JPS6035976B2 - 気体噴流冷却装置 - Google Patents
気体噴流冷却装置Info
- Publication number
- JPS6035976B2 JPS6035976B2 JP10269980A JP10269980A JPS6035976B2 JP S6035976 B2 JPS6035976 B2 JP S6035976B2 JP 10269980 A JP10269980 A JP 10269980A JP 10269980 A JP10269980 A JP 10269980A JP S6035976 B2 JPS6035976 B2 JP S6035976B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- gas jet
- gas
- cooling device
- cooling
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄板熱処理設備における気体噴流冷却装置に関
するものである。
するものである。
一般に冷延薄板（以下ストリップを称す）の熱処理にお
いては良好な表面状態を保つことが厳しく要求されるた
め、支持ロール間隔の大きな設備、特に上下ロール間に
ストリップの支持装置を持たない竪型連続競鈍設備にお
ける気体噴流冷却装置ではストリップの変形（耳波、Ｃ
反り等）あるいは気体噴流によるストリップの揺れ（フ
ラッタリング）等により気体吹付面とストリップが接触
し、ストリップ表面に癖を生じる恐れがあるため、吹付
距離を小さくすることに限界があった。
いては良好な表面状態を保つことが厳しく要求されるた
め、支持ロール間隔の大きな設備、特に上下ロール間に
ストリップの支持装置を持たない竪型連続競鈍設備にお
ける気体噴流冷却装置ではストリップの変形（耳波、Ｃ
反り等）あるいは気体噴流によるストリップの揺れ（フ
ラッタリング）等により気体吹付面とストリップが接触
し、ストリップ表面に癖を生じる恐れがあるため、吹付
距離を小さくすることに限界があった。
ストリップを冷却する場合冷却速度は板厚一定で熱伝達
係数のこ比例してこの熱伝達係数Ｑは吹付距離１のｎ素
よび吹付ガス速度ｖのｍ案（各種の実験値がある）に比
例するため、現在使用されている最小吹付距離１＝１７
５〜２０仇舷、最大ガス速度ｖ＝３５〜４０ｍ／ｓｅｃ
の冷却装置では、熱伝達係数Ｑ＝１２０〜１３０ｋｃａ
ｌ／〆ｈｒ。○、冷却速度Ｒ＝１０〜１５つ０／ｓｅｃ
程度が限界であった。しかし、最近の煩向として、スト
ＩＪップの品質向上を目的とし冷却速度を大きくとる方
向にあり、上述の様な従来型の気体噴流冷却装置では仕
様を満足できなくなっている。
係数のこ比例してこの熱伝達係数Ｑは吹付距離１のｎ素
よび吹付ガス速度ｖのｍ案（各種の実験値がある）に比
例するため、現在使用されている最小吹付距離１＝１７
５〜２０仇舷、最大ガス速度ｖ＝３５〜４０ｍ／ｓｅｃ
の冷却装置では、熱伝達係数Ｑ＝１２０〜１３０ｋｃａ
ｌ／〆ｈｒ。○、冷却速度Ｒ＝１０〜１５つ０／ｓｅｃ
程度が限界であった。しかし、最近の煩向として、スト
ＩＪップの品質向上を目的とし冷却速度を大きくとる方
向にあり、上述の様な従来型の気体噴流冷却装置では仕
様を満足できなくなっている。
冷却速度を大きくするには気水冷却法、水スプレー冷却
法、水クェンチ冷却法等が考えられるがストリップ表面
の酸化、急激な冷却によるストリップの変形、冷却速度
制御が困難であること、および雰囲気炉中で水を使用す
る場合の露点管理・雰囲気制御の複雑化等、種々の問題
を有しており、気体噴流冷却法を採用する方が有利であ
る。
法、水クェンチ冷却法等が考えられるがストリップ表面
の酸化、急激な冷却によるストリップの変形、冷却速度
制御が困難であること、および雰囲気炉中で水を使用す
る場合の露点管理・雰囲気制御の複雑化等、種々の問題
を有しており、気体噴流冷却法を採用する方が有利であ
る。
気体噴流冷却において冷却速度を大きくするには吹付距
離を小さく、かつ吹付ガス速度を大きくすれば可能であ
るが吹付ガス速度の増大は、循環ブロワー容量の増加を
伴なし、ブロヮーの大型化による設備レイアウト上の制
約およびモーター容量の増大によるランニングコストの
上昇等の問題があるため、吹付距離を小さくすることを
優先させ、同時に吹付ガス速度を適正値まで増大し冷却
速度の増大を計ることが望ましい。しかし、吹付距離を
小さくする場合には前述した様にストリップの変形（耳
波、Ｃ反り等）あるいはフラツタリング等により、気体
吹付面とストリップが接触しストリップに癖を生じる恐
れがある。本発明は、かかる諸問題を解決するとともに
大きな熱伝達係数および冷却速度を得ることが可能な気
体噴流冷却装置に関するものである。
離を小さく、かつ吹付ガス速度を大きくすれば可能であ
るが吹付ガス速度の増大は、循環ブロワー容量の増加を
伴なし、ブロヮーの大型化による設備レイアウト上の制
約およびモーター容量の増大によるランニングコストの
上昇等の問題があるため、吹付距離を小さくすることを
優先させ、同時に吹付ガス速度を適正値まで増大し冷却
速度の増大を計ることが望ましい。しかし、吹付距離を
小さくする場合には前述した様にストリップの変形（耳
波、Ｃ反り等）あるいはフラツタリング等により、気体
吹付面とストリップが接触しストリップに癖を生じる恐
れがある。本発明は、かかる諸問題を解決するとともに
大きな熱伝達係数および冷却速度を得ることが可能な気
体噴流冷却装置に関するものである。
すなわち、本発明は箱型吹付ボックスの気体吹付面にス
トリップが近づいた場合、気体吹付面にストリップが接
触する前にストリップと倭燃し回転するローラーを設け
ることにより、ストリップと気体吹付面との接触を防止
し、ストリップ表面への癖発生を防止することを特徴と
する気体噴流冷却装置である。
トリップが近づいた場合、気体吹付面にストリップが接
触する前にストリップと倭燃し回転するローラーを設け
ることにより、ストリップと気体吹付面との接触を防止
し、ストリップ表面への癖発生を防止することを特徴と
する気体噴流冷却装置である。
従来の気体噴流冷却装置では上述の様なローラーを設置
していないため、ストリップと気体吹付面との距離を１
７５〜２０比舷より小さくすることができず、能力の大
きな設備でも吹付ガス流速ｖ＝３５〜４０の／ｓｅｃ、
熱伝達係数Ｑ＝１２０〜１３０ｋｃａｌ／〆ｍｏｏ、冷
却速度Ｒ＝１０〜ｌ５ｑｏ／ｓｅｃ程度が限界であった
。
していないため、ストリップと気体吹付面との距離を１
７５〜２０比舷より小さくすることができず、能力の大
きな設備でも吹付ガス流速ｖ＝３５〜４０の／ｓｅｃ、
熱伝達係数Ｑ＝１２０〜１３０ｋｃａｌ／〆ｍｏｏ、冷
却速度Ｒ＝１０〜ｌ５ｑｏ／ｓｅｃ程度が限界であった
。
本発明の実施例としてストリップを気体吹付面との距離
１＝ｌｏｗ肌、吹付ガス速度ｖ〒５０〜６０ｍ／ｓｅｃ
で熱伝達係数Ｑ≠２３０〜２５０ｋｃａｌ／〆ｍｏｏ、
冷却速度Ｒ＝３０〜４０ｑｏ／ｓｅｃの能力が発揮でき
、かつ、ストリップ表面への癖発生は皆無であることが
確認されており、吹付距離をさらに小さくすることによ
り、冷却速度を大きくすることも可能である。以下に本
発明の実施例を図面によって説明する。
１＝ｌｏｗ肌、吹付ガス速度ｖ〒５０〜６０ｍ／ｓｅｃ
で熱伝達係数Ｑ≠２３０〜２５０ｋｃａｌ／〆ｍｏｏ、
冷却速度Ｒ＝３０〜４０ｑｏ／ｓｅｃの能力が発揮でき
、かつ、ストリップ表面への癖発生は皆無であることが
確認されており、吹付距離をさらに小さくすることによ
り、冷却速度を大きくすることも可能である。以下に本
発明の実施例を図面によって説明する。
第１図は本発明を採用する竪型連続嬢純炉設備の冷却ゾ
ーンの概略図であり、ストリップ１は搬送用ローラー２
によって炉内を搬送され、炉内に設けられた気体吹付ボ
ックス３から吹出される気体により冷却される。
ーンの概略図であり、ストリップ１は搬送用ローラー２
によって炉内を搬送され、炉内に設けられた気体吹付ボ
ックス３から吹出される気体により冷却される。
４は炉殻を示す。
第２図は本発明を採用した気体ボックス３の概略図であ
り、昇圧機（循環ブロワー等）により昇圧された気体は
ダクト５より入り、吹付ボックス３を経て気体吹付面６
に設けられた吹付ノズル７よりストリップ１に吹付けら
れ、ストリップ１を冷却する。
り、昇圧機（循環ブロワー等）により昇圧された気体は
ダクト５より入り、吹付ボックス３を経て気体吹付面６
に設けられた吹付ノズル７よりストリップ１に吹付けら
れ、ストリップ１を冷却する。
この気体吹付面６にストリップと接触するローラー８お
よびこのローラーのサポート９を配設している。第３図
、第４図は、ストリップ接触ローラーの１実施例であり
、第３図は比較的高温度域で使用されるローラーの概略
図でローラー８は軸受１０およびボス１１を介して止〆
金具１２でサポート９に取付けられ、ストリップが接触
した際自由に回転しストリップと気体吹付面６との接触
を防止する。
よびこのローラーのサポート９を配設している。第３図
、第４図は、ストリップ接触ローラーの１実施例であり
、第３図は比較的高温度域で使用されるローラーの概略
図でローラー８は軸受１０およびボス１１を介して止〆
金具１２でサポート９に取付けられ、ストリップが接触
した際自由に回転しストリップと気体吹付面６との接触
を防止する。
サポート９は高温域の場合は熱変形の防止および軸受１
０の冷却を目的とし、パイプ内に冷却媒体を流し、本設
備の寿命の延期を計る構造となつている。第４図は低温
域あるいは大気中で使用されるローラーの概略図であり
、サポート９は前述の様な冷却対策を実施していない。
０の冷却を目的とし、パイプ内に冷却媒体を流し、本設
備の寿命の延期を計る構造となつている。第４図は低温
域あるいは大気中で使用されるローラーの概略図であり
、サポート９は前述の様な冷却対策を実施していない。
１３はローラー止〆論である。
ローラーの材質は、使用温度域に応じＳＵＳ材、ゴム、
アスベスト材等各種の採用が可能である。またストリッ
プ１との吹付距離１および気体吹付面とロ−ラ−８表面
との距離１′については設備仕様に応じて決定されるも
のである。
アスベスト材等各種の採用が可能である。またストリッ
プ１との吹付距離１および気体吹付面とロ−ラ−８表面
との距離１′については設備仕様に応じて決定されるも
のである。
第１図は、本発明を採用する竪型連続暁純炉設備の冷却
ゾーンの概略図、第２図は本発明を採用した気体吹付装
置の立体斜視図、第３図は本発明の部分縦断面図、第４
図は第３図の直角断面図、第５図は本発明の他の実施例
の部分縦断面図、第６図は第５図の直角断面図を示す。 １：ストリップ、２：搬送用ローラー、３：気体吹付ボ
ックス、４：炉殻、５：ダクト、６：気体吹付面、７：
／ズル、８：ローラー、９：サポート、１０：軸受、１
１：ボス、１２：止〆金具、１３：止〆論。多′図 多２図 第３図 第４図 多づ図 多ク図
ゾーンの概略図、第２図は本発明を採用した気体吹付装
置の立体斜視図、第３図は本発明の部分縦断面図、第４
図は第３図の直角断面図、第５図は本発明の他の実施例
の部分縦断面図、第６図は第５図の直角断面図を示す。 １：ストリップ、２：搬送用ローラー、３：気体吹付ボ
ックス、４：炉殻、５：ダクト、６：気体吹付面、７：
／ズル、８：ローラー、９：サポート、１０：軸受、１
１：ボス、１２：止〆金具、１３：止〆論。多′図 多２図 第３図 第４図 多づ図 多ク図
Claims (1)
- １ 気体噴流口面側を相対させ、この対設間にストリツ
プを通過させてストリツプの冷却を行なう気体噴流冷却
装置において、気体噴流冷却装置の気体噴流口面側に、
ローラを回転自在に配設し、気体噴流口面とストリツプ
との距離を短かくして大きな熱伝達係数および冷却速度
を得ることを特徴とする気体噴流冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10269980A JPS6035976B2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 | 気体噴流冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10269980A JPS6035976B2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 | 気体噴流冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729536A JPS5729536A (en) | 1982-02-17 |
| JPS6035976B2 true JPS6035976B2 (ja) | 1985-08-17 |
Family
ID=14334500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10269980A Expired JPS6035976B2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 | 気体噴流冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035976B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61194119A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-28 | Nippon Steel Corp | 連続焼鈍設備における鋼帯冷却方法 |
-
1980
- 1980-07-26 JP JP10269980A patent/JPS6035976B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729536A (en) | 1982-02-17 |
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