JPS631551Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS631551Y2
JPS631551Y2 JP1981186277U JP18627781U JPS631551Y2 JP S631551 Y2 JPS631551 Y2 JP S631551Y2 JP 1981186277 U JP1981186277 U JP 1981186277U JP 18627781 U JP18627781 U JP 18627781U JP S631551 Y2 JPS631551 Y2 JP S631551Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
expandable
bus bar
corrugated
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981186277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5892823U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18627781U priority Critical patent/JPS5892823U/ja
Publication of JPS5892823U publication Critical patent/JPS5892823U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS631551Y2 publication Critical patent/JPS631551Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、密閉形開閉装置用母線及び管路気中
母線等に用いる伸縮母線容器に関するものであ
る。
考案の技術的背景 密閉形開閉器用母線及び管路気中母線におい
て、母線は、絶縁ガスの圧入された密閉金属容器
である母線容器内に収納されているが、電力設備
の規模が大きくなればなる程、これらの母線の長
さは長くなり、必然的に母線容器も長くなる。す
ると、据付時の母線容器の寸法誤差を吸収する調
整箇所として、また気温や誘導電流による発熱等
の温度変化に伴う母線容器の熱伸縮を吸収する調
整箇所として、更にまた母線によつて連絡された
各機器間の地盤落下による寸法差を吸収する調整
箇所として、伸縮可能な母線容器が必要となる。
そこで、従来では、第1図第2図に示す如く、
伸縮母線容器として、表面が長手方向に波形とな
つた円筒金属容器いわゆるベロータイプの容器を
使用している。
例えば、主母線から回線母線を引出す際に使用
される密閉形開閉装置においては、二重母線を構
成する各主母線1,2にそれぞれ取付けられた回
線引出し用の開閉機器3の特に主母線1,2間に
伸縮母線容器4を介在させる様にしている。
この場合、第2図Aに示す如く母線11を密封
する容器12間には伸縮母線容器4が配置され
る。即ち、母線容器12の端部のフランジ13
と、伸縮母線容器4の端部のフランジ14の部分
が、接続されている。第2図Bは、この両容器の
接続部付近における、伸縮母線容器4の波形部1
5を拡大した断面図である。即ち、伸縮母線容器
4の波形部15の端部は、伸縮母線容器フランジ
14の円環形状の内縁に円形に溶接され、一方、
母線容器12のフランジ13と伸縮母線容器4の
フランジ14とは、バネ座金23及びナツト24
を介して締付ボルト22によつて固着され、更に
両フランジ13,14の接触面に沿つてOリング
25が埋め込まれていて、気密性を保てる様にな
つている。
なお、伸縮母線容器4の左右のフランジ14,
14間はタイロツド21により結ばれており、こ
れにより、左右のフランジ14,14の間隔寸法
は調整可能となつている。
背景技術の問題点 さて、この様に母線容器12と伸縮母線容器4
とを接続するに当り、フランジを固定する締付ボ
ルト21の取付箇所は、フランジ同士を開離させ
る方向に働く波形部15の緊張力に打ち勝つて伸
縮母線容器4内の気密性を保持する為に、できる
だけ波形部15の端部である溶接部に近い方が望
ましい。
ところが、これでは伸縮母線容器の波形部15
と締付ボルト21またはナツト24とが非常に近
接することとなり、その為母線容器12と伸縮母
線容器4の接続作業時にナツト24を締付けるス
パナ等が波形部15に当つてキズ付けることがあ
り、また接続完成時の表面処理の際の作業性が悪
い等の問題が生じていた。
この問題を解決するには、波形部15とフラン
ジ14との溶接部分の平行部Lを長くして、波形
部15の一段目の波形と締付ボルト21またはナ
ツト24とが接近しない様にすれば良い。
しかし、波形部15は伸縮性を容易にする為に
その肉厚が母線容器12に比べ非常に薄くできて
いて、強度上、平行部Lを長くすることができな
かつた。即ち、伸縮母線容器4内には、母線11
と伸縮母線容器4を電気的に絶縁させる為の絶縁
ガスが加圧充填されており、この圧力に耐える為
に平行部Lを一定以上長くすることはできなかつ
た。
一方、肉厚を厚くして平行部Lを長くすること
も考えられるが、その為には波形を大きくして一
定の伸縮性を確保する必要がある。すると必然的
に波形部15自体も大きくなり、伸縮母線容器4
全体が大きくなつて、経済性の悪いものとなるの
で、現実には、肉厚を厚くして平行部Lを長くす
ることもできなかつた。
そこで、上記の様に波形部自体に平行部Lを設
けるのではなく、第2図Cに示す様に、伸縮母線
容器のフランジ14と波形部15との間に短管2
6を取付けて上記平行部Lの代りをさせることも
提案されてはいた。しかし、この短管26を取付
けた場合には、溶接箇所が増加する為、加圧され
た絶縁ガスの気密容器としての信頼性が低下する
共にと、容器の加工工数の増加を伴うという欠点
があつた。
考案の目的 本考案は、波形部の平行部を長くすることな
く、しかも溶接箇所を増さずに接続作業時及び接
続完成処理の際の作業性を向上させ強度を充分に
保証し気密性を高めた伸縮母線容器を提供するこ
とを目的とする。
考案の概要 本考案のガス絶縁母線の伸縮母線容器は、波形
部をフランジの内側端面に固着し、その端部を、
その波高を低くし、波長を長くした形状とするこ
とによつて、平行部自体は長くせずに、また溶接
箇所も増さずに接続作業等の作業性を向上させる
ものである。
考案の実施例 本考案の一実施例を第3図によつて説明する。
なお、第2図の従来型と同一の部分については、
同一の番号を付して説明を省略する。
本実施例においては、波形部15を伸縮母線容
器フランジ14の内側端面に溶接にて固着し波形
部15のフランジ14側端部の一段目の波形31
のみが、波高が低く、且つ波長が長くなつて構成
されている。即ち、まず波形部15の中央部にお
ける伸縮母線容器の内径D1、外径D2に対し、こ
の端部の波形31部分での内径D3、外径D4は、 D3=D1、D4<D2 の関係がある。次に、波形部15の中央部におけ
る外径側の曲率半径rに対し、この一段目波形3
1の外径側の曲率半径Rは R>r の関係がある。
この様な構成とすることによつて、平行部Lは
短くても、一段目の波形31が該平行部を延長し
たのと同様の効果があり、しかも肉厚を厚くせず
に伸縮母線容器内の絶縁ガスの圧力に対応でき
る。その理由は、平行部L、波形31の曲率半径
R、波形31における外径D4は、波形部15の
中央部の曲率半径r及び外径D2を考慮すること
により該圧力に対する強度を十分に保証する範囲
内で算出でき、適正な寸法関係を設定できるから
である。また、波形部15を伸縮母線容器フラン
ジ14の内側端面に溶接にて固着したので、ガス
圧により波形部15が伸縮母線容器フランジ14
内側端面に押圧され、波形部15は半径方向の力
により伸縮母線容器フランジ14より離脱するお
それがない。よつて、絶縁ガスが波形部15の接
続部より漏れるおそれがなく、絶縁耐力を常に一
定に保つことができる。
本実施例は以上の様に第3図に示される通りで
あるが、他の実施例として、波高を低くし波長を
長くする波形を一段目のみでなく、二段目または
三段目まで採用することもできる。
考案の効果 以上の様に、本考案のガス絶縁母線の伸縮母線
容器は、締付ボルト21またはナツト24と波形
部15の間隔が離れているので、接続時における
作業性が向上する。しかも、波形部15端部の波
高を低くした波形は、波長も長くしてあるので伸
縮性も劣化することなく、伸縮母線容器の内圧に
も対応できる強度をもたせることが可能である。
さらに、波形部をフランジの内側端面に固着した
ので、気密性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は密閉形開閉装置に使用されている伸縮
母線容器の側面図、第2図Aは第1図の伸縮母線
容器部分の拡大図、同Bは第2図Aの接続部付近
の拡大断面図、同Cは他の従来型における上記拡
大断面図、第3図は本考案の一実施例における上
記拡大断面図である。 1,2……主母線、3……開閉機器、4……伸
縮母線容器、11……母線、12……母線容器、
13……母線容器フランジ、14……伸縮母線容
器フランジ、15……波形部、21……タイロツ
ド、22……締付ボルト、23……バネ座金、2
4……ナツト、25……Oリング、26……短
管、31……一段目波形、L……平行部、D1
D3……伸縮母線容器内径、D2,D4……伸縮母線
容器外径、R,r……曲率半径。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒容器であつてその表面が長手方向に波形と
    なつたベロータイプの伸縮母線容器において、こ
    の伸縮母線容器のフランジの内側端面に溶接され
    る波形部の端部の内径、外径及び外径側の曲率半
    径を夫々D3,D4及びrとし、中央部の内径、外
    径及び外径側の曲率半径を夫々D1,D2及びRと
    したとき、 D3=D1,D4<D2,r<R なる関係を有することを特徴とするガス絶縁母線
    の伸縮母線容器。
JP18627781U 1981-12-16 1981-12-16 ガス絶縁母線の伸縮母線容器 Granted JPS5892823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18627781U JPS5892823U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ガス絶縁母線の伸縮母線容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18627781U JPS5892823U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ガス絶縁母線の伸縮母線容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5892823U JPS5892823U (ja) 1983-06-23
JPS631551Y2 true JPS631551Y2 (ja) 1988-01-14

Family

ID=29988082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18627781U Granted JPS5892823U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ガス絶縁母線の伸縮母線容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5892823U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646607B2 (ja) * 1986-06-26 1994-06-15 日新電機株式会社 伸縮接続部構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54105351U (ja) * 1978-01-05 1979-07-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5892823U (ja) 1983-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN212304635U (zh) 一种带横向补偿vp型伸缩节母线装置
JPS631551Y2 (ja)
US20010035224A1 (en) Superinsulation support system
CN110739646A (zh) 一种用于gil的径向补偿单元及gil
CN213629419U (zh) 一种隔热效果好的膨胀节
JP2001162319A (ja) 環状リブ付分岐管およびその製造方法
US3038022A (en) Inflatable gasket for isolated phase bus
JPS6233708B2 (ja)
JPS589479Y2 (ja) 管路気中送電線路の接続装置
CN108223954A (zh) 高密封性gis波纹管补偿器
JPS6338655Y2 (ja)
CN221258096U (zh) 一种不锈钢波纹管的保温结构
JP2000312423A (ja) ガス絶縁母線
KR200401945Y1 (ko) 가스절연 개폐장치용 벨로우즈
JPH0534194Y2 (ja)
CN211127089U (zh) 一种超高压气体绝缘输电线路用沉降型膨胀节及其组件
JP2768767B2 (ja) 母線接続装置
JPS62244213A (ja) フレキシブル継手
US2532227A (en) Pressure container for water softeners and the like
JPS6338654Y2 (ja)
JPS5848742Y2 (ja) 壁貫ブツシング
JPS6111944Y2 (ja)
JPS6124889A (ja) 二重管構造の配管
JPH0747928Y2 (ja) 電界緩和装置
CN115727223A (zh) 一种船舶低温管路膨胀接头保护装置及使用方法