JPS6225255Y2 - - Google Patents

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JPS6225255Y2
JPS6225255Y2 JP10524382U JP10524382U JPS6225255Y2 JP S6225255 Y2 JPS6225255 Y2 JP S6225255Y2 JP 10524382 U JP10524382 U JP 10524382U JP 10524382 U JP10524382 U JP 10524382U JP S6225255 Y2 JPS6225255 Y2 JP S6225255Y2
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JP
Japan
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paint
roll
coating
outer periphery
mirror
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JP10524382U
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JPS5910856U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移送される鏡の裏面端部に樹脂塗装を
連続して施すのに適した塗装装置に関する。
従来鏡裏面の面取部の銀膜露出部への湿分や有
害ガスによる腐蝕を防止するために塗料槽より塗
料補給ロール、塗料伝達ロールを介して塗装ロー
ルに塗料を導びき該塗装ロールにより塗装する装
置や塗料滴下容器より塗料含浸ロールに塗料を滴
下し該塗料含浸ロールにより塗装する装置を用い
当該部に樹脂塗装を施していた。しかし、これら
の樹脂塗装を施した鏡に於ても長期の使用や浴
室、洗面所等高湿環境下での使用に於て当該部銀
膜の腐蝕が発生し易く、当該部を厚く均一に巾広
く塗装し耐久性を向上させることが望まれてい
た。
上述の装置に於て塗料をロールに含浸させたり
ロール相互の摺擦により塗料を伝達するためには
流動性に富む塗料を用いなければならず、従つて
塗料は低粘度域のものに限られそれは当該部を厚
く盛上つた塗装を施すのを困難とし、又、巾広く
塗装すべく塗装ロールの厚みを大きく採つても鏡
板当該部の塗装ロールエツジ当接部分のみが厚く
塗装され、全巾にわたり均一に厚く塗装すること
が困難であつた。
本考案の目的はかかる従来装置の欠点を解消し
た鏡裏面端部に厚く均一にかつ巾広に樹脂を塗装
する装置を提供することにある。
すなわち本考案は、鏡の裏面を上方にして搬送
ラインを移送される該鏡の裏面端部に当接した塗
装ロールにより当該部を塗装する装置に於て、一
端が駆動源と連動し回転する回転軸の他端に、下
端が塗料槽に浸漬した塗料供給ロール(以下供給
ロールという。)と、該供給ロールより小さい径
であつて外周に帯状溝を有した塗装ロールとを並
設し、かつ上端が前記供給ロール外周上部に近接
し下端が前記塗装ロール外周に近接する樋状の塗
料ガイド(以下ガイドという。)を設けることに
より、塗料が前記塗料槽より前記供給ロール外周
及びガイド上面を介して前記塗装ロールに導びか
れ、鏡裏面端部に供給されることを特徴とする鏡
裏面端部の塗装装置を提供するものである。
以上本考案の実施の一例について図面に基づい
て説明する。
第1図は本考案の装置の側面図、第2図はその
要部平面図であり、図中1は本考案の装置全体を
示す。2は本装置の取付ベースの一部、3は取付
ベース2に取付られた支持金具、4は支持金具3
に回転自在に支持された支点軸、5は支点軸4を
挿通した受金具であり、先端部6を有し中間金具
7を介して後述する供給ロール、塗装ロール部を
担持しており、ボルト8を螺着して支点軸4に固
定し、中間金具7はボルト9により受金具5に固
定してある。受金具5の先端部6は取付ベース2
に取付られた調整ボルト10先端に当接し、調整
ボルト10を旋回調整することにより先端部6を
上下に移動でき、従つて支点軸4を支点として後
述する供給ロール、塗装ロール部を上下動させる
ことができる。11は軸受ハウジングでボルト1
2により中間金具7に固定してあり、13は軸で
その一端はプーリー14を固定し、ベルト15を
介して図示しないモーターの回転と連動し軸13
の他端は下端を塗料槽16内の塗料中に浸漬した
供給ロール17と外周全面に帯状溝18を配した
塗装ロール19を配置、固定し、本実施例に於て
は供給ロール17は塗装ロール19にボルト20
を螺着して固定、一体としている。塗料槽16は
ブラケツト21に上下、水平方向移動可能に担持
され、ブラケツト21は他端(図示せず)を取付
ベース2に取付けられている。22は樋状のガイ
ドで本実施例に於ては受け部23と誘導部24よ
りなり、受け部23は供給ロール17の上部の少
なくとも外周部に一端が近接し中央部が凹状に屈
曲し全体が誘導部24側に向け傾斜したV型上面
と誘導部24に向け垂下又は急傾斜した面を有
し、該上面の先端は図の如く横長スロツト状に穿
孔しボルト25により中間金具7に固定してあ
り、これにより受け部23上面の一端と供給ロー
ル17外周との間隔dが調整できる。誘導部24
は下面が平版のコ字型とし該下面の先端は塗装ロ
ール19の外周に近接し、塗装ロール19の先端
に向け傾斜し塗料を導びくために放射状に溝を配
しており、又立上り面の一方は受け部23の垂下
又は急傾斜した面に接し、その接触した面相互に
は各々図の如く横長のスロツト状孔と縦長のスロ
ツト状孔を設けて、ボルト26を前記スロツト状
孔に挿通しナツトで締めることにより固定し、誘
導部24の下面の傾斜角度aと、塗装ロール19
との間隔を調整できるようにしてある。塗装ロー
ル19は従来の塗装ロールの厚みが5mm前後であ
るのに対し例えば10〜50mmと巾広くし、その外周
表面には帯状溝18を配することにより鏡の裏面
端部を巾広く均一に塗装できる。尚帯状溝18は
平行溝であつてもよいが、塗料を当該部全面に均
一に行き渡らせるうえで螺旋溝が好ましい。
本装置に於ては塗料槽16中の塗料は供給ロー
ル17に付着し、更に供給ロール17の回転に伴
なつてガイド22の受け部23V型上面一端でか
き取られ該上面中央の凹部に集積されるものであ
り、該一端のかき取り作用により高粘度の塗料も
効率よく伝達し得る。尚、該一端をナイフエツジ
状とすればかき取り効果も向上する。塗料供給量
は供給ロール17の外周と受け部23上面先端と
の間隙dを調整することにより制御でき、間隙d
が大な程供給量は少なくなる。受け部23中央部
に集積した塗料は誘導部24に流下し、誘導部2
4の平版面に沿つて広がりつつ塗装ロール19に
向つて流れ、塗装ロール19の外周に伝達され、
更に塗装ロール19の回転に伴なつて鏡Gの裏面
端部に供給される。前記誘導部24に於て塗料を
均一に広がらすには誘導部24の平版面の塗装ロ
ール19へ向けての傾斜角度aを調整すればよい
が、誘導部24の平版面に図の如く放射状に凹溝
を配することにより容易に均一に広がるし、ある
いは板面に振動を与えることにより均一に広がら
すとともに塗料の流下もスムーズにできる。ちな
みに2000CPSの粘度の塗料を用いる場合、傾斜角
度aは15゜程度が適当であるが上述の如く平版面
に放射状溝を設けたり振動させることによつて傾
斜角度は5゜〜45゜の範囲で適応し得る。
塗料を均一に広がらす別の例としては第3図に
示す如くガイドを受け部23′と誘導部24′とに
分離して塗料を誘導部に滴下するようにしてもよ
い。塗装ロール19は前述の如くロール厚みを大
きく採りかつ帯状溝を配することにより当該部を
巾広く均一に塗装し得る。
尚塗装ロール19を鏡板Gに当接させる別の例
としては第4図に示す如く支点軸4を軸としてア
ーム27を介して塗装ロール19部と対称の位置
にウエイトバランス28を配し、アーム27の根
元部にボルト29を螺着して支点軸4に固定して
もよく、この場合塗装ロール19が鏡板Gに加え
る圧力を僅少となるようにウエイトバランス28
の位置を摺動調整することにより鏡板の厚みの変
化に関係なくほぼ一定の圧力で当該部を押圧す
る。
塗料の当該部への供給量をより多くする一例と
しては第5図の如く供給ロール17に帯状溝を設
け、ガイドの受け部23先端をそれに合せて凹凸
を設けてもよい。
本考案の装置は以上のような構成、作用を有
し、塗料は通常用いられるエポキシ、ポリウレタ
ン、メラミン等の樹脂でよいがこれらの溶剤量を
少なくした高粘度樹脂が適用でき、従来ロール塗
装法に適用し得る塗料の粘度は600CPS以下であ
つてその場合の塗膜厚は30μ以下であつたのに対
し、本装置によれば2000CPSまでの塗料を使用し
得、塗膜厚は60μを超える。又従来の塗装巾は5
mm程度であつたものが50mm前後まで巾広くでき、
以上より銀膜の腐蝕し易い環境下に於ても鏡を長
期に渡り安定して使用できるという著効を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置全体の側面図、第2図は要部平
面図、第3,4図は別の実施例の側面図、第5図
は別の実施例の平面図である。 1……本装置、2……取付ベース、3……取付
金具、4……支点軸、5……受金具、7……中間
金具、11……軸受ハウジング、13……軸、1
4……プーリー、15……ベルト、16……塗料
槽、17……供給ロール、19……塗装ロール、
22……ガイド、23,23′……受け部、2
4,24′……誘導部、27……アーム、28…
…ウエイトバランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鏡の裏面を上方にして搬送ラインを移送される
    該鏡の裏面端部に当接した塗装ロールにより当該
    部を塗装する装置に於て 一端が駆動源と連動し回転する回転軸の他端に、
    下端が塗料槽に浸漬した塗料供給ロールと、該塗
    料供給ロールより小さい径であつて外周に帯状溝
    を有した塗装ロールとを並設し、かつ上端が前記
    塗料供給ロール外周上部に近接し下端が前記塗装
    ロール外周に近接する樋状の塗料ガイドを設ける
    ことにより、塗料が前記塗料槽より前記塗料供給
    ロール外周及び塗料ガイド上面を介して前記塗装
    ロールに導びかれ、鏡裏面端部に供給されること
    を特徴とする鏡裏面端部の塗装装置。
JP10524382U 1982-07-13 1982-07-13 鏡裏面端部の塗装装置 Granted JPS5910856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10524382U JPS5910856U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鏡裏面端部の塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10524382U JPS5910856U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鏡裏面端部の塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910856U JPS5910856U (ja) 1984-01-23
JPS6225255Y2 true JPS6225255Y2 (ja) 1987-06-27

Family

ID=30246772

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10524382U Granted JPS5910856U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 鏡裏面端部の塗装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000330A (ja) * 2008-05-19 2010-01-07 Central Glass Co Ltd 防食鏡およびその製造方法

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JPS5910856U (ja) 1984-01-23

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