JPS6036983Y2 - 母線接続装置 - Google Patents

母線接続装置

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JPS6036983Y2
JPS6036983Y2 JP11680079U JP11680079U JPS6036983Y2 JP S6036983 Y2 JPS6036983 Y2 JP S6036983Y2 JP 11680079 U JP11680079 U JP 11680079U JP 11680079 U JP11680079 U JP 11680079U JP S6036983 Y2 JPS6036983 Y2 JP S6036983Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bellows
connection device
flange
busbar connection
aluminum
Prior art date
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Expired
Application number
JP11680079U
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English (en)
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JPS5635828U (ja
Inventor
俊夫 井出
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力系統の母線に配設するフレキシブルなベロ
ーズ継手を備えた母線接続装置の改良に関する。
一般に母線接続装置は、母線や回線の途中に設けられ据
付時の寸法調整、熱伸縮の吸収、又は地震等による変位
の吸収等に設立っている。
例えばフレキシブルなベローズ継手を具備した母線接続
装置は、据付時の寸法調整のみに供せられるものもある
例えばこれに相当するものは第1図に示すように、しゃ
断器2と断路器3との間にベローズ継手1が設けられて
おり、据付時にこのベローズ継手1で寸法調整される。
この据付調整後はベローズ継手1はフランジ部に設けた
スタッドで固定され、フレキシブルさはなくなっている
また、一方大規模変電所の場合には、1回でコンクリー
ト基礎がうてないため、いくつかに分割して基礎が造ら
れ、その上に連続した母線が配設される。
このような場合は、各基礎の境目に位置する母線間にフ
レキシブルな継手すなわち、ベローズ継手が配置され地
震等の振動を吸収するようにしたものである。
上記のいづれの母線接続装置も第2図に示すように、ベ
ローズi手1はステンレスベローズ12にステンレスフ
ランジ13.13aが溶接され、この両フランジ13.
13aにはスタッド14がルーズに設けられており、例
えば母線の外被ケース18の胴18aに溶接して設けた
フランジ17にボルト16によって締付けられている。
これらの内部には、図示されない導体が絶縁スペーサに
支えられ六弗化硫黄ガスのような絶縁ガスとともに収納
されている。
そして、例えば母線を形成する外被ケースや、しゃ断器
又は断路器等外被ケースの内部導体に流れる高圧大電流
によって、これら外被ケース、すなわちいわゆるシース
に誘導磁界ができて加熱されるため、外被ケースはアル
ミニウムのような非磁性部材で形成されるのが普通であ
る。
通常用いられるステンレスへローズは溶接上フランジも
ステンレスにする必要があり、従って高価なものとなる
またベローズ継手にしめるフランジのコスト割合は50
〜80%もあり、価格上に難点がある。
サラに、ステンレスはアルミニウムと比較して電気が流
れに<<、シかもステンレスベローズは薄く断面積が小
さく、その上溶接部はさらに電流が縮流されるので、シ
ース電流が流れにくい。
従って外部に電流を流すシャントを設けて、バイパスさ
せる必要がある等不具合な点がある。
さらに薄いベローズと厚いフランジとを溶接するため、
フランジにベローズを差込み、内面からなるべくビード
を少なく溶接する。
このように内面から溶接する理由は、外部からではベロ
ーズがとけて孔がおいてしまうので、すみ肉溶接ができ
ないからであって、ベローズとフランジとの間にすき間
ができ、すきま腐食の原因になる。
なお、ステンレスはアルミニウムに比較して重く取扱い
にくいといった改良すべき点があった。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは安価で、電流が流れやすく、軽量で扱い
よく、しかもすき間腐食が起らないすぐれたベローズを
備えた母線接続装置を提供することにある。
以下、本考案を第3図に示す一実施例を参照して説明す
る。
第2図と同一部分は同符号を付した。
1枚又は複数のアルミニウム板を積層して形成したベロ
ーズ20の両端に夫々アルミニウムの端管21,22を
溶接して取付ける。
この一方の端管21にはアルミニウム部材からなるフラ
ンジ23を溶接し、他方の端管22は例えば母線のアル
ミニウム部材からなる外被ケース18の胴18aに溶接
して取付けられ、フランジ23には図示されない他方の
母線外被ケースのフランジと接合するためのボルト孔2
5があけられ、母線接続装置が形威される。
上述のように本考案の構成による母線接続装置を母線又
はガス絶縁機器装置に配設することにより、これらの母
線又は機器の温度変化、据付時の寸法誤差及び長期の基
礎レベルの変化に対し、ベローズ20が変位を吸収して
無理な応力発生や変位を伴なうことなく維持することが
できる。
なお、ベローズを1枚板で形成することもできるが、こ
の場合には複数枚構成に比べ伸縮量が少なくなり、大き
な力を必要とし、寿命も短かくなるが、端管21,22
を省くことが可能となり、安価に形成できる。
以上、説明したように、本考案によれば、アルミニウム
で形威し、しかも片側のフランジを除去しているので極
めて安価で、従来の115ないし1/10のコストにで
きる。
また複数の板を積層してベローズを形成することにより
、反抗力が小さいので、変位がとりやすく、しかも寿命
が長く、内部の絶縁ガスの圧力にも十分耐えられる。
さらに、ベローズ全体の厚さを厚くできるため、きすが
ついても内部に至らず、耐圧力もあるので取扱いが容易
である。
なおまた、腐食に対しても強く、アルミニウム部材のた
め導電性がよ<、シかも断面積が大きいので十分なシー
ス電流が流せるから、シャントのようなベローズのバイ
パス回路を省略することも可能である。
ベローズとフランジの溶接もすみ肉溶接ができるので、
強固であって腐食の原因となるすき間が発生することな
く、軽くて取扱い易く、母線外被ケースを含めアルミニ
ウム部材で統一できる等の優れた利点がある。
なお薄いアルミニウム部材は溶接が困難で実用化されに
くかったが、複数板重ね合せによって厚くなり、溶接が
しやすくなり、さらに端管を予め、ベローズのメーカー
で溶接したものをこのメーカーから供給されればこのベ
ローズは通常のアルミニウム外被ケースの溶接と同様な
容易さで溶接することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のガス絶縁機器装置を示す側面図、第2図
は従来の母線接続装置を示す縦断面図、第3図は本考案
の母線接続装置を示す縦断面図である。 18・・・・・・外被ケース、20・・・・・・ベロー
ズ、21.22・・・・・・端管、23・曲・フランジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)外被ケース間をベローズ継手を介して接続するよ
    うにしたものにおいて、前記ベローズ継手は、アルミニ
    ウム部材からなるベローズの一側をアルミニウム部材か
    らなる前記一方の外被ケースの胴部に溶接により取付け
    、このベローズの他側には、他方の外被ケースのフラン
    ジに締付固着されるアルミニウム部材からなるフランジ
    を溶接して構成したことを特徴とする母線接続装置。
  2. (2)複数のアルミニウム板を積み重ねてベローズを形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の母線接続装置。
  3. (3)ベローズの両端には夫々アルミニウム部材の端管
    が溶接され、この端管を介して外被ケース及びフランジ
    に溶接するようにした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の母線接続装置。
JP11680079U 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置 Expired JPS6036983Y2 (ja)

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JP11680079U JPS6036983Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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JP11680079U JPS6036983Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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Publication Number Publication Date
JPS5635828U JPS5635828U (ja) 1981-04-07
JPS6036983Y2 true JPS6036983Y2 (ja) 1985-11-02

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ID=29349005

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JP11680079U Expired JPS6036983Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528895Y2 (ja) * 1987-02-23 1993-07-26

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JPS5635828U (ja) 1981-04-07

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