JPS6036982Y2 - 母線接続装置 - Google Patents

母線接続装置

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JPS6036982Y2
JPS6036982Y2 JP11679879U JP11679879U JPS6036982Y2 JP S6036982 Y2 JPS6036982 Y2 JP S6036982Y2 JP 11679879 U JP11679879 U JP 11679879U JP 11679879 U JP11679879 U JP 11679879U JP S6036982 Y2 JPS6036982 Y2 JP S6036982Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
connection device
flanges
busbar connection
outer case
Prior art date
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Expired
Application number
JP11679879U
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English (en)
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JPS5635826U (ja
Inventor
龍男 飯田
伸光 小林
弘幸 三宅
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス絶縁開閉装置に設置される伸縮ベローズ継
手を備えた母線接続装置に関する。
従来、ガス絶縁開閉装置の各機器、又は母線等の接続は
第1図に示すように例えば相分離形の1相分の母線部分
において、導体11は図示されない絶縁部材を介して接
地された外被ケース12あるいは、伸縮ベローズ継手1
3に支持固定されている。
これらの外被ケース12と伸縮ベローズ継手13は長さ
方向に連続的に電気的に接続されている。
外被ケース12は電気的にも接続されている脚14で支
持固定されており、接地線15を介して図示されない接
地網に接続されている。
また、外被ケース12が2点以上で接地されていると、
第2図に示すように導体11に電流Iが流れると、これ
による磁束ΦIが発生する。
そうすると、外被ケース12、脚14、接地線15、接
地網16から形成される閉ループ回路に磁束ΦIを打ち
消そうとする誘導電流iが流れて磁束Φiが発生する。
即ち、多点接地にすると外被ケース12や伸縮ベローズ
継手13に大きな誘導電流が流れる。
一般に伸縮ベローズ継手13は、第1図に示すA部、B
部基礎の不等沈下によるレベル差の吸収、温度上昇によ
る外被12の熱伸縮吸収、及び組立上の寸法調整等の働
きがある。
伸縮ベローズ継手13は第3図に示すように伸縮ベロー
ズ20とパイプ21とフランジ22a。
22bとから形成され、フランジ22a、22bは夫々
外被ケース12a、12bのフランジ17a、17bに
スタッド、ナツト及びワッシャからなる締付部23によ
って電気的、機械的に固定、接続されている。
外被ケース12a、12b及び伸縮ベローズ継手13内
には高圧の絶縁ガスが封入されているため、夫々フラン
ジ22a、17a及び22b、17b間にはバッキング
24を設は気密を保っている。
伸縮ベローズ20がある限度以上に伸びたり縮んだりし
ないように周囲の1本以上のスタッド25が設けてあり
、このスタッド25の片端はナツトワッシャ26で固定
し、他端は固定せずに、ある限度以上伸縮しないように
ナツト27.27が取付けられている。
この伸縮ベローズ20は伸縮性をもたせるため板厚の薄
いステンレス鋼を使用している。
このステンレス鋼の固有電気低抗は鉄の5倍、アルミニ
ウムの11倍もあるうえ、板厚が薄いため非常に電気低
抗が高い。
従って、前述のような誘導電流が流れると伸縮ベローズ
20は、人が触れる許容温度とされている30℃を超え
る温度に上昇するおそれがある。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、ベローズ継手に誘導電流の流れること
を防ぐことのできる多点接地のガス絶縁開閉装置の母線
接続装置を提供することにある。
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して説明する
第1図ないし第3図と同一部分は同符号を付した。
第4図において、伸縮ベローズ継手13は、伸縮ベロー
ズ20の両側に夫々パイプ21.21と夫々フランジ2
2 a、 22 bとが溶着され形成される。
外被ケース12a、12bの夫々のフランジ17a、1
7bは夫々伸縮ベローズ継手13のフランジ22a、2
2bと夫々図示されないバッキングを介在し、夫々締付
部23a及び23によって締付けられ、後述するように
この伸縮ベローズ継手13の少なくとも一方例えば締付
部23aによってフランジ22a、17a間を絶縁する
フランジ22a、22bには一方をナツト26によって
固定し、他方はナツト27,27によってベローズ20
の伸縮に限界を与えるようにスタッド25を配設してい
る。
外被ケース12a、12b間は、少なくとも1本の伸縮
可能な導体30によって電気的に接続されている。
なお、図示されないが、外被ケース12a、12bは夫
々接地線を介して接地網に接続される。
前述のように絶縁されたフランジ22a、17a間は第
5図に示すように、フランジ22a、17a間を締付け
る締付部13aは、フランジ22a、17a間に絶縁部
材からなる絶縁リング31をはさみ、スタッド及びナツ
トは少なくとも一方のフランジ孔に絶縁管32及び絶縁
ワッシャ33を介在して両フランジ22a、17a間が
絶縁されている。
上述のように伸縮ベローズ継手のフランジ22at22
bの少なくとも一方、例えばフランジ22aと外被ケー
ス12aのフランジ17aと締付部23aによって絶縁
して締付け、かつ両外被ケース12a、12b間を伸縮
可能な導体で電気的に接続することによって、母線の導
体に流れる線路電流Iによって発生する磁界Φrによっ
て、両外被ケース、伸縮可能な導体、接地線及び接地網
によって形成されるループ回路に誘導電流iが流れるた
めに、伸縮ベローズ継手には電流は流れず、従ってこの
伸縮ベローズ継手は30°C以上に温度上昇することを
防止できる。
以上、説明したように本考案によれば伸縮ベローズ継手
に誘導電流の流れることを防止できる多点接地のガス絶
縁開閉装置の母線接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は母線接続装置を示す側面図、第2図は誘導電流
を示す説明図、第3図は従来の母線接続装置の要部を示
す一部断面側面図、第4図及び第5図は夫々本考案の母
線接続装置の要部を示し、第4図は側面図、第5図は断
面図である。 11・・・・・・導体、12a、12b・・・・・・外
被ケース、13・・・・・・伸縮ベローズm手、17
a、 17b、22a、22b・・・・・・フランジ
、20・・・・・・伸縮ベローズ、23a・・・・・・
締付部、31・・・・・・絶縁リング、32・・・・・
・絶縁筒、33・・・・・・絶縁ワッシャ、30・・・
・・・伸縮可能な導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にフランジを設けた伸縮ベローズをフランジを設け
    た外被ケース間に接続し、これらの内部に絶縁ガスとと
    もに充電部を収納したものにおいて、前記伸縮ベローズ
    の少なくとも一方のフランジの接続部で電気的に絶縁し
    、前記伸縮ベローズの両側の前記外被ケース間を伸縮可
    能な導体で接続したことを特徴とする母線接続装置。
JP11679879U 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置 Expired JPS6036982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11679879U JPS6036982Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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JP11679879U JPS6036982Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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Publication Number Publication Date
JPS5635826U JPS5635826U (ja) 1981-04-07
JPS6036982Y2 true JPS6036982Y2 (ja) 1985-11-02

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ID=29349003

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JP11679879U Expired JPS6036982Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 母線接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510082Y2 (ja) * 1985-09-20 1996-09-11 株式会社明電舍 回転電機

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JPS5635826U (ja) 1981-04-07

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