JPH09130932A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JPH09130932A JPH09130932A JP7285422A JP28542295A JPH09130932A JP H09130932 A JPH09130932 A JP H09130932A JP 7285422 A JP7285422 A JP 7285422A JP 28542295 A JP28542295 A JP 28542295A JP H09130932 A JPH09130932 A JP H09130932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- gas
- insulated switchgear
- support member
- bolts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/066—Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器内で三相分の母線導体を支持するための
構造を容易にする。 【解決手段】 筒状の容器３の端部の内周面に固定部材
１１，可動部材１２を結合し、可動部材１２に一対の母
線導体４を夫々絶縁部材１５を介して結合するとともに
単一の母線導体４を絶縁部材１５及びスペーサ１７を介
して結合する。
構造を容易にする。 【解決手段】 筒状の容器３の端部の内周面に固定部材
１１，可動部材１２を結合し、可動部材１２に一対の母
線導体４を夫々絶縁部材１５を介して結合するとともに
単一の母線導体４を絶縁部材１５及びスペーサ１７を介
して結合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
関し、母線管路における母線の支持構造を改良したもの
である。
関し、母線管路における母線の支持構造を改良したもの
である。
【０００２】
【従来の技術】発電所や変電所にはガス絶縁開閉装置が
設置される。ガス絶縁開閉装置の単線結線図を図１０に
示す。図中、Ｔｒは変圧器、ＣＢは遮断器、ＰＣＴは取
引計器用変圧変流器、ＤＳは断路器、ＥＳは接地開閉
器、ＣＨはケーブルヘッドである。また、ガス絶縁開閉
装置を構成する機器の正面図を図１１に示す。図１１に
示すように、各機器は母線管路１，２等を介して接続さ
れている。
設置される。ガス絶縁開閉装置の単線結線図を図１０に
示す。図中、Ｔｒは変圧器、ＣＢは遮断器、ＰＣＴは取
引計器用変圧変流器、ＤＳは断路器、ＥＳは接地開閉
器、ＣＨはケーブルヘッドである。また、ガス絶縁開閉
装置を構成する機器の正面図を図１１に示す。図１１に
示すように、各機器は母線管路１，２等を介して接続さ
れている。
【０００３】図１１のＡ−Ａ矢視図を図１２に示すよう
に、母線管路１は筒状の容器３の内部に三相分の母線導
体４を収容するとともに容器３の内部に絶縁ガスを充填
して構成されている。容器３が長くなると電磁力に耐え
られるように母線導体を支持する部分が必要になる。こ
のため、容器３における長さ方向での途中にフランジ部
５を形成するとともにフランジ部５に取り付けた盲板６
の内面に絶縁物７を介して母線導体４を支持している。
に、母線管路１は筒状の容器３の内部に三相分の母線導
体４を収容するとともに容器３の内部に絶縁ガスを充填
して構成されている。容器３が長くなると電磁力に耐え
られるように母線導体を支持する部分が必要になる。こ
のため、容器３における長さ方向での途中にフランジ部
５を形成するとともにフランジ部５に取り付けた盲板６
の内面に絶縁物７を介して母線導体４を支持している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フランジ部
を形成するため容器の形状が複雑になるとともにフラン
ジ部と盲板との間に気密保持するためのシール部が必要
になる。そして、母線管路が長くなるとシール部も多く
必要になる。
を形成するため容器の形状が複雑になるとともにフラン
ジ部と盲板との間に気密保持するためのシール部が必要
になる。そして、母線管路が長くなるとシール部も多く
必要になる。
【０００５】そこで本発明は、斯かる課題を解決したガ
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
ス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項１に係る発明の構成は、筒状の容器における
端部の内周面に単一の支持部材を結合し、支持部材に夫
々絶縁部材を介して三相分の母線導体を結合したことを
特徴とする。
めの請求項１に係る発明の構成は、筒状の容器における
端部の内周面に単一の支持部材を結合し、支持部材に夫
々絶縁部材を介して三相分の母線導体を結合したことを
特徴とする。
【０００７】請求項２に係る発明の構成は、支持部材
を、固定部材と固定部材に対して母線導体の長さ方向へ
スライド自在な可動部材とで構成し、母線導体の伸縮を
吸収できるようにしたことを特徴とする。
を、固定部材と固定部材に対して母線導体の長さ方向へ
スライド自在な可動部材とで構成し、母線導体の伸縮を
吸収できるようにしたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【０００９】（ａ）実施例１ 本発明によるガス絶縁開閉装置の構成を、図１〜図５に
示す。図２，図５に示すように略筒形状の容器３におけ
る端部の内周面に母線導体４を支持するための部分が設
けられている。即ち、以下のようになっている。長さが
短い略円柱形の座９の一方の端面が溶接により容器３の
内周面に結合され、座９の他方の端面には２本のボルト
１０を介して固定部材１１が結合されている。そして、
固定部材１１には母線導体４の長さ方向と直角な方向へ
長い可動部材１２が２本のボルト１３を介して結合さ
れ、固定部材１１と可動部材１２とで支持部材を構成し
ている。可動部材１２の両端には２本のボルト１４を介
して絶縁部材１５が夫々取り付けられ、絶縁部材１５に
２本のボルト１６を介して母線導体４が夫々取り付けら
れている。２つの絶縁部材１５の間にはコの字形の断面
形状を有するスペーサ１７を介して絶縁部材１５及び母
線導体４が取り付けられ、三相分の母線導体４どうしの
間隔が絶縁距離を確保しうる距離に設定されている。
示す。図２，図５に示すように略筒形状の容器３におけ
る端部の内周面に母線導体４を支持するための部分が設
けられている。即ち、以下のようになっている。長さが
短い略円柱形の座９の一方の端面が溶接により容器３の
内周面に結合され、座９の他方の端面には２本のボルト
１０を介して固定部材１１が結合されている。そして、
固定部材１１には母線導体４の長さ方向と直角な方向へ
長い可動部材１２が２本のボルト１３を介して結合さ
れ、固定部材１１と可動部材１２とで支持部材を構成し
ている。可動部材１２の両端には２本のボルト１４を介
して絶縁部材１５が夫々取り付けられ、絶縁部材１５に
２本のボルト１６を介して母線導体４が夫々取り付けら
れている。２つの絶縁部材１５の間にはコの字形の断面
形状を有するスペーサ１７を介して絶縁部材１５及び母
線導体４が取り付けられ、三相分の母線導体４どうしの
間隔が絶縁距離を確保しうる距離に設定されている。
【００１０】次に、斯かるガス絶縁開閉装置の作用を説
明する。従来は母線導体を支持するためのフランジ部が
容器に３相分個別に必要であったが、本発明ではこれら
が不要なだけでなく、一本の座９を容器３の内周面の一
ケ所に固着するだけで三相分の母線導体４が支持でき
る。そして、容器３の内外を連通させるフランジ部を形
成しないことから、気密保持のためのシール部が不要に
なる。
明する。従来は母線導体を支持するためのフランジ部が
容器に３相分個別に必要であったが、本発明ではこれら
が不要なだけでなく、一本の座９を容器３の内周面の一
ケ所に固着するだけで三相分の母線導体４が支持でき
る。そして、容器３の内外を連通させるフランジ部を形
成しないことから、気密保持のためのシール部が不要に
なる。
【００１１】（ｂ）実施例２ 次に、本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例２を図
６，７に示す。図のようにボルト１３を挿通するために
可動部材１２に一対の長孔１９が形成され、長孔１９内
にスリーブ２０を介してボルト１３が挿通され固定部材
１１に螺合されている。
６，７に示す。図のようにボルト１３を挿通するために
可動部材１２に一対の長孔１９が形成され、長孔１９内
にスリーブ２０を介してボルト１３が挿通され固定部材
１１に螺合されている。
【００１２】このため、容器３と母線導体４との熱膨張
率に差があって容器３に対して母線導体４が伸縮した場
合は、母線導体４に固定された可動部材１２が固定部材
１１の上面に沿って長孔１９の長さの範囲内で相対的に
スライドする。このため、母線導体４の伸縮した長さ分
を吸収することができる。
率に差があって容器３に対して母線導体４が伸縮した場
合は、母線導体４に固定された可動部材１２が固定部材
１１の上面に沿って長孔１９の長さの範囲内で相対的に
スライドする。このため、母線導体４の伸縮した長さ分
を吸収することができる。
【００１３】その他の構成，作用は実施例１と同じなの
で説明を省略する。
で説明を省略する。
【００１４】（ｃ）実施例３ 次に、本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例３を図８
に示す。この実施例は実施例１におけるスペーサ１７を
省略する一方、高さの高い絶縁部材２２を介して母線導
体４を可動部材１２に結合したものである。
に示す。この実施例は実施例１におけるスペーサ１７を
省略する一方、高さの高い絶縁部材２２を介して母線導
体４を可動部材１２に結合したものである。
【００１５】斯かるガス絶縁開閉装置では、スペーサ１
７が不要になって部品数が１つ少なくなる。
７が不要になって部品数が１つ少なくなる。
【００１６】その他の構成，作用は実施例１と同じなの
で、説明を省略する。
で、説明を省略する。
【００１７】（ｄ）実施例４ 最後に本発明によるガス絶縁開閉装置の実施例４を図９
に示す。この実施例は、実施例３において実施例２と同
様に可動部材１２が固定部材１１に対して相対的にスラ
イドできるように可動部材１２に長孔１９を形成し、長
孔１９に遊嵌したスリーブ２０にボルト１３を挿通した
ものである。
に示す。この実施例は、実施例３において実施例２と同
様に可動部材１２が固定部材１１に対して相対的にスラ
イドできるように可動部材１２に長孔１９を形成し、長
孔１９に遊嵌したスリーブ２０にボルト１３を挿通した
ものである。
【００１８】斯かるガス絶縁開閉装置では、実施例３と
実施例２とで示した作用を併せて有することになる。
実施例２とで示した作用を併せて有することになる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
１，２に係るガス絶縁開閉装置によれば容器の内周面に
支持部材を固着し、支持部材に夫々絶縁部材を介して三
相分の母線導体を結合したので、従来のように気密を保
持するためのシール部を設ける必要がない。また、母線
導体ごとに支持部材を設ける必要はなく容器への支持部
材の結合は１ケ所で足りる。
１，２に係るガス絶縁開閉装置によれば容器の内周面に
支持部材を固着し、支持部材に夫々絶縁部材を介して三
相分の母線導体を結合したので、従来のように気密を保
持するためのシール部を設ける必要がない。また、母線
導体ごとに支持部材を設ける必要はなく容器への支持部
材の結合は１ケ所で足りる。
【００２０】請求項２に係るガス絶縁開閉装置によれ
ば、固定部材に対して可動部材をスライドさせることに
より母線導体の伸縮を吸収し、母線導体と絶縁部材との
結合部をスライド自在にして吸収するのではないことか
ら、母線導体と絶縁部材との固定はボルトを介して確実
に行うことができて中間電位が発生しにくい。
ば、固定部材に対して可動部材をスライドさせることに
より母線導体の伸縮を吸収し、母線導体と絶縁部材との
結合部をスライド自在にして吸収するのではないことか
ら、母線導体と絶縁部材との固定はボルトを介して確実
に行うことができて中間電位が発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるガス絶縁開閉装置における実施例
１の要部に係り、図２のＢ矢視図。
１の要部に係り、図２のＢ矢視図。
【図２】本発明によるガス絶縁開閉装置における実施例
１の要部の構成図。
１の要部の構成図。
【図３】図２のＣ矢視図。
【図４】図２のＤ−Ｄ矢視図。
【図５】本発明によるガス絶縁開閉装置に係り、支持部
材の位置を示す説明図。
材の位置を示す説明図。
【図６】本発明によるガス絶縁開閉装置における実施例
２の要部を示す構成図。
２の要部を示す構成図。
【図７】図６のＥ−Ｅ矢視図。
【図８】本発明によるガス絶縁開閉装置における実施例
３の要部を示す構成図。
３の要部を示す構成図。
【図９】本発明によるガス絶縁開閉装置における実施例
４の要部を示す構成図。
４の要部を示す構成図。
【図１０】ガス絶縁開閉装置の単線結線図。
【図１１】従来のガス絶縁開閉装置の正面図。
【図１２】図１１におけるＡ−Ａ矢視図。
３…容器 ４…母線導体 １１…固定部材 １２…可動部材 １５，２２…絶縁部材 １９…長孔 ２０…スリーブ
Claims (2)
- 【請求項１】 母線管路を構成する略筒状の容器の端部
の内周面に支持部材を固着し、支持部材に絶縁部材を介
してかつ相互間の絶縁距離を確保して三相分の母線導体
を夫々個別に結合したことを特徴とするガス絶縁開閉装
置。 - 【請求項２】 支持部材を、固定部材と固定部材に対し
て母線の長さ方向へスライド自在な可動部材とで構成
し、可動部材に絶縁部材を結合するようにした請求項１
に記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7285422A JPH09130932A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7285422A JPH09130932A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130932A true JPH09130932A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17691323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7285422A Pending JPH09130932A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130932A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105024325A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-04 | 上海西电高压开关有限公司 | 一种方便可变形gis母线导体拆装小车 |
| KR20160080022A (ko) * | 2014-12-29 | 2016-07-07 | 주식회사 효성 | 가스절연모선 및 그의 제조방법 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP7285422A patent/JPH09130932A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160080022A (ko) * | 2014-12-29 | 2016-07-07 | 주식회사 효성 | 가스절연모선 및 그의 제조방법 |
| CN105024325A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-04 | 上海西电高压开关有限公司 | 一种方便可变形gis母线导体拆装小车 |
| CN105024325B (zh) * | 2015-08-04 | 2017-05-10 | 上海西电高压开关有限公司 | 一种方便可变形gis母线导体拆装小车 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11318011A (ja) | 補償要素を備えたガス絶縁高圧開閉設備のカプセル装置 | |
| JPS60249806A (ja) | ガス絶縁開閉装置用母線電圧変成器ユニツト | |
| KR890001191B1 (ko) | 가스 절연 개폐장치 | |
| JPH09130932A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2887857B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS5936090Y2 (ja) | 母線支持装置 | |
| JPS6245464Y2 (ja) | ||
| JP3246759B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH025605Y2 (ja) | ||
| JPH066647Y2 (ja) | ガス絶縁電気機器の接続装置 | |
| JP2000050437A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6211128Y2 (ja) | ||
| JP3221374B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH1189020A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS61164407A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH076649Y2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0613541Y2 (ja) | ガス絶縁開閉設備 | |
| JPS6096111A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6127966B2 (ja) | ||
| JPH09130931A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS631552Y2 (ja) | ||
| JP2003009320A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6013222Y2 (ja) | 密閉形母線着脱装置 | |
| JPS6114727B2 (ja) | ||
| JPS6115653B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |