JPS6041769Y2 - ガス絶縁開閉装置の金属タンク間接続装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の金属タンク間接続装置

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JPS6041769Y2
JPS6041769Y2 JP6584979U JP6584979U JPS6041769Y2 JP S6041769 Y2 JPS6041769 Y2 JP S6041769Y2 JP 6584979 U JP6584979 U JP 6584979U JP 6584979 U JP6584979 U JP 6584979U JP S6041769 Y2 JPS6041769 Y2 JP S6041769Y2
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JP
Japan
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gas insulated
insulated switchgear
metal
connection device
current
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JP6584979U
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JPS55166113U (ja
Inventor
武光 岡元
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス絶縁開閉装置における金属タンク間の改良
した接続装置に関するものである。
近年電力系統は高電圧大容量化傾向にあり、国内では既
に電圧500kV、通電電流8kA〜12kAクラスの
送変電機器が導入されている。
これらに使用される開閉装置はスペーサの縮小化、高信
頼性、保守の省力化等の見地からガス絶縁開閉装置の適
用が多くなってきた。
このような高電圧、大電流のガス絶縁開閉装置は絶縁、
温度上昇、経済性等から一般に相分離タイプが用いられ
る。
単相ガス絶縁開閉装置は電流導体を絶縁物で支持し、接
地金属タンク内にガスを充填した同軸円筒状の構成で、
電流導体と接地金属タンクの距離が短い。
この為大電流開閉装置では主回路電流により接地金属タ
ンク外部に高い漏れ磁束を生ずる。
開閉装置を支持している架溝や開閉器の操作機構部は機
械的強度やコストの面から鉄系の強磁性材料が用いられ
るが前述の漏れ磁束によってこれらに鉄損による局部発
熱や磁歪振動を生ずる。
局部発熱は日常の保守点検時、安全上好ましくないし、
又磁歪振動は装置締結部のゆるみの原因となり好ましく
ない。
これらの問題を解決する為に例えば開閉装置接地金属タ
ンクの相間を各所で短絡導体で接続し、各相接地金属タ
ンクと短絡導体とで出来る閉ループにこれと鎖交する主
回路電流の磁束を打ち消す様に誘起電流(以下シース電
流と呼ぶ)を流し、外部磁束を低減する方法が用いられ
る。
したがって開閉装置における各区分の金属タンクのフラ
ンジ接続部には、第1図に示すように短絡接続導体が設
けられている。
すなわち、第1図において12は金属タンク、7はその
7ランジ、8は絶縁スペーサ、10は電流導体、11は
絶縁スペーサ8とフランジ7を締結しているスタッド、
ナツト類である。
シース電流は主回路電流とほぼ同程度に達する為、シー
ス電流路は十分な電流容量が必要となる。
金属タンク12、フランジ7は良導体のアルミニウム等
の材料を用いることで電流容量を確保出来るが、絶縁ス
ペーサ8を貫通している締結スタッド11は強度的に鉄
及びステンレスが用いられる為、十分な電流を確保する
ことが出来ない。
この為に接続導体9を金属タンク12間に数本対称に取
り付けていた。
接続導体9には、取付容易なる様に平編金属が用いられ
るが、平編金属は屋外使用の場合耐候性が良好でない。
更に取付スペースを要する上、美観上も好ましいものと
は言えなかった。
本考案の目的は、接続導体に良導体で耐候性にも良い銅
、アルミニウムを使用し、取付スペースをとらない様に
絶縁スペーサを貫通して金属タンクフランジを締結して
いる締結スタッドに前記接続導体を共線めとし、さらに
金属タンクフランジの厚さのバラツキにも対応できるガ
ス絶縁開閉装置の金属タンク間接続装置を提供するにあ
る。
以下、本考案を図面に示す実施例について説明する。
第2図および第3図において、両側の金属タンク12.
12を絶縁スペーサ8を介して相互のフランジ7.7を
ボルトナツト11で締めつける。
両側のフランジ7.7を短絡するためにく字形接続導体
13.13で接続する。
この接続導体13.13は第4図に示すように長孔20
を設けている。
両接続導体13,13はこの長孔16を利用してボルト
ナツト15で締めつける。
接続導体13,13の長孔20は金属タンク12.12
の製作上で生じる取付誤差を吸収するためのものである
さらに導体13.13の上面には化粧板14を設けて美
観を良くしている。
また、接続導体13.13の材料として良導体の銅、ア
ルミニウムを使用して耐候性をもたせている。
第5図に示す実施例はベロー継手16などの短絡接続す
る個所の距離がある場合で接続導体13.13を直線状
導体17で接続している。
この場合でも、ボルト、ナツト15の孔で、金属タンク
フランジの厚さのバラツキ及びベロー継手の寸法調整等
を吸収できる。
以上のように本考案によれば、耐候性の良い美観を損な
わない信頼性のある接続装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金属タンク間の接続装置を示す断面図、
第2図および第3図は本考案の金属タンク間接続装置を
示す断面図および側面図、第4図は本考案に使用する接
続導体を示す正面図、第5図は本考案の他の実施例を示
す断面図である。 12・・・・・・金属タンク、7・・・・・・タンクフ
ランジ、訃・・・・・絶縁スペーサ、13・・・・・・
接続導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに接続されるべきガス絶縁開閉装置における第1.
    第2の金属タンクフランジを絶縁スペーサを介して接続
    するものにおいて、シース電流を通電するに十分な通電
    容量を有した第1.第2の接続導体の夫々の一端部が上
    記金属タンクフランジ夫々に固着される共に上記フラン
    ジ及び絶縁スペーサの外面に沿って延在され且つ夫々の
    他端部に設けられた長孔にボルトナツトを挿入して第1
    、第2の接続導体の他端部を接続して構成したガス絶縁
    開閉装置の金属タンク間接続装置。
JP6584979U 1979-05-17 1979-05-17 ガス絶縁開閉装置の金属タンク間接続装置 Expired JPS6041769Y2 (ja)

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JPS55166113U JPS55166113U (ja) 1980-11-29
JPS6041769Y2 true JPS6041769Y2 (ja) 1985-12-19

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