JPS6036821B2 - 流動浸漬塗装方法 - Google Patents

流動浸漬塗装方法

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JPS6036821B2
JPS6036821B2 JP8174378A JP8174378A JPS6036821B2 JP S6036821 B2 JPS6036821 B2 JP S6036821B2 JP 8174378 A JP8174378 A JP 8174378A JP 8174378 A JP8174378 A JP 8174378A JP S6036821 B2 JPS6036821 B2 JP S6036821B2
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JP
Japan
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powder
coating method
tank
dip coating
paint
Prior art date
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Expired
Application number
JP8174378A
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English (en)
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JPS558853A (en
Inventor
光平 安達
隼人 高砂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉末塗料を用いた部品等の流動浸漬塗装方法
の改善に関するものである。
従来この種の方法には第1図に示すものがあった。
第1図において、粉体槽1の下部をフィル夕2で水平に
仕切り、該フィル夕2の下部に送気室3を形成し、上部
には塗料粉体4を収容する。そして、粉体槽1を弾性体
5で支持し、糟の下部に設けた励振機6によって塗料粉
体を振動させながら、送入口7より空気等の気体をフィ
ル夕2を通して均一に吹き込むと、粉体4は浮遊流動状
態となり、その中に昇温された被塗装物を浸債すると粉
体がその表面に付着するものである。しかしながらこの
種の従来の方法では、塗料粉体を上下、または水平にあ
る点で振動させているだけで、水平方向の一定の流動が
起こらないため、粉体中に通気路8や気泡9が形成され
粉体の均一な流動が得られず、これに伴い粉体表面が平
面にならず塗装境界が不均一になったり、所望しない部
分への粉体の飛散、融着などが生じた。
また被塗装物の底面が偏平または複雑な形状の場合、粉
体中を上昇する気体に対する抵抗が大きいため、均一な
送入量が得られず、それに伴い、粉体の密度が異なるた
め良質な塗膜が得ることが難しかった。特に被塗装物の
周辺では上昇する気体が集中する傾向にあるため、粉体
表面が不均一になったり、粉体の飛散が多く発生するな
どの欠点を有していた。これらの欠点を除去するために
、先ず粉体を浮遊流動状態にしておき、次いで気体の送
入量を規制し、この規制浮遊流動状態の下で被塗装物を
浸糟する方法が考えられた。しかしこの方法は気体の送
入量を規制することにより粉体表面の均一性は得られる
ものの、第1図の方法と同様に水平方向の流動が起こら
ないため、第2図に示すような偏平な部品10を塗装す
る場合には、送入量の規制による流動状態の低下に伴い
、面10aへの粉体のつきまわりに時間がかかったり、
あるいは面10aに粉体が推積した状態となり、その結
果、面10aでの塗膜が厚くなり、部品全体を一定な膜
厚で塗装することが困難であった。また凹凸のある複雑
な形状の部品等を塗装する場合にも、送入量の規制によ
る流動状態の低下に伴い、隙間等の微少な空間への塗膜
が充分に行なわれずボィドやピンホールが多く発生する
等の欠点を有していた。本発明は上記のような従来のも
のの欠点を除去するためになされたもので被塗装物を塗
装する際に、まず塗料粉体を浮遊状態としたうえ、該粉
体を収容した槽を適当な角度に傾斜させることにより、
水平な一定方向の流動を起こしながら塗装を行ない、偏
平あるし、複雑な形状の被塗装物においても、一定な膜
厚で、塗装境界の均一な良質な塗膜が得ることができる
流動浸債塗装方法を提供することを目的としている。
以下、本発明の一実施例を図にもとづいて説明する。
第2図において、粉末槽1の下部をフィル夕2で仕切り
、該フィル夕の下部に送気室3を形成し、上部に粉体4
を収容し、槽底面に励糠機6を設け、糟全体を弾性体5
で支持するのは第1図のものと同様であるが、糟を頃斜
させる機構として、槽の端部にモータ11によって回転
される偏心力ム12がある。13はモータ軸と偏心カム
軸とを結合し、固定するための軸受である。
本発明による塗装方法は次のようにして行なう。
先ず、送入口7より空気等の気体を送入し、フィル夕2
上に収容された粉体4を浮遊状態にする。次に、励振機
6により糟1を振動させながら、モータ駆動で適当な速
度で回転する偏心カム12の働きで、糟の端部が上下す
るに伴って糟が傾斜する際粉体の動により、粉体上層部
に均一に、水平な左右交互の方向の流動が得られるよう
に送入量を調節したのち、被塗装部品10を浸潰し、塗
装する。浸債する際、粉体表面が水平に対して懐斜して
いるため、従来のように被塗装部品を水平に保持し、垂
直方向に浸薄すると、塗装端面の高さが一定とならない
不都合が生じるが、これは部品を槽に対して常に平行に
保持するような被塗装部品保持板(図示せず)を設け、
粉体表面に垂直な方向に浸薄するなどして良好に塗装す
ることができる。なお、上記実施例では、槽を傾斜させ
る機構として、回転する偏心カムを用いたが、油圧式あ
るいは圧縮空気式のピストンでもよい。
また、上記実施例では水平な左右交互の方向の流動が得
られるように構成したが、偏心カムの形状や取付位置を
変えれば流動の速度や方向を任意に変えることも可能で
ある。以上のように、本発明によれば、粉体槽を適当な
角度で傾斜させることにより粉体上層部に水平方向の流
動を起こした状態で塗装を行なうように構成したので、
被塗装物の底面が偏平あるいは複雑な形状の場合におい
ても、一定した膜厚の、塗装端面の均一な良質な塗膜が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第la図及び第lb図は従来の流動浸債塗装装置を示す
正面断面図及び側面断面図である。 第2図は本発明の一実施例を示す流動浸債塗装装置の斜
視図である。1……粉体槽、2……フィル夕、3・・・
・・・送気室、4・・・・・・塗料粉体、5・・・・・
・弾性体、6・・・・・・励振機、7・・・・・・送入
口、8…・・・通気路、9・・・・・・気泡、10,1
0a・・・・・・被塗装物、11・・・・・・モータ、
12・・・・・・偏心カム、13・・・・・・軸受。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉末塗料を用いて部品等の塗装を行なう流動浸漬塗
    装方法において、まず塗料粉体を浮遊状態とした上、該
    粉体を収容せる槽を傾斜させ、一定方向の流動を起こし
    ながら塗装を行なうことを特徴とする流動浸漬塗装方法
JP8174378A 1978-07-04 1978-07-04 流動浸漬塗装方法 Expired JPS6036821B2 (ja)

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JP8174378A JPS6036821B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 流動浸漬塗装方法

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JP8174378A JPS6036821B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 流動浸漬塗装方法

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JPS558853A JPS558853A (en) 1980-01-22
JPS6036821B2 true JPS6036821B2 (ja) 1985-08-22

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ID=13754911

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129019A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器
JPH0350822Y2 (ja) * 1986-05-23 1991-10-30
JPH0433835Y2 (ja) * 1987-05-27 1992-08-12
JPH0437582Y2 (ja) * 1987-05-11 1992-09-03

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