JPS5848742Y2 - 壁貫ブツシング - Google Patents

壁貫ブツシング

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Publication number
JPS5848742Y2
JPS5848742Y2 JP2418278U JP2418278U JPS5848742Y2 JP S5848742 Y2 JPS5848742 Y2 JP S5848742Y2 JP 2418278 U JP2418278 U JP 2418278U JP 2418278 U JP2418278 U JP 2418278U JP S5848742 Y2 JPS5848742 Y2 JP S5848742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal cylinder
connection bus
bus bar
wall
tank
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Expired
Application number
JP2418278U
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English (en)
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JPS54128100U (ja
Inventor
宏 吉田
正巳 池田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汚損等の外部状況に影響されない高精度、高負
担のコンデンサ型計器用変圧器(以下PDという)をそ
なえた高電圧の壁貫ブッシングに関する。
従来のPDをそなえた高電圧用の壁貫ブッシングは第1
図に示すように建屋の壁1を貫通し内部に絶縁媒体を充
填したタンク2の両端にコンテ゛ンサ形ブッシング3及
び4を取付け、このブッシング3及び4のもつキャパシ
タンスを高圧側コンデンサとして利用し、これにPD5
を接続した構成となっている。
しかしながら、上記従来の壁貫ブッシングにおいて、ブ
ッシング3及び4のかい管表面が清浄なときはPD5は
正常な誤差特性を示すが、気中がい管が注水時や汚損時
にはかい管表面に生じるリーク電流によって誤差が大幅
に変化することがある。
例えば汚損時には誤差が10〜30%に達することがあ
る。
この原因は高圧コンデンサがかい管内に収められている
ためで、このような構造であるかぎり誤差特性の悪化は
さけられない。
またPD5の負担もこれに接続される保護装置の要求か
ら高負担のものが必要であるが、従来のブッシング形P
Dでは高圧コンデンサのキャパシタンスが小さく通常要
求される1000 PF組以上キャパシタンスを得るこ
とは困難である。
そのため高精度、高負担のPDが得ることができない。
本考案は上記の点にかんがみ、高精度、高負担のPDを
そなえた壁貫ブッシングを提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、建屋の壁11を貫通し、内部に絶縁油
、絶縁ガス等の絶縁媒体30を充填したタンク12の両
端にはブッシング13及び14が取付けられる。
この両ブッシング13及び14の内端間はタンク12内
に配設された接続母線15により接続される。
この接続母線15の外周には支持部材15Aにより支持
された金属円筒16が接続母線15に同心状に設けられ
ている。
この金属円筒16は支持部材15Aにより電気的に接続
されて接続母線15と同電位にあり、またその両端部に
電界を緩和するために内側に湾曲する曲率がつけられて
いる。
この金属円筒16の外周にはプレスポードあるいはFR
P等により形成された固体絶縁物シリンダー18が配設
されている。
更にその外周には円筒状のPDDタツプ電極17がタン
ク12に対して絶縁して配設されている。
PDDタツプ電極17はタンク12に取付けられた低圧
ブッシング19によってタンク12外部に導かれ、周知
のPD 27のブッシング20に接続される。
尚、金属円筒16は発熱を防止するため支持部材15A
により一個所で接続母線15に電気的に接続され、接続
母線15の電流が金属円筒16に分流しないようになっ
ている。
また図示しないが金属円筒16を円周方向に分割してl
ターンを形成しないようにして渦電流による発熱も防止
されている。
このように構成された壁貫ブッシングにおいて、金属円
筒16とPDDタツプ電極17間のキャパシタンスCは
次式で表わされる。
ここで゛、 r2:PDDタツプ電極の内半径 rl:金属円筒の外半径 l:金属円筒の長さ ε:金属円筒とPDタップ用電電極間絶縁物の誘電率 一般に、r2は構造的制約からおおよそな寸法が決まる
が、上式から明らかなように本発明による壁貫ブッシン
グにおいてはrlを大きくすればCを大きくすることが
できる。
従って、例えば500KV系統用油入壁貫ブッシングで
、十分な絶縁距離(r2−rl)を確保し金属円筒の長
さlが3〜4m程度でも金属円筒16A、16Bの半径
r1を大きくすることによって通常要求される1000
PF組以上キャパシタンスを容易に得ることができる
またタンク12の両端に取付けられたブッシング13及
び14の内端間を接続する接続母線15の外周にコンテ
゛ンサを形成し、このコンデンサを計器用変圧器27に
接続するものであるから、ブッシング13及び14のか
い管の汚損等の外部状況によって特性が影響されること
がない。
更に金属円筒16と接続母線15との間には絶縁媒体3
0が介在するため接続母線15の冷却が絶縁媒体30に
よって良好に行なわれることになる。
このように本考案による壁貫ブッシングにおいては、1
000PF以上のキャパシタンスを容易に得ることがで
き、またブッシングのかい管の汚損等の外部状況によっ
て特性が影響されない高精度、高負担のコンデンサ型計
器用変圧器を備えることができる。
尚、上記実施例においては1個の金属円筒でコンデンサ
を形成した場合について説明したが、金属円筒を接続母
線の長平方向に複数個に分割して少なくとも1個のコン
テ゛ンサを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の壁貫ブッシングを示す概略図、第2図は
本考案による壁貫ブッシングを一部断面して示した正面
図である。 11・・・・・・建屋、12・・・・・・タンク、13
及び14・・・・・・ブッシング、15・・・・・・接
続母線、16・・・・・・金属円筒、17・・・・・・
電極、27・・・・・・コンデンサ型計器用変圧器、3
0・・・・・・絶縁媒体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)建屋の壁を貫通し内部に絶縁媒体を充填したタン
    クの両端にブッシングを取付け、この両ブッシングの内
    端間を前記タンク内に配設された接続母線により接続し
    た壁貫ブッシングにおいて、前記接続母線の外周に、こ
    の接続母線と同電位の金属円筒を接続母線に同心状に配
    設し、この金属円筒の外周に固体絶縁物を配設し、その
    外周にコンデンサ型計器用変圧器に接続される電極を設
    けたことを特徴とする壁貫ブッシング。
  2. (2)金属円筒を接続母線に1個所で電気的に接続した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    壁貫ブッシング。
JP2418278U 1978-02-28 1978-02-28 壁貫ブツシング Expired JPS5848742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2418278U JPS5848742Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 壁貫ブツシング

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JP2418278U JPS5848742Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 壁貫ブツシング

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Publication Number Publication Date
JPS54128100U JPS54128100U (ja) 1979-09-06
JPS5848742Y2 true JPS5848742Y2 (ja) 1983-11-08

Family

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