接合面には固定部である突片20A,20
Bが他方の構体5に向けて形成されており、この突片20
A,20Bの中央には夫々孔21が貫通して形成されている。
他方の構体5の上面部には、一方の構体4の突片20A,
20Bと対向する位置に固定部である凹部22A,22Bが形成さ
れている。この凹部22A,22Bは構体5の接合面で開放す
るもので、その奥行き寸法は構体4の突片20A,20Bの先
端から中間までが挿入できる大きさであり、幅寸法は構
体4の突片20A,20Bが挿入係合できる大きさであり、深
さ寸法は構体4の突片20A,20Bと駆動体10の取付け部10
d,10eを重ねて挿入できる大きさである。凹部22A,22Bの
底壁22aは凹部22A,22Bの開放部(接合面側)から一方の
構体4に向けて突出して形成されている。第2図に示す
ようにこの底壁22aの長さ寸法(奥行き寸法)lは、駆
動体10の取付け部10d,10eの長さ寸法および構体4の突
片20A,20Bの長さ寸法に対応している。第1図に示すよ
うに凹部22A,22Bにおいて固体5の孔3に近接する側の
側壁22bを底壁22aとの間には隙間26が形成されている。
そして、凹部22A,22Bの底壁22aの中央には夫々孔23が貫
通して形成されている。
さらに、駆動体10の脚部先端に形成した取付け部10d,
10eの中央には夫々孔24が形成されている。
なお、構体4の突片の20A,20Bの孔21と構体5の凹部2
2A,22Bの孔23は、後述するタッピングねじ25を通してタ
ッピングを行える大きさの径とする。駆動体10の取付け
部10d,10eの孔24とタッピングねじ25のねじ径より大き
な径とする。
次に一対の構体4、5および駆動体10を固定する動作
について説明する。
駆動体10を構体5の内部に配置し、駆動体10の取付け
部10d,10eを構体5の凹部22A,22Bにその開放部(接合面
側)から挿入係合する。この場合、駆動体10の一対の脚
部10b、10cと取付け部10d,10eとの連結部を、構体5の
凹部22A,22Bにおいて側壁22bと底壁22aとの間に夫々形
成される隙間26に挿入し、駆動体10の取付け部10d,10e
を凹部22A,22Bの夫々の底壁22a上に載せる。次いで、構
体4と構体5を互いに向い合せて配置して夫々の接合面
4a、5aを突合せて組合せる。この場合、構体4の突片20
A、20Bを構体5の凹部22A,22Bにその開放部(接合面
側)から挿入係合し、既に凹部22A,22Bに挿入係合され
ている駆動体10の取付け部10d,10eの上に載せる。これ
により構体4の突片20A,20Bと構体5の凹部22A,22Bの底
壁22aとの間で駆動体10の取付け部10d,10eを挟持する。
次いで、2本のタッピングねじ25を用意し、これらタッ
ピングねじ25を構体4、5の上側から構体4の突片20
A、20Bに夫々形成された孔21、駆動体10の取付け部10d,
10eに夫々形成された孔24および構体5の凹部22A,22Bの
底壁22aの夫々形成された孔23に回転させながら通して
締め付ける。タッピングねじ25は構体4の突片20A、20B
の孔21と構体5の凹部22A,22Bの孔23でタッピングを行
って螺合する。駆動体10の取付け部10d,10eの孔24はね
じ径より大きい径であるから、タッピングねじ25はタッ
ピングを行なわない。
このようにして駆動体10の取付け部10d,10eを構体4
の突片20A、20Bと構体5の凹部22A,22Bの底壁22aとをタ
ッピングねじ25により一体に固定する。
この場合、駆動体10の取付け部10d、10eを、構体5の
固定部である凹部22A、22Bにその底壁22aに載せて係合
するとともに、構体4の固定部である突片20A、20Bを駆
動体10の取付け部10d、10eに載せて構体5の凹部22A、2
2Bに係合することにより、他方の構体5の凹部22A、22B
に対する構体4の突片20A、20Bおよび駆動体10の取付け
部10d、10eの水平方向の位置決めをする。
これにより構体5の凹部22A、22Bの底壁22aに形成さ
れた孔23に対する構体4の突片20A、20Bに形成された孔
21および駆動体10の取付け部10d、10eに形成された孔24
の水平方向の位置を決めて、これら孔23、孔21および孔
24を同一の上下方向に沿う線上に位置させることができ
る。
すなわち、構体5の固定部として凹部22A、22Bを形成
し、構体4の固定部として前記凹部22A、22Bに係合でき
る突片20A、20Bを形成し、駆動体10に前記凹部22A、22B
に係合できる取付け部10d、10eを形成することにより、
構体4の突片20A、20Bおよび駆動体10の取付け部10d、1
0eの水平方向の移動を構体4の凹部22A、22Bで阻止し、
この結果凹部22A、22Bを基準として突片20A、20Bと取付
け部10d、10eの水平方向の位置決めを行うことができ
る。
従って、構体5の凹部22A、22Bの孔23、駆動体10の取
付け部10d、10eの孔24および構体4の突片20A、20Bの孔
21にねじ25を挿通する際に、構体5の凹部22A、22Bに駆
動体10の取付け部10d、10eおよび構体4の突片20A、20B
を重ねて係合するだけの大変簡単な操作で、構体5の凹
部22A、22Bの孔23、駆動体10の取付け部10d、10eの孔24
および一方の構体4の突片20A、20Bの孔21の水平方向に
沿う位置決めを容易に行うことができる。
しかして、この実施例の往復動式電気かみそりにおい
ては、本体1を構成する一対の構体4,5をねじ止めによ
り相互に結合固定するために各構体4,5に形成した固定
部の間に、駆動体10の取付け部10d,10eを介在させる。
そして、一対の構体4、5を結合固定するタッピングね
じ25を利用し、このタッピングねじ25で一対の構体4、
5を結合固定して本体1を組み立てるとともに、駆動体
10の取付け部10d,10eを本体1に固定して駆動体10を本
体1に取付ける。従って、駆動体10の取付け部10d,10e
の寸法にばらつきがあっても、この寸法のばらつきは駆
動体10を本体1に取付ける上で関係がなく、駆動体10を
ねじ止めにより本体1に安定して取り付けることができ
る。
しかも、構体4、5を相互に結合する固定部である突
片および凹部とタッピングねじ25を使用して駆動体10の
取付け部10d,10eを本体1に固定するので、駆動体10を
本体1に安定して固定するための特別な部材を設ける必
要がない。
また、この実施例では、構体4の突片20A、20Bの孔21
と構体5の凹部22A,22Bの孔23のみでタッピングねじ25
が螺合して駆動体10の取付け部10d,10eを押さえる。こ
のため、駆動体10の取付け部10d,10eにタッピングねじ2
5が螺合する場合に比較して、駆動体10の駆動の影響に
よるタッピングねじ25の緩みが少ない。
さらに、第1図に示すように構体5の凹部22A,22Bに
おいて側壁22bと底壁22aとの間に夫々形成される隙間26
に挿入した駆動体10の一対の脚部10b、10cと、凹部22A,
22Bの底壁22aの端面との間にSの隙間が形成されるよう
に設定すると、駆動体10の一対の脚部10b、10cが振動す
る時のスペースを確保できる。このため、駆動体10の一
対の脚部10b.10cの動きがスムーズになり、しかも一対
の脚部10b,10cの長さを短くでき、この結果本体1の内
部で駆動体10の下方に部品を配置するうえでスペース的
に余裕ができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されず、種々変形し
て実施することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の往復動式電気かみそりに
よれば,駆動体の取付け部の寸法にばらつきがあって
も、この寸法のばらつきは駆動体を本体に取付ける上で
関係がなく、駆動体をねじ止めにより本体に安定して取
付けることができ、しかも駆動体の取付け部を本体に安
定して固定するための特別な部材を設ける必要がない。
また、他方の構体に形成された凹部からなる固定部
に、駆動体の取付け部を前記固定部の底壁に載せて係合
するとともに、一方の構体の固定部を駆動体の取付け部
に載せて前記他方の凹部からなる構体の固定部に係合し
て、他方の構体の固定部に対する一方の構体の固定部お
よび駆動体の取付け部の水平方向の位置決めをし、これ
により他方の構体の固定部に形成された孔に対する一方
の構体の固定部に形成された孔および駆動体の取付け部
に形成された孔の水平方向の位置を決めて、これら他方
の構体の孔、駆動体の孔および一方の構体の孔を同一の
上下方向に沿う線上に位置させることができる。
すなわち、他方の構体に凹部からなる固定部を形成
し、一方の構体に前記凹部からなる固定部に係合できる
固定部を形成し、駆動体に前記凹部からなる固定部に係
合できる取付け部を形成することにより、一方の構体の
固定部および駆動体の取付け部の水平方向の移動を他方
の構体の凹部からなる固定部で阻止し、この結果凹部の
固定部を基準として一方の構体の固定部と取付け体の取
付け部のの水平方向の位置決めを行うことができる。
従って、一方の構体の固定部の孔、駆動体の取付け部
の孔および他方の構体の固定部の孔にねじを挿通する際
に、他方の構体の凹部からなる固定部に駆動体の取付け
部および一方の構体の固定部を重ねて係合する大変簡単
な操作のみで、一方の構体の固定部の孔、および駆動体
の取付け部の孔および他方の構体の固定部の孔の水平方
向に沿う位置決めを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本考案の往復動式電気かみそりの
一実施例を示し、第1図は正面断面図、第2図は第1図
A−A線に沿う断面図、第3図は分解斜視図、第4図は
従来の往復動式電気かみそりを示す正面断面図である。 1…本体、4,5…構体、10…駆動体、10d,10e…取付け
部、20A,20B…突片(固定部)、23A,23B…凹部(固定
部)、25…ねじ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の構体を組合せて構成される本体の内
    部に、該本体に取付けられて電動機の回転を往復運動に
    変換する駆動体を設けた電気かみそりにおいて、前記本
    体を構成する一方の構体に固定部を形成して、この固定
    部に孔を形成するとともに、前記本体を構成する他方の
    構体に前記一方の構体の固定部が係合する凹部からなる
    固定部を形成して、この固定部の底壁に孔を形成し、前
    記駆動体に前記他方の構体の凹部からなる固定部に係合
    する取付け部を形成して、この取付け部に孔を形成し、
    且つ前記駆動体の取付け部を前記他方の構体の凹部から
    なる固定部の底壁に載せてこの固定部に係合するととも
    に、前記一方の構体の固定部を前記駆動体の取付け部に
    載せて前記他方の構体の凹部からなる固定部に係合し、
    さらにねじを前記一方の構体の固定部の孔、前記駆動体
    の取付け部の孔および前記他方の構体の固定部の孔に通
    して締付けてなることを特徴とする往復動式電気かみそ
    り。
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