JPS6035898A - 一体化された音響帯域通過フイルタを有するラウドスピーカーボツクス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分計 本発明は、全側面において閉鎖された箱体（Ｇｅｈｊｕ
ｓｅ）、少くとも１つのラウドスピーカ−２および該箱
体の内部空間と外部空間の間の少くとも１つの開口を具
備するラウドスピーカ−ボックス（Ｌａｕｔｓｐｒｅｃ
ｈｅｒｂｏｘ）に関する。

従来技術 前述の形式のラウドスピーカ−ボックスは知られており
、例えば、参考文献＝「特殊なラウドスピーカ−ボック
スの動作についてＪ、Ｒａ旧１Ｍｅｎｔｏｒ、１９４９
年第９号、第４１９頁〜第４２４頁、を参照することが
できる。この参考文献記載のものは音響バイパス形のラ
ウドスピーカ−箱体に属している。この種類のラウドス
ピーカ−箱体における代表的事項の一つは、例えば、低
音域反射の箱体である。このような低音域反射の箱体に
おいては、ラウドスピーカ−は、ラウドスピーカ−が周
囲の空間容積内へ直接に放射を行い、空気容積の共振構
造および付加的放射開口の音響質量（ａｋｕｓｔｉｓｃ
ｈｅ　Ｍａｓｓｅ）が移相装置として所定の周波数範囲
内において動作し、隔膜の前方および後方の両面から放
射されるエネルギーの加算を行うように、ラウドスピー
カ−箱体の１つの外壁内に組み込まれている。

構造的技法により成る周波数における増幅された放射が
行われるすべてのラウドスピーカ−箱体を用い、ラウド
スピーカ−はラウドスピーカ−箱体の外壁内に配置され
る。

また、ラウドスピーカ−箱体の内部に複数個のラウドス
ピーカ−ユニットを設け、この構成によυ成る周波数、
例えば低周波数、中位周波数、又は高周波数が放射され
ることが意図されたものも、一般的に知られている。こ
の形式のラウドスピーカ−箱体においては、放射される
ことが好適であると意図される周波数をもつ電気信号の
みが、個々のラウドスピーカ−に印加されるよう電気的
切換装置が設けられる。

しかし、ラウドスピーカ−ユニットの実際の適用にあた
っては、高品質の音響再生が望まれるが、しかし、低周
波数の再生に必要な大面積の隔膜を放射用の外部表面上
に配置することが空間的事情から不可能である場合、及
び／又はスピーカー隔膜を機械的に損傷されることから
保護するためにラウドスピーカ−は外部表面上に配置す
ることは考慮されない場合、がある。

さらに、電気的切換装置イは技法的にも経済的にも追加
の負担を生じさせ、このことは、できることならば避け
るべきである。

発明の目的 本発明の目的は、大なる放射面をもつスピーカー隔膜を
設置することを可能にするラウドスピーカ−ユニットで
あって、大なる直径をもつラウドスピーカ−を受け入れ
るに適する外部表面を有しないスピーカー箱体を具備す
るものを提供することにある。この嚇合に詮いて、さら
に、音響的帯域通過フィルタを電気的切換装置を用いる
ことなく実現することが望まれる。

発明の構成 本発明によれば前述の目的は、ラウドスピーカ−の箱体
の内部に内部空間を２個の部分空間に分割する仕切壁が
設けられ、該仕切壁に設けられた音響開口にラウドスピ
ーカ−が配置され、該２個の部分空間により形成される
共振系における共振周波数が相異なっている、ことによ
シ達成される。

実施例 発明の有利な実施態様は特許請求の範囲の第２項、第３
項に規定されている。本発明が、以下に、第１図ないし
第６図を参照しつつ、説明される。

本発明の基礎となる原理が第１図によシ説明される。ラ
ウドスピーカ−箱体１は仕切壁２により、容積ｖ１およ
び■２の２個の部分空間に分割される。仕切壁２にはラ
ウドスピーカ−３が配置される。ラウドスピーカ−箱体
１の１つの外壁には２個の開口４が設けられ、該開口に
は導管５が挿入されている。導管５０代シに、受動的放
射器（Ｐａｓｓｉｖｓｔｒａｈｌｅｒ）　と呼ばれる可
動的に支持される隔膜が開口に配置されることが可能で
ある。

第２図に示されるラウドスピーカ−箱体は、一つの開口
および一つの導管、又は一つの受動的放射器を備えるの
みである点で第１図のものと相違している。

本発明によるラウドスピーカ−箱体の設計は、一方にお
いて、大なる放射面をもつラウドスピーカ−の使用を可
能にし、まだ、現存する外方表面が直接放射を可能にし
ないような実際の場合におけるラウドスピーカ−の使用
を可能にする。これに加えて、ラウドスピーカ−３の場
合における音響の帯或制限を、電気的フィルタを使用せ
ずに、ラウドスピーカ−箱体１の対応する構造的設計の
みにより、行うことが可能である。

ラウドスピーカ−箱体のフィルタ特性は主として、ラウ
ドスピーカ−箱体の容積■１およびＶ２の大きさに依存
し、また、導管５をもつ開口４または受動的放射器の音
響質層に依存する。部分空間の各個の容積およびこの特
殊な部分空間の音響質］１．１よ共振周波数をもつ一つ
の共振系を形成するが、この共振周波数はまた同調周波
数（Ａｂｓｌｍｍ−ｆｒｅｑｕｅｎｚ）として知られて
いる。本発明によるラウドスピーカ−箱体においては、
フィルター効果は同調周波数が相互に相違していること
により達成される。

このことは、容積■１および■２又は開口の音響質量が
相互に相違することによって実現されることができる。

さらに、フィルタ特性は依然としてラウドスピーカ−の
特性に依存しており、すなわち、いわゆる小信号パラメ
ータ（Ｋｌｅｉｎｓｉｇｎａｌ−ｐａｒａｍｅｔｅｒ）
および共振周波数に依存し、運動質量に依存し％また。

隔膜支持の可撓性に依存する。開口の音噂質験は開口の
底面および長さにより決定される。例えば、大なる直径
を有する長い導管５によっても、小なる直径を有する短
い導管によっても、同じ音響質量を実現することができ
る。

以下に記述されるように１本発明による配置においては
、ラウドスピーカニー３０音圧曲線（Ｓｃｈａｌｌ−ｄ
ｒｕｃｋｋｕｒｖｅ）は帯域通過特性を有することが示
される。帯域幅は２間の同調周波数間の差に直接比例し
、ラウドスピーカ−の共振周波数に依存する。

これに関１東し゛Ｃ２帯峻通過特性の上方カットオフ周
波、敦は、２飼の同調周波数の高い方によυ与えられる
。下方カットオフ周波数は低い方の同調周波数、ラウド
スピーカ−の共振周波数、訃よび開口の音響’ｆｆ　剛
・により決定される。

伝送領域の相対的帯域幅がよシ高い周波数へ移行させら
れるべき場合には、このことはより高い共振周波数をも
つ２ウドスピーカーを用いることにより実現さｔｌ、ま
た、容積ｖ１およびＶ２、および開口又は受動的放射器
の音響質量を減少させるととにより実現される。

炉５図は、本発明による特徴を有するラウドスピーカ−
箱体を透視図形式によｐ示す。このラウドスピーカ−箱
体け、前面において比較的幅が狭く、深さを哨すにつれ
て増大する幅をあられす。

例えば、このよう々ラウドスピーカー箱体は、テレビ受
イ＾■の画像管の両１＠１（に配置されステレオ音＃Ｃ
ｆ生を提供することが倉口される。幅の狭い画面に中位
領域スピーカー７、高周波数スピーカー８、および、導
管用開口９，１０．１１および１２が配置される。

第４図は、ラウドスピーカ−箱体１の内部構造およびラ
ウドスピーカ−５の配置を示す。中位周波数領域におけ
る周波数を再生するだめに、バイパス（Ｕｍｗｅｇｌｅ
ｉｔｕｎｇ）１２をもつ中位領域ラウドスピーカ−７が
設けられる。

第５図は広領域ラウドスピーカ−の音圧曲線を示すが、
該広領域ラウドスピーカ−は全容積１１８リツトルをも
つラウドスピーカ−箱体の外壁内に組み込まれる。第５
図においてみられるように、１００Ｈｚから１５　ｋＨ
ｚ″！１での範囲の有用な帯域幅が得られる。

第２図に示される形式のラウドスピーカ−箱体内へ同じ
ラウドスピーカ−が組み込まれた場合、第６図に示され
るように、６０Ｈｚから１７０Ｈｚまでの範囲の有用な
伝送帯域幅が得られる。この形式の実施例におけるラウ
ドスピーカ−箱体においては、容積ｖ１％ｖ２の各個は
容積８．９リツトルを有し、導管開口４は直径４６ｍｍ
、長さ１９ｍを有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるラウドスピーカ−ボックスの構
成を原理的に示す図、 第２図は、第１図のラウドスピーカ−ボックスの変形例
を示す図。 第３図は、イ（発明によるラウドスピーカ−ボックスを
透視図法により示す図、 第４図は％第３図のラウドスピーカ−ボックスの縦断面
図、 ？４，５図は４７ｆｕ来形式のラウドスピーカ−箱体内
に組み込まれた広領域ラウドスピーカ−の音圧特性を示
す図、 第６図は＠２図の形式の２ウドスピ一カー箱体内に組み
込まれた広領域ラウドスピーカ−の音圧特性を示す（閑
である。 １・・・ラウドスピーカ−箱体 ２・・・仕　切　壁 ３・・・ラウドスピーカ− ４・・・開　口 ５・・・導　管 ６・・・前　面 ７・・・中位領域ラウドスピーカ− ８・・・高周波数ラウドスピーカ− ９，１０，１１・・・開　口 １２…バイパス Ｖｌ、Ｖ２・・・部分空間 特許出願人 インターナシ冒ナル　スタンダード エレク）　ｌ、）ツク　コーポレイション特許出願代理
人 弁理士青水　朗 弁理士西舘和之 弁理士松下　操 弁理士　山　口　昭　之 弁理士西山雅也 ａカ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、全側面において閉鎖された箱体、少くとも１つのラ
   ウドスピーカ−１および該箱体の内部空間と外部空間の
   間の少くとも１つの開口を具備するラウドスピーカ−に
   おいて、該箱体内に該内部空間を２個の部分空間（ｖｌ
   、Ｖ２）に分割する仕切壁（２）が設けられ、該仕切壁
   に設けられた音響開口にラウドスピーカ−が配置され％
   該２個の部分空間によ多形成される共振系における共振
   周波数が相異なっていることを特徴とするラウドスピー
   カ−ボックス０ ２、該開口に隔膜が装着されている特許請求の範囲第１
   項記載のラウドスピーカ−ボックス。 ３．１個又は複数個の開口に対して、該内部空