JPS6035850B2 - J−k フリップフロップ回路 - Google Patents

J−k フリップフロップ回路

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JPS6035850B2
JPS6035850B2 JP55041563A JP4156380A JPS6035850B2 JP S6035850 B2 JPS6035850 B2 JP S6035850B2 JP 55041563 A JP55041563 A JP 55041563A JP 4156380 A JP4156380 A JP 4156380A JP S6035850 B2 JPS6035850 B2 JP S6035850B2
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正孝 平沢
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS6035850B2 publication Critical patent/JPS6035850B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマスタスレーブ形のJ−Kフリツブフロップ
回路に関する。
第1図はMOSトランジスタ特に相補形のMOSトラン
ジスタによって構成するのに最適なマスタスレーブ形の
従来のJ−Kフリツプフロップ回路の構成図である。
図において直列接続されているアンドゲート部1とノア
ゲート部2は複合論理回路3を構成し、このアンドゲー
ト部1には入力信号J、クロツク信号CKおよび後述す
る信号Qsそれぞれが入力される。また直列接続されて
いるアンドゲート部4とノアゲート部5は複合論理回路
6を構成し、このアンドゲート部4には入力信号K、ク
ロック信号CKおよび後述する信号Qsそれぞれが入力
される。また上記一方の複合論理回路3の出力信号QM
は他方の複合論理回路6のノアゲート部5に入力され、
これと同様に他方の複合論理回路6の出力信号QMは一
方の複合論理回路3のノアゲート部2に入力される。す
なわち、上記一対の複合論理回路3,6は、一方の出力
を他方の入力とする如くその出力端が交差結合されてマ
スタフリップフロップ(主フリップフロップ)10を構
成している。さらに図において直列接続されているオア
ゲート部11とナンドゲート部12は複合反転論理回路
13を構成し、このオアゲート部11には上記複合論理
回路13の出力信号QMおよびクロック信号CKそれぞ
れが入力される。また直列接続されているオアゲート部
14とナンドゲ−卜部15は複合反転論理回路16を構
成し、このオアゲート部141こは上記複合論理回路6
の出力信号QMおよびクロック信号CKそれぞれが入力
される。そして上記一万の複合反転論理回路13の出力
信号Qsは他方の複合反転論理回路16のナンドゲート
部15に入力され、これと同様に他方の複合反転論理回
路16の出力信号Qsは一方の複合反転論理回路13の
ナンドゲート部12に入力される。すなわち、上記一対
の複合反転論理回路13,16は、一方の出力を他方の
入力とする如くその入出力端が交差結合されてスレーブ
フリップフロップ(補助フリップフロップ)20を構成
している。また上記信号Qsは前記アンドゲート部1に
、信号Qsは前記アンドゲート部4にそれぞれ帰還され
る。このとき信号Qsは3段の反転ゲート部すなわちノ
アゲート部2、ナンドゲート部12およびナソドゲート
部15を通って再び元のところに戻るので、この信号Q
sは負帰還されることになる。これと同機に信号Qsも
3段の反転ゲート部を通って再び元のところに戻るので
、この信号Qsも負帰還されることになる。このような
J−Kフリツプフロツプ回路において、いまクロツク信
号CKが論理“1”のとき、スレーブフリツプフロツプ
20はマスタフリツプフロップ10から切り離され、一
対のナンドゲート部12,15によってマスタフリツプ
フロツプ10の前の情報が保持される。
またこのときマスタフリツプフロツプ10では、スレー
ブフリツプフロツプ20の出力信号Qs,Qs、信号J
,Kとによって定まる情報が読み込まれる。次にクロッ
ク信号CKが論理“0”になると、マスタフリツプフロ
ップー川ま信号Qs,QsおよびJ,Kの経路から切り
離され、一対のノアゲート部2,5によって予め読み込
まれた情報が保持される。またこのときスレーブフリツ
プフロツプ20はマスタフリップフロップ1Mこ結合さ
れるため、マスタフリップフロツプ10で保持されてい
る情報がスレーブフリップフロッブ20に送られる。そ
して再びクロック信号CKが論理“1”に戻ると、スレ
ーブフリツプフロツプ20はマスタフリツプフロップ1
0から送られてきた情報を保持する。ところで、上記J
−Kフリップフロップ回路が誤動作を起こさずに安定に
動作するためには、クロック信号CKが論理“1”でマ
スタフリツプフロップ10が信号Qs,Qs,J,Kと
によって定まる情報を読み込む場合で、特にこの情報が
それ以前に読み込んだ情報と同じ場合には、CK=“1
”の期間に信号J,Kは直流的に定まった信号でなけれ
ばならない。第2図は上記第1図に示すJ−Kフリップ
フロップ回路の動作の一例を示すタイミングチャートで
ある。第2図において信号J,Kは最初はともに論理“
1”に設定され、この後ともに論理“0”に設定される
。信号J,Kがともに論理“1”に設定されるとこのフ
リップフロップ回路はバィナリカウント動作し、また信
号J,Kがともに論理“0”に設定されると保持動作す
ることになる。ここで信号J,Kがともに論理“1”に
設定されてバィナリカウント動作が行なわれているとき
に、信号Kに論理“0”の細いパルスが混入しても、こ
のフリップフロップ回路は誤動作を起こさずにカウント
は進む。しかしながら信号J,Kがともに論理“0”に
設定されて保持動作が行なわれているときに、信号Kに
論理“1”のあるいは信号Jに論理“1”の細いパルス
が混入すると、マスタフリツプフロツプ回路10の出力
信号QM,QMが反転する。そしていったんこの信号Q
M, QMが反転すると、この状態は一対のノアゲート
部2,5によって保持されるため、上記論理“1”のパ
ルスが消失してもこの両信号QM,QMは再び元の状態
に反転できず、このフリップフロッブ回路は誤動作する
ことになる。このような誤動作は信号J,Kをデータバ
ス方式によって得る場合や他の信号とのタイムシェア信
号として得る場合に発生し易い。この発明は上記のよう
な事情を考慮してなされたものであり、その目的とする
ところは、入力信号にノイズが混入した場合であっても
誤動作を起こすことのない信頼性の高いJ−Kフリップ
フロツプ回路を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第3図はこの発明の一実施例の構成を示すものであり、
従来の回路と対応する箇所には同じ符号を付しその説明
は省略する。この回路では前記マスタフリップフロップ
1川こおいて交差結合をなす一方の信号QMの経路の途
中にアンドゲート31を挿入するとともに他方の信号Q
Mの経路の途中にアンドゲート32を挿入し、さらにこ
の両アンドゲート31,32それぞれの一方の入力端に
信号を与えるナンドゲート33,34を設けたものであ
る。このうち上記一方のナンドゲート33には補助フリ
ツプフロップ20の一方の出力信号Qsとクロック信号
CKが入力され、他方のナンドゲート34には他方の出
力信号Qsとクロツク信号が入力される。次に上記のよ
うに構成された回路の動作を説明する。
第4図は上記第3図に示すJ−Kフリップフロップ回路
の動作の一例を示すタイミングチャートである。先ず第
4図に示すように信号J,Kがともに論理“1’’に設
定されるものとする、このとき、クロック信号CKが論
理“0”で信号QM,Qsがともに論理“0”、信号Q
M,Qsがともに論理“1”になっているものとする。
また論理“0”のクロック信号CKが入力しているナン
ドゲート33,34の出力信号はともに論理“1”にな
っている。この状態でクロツク信号CKが論理“1”に
なると、アンドゲート部1の論理が成立してその出力信
号が論理“1”になる。上記アンドゲート部1の出力信
号が論理“1”になると、この後、ノアゲート部2の出
力信号QMが論理“1”から論理“0”に反転する。上
記ノアゲート部2の出力信号QMが論理“0”になると
、アンドゲート32の論理が非成立となりその出力信号
は論理“0”になる。このとき論理“0”の信号Qsが
入力しているアンドゲート部4の出力信号は論理“0”
となっているため、上記アンドゲート32の出力信号が
論理“0”になると、この後、/アゲート部5の出力信
号QMが論理“0”から論理“1”に反転する。次にこ
の状態でクロツク信号CKが論理“0”になると、マス
タフリツプフロップ10の情報がスレーブフリップフロ
ップ201こ送られて、オアゲート部11の出力信号が
論理“0”、オアゲート部14の出力信号が論理“1”
にそれぞれなる。上記オアゲート部11の出力信号が論
理“0”になると、これに続くナンドゲート1の出力信
号Qsが論理“1”に反転する。一方、ナンドゲート部
15の入力信号はともに論理“1”になるため、このナ
ンドゲート部15の出力信号Qsが論理“0”に反転す
る。次に再びクロツク信号CKが論理“1”になると、
アンドゲート部4の論理が成立してその出力信号が論理
“1”になる。したがってこの後ノアゲート部5の出力
信号QMが論理“0”に反転する。上記ノァゲート部5
の出力信号QMが論理“0”になると、アンドゲート3
1の論理が非成立となりその出力信号が論理“0”にな
る。このとき論理“0”の信号Qsが入力しているアン
ドゲート部1の出力信号は論理“0”となっているため
、上記アンドゲート31の出力信号が論理“0”になる
と、この後ノアゲート部2の出力信号QMが論理“0”
から論理“1”に反転する。この状態で再びクロック信
号CKが論理“0”になると、マスタフリップフロップ
10の情報が再びスレーブフリップフロツプ201こ送
られて、オアゲート部11の出力信号が論理“1”、オ
アゲート部14の出力信号が論理“0”にそれぞれなる
。上記オアゲ−ト部14の出力信号が論理“0”になる
と、これに続くナンドゲート部15の出力信号Qsが論
理“0”から論理“1”に反転する。一方、ナンドゲー
ト部12の入力信号はともに論理“1”になるため、こ
のナンドゲート部12の出力信号Qsは論理“1”から
論理“0”に反転する。このように信号J,Kがともに
論理“1”に設定されていれば、この回路はクロック信
号CKをバィナリカウント動作することになる。
次にクロック信号CKが論理“1”から論理“0”に切
り替わる時に、いままで論理“1”に設定されていた信
号J,Kがともに論理“0’’に設定されるものとする
なおクロツク信号CKが論理“0”に切り替わる前には
、信号QM,Qsがともに論理“1”、信号QM, Q
sがともに論理“0”になっているものとする。この状
態でクロツク信号CKが切り替わる論理“0”になると
、マスタフリップフロップ10の情報がスレーブフリッ
プフロップ2川こ送られて、オアゲート部11の出力信
号が論理“0”、オアゲート部14の出力信号が論理“
1”にそれぞれなる。上記オアゲート部11の出力信号
が論理“0”になると、これに続くナンドゲート部12
の出力信号Qsが論理“0”から論理“1”に反転する
。一方、ナンドゲート部15の入力信号はともに論理“
1”になるため、このナンドゲート部15の出力信号Q
sは論理“1”から論理“0”に反転する。次にこの状
態でクロック信号CKが論理“1”になっても信号J,
Kはともに論理“0”になっているため、アンドゲート
部1,4それぞれの出力信号は論理“0”となる。しか
しながら前に論理“1”となった信号Qsおよび論理“
1”となっている信号QMが入力するアンドゲート31
の論理が成立し、その出力信号は論理“1”となるため
、これに続くナンドゲート部2の出力信号QMは論理“
0”のままとなる。上記信号QMが論理“0”のままで
あればアンドゲート32の出力信号も論理“0”となり
、ノアゲート部5の出力信号QMは論理“1”のままと
なる。したがってこの後クロック信号CKが変化しても
、信号Q肌 Qは論理“1”、信号QM,Qsは論理“
0”のままで変化しない。このように信号J,Kがとも
に論理“0”に設定されれば、この回路は以前の状態を
保持することになる。
したがってこの回路は従来と同様にJ−Kフリップフロ
ッブ回路として動作することになる。次にいまクロック
信号CKが論理“1”で信号J,Kがともに論理“0”
に設定され、このJ−Kフリップフロップ回路が保持動
作を行なっているときの状態を考えてみる。
このとき、第4図に示すように信号QMおよびQsが論
理“1”、信号QMおよびQsが論理“0”にそれぞれ
設定されているものとする。そしてこの状態のときに信
号Kに論理“1”の細いパルスが混入すると、アンドゲ
ート部4の出力信号が論理“0”から論理“1”に反転
する。上記アンドゲート部4の出力信号が論理“1”に
なると、これに続くノアゲート部5の出力信号QMは論
理“1”から論理“0”に反転する。これによりアンド
ゲート31の出力信号は論理“0”になる。このときア
ンドゲート部1の出力信号は論理“0”になっているた
め、上記アンドゲート31の出力信号が論理“0”にな
ると、この後ノアゲート部2の出力信号QMは論理“0
”から論理“1”に反転する。そして上記QM=“0”
、QM=“1”の状態は、信号Kが論理“1”となって
いる期間中続行される。ところがCK=“1”の期間に
信号Kが再び論理“0”に戻ると、いままで論理“1”
であったアンドゲート部4の出力信号は再び論理“0”
に戻る。一方、アンドゲート32には論理“0”の信号
Qsが入力しているため、上記アンドゲート部4の出力
信号が論理“0”に戻ると、ノアゲート部5の出力信号
QMは再び論理“1”になる。上記信号QMが論理“1
”になると、一方の入力端に論理“1”の信号Qsが入
力しているアンドゲート31の出力信号も論理“1”に
なるため、/アゲート部2の出力信号QMは再び論理“
0”になる。したがってこの後、CKが論理“0”にな
っても、スレープフリツプフロツプ201こは信号Kが
論理“1”となる以前と同じ情報が送られるため、信号
Qs,Qsは論理“1”、論理“0”のまま保持される
。さらにJ=K=“0”かつCK=“1”のとき、信号
Jに論理“1”の細いパルスが混入しても、上記と同様
に信号Qs,Qsはパルス混入前と同じ論理に保持され
ることはもちろんである。また従来と同様に、J=K=
“1”かつCK=“1”のときに信号Kに細いパルスが
混入しても誤動作しないことはいうまでもない。このよ
うに上記実施例によれば、クロック信号CKの立下り時
の信号J,Kの状態によってのみスレーブフリップフロ
ップ20の動作が定まり、CKが論理“1”の期間に信
号JあるいはKにノイズが混入しても、マスタフリツプ
フロツプ10の一対の出力信号QM,QM‘まノイズが
消失すると再び元の論理に戻り、誤動作することはない
。したがってこのJ一Kフリツプフロップ回路は極めて
信頼性の高いものとなる。また、この実施例によれば、
クロック信号CKを入力とするナンドゲート33,34
を設けたことにより、アンドゲート31,32それぞれ
にクロツク信号CKに同期したスレーブフリツプフロッ
プ20の各出力が入力されることになる。
このため、クロック信号CKが“0”のとき、スレーブ
フリツプフロツプ20の出力がノイズなどにより変化し
てもこの信号変化はマスタフリップフロップ10には伝
えられないので、この場合にも誤動作を防止することが
できる。しかもクロック信号CKの立ち上りおよび立ち
下がりがなだらかな場合のレーシングなどによる誤動作
も防止することができる。その理由は、後述する第5図
の回路で説明されているが、アンドゲート部31はアン
ドゲート部1およびノアゲート部2とともに複合論理回
路を構成しており、この複合論理回路でクロック信号C
Kに対するしきい値電圧を高精度に制御することは困難
である。ところがナンドゲ−ト33は単一のゲートであ
るため、しきし、値電圧が一定の狭い範囲となるように
制御することは比較的簡単である。従って、このナンド
ゲート33におけるクロック信号CKに対するしきし、
値電圧を狭い範囲に設定することによって、このクロッ
ク信号CKの立ち上りおよび立ち下がりがなだらかな場
合でもクロック信号CKの変化の極めて狭い範囲でマス
タフリップフロップ10をスレーブフリツプフロツプ2
0から切り離すことができ、これによりレーシングなど
による誤動作も防止することができる。なお、このこと
はナンドゲート34側でも同様である。第5図は上記第
3図に示す実施例回路を相補形のMOSトランジスタに
よって構成した場合の回路図であり、図中の符号は第3
図中のものと対応している。また前記第1図に示す従来
回路をMOSトランジスタによって構成した場合と比較
して、2個のPチャネルMOSトランジスタP1,P2
および2個のNチャネルMOSトランジスタN1,N2
の計4個のMOSトランジスタと2個のナンドゲート3
3,34が増加するだけである。第6図はこの発明の他
の実施例の構成図である。
ここではスレーブフリツプフロツプ20の出力信号Qs
,Qsをインバータ35,36それぞれを通すことによ
ってクロツク信号Q,Qを得るようにしたものであり、
信号Q,Qの負荷容量が大きい場合に好適である。また
ィンバータ35,36を設けたことによって前記ナンド
ゲート33およびアンドゲート部1にはインバータ35
の出力信号が、ナンドゲート34およびアンドゲート部
4にはインバータ36の出力信号がそれぞれ入力される
。第7図はこの発明のさらに他の実施例の構成図である
ここではマスタフリツプフロツプ10のアンドゲート部
1,4の代わりに/アゲート部37,38を設け、この
一方のノアゲート部37には前記ナンドゲート33の出
力信号と信号Jの反転信号Jを入力するとともに他方の
ノアゲート部38に前記ナンドゲート部34の出力信号
と信号Kの反転信号Kを入力するようにしたものであり
、このような回路構成としても得られる効果は第3図の
場合と同様である。第8図はこの発明のもう一つ他の実
施例の構成図である。
ここではマスタフリツプフロツプ10およびスレーブフ
リツプフロツプ20にクロツク信号としてCKが入力さ
れ、マスタフリツプフロップ10はクロツク信号CKが
論理“0”のときに信号J,Kとによって定まる情報を
読み込み、CKが論理“0”になると読み込んだ情報を
保持し、スレーブフリツプフロツプ20はこれとは逆に
クロック信号CKが論理“0”のときにマスタフリップ
フロップ10から送られる情報を読み込み、CKが論理
“0”になると読み込んだ情報を保持する場合の回路が
示されている。したがって前記第3図に示す実施例回路
におけるアンドゲ−卜部1,4はオァゲート部41,4
4に、ノアゲート部2,5はナンドゲート部42,45
に、オアゲート部11,14はアンドゲート部51,5
4に、ナンドゲート部12,15はノァゲート部52,
55に、アンドゲ−ト31,32はオアゲート61,6
2に、さらにナンドゲート部33,34はノアゲート6
3,64にそれぞれ直き替わつている。第9図はこの発
明の他の実施例を示すものであり、上記第3図に示す実
施例回路にダイレクトリセット、ダイレクトリセット機
能を持たせたものである。
このためマスタフリツプフロツプ10の一方の複合論理
回路3の前記ノアゲート部2は、図示するように直列接
続されたオアゲート部71およびナンドゲ−卜部7に置
き替えられ、このオァゲート部71にアンドゲート部1
およびアンドゲート31の出力上記が入力される。また
上記複合論理回路3の最終段に位置する論理部すなわち
回路ナンドゲート部72には、上記オアゲート71の出
力信号とともにダイレクトリセット信号D・Rが入力さ
れる。同様にマスタフリップフロツプ10の他方の複合
論理回路6の前記ノアゲート部5も、図示するように直
列接続されたオアゲート部73およびナンドゲート部7
4に置き換えられ、このオアゲート部73にアンドゲー
ト部4およびアンドゲート32の出力信号が入力される
。また上記複合論理回路6の最終段に位置する論理部す
なわち上記ナンドゲート部74には、上記オアゲート7
3の出力信号とともにダイレクトリセツト信号○・Sが
入力される。またスレープフリツプフロツプ20の一対
の複合反転論理回路13,16の最終段に位置する前記
ナンドゲート部12,15は、それぞれ3入力型のナン
ドゲート部12′,15′に置き替えられ、このうち一
方のナンドゲート部12′の一つの入力端には上記ダイ
レクトリセット信号D・Sが、他方のナンドゲート部1
5′の一つの入力端には上記ダイレクトリセツト信号D
・Rがそれぞれ入力される。このような構成において、
いま論理“0”のダイレクトセット信号D・Rが入力さ
れれば、他の信号にかかわりなく信号QM, Qsが論
理“1”に、信号QM,Qsが論理“0”にそれぞれ強
制的に設定される。また論理“0”のダイレクトリセッ
ト信号D・Sが入力されれば、信号QM,Qsが論理“
1”に、信号QM,Qsが論理“0”にそれぞれ強制的
に設定される。第10図は上記第9図に示す実施例回路
を相補形のMOSトランジス外こよって構成した場合の
回路図であり、図中の符号は第9図中のものと対応して
いる。
また前記第1図に示す従来回路をMOSトランジス外こ
よって構成した場合と比較して、6個のPチャネルMO
SトランジスタPI〜P6および6個のNチャネルMO
SトランジスタNI〜N6の計12個のMOSトランジ
スタと2個のナンドゲート33,34が増加するだけで
ある。なおこのうちNチャネルトランジスタN3とN4
あるいはN5とN6はいずれか一方を共通に利用するこ
とで省略が可能である。なお第9図および第10図に示
した実施例回路ではダイレクトセット信号、ダイレクト
リセット信号をともに与える場合について説明したが、
これにどちらか一方のみを与えるようにしても良い。
さらに第6図ないし第8図に示す各実施例回路に上記ダ
イレクトセット、ダイレクトリセット機能を持たせるこ
とも可能である。以上、説明したようにこの発明によれ
ば、入力信号にノイズが混入した場合であっても誤動作
を起こすことがない信頼性の高いJ−Kフリップフロッ
プ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のJ−Kフリップフロップ回路の構成図、
第2図はその動作の一例を示すタイミングチャート、第
3図はこの発明の一実施例の構成図、第4図はその動作
の一例を示すタイミングチャート、第5図は上記実施例
回路をMOSトランジスタによって実現した回路図、第
6図ないし第9図はそれぞれこの発明の他の実施例の構
成図、第10図は上記第9図の実施例回路をMOSトラ
ンジス外こよって実現した回路図である。 10……マスタフリツプフロツプ、20……スレーブフ
リツプフロツプ、1,4……アンドゲート部、2,5,
37,38……ノアゲート部、3,6・・・・・・複合
論理回路、11,14,41,44,71,73……オ
アゲート部、12,15,12′,15′,42,45
,72,74””“ナンドゲート部、13,16・・・
・・・複合反転論理回路、31,32……アンドゲート
、33,34……ナンドゲート、35,36……インバ
ータ、61,62……オアゲート、63,64……ノア
ゲート。 第1図 第3図 第2図 第4図 第6図 第7図 第5図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三入力の二つとしてJ入力信号およびクロツク信号
    が供給される第1のアンド回路、二入力の一つとして上
    記第1のアンド回路の出力が供給される第1のノア回路
    、三入力の二つとしてK入力信号および上記クロツク信
    号が供給される第2のアンド回路、二入力の一つとして
    上記第2のアンド回路の出力が供給される第2のノア回
    路、二入力の一つとして上記第2のノア回路の出力が供
    給され、出力が上記第1のノア回路に供給される第3の
    アンド回路、二入力の一つとして上記第1のノア回路の
    出力が供給され、出力が上記第2のノア回路に供給され
    る第4のアンド回路、二入力の一つとして上記クロツク
    信号が供給され、出力が残りの入力として上記第3のア
    ンド回路に供給される第1のナンド回路、二入力の一つ
    として上記クロツク信号が供給され、出力が残りの入力
    として上記第4のアンド回路に供給される第2のナンド
    回路からなる主フリツプフロツプと、上記第1のノア回
    路の出力および上記クロツク信号が供給される第1のオ
    ア回路、上記第2のノア回路の出力および上記クロツク
    信号が供給される第2のオア回路、二入力の一つとして
    上記第1のオ回路の出力が供給される第3のナンド回路
    、二入力の一つとして上記第2のオア回路の出力が供給
    される第4のナンド回路、上記第3のナンド回路の残り
    の入力として上記第4のナンド回路の出力を供給する手
    段、上記第4のナンド回路の残りの入力として上記第3
    のナンド回路の出力を供給する手段からなる補助フリツ
    プフロツプと、上記第1のナンド回路および第1のアン
    ド回路それぞれの残りの入力として上記第4のナンド回
    路の出力を供給する手段と、上記第2のナンド回路およ
    び第2のアンド回路それぞれの残りの入力として上記第
    3のナンド回路の出力を供給する手段とを具備したこと
    を特徴とするJ−Kフリツプフロツプ回路。 2 二入力の一つとしてJ入力信号の反転信号が供給さ
    れる第1のノア回路、二入力の一つとして上記第1のノ
    ア回路の出力が供給される第2のノア回路、二入力の一
    つとしてK入力信号の反転信号が供給される第3のノア
    回路、二入力の一つとして上記第3のノア回路の出力が
    供給される第4のノア回路、二入力の一つとして上記弟
    4のノア回路の出力が供給され、出力が残りの入力とし
    て上記第2のノア回路に供給される第1のアンド回路、
    二入力の一つとして上記第2のノア回路の出力が供給さ
    れ、出力が残りの入力として上記第4のノア回路に供給
    される第2のアンド回路、二入力の一つとしてクロツク
    信号が供給され、出力が上記第1のノア回路および第1
    のアンド回路それぞれに残りの入力として供給される第
    1のナンド回路、二入力の一つとしてクロツク信号が供
    給され、出力が上記第3のノア回路および第2のアンド
    回路それぞれに残りの入力として供給される第2のナン
    ド回路からなる主フリツプフロツプと、上記第2のノア
    回路の出力および上記クロツク信号が供給される第1の
    オア回路、上記第4のノア回路の出力および上記クロツ
    ク信号が供給される第2のオア回路、二入力の一つとし
    て上記第1のオア回路の出力が供給される第3のナンド
    回路、二入力の一つとして上記第2のオア回路の出力が
    供給される第4のナンド回路、上記第3のナンド回路の
    残りの入力として上記第4のナンド回路の出力を供給す
    る手段、上記第4のナンド回路の残りの入力として上記
    第3のナンド回路の出力を供給する手段からなる補助フ
    リツプフロツプと、上記第1のナンド回路の残りの入力
    として上記第4のナンド回路の出力を供給する手段と、
    上記第2のナンド回路の残りの入力として上記第3のナ
    ンド回路の出力を供給する手段とを具備したことを特徴
    とするJ−Kフリツプフロツプ回路。 3 前記J入力信号の代わりにK入力信号の反転信号を
    、前記K入力信号の代わりにJ入力信号の反転信号をそ
    れぞれ供給し、前記第1ないし第4のアンド回路の代わ
    りに第1ないし第4のオア回路を設け、前記第1および
    第2のノア回路の代わりに第1および第2のナンド回路
    を設け、前記第1ないし第4のナンド回路の代わりに第
    1ないし第4のノア回路を設け、さらに前記第1および
    第2のオア回路の代わりに第1および第2のアンド回路
    を設けるようにした特許請求の範囲第1項に記載のJ−
    Kフリツプフロツプ回路。 4 前記第1のノア回路および第4のナンド回路それぞ
    れにはさらにダイレクトリセツト信号が供給され、この
    ダイレクトリセツト信号により前記主フリツプフロツプ
    および補助フリツプフロツプの出力状態を設定するよう
    にした特許請求の範囲第1項に記載のJ−Kフリツプフ
    ロツプ回路。 5 前記第2のノア回路および第3のナンド回路それぞ
    れにはさらにダイレクトリセツト信号が供給され、この
    ダイレクトリセツト信号により前記主フリツプフロツプ
    および補助フリツプフロツプの出力状態を設定するよう
    にした特許請求の範囲第1項に記載のJ−Kフリツプフ
    ロツプ回路。 6 前記第1のノア回路および第4のナンド回路それぞ
    れにはさらにダイレクトリセツト信号が供給され、かつ
    、前記第2のノア回路および第3のナンド回路それぞれ
    にはさらにダイレクトリセツト信号が供給され、これら
    ダイレクトリセツト信号およびダイレクトリセツト信号
    により前記主フリツプフロツプおよび補助フリツプフロ
    ツプの出力状態を設定するようにした特許請求の範囲第
    1項に記載のJ−Kフリツプフロツプ回路。
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