JPS6038153B2 - ミシンの布厚検知装置 - Google Patents
ミシンの布厚検知装置Info
- Publication number
- JPS6038153B2 JPS6038153B2 JP21800082A JP21800082A JPS6038153B2 JP S6038153 B2 JPS6038153 B2 JP S6038153B2 JP 21800082 A JP21800082 A JP 21800082A JP 21800082 A JP21800082 A JP 21800082A JP S6038153 B2 JPS6038153 B2 JP S6038153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- magnetic material
- sewing machine
- fabric thickness
- thickness detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、押え足と針板との間に配置した布等の被縫
片の厚さを検出するミシンの布厚検知装置に関する。
片の厚さを検出するミシンの布厚検知装置に関する。
従来、押え足と針板との間に配置した布の厚さを検出す
るものとしては押え足を下端に支持した押え棒とミシン
頭部機枠との間にポテンショメータを配置い甲え棒の高
さに関連して布厚を検知するものが一般に知られている
が、これによれば、ミシン駆動時の発熱等によって押え
棒と頭部機枠等の相対位置が変化して正確な布の厚さが
検出できなくなり、また、特に家庭用のミシンにおいて
はボタンホールやジグザグ縫い等の縫い模様に対応して
押え足の種類を交替する必要があり、この押え足は種類
により高さが異なるため、ポテンショメー夕の相対位置
を調節する作業を要して能率を低下するとともに、布厚
検知信号を使用する押え足の種類に応じてアレンジする
ための回路を要する等の欠点を生じた。
るものとしては押え足を下端に支持した押え棒とミシン
頭部機枠との間にポテンショメータを配置い甲え棒の高
さに関連して布厚を検知するものが一般に知られている
が、これによれば、ミシン駆動時の発熱等によって押え
棒と頭部機枠等の相対位置が変化して正確な布の厚さが
検出できなくなり、また、特に家庭用のミシンにおいて
はボタンホールやジグザグ縫い等の縫い模様に対応して
押え足の種類を交替する必要があり、この押え足は種類
により高さが異なるため、ポテンショメー夕の相対位置
を調節する作業を要して能率を低下するとともに、布厚
検知信号を使用する押え足の種類に応じてアレンジする
ための回路を要する等の欠点を生じた。
この発明は、上記従来のものの欠点を除去することを目
的とする。
的とする。
この発明の実施例を図面により説明すると、１はミシン
頭部機枠（図示しない）に上下動可能に支持し常には下
方へ弾性力を受ける押え棒、２は押え棒１下端に着脱可
能に支持し縫い模様に対応し種類の異なる押え足、３は
押え足２が上面に圧接する針板であり、押え足２は磁性
体により形成し針板３は非磁性体により形成する。
頭部機枠（図示しない）に上下動可能に支持し常には下
方へ弾性力を受ける押え棒、２は押え棒１下端に着脱可
能に支持し縫い模様に対応し種類の異なる押え足、３は
押え足２が上面に圧接する針板であり、押え足２は磁性
体により形成し針板３は非磁性体により形成する。
針板３下面には押え足２下方に対向し且つ送り歯（図示
しない）の運動の妨げとならないように検知部材４を固
定する。
しない）の運動の妨げとならないように検知部材４を固
定する。
５は磁性体により略コ字形に形成した平板状の検知板、
６は検知板５の中間部に巻装したコイルである。
６は検知板５の中間部に巻装したコイルである。
コイル６はその出力線を発振器７に接続して発振器７の
一部を構成し発振器７はコイル６のィンダクタンスの変
化に対応する周波数を発生する。この発明は以上のよう
な構成であり、 押え足２と針板３との間に被縫片Ｗを挿入すると、その
被縫片Ｗの厚さに相当する距離ｄだけ押え足２（押え榛
１）が上昇し、針板３下面の検知板５から押え足２底面
までの距離○が変化し、その距離変化に対応してコイル
６のィンダクタンスが変化し、発振器７からの発振周波
数が変化する。
一部を構成し発振器７はコイル６のィンダクタンスの変
化に対応する周波数を発生する。この発明は以上のよう
な構成であり、 押え足２と針板３との間に被縫片Ｗを挿入すると、その
被縫片Ｗの厚さに相当する距離ｄだけ押え足２（押え榛
１）が上昇し、針板３下面の検知板５から押え足２底面
までの距離○が変化し、その距離変化に対応してコイル
６のィンダクタンスが変化し、発振器７からの発振周波
数が変化する。
この発振周波数の変化を予め設定した布厚データに変換
して糸繰り出し手段、糸張力付与手段等の制御回路に供
給する。
して糸繰り出し手段、糸張力付与手段等の制御回路に供
給する。
なお本実施例においては、針板３下面にコイル６を巻装
した検知板５を支持してそのィンダクタンス変化により
発振周波数を変化するものを示したが、第３，４図に示
すように、押え足２底面に対向して針板３底面に固定し
磁性体により形成した一対の平板状の検知板８を設け、
両検知板８と押え足２下面との距離が変化するのに関連
して検知板８の静電容量が変化し、これにより発振器７
の発振周波数が変化するようにしてもよい。
した検知板５を支持してそのィンダクタンス変化により
発振周波数を変化するものを示したが、第３，４図に示
すように、押え足２底面に対向して針板３底面に固定し
磁性体により形成した一対の平板状の検知板８を設け、
両検知板８と押え足２下面との距離が変化するのに関連
して検知板８の静電容量が変化し、これにより発振器７
の発振周波数が変化するようにしてもよい。
さらにまた第１図のコイル６をもつ検知板５に代えて、
永久磁石とホール素子とを検知板５に配置し、押え足下
面と検知板との距離に関連して変化する検知板の磁気に
よりホール素子の出力電圧を変化して布厚検知信号とし
て取り出すようにしてもよい。また押え足は磁性体によ
り形成せずに非磁性体の押え足本体底面に磁性体を固定
するようにしてもよい。
永久磁石とホール素子とを検知板５に配置し、押え足下
面と検知板との距離に関連して変化する検知板の磁気に
よりホール素子の出力電圧を変化して布厚検知信号とし
て取り出すようにしてもよい。また押え足は磁性体によ
り形成せずに非磁性体の押え足本体底面に磁性体を固定
するようにしてもよい。
また、第５図に示すように非磁性体の針板３に磁性体の
検知板９を鼓合して上記ィンダクタンスまたはキャパシ
タンス、磁気等により布厚を検知するようにしてもよい
。
検知板９を鼓合して上記ィンダクタンスまたはキャパシ
タンス、磁気等により布厚を検知するようにしてもよい
。
以上のようにこの発明によれば、非磁性体の針板３と、
昇降可能とした押え綾下端に支持した磁性体の布押え足
２、布押え下方に対向して針坂下方に固定配置した磁性
体の検知手段４とにより構成し、押え足下面と検知手段
との距離に関連する電気的変化を布厚検知信号として発
生するようにしたので、押え綾や押え足の取り付け具合
が変化したり布押え足２の種類を代えたとしても、押え
足底面の位置に対応して布の厚さを常に確実に検出する
ことができるから、縫糸の繰り出し量や縫糸張力を適正
にして流麗な縫目が得られ、商品の品質を著しく向上す
る効果が得られるとともに、押え足の種類を代える毎に
検出手段を調節する作業が不要となって作業能率を向上
し且つ検出した信号を押え足に応じて調節するための回
路を不要にしてコストを廉価にする等の効果が得られる
。
昇降可能とした押え綾下端に支持した磁性体の布押え足
２、布押え下方に対向して針坂下方に固定配置した磁性
体の検知手段４とにより構成し、押え足下面と検知手段
との距離に関連する電気的変化を布厚検知信号として発
生するようにしたので、押え綾や押え足の取り付け具合
が変化したり布押え足２の種類を代えたとしても、押え
足底面の位置に対応して布の厚さを常に確実に検出する
ことができるから、縫糸の繰り出し量や縫糸張力を適正
にして流麗な縫目が得られ、商品の品質を著しく向上す
る効果が得られるとともに、押え足の種類を代える毎に
検出手段を調節する作業が不要となって作業能率を向上
し且つ検出した信号を押え足に応じて調節するための回
路を不要にしてコストを廉価にする等の効果が得られる
。
第１図は本実施例の斜視図、第２図は本実施例の正面図
、第３図は第２実施例の正面図、第４図は第２実施例の
底面の説明図、第５図は池例の部分端面正面図である。 ２……押え藤、３……針板、５，８……検知板、６・…
・・コイル、７…・・・発振器。Ｗ函矛２図 才３図 オ４図 才５図
、第３図は第２実施例の正面図、第４図は第２実施例の
底面の説明図、第５図は池例の部分端面正面図である。 ２……押え藤、３……針板、５，８……検知板、６・…
・・コイル、７…・・・発振器。Ｗ函矛２図 才３図 オ４図 才５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 非磁性体の針板３と、 昇降可能とした押え棒下端に支持した磁性体の布押え
足２と、 布押え足下方に対向して針板下方に固定配置
した磁性体の検知手段４とにより構成し、 押え足下面
と検知手段との距離に関連する電気的変化を布厚検知信
号として発生することを特徴とするミシンの布厚検知装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21800082A JPS6038153B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | ミシンの布厚検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21800082A JPS6038153B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | ミシンの布厚検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59111790A JPS59111790A (ja) | 1984-06-28 |
| JPS6038153B2 true JPS6038153B2 (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=16713046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21800082A Expired JPS6038153B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | ミシンの布厚検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038153B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61151680U (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-19 | ||
| CN109440308B (zh) * | 2018-10-30 | 2021-01-26 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种缝纫机上压脚交替量的自动调节装置及其控制方法 |
| CN114775177B (zh) * | 2022-04-08 | 2023-10-13 | 浙江众邦机电科技有限公司 | 一种缝纫机压脚组件的位置检测方法及相关装置 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP21800082A patent/JPS6038153B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59111790A (ja) | 1984-06-28 |
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