JPS6013222Y2 - 密閉形母線着脱装置 - Google Patents

密閉形母線着脱装置

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JPS6013222Y2
JPS6013222Y2 JP12699378U JP12699378U JPS6013222Y2 JP S6013222 Y2 JPS6013222 Y2 JP S6013222Y2 JP 12699378 U JP12699378 U JP 12699378U JP 12699378 U JP12699378 U JP 12699378U JP S6013222 Y2 JPS6013222 Y2 JP S6013222Y2
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JP
Japan
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conductor
flange
fixed
case
bus
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JP12699378U
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JPS5543389U (ja
Inventor
郁夫 平尾
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は密閉形母線着脱装置に係り、特にガス絶縁変電
所における母線の接続又は分離する構造の改良に関する
従来、ガス絶縁密閉形開閉装置における密閉形母線着脱
装置は母線区分回線用として第1図に示すように回線間
すなわち母線1及び母線1a間を接続又は分離できるよ
うに配置される。
この従来の密閉形母線着脱装置を取外すには、着脱母線
ケース2に設けられた治具取付口2aから導体支持治具
2bを着脱母線ケース2内に入れて主接続導体3を支持
しておく。
そしてハンドホールの盲板2cを取外し、主接続導体3
の両シールド3aを主接続導体3の中央側にそれぞれ摺
動させて移動し、締付ボルト3bを全て取外す。
このようにして主接続導体3と両側の副接続導体4,4
aとは接合が外されたが、まだ主接続導体3を取外すに
は両者間に間隙をつくる必要がある。
そのために母線1及び母線1aのそれぞれの絶縁スペー
サ5,5aと着脱母線ケース2の両側との接合を外し、
母線1側に設けたフレキシブル継手6を縮めることによ
って絶縁スペーサ1と着脱母線ケース2との間に間隙が
できる。
このとき絶縁スペーサ1とともに副接続導体も主接続導
体3と離れて間隙を生じる。
続いて着脱母線ケース2をわずか左側にずらせて絶縁ス
ペーサ1aと着脱母線ケース2とを完全に離すことによ
って着脱母線ケース2は内部に導体支持治具2bによっ
て支持した主接続導体3を収納したまま両生母線1゜1
a間から例えばクレーンなどによって吊り上げて取外す
ことができる。
なお、フレキシブル継手6は接続の際には長手方向すな
わち軸方向の製造上の寸法誤差を吸収して調節している
しかし、このような従来の構造では密閉形母線着脱装置
として長手方向、すなわち軸方向長さが長くなるため母
線1,1a間、すなわち回線間距離が必然的に長くなる
という問題点があった。
さらに着脱作業の際に主接続導体3を支える導体支持治
具2bを必要とし、また回線間を分離するには密閉形母
線着脱装置全体を取外さなければならないという問題が
あった。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、軸方向寸法を縮小して回線間距離を短
縮し、着脱作業の容易な密閉形母線着脱装置を提供する
ことにある。
以下本考案による密閉形母線着脱装置の一実施例を図面
を参照して説明する。
第2図において、2つの回線のそれぞれの密閉形母線1
1.12(以下母線とする)の間に密閉形母線着脱装置
13(以下母線着脱装置とする)を設け、また同様に2
つの回線のそれぞれの母線12.12a間に母線着脱装
置13−1を設ける。
母線着脱装置13.13−1は同じ構成をしているので
母線着脱装置13について説明する。
この母線着脱装置13は固定導体16,16a1摺動導
体18、シールド19とからなる着脱母線導体20と、
これを覆うように形成されたケース14とこのケース1
4と保合固着されて形成されるフレキシブル継手21と
から構成される。
母線11に設けられる絶縁スペーサ15の中央に埋設さ
れた埋込金具に有底筒状の固定導体16の底部を固着し
、また母線12の絶縁スペーサ15aの中央の埋込金具
には固定導体16aを接触接続する。
そして固定導体16の中空部16bが固定電導16a側
に向いて開口し、摺動導体18の一方側は固定導体16
の中空部16bに設けられる接触子17に接触するよう
に挿入され、摺動導体18の他方側は固定導体16aに
ボルト17aを介して接触接続され、両固定導体16.
16a間に取付けられた摺動導体18の露出した部分の
外周にこれを覆うように固定導体16,16aの何れ側
にも移動自在なシールド19を設けて、絶縁スペーサ1
5.15a間を接続する着脱母線導体20を構成する。
なお、母線11,12は導体11a、12aをそれぞれ
の容器内部に収納し、この容器に接合される絶縁スペー
サ15.15aの中央に設けられる埋込金具と接続され
、この容器内部にはSF6ガスのような絶縁ガスが封入
される。
絶縁スペーサ15.15aは円錐形をしたいわゆるコー
ン形のものである。
また図示しないが円板形の絶縁スペーサもあるが、何れ
の形の絶縁スペーサにおいても、縁端部分すなわち鍔部
は通常絶縁スペーサのフランジと呼称される。
この絶縁スペーサのフランジには例えばバッキング溝及
び締付ボルトを通す孔を有する埋込金具、あるいはボル
トをねじ込むねじ孔を有する埋込金具を埋設して形成さ
れ、また絶縁スペーサ15,15aのフランジ15f、
15afには容器のフランジを当接して接合するように
形成される。
そして前述したように2つの回線の両母線11.12の
間を接続する着脱母線導体20を覆うようにケース14
とこのケース14に係合固着されるフレキシブル継手2
1が設けられる。
ケース14にはほぼ母線側とほぼ同径の胴部14−1と
径の大きい胴部14−2とから形成され、胴部14−1
の端にフランジ14bを設け、このフランジ14bを絶
縁スペーサ15のフランジ15fに接合スる。
まさ径の大きい胴部14−2には鋳幅の大きいフランジ
14aをケース14の半径方向内側に設ける。
また筒状の胴部材例えばフレキシチューブ21aの両端
にフランジ21b、21cを設け、一方のフランジ21
bはケース14内部からフランジ14aの内側に当接で
きる寸法に形成する。
そしてフレキシブルチューブ21aのフランジ21bに
スタッド22の一方側端を固着し、このスタッド22は
移動自在にケース14のフランジ14aに貫通し、スタ
ッド22の他方側端はフランジ21cを貫通し、ナツト
25.26によってフランジ21cの両面から締めてス
タッド22をフランジ21cに固着する。
このスタッド22によってフランジ21b*21cをそ
れぞれ固定する長さはフレキシブルチューブ21aの伸
縮長さをある程度変化させるようにして製造上の寸法誤
差を補って調節して設定する。
またスタッド22がフランジ14aを貫通したフランジ
14aの外側に設けたナツト24を回すことによって、
スタッド22によって固定されたフレキシブルチューブ
21a1フランジ21b、21c全体はフランジ14a
に対してケース14内側及び外側にスタッド22によっ
て案内されて移動できるようにしてケース14のフラン
ジ14aと係合固着したフレキシブル継手21が構成さ
れる。
そして、フレキシブル継手21のスタッド22のナツト
24を締めたフランジ21bをフランジ14aの内側に
当接して締付ける。
さらにフランジ21b21c間の長さをナツト25.2
6によって調節して、フランジ21cが絶縁スペーサ1
5aのフランジ15afに接するよにして、このフラン
ジ21 C915afをボルト23及びナツト23aを
介して締付けるとともに、再びナツト25.26を締め
てスタッド22とフランジ21cとを固着する。
次に母線着脱装置13の分離手順について説明する。
まず第2図において、母線12側の絶縁スペーサ15a
のボルト23を外し、スタッド22のナツト24を回し
て、スタッド22とともにフレキシブルチューブ21a
1フランジ21b、21c全体を第3図に示すように図
示左側に移動させて、ケース14の外側から作業できる
ように作業空間をあける。
そしてシールド19を例えば固定導体16a側に移動さ
せる。
続いて摺動導体18のボルト17aを外して固定導体1
6aと摺動導体18とを離す。
さらに摺動導体18を固定導体16の中空部16b内部
に押込んで固定導体16.16a間に十分な設定された
絶縁距離をとる。
そして再びスタッド22のナツト24を回してスタッド
22をスペーサ15a側に移動させて、フランジ21c
を絶縁スペーサ15aのフランジ15afにボルト23
を介して固着し、ナツト24を締めてフランジ21bと
フランジ14aを締付けることにより、両母線11.1
2間をケース14及びフレキシブル継手21によって閉
じたまま電気的に分離することができる。
また両母線11.12間を接続したいときは、上記した
フレキシブル継手21を開き、摺動導体18を固定導体
16の中空部16bから引出して固定導体16aにボル
ト17aによって締付けて接触接続し、シールド19を
摺動導体18側に移動し、再びフレキシブル継手21を
閉じることによって両母線11.12間を接続すること
ができる。
次に本考案の効果について説明する。
上述したように両母線11.12間を分離又は接続する
には、固定導体16の中空部16b内部に摺動導体18
を押し込むか、引き出すかして行うことができるため、
従来より着脱母線導体20の長手方向すなわち軸方向の
長さを短縮できる。
またケース14と係合固着されるフレキシブル継手21
はフレキシブルチューブ21aをケース14内部に一部
を移動させて、作業空間を出しているため、軸方向の長
さが短縮される。
そして分離した状態において、両回線11,12間を密
閉することができるため、汚損されるおそれがなく絶縁
上の信頼性を向上することができる。
また分離した状態において、摺動導体18の先端と固定
導体16aの絶縁距離は十分とられており、かつフレキ
シブルチューブ21aの径は母線導体11.12の容器
の径とほぼ同寸法に形威されているので、フレキシブル
チューブ21aと分離した着脱母線導体20との絶縁距
離もまた十分にとれている。
さらに従来のように分離した際に特に取外すための例え
ばクレーンなどのような特殊な機械及び導体支持治具を
必要としないうえ、分離又は接続の作業が容易であり、
特に従来のように取外して別にしまっておく部品がない
ため、さらに作業及び保守が容易である。
次に本考案の他の実施例を第2図及び第3図と同一部分
又は同機能を有する部分は同符号を付した図面を参照し
て説明する。
本考案の第2の実施例を示す第4図において、フレキシ
ブルチューブ21aのフランジ21cを母線11側の絶
縁スペーサ15側に接合し、ケース14のフランジ14
aとスタッド22を保合固着し、図示しないナツトによ
ってスタッド22に案内させることにより、ケース14
側を移動させることができ、本考案の第1の実施と同様
な効果が得られる。
本考案の第3の実施例を示す第5図において、ケース1
4と係合固着されるフレキシブル継手21は第1の実施
例と同様であるが、摺動導体18の固定導体16aに接
触接続する端部18aをロンド状に形成し、固定導体1
6aに開口を有する中空部25を形威し、この中空部2
5内部に接触子17cを設け、摺動導体18を固定導体
16aに接続する際に端部18aを中空部25に挿入し
て接触接続させることにより、本考案の第1の実施例よ
り摺動導体18と固定導体16aとの分離又は接続の作
業がさらに容易となる利点がある。
さらに本考案の第4の実施例を示す第6図において、ケ
ース14の大きい胴部14−2に設けるフランジ14c
をたわみ性を有する少し薄い金属部材で形成する。
そしてフレキシブルチューブの代りに胴部材として管状
の筒体29におきかえ、この筒体29の一方側端にケー
ス14内側からフランジ14cに接するフランジ21b
を取付け、筒体29の他方側端にフランジ21cを取付
け、スタッド22をフランジ14cに移動自在に貫通さ
せる。
そしてスタッド22の一方側端はフランジ21bに固着
し、図示しないナツトによってスタッド22をフランジ
14eに対して移動させることによってケース14のフ
ランジ14cと保合固着したフレキシブル継手21を構
成する。
このフレキシブル継手21のスタッド22を移動させて
フランジ21cを絶縁スペーサ15aに接合する場合に
、製造上の寸法誤差はたわみを有するフランジ14cの
たわみによって若干の伸縮を吸収することにより長さを
調節することができる。
このように本考案の第1の実施例のフレキシブルチュー
ブより筒体29の方がコストを低減することができる。
以上説明したように本考案によれば、着脱母線導体に摺
動導体を設け、着脱母線導体を覆うケースとこのケース
と係合固着したフレキシブル継手とによって構成するこ
とにより、母線着脱装置の軸方向の長さを短縮でき、ま
た母線間の分離又は接続が容易であり、さらに分離した
状態においても絶縁上の信頼性を向上し、さらに分離又
は接続時の作業コストを低減することのできる密閉形母
線着脱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密閉形母線着脱装置の縦断面図、第2図
及び第3図は夫々本考案の密閉形母線着脱装置の一部切
欠き縦断面図、第4図ないし第6図は夫々本考案の他の
実施例の要部を示す縦断面図である。 11.12.12A・・・・・・母線、13,13−□
・・・・・・密閉形母線着脱装置、14・・・・・・ケ
ース、14a、14c・・・・・・フランジ、15,1
5a・・・・・・絶縁スペーサ、16,16a・・・・
・・固定導体、16b・・・・・・中空部、18・・・
・・・摺動導体、20・・・・・・着脱母線導体、21
・・・・・・フレキシブル継手、21a・・・・・・フ
レキシブルチューブ、21b、21c・・・・・・フラ
ンジ、22・・・・・・スタッド、24,25,26・
・・・・・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の密閉形母線の導体を支持する第1の絶縁スペーサ
    と第2の密閉形母線の導体を支持する第2の絶縁スペー
    サとの間に着脱母線導体を設け、この着脱母線導体は、
    前記第1の絶縁スペーサに支持される第1の有底筒状の
    固定導体と前記第2の絶縁スペーサに取付けられる第2
    の固定導体との間に設けられる摺動導体の一方側端を前
    記第1の固定導体の一方に開口された中空部内部に挿入
    接続させ、他方側端を前記第2の固定導体に着脱可能に
    接触接続させて形威し、前記着脱母線導体を覆うケース
    の片側端にこのケース内側の半径方向に第1のフランジ
    を形成し、この第1のフランジの前記ケース内側に当接
    した第2のフランジを筒状の胴部材の一方側端に設け、
    この胴部材の他力側端に第3のフランジを前記第1のフ
    ランジに対して前記ケース外側に位置するように設け、
    前記第2及び第3のフランジを前記の第1のフランジに
    移動自在に貫通したスタッドを介して係合固着してフレ
    キシブル継手を形威し、前記ケースとこのケースと係合
    固着したフレキシブル継手とを前記第1及び第2の絶縁
    スペーサ間に装着したことを特徴とする密閉形母線着脱
    装置。
JP12699378U 1978-09-18 1978-09-18 密閉形母線着脱装置 Expired JPS6013222Y2 (ja)

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JPS5543389U JPS5543389U (ja) 1980-03-21
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