JPS6035790Y2 - メ−タ−ケ−ブル - Google Patents

メ−タ−ケ−ブル

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Publication number
JPS6035790Y2
JPS6035790Y2 JP6783380U JP6783380U JPS6035790Y2 JP S6035790 Y2 JPS6035790 Y2 JP S6035790Y2 JP 6783380 U JP6783380 U JP 6783380U JP 6783380 U JP6783380 U JP 6783380U JP S6035790 Y2 JPS6035790 Y2 JP S6035790Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
shape
cable
retaining
inner cable
Prior art date
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Expired
Application number
JP6783380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56168612U (ja
Inventor
友三郎 佐藤
Original Assignee
興国コントロ−ルケ−ブル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 興国コントロ−ルケ−ブル株式会社 filed Critical 興国コントロ−ルケ−ブル株式会社
Priority to JP6783380U priority Critical patent/JPS6035790Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はメーターケーブルに関し、さらに詳しくはアウ
ターケーシングの構造の改良に係る。
従来の技術 第4図は従来の代表的なメーターケーブルを示しており
、このメーターケーブル50のアウターケーシング51
は径断面三角形状の金属線52と径断面半円形状の金属
線53とをスパイラル状に巻回し、外面側にプラスチッ
ク製のコーティング層54を被覆しているもので、曲げ
時におけるアウターケーシングの軸心線長さが増減する
ことのないように、半円形状の金属線53.53間で三
角形状の金属線52が、その曲げの内側では軸心線から
離れる方向に後退する一方で外側では軸心線に近ずく方
向すなわちケーシング内に突出状に前出するように構成
している。
しかし乍ら、三角形状の金属線がケーシング内に突出す
ることにともない、ケーシング内の径断面形が異形状に
変形してインナーケーブルとの接触抵抗が増大腰しかも
その接触抵抗が曲げの内側における半円形状金属線の平
坦面部分53aとの大きな接触抵抗と、外側における三
角形状金属線の頂部分52aとの小さな接触抵抗とて異
なり、併せて金属材同士であることによる摺擦音の発生
、等の種々の問題がある。
さらに潤滑材の留り部が無いために、潤滑材が部分的に
集中し易い問題があり、その他重量が大である問題もあ
る。
考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点は、曲げ時における軸
心線長さに変化がなく、インナーケーブルとの集中的な
接触抵抗もなく、回転音が静かで、軽量で、インナーケ
ーブルの滑らかな回転が永続するものとすることである
問題点を解決するための手段 本考案が成上の問題点を遠戚するために講じた手段は、
アウターケーシングと、このアウターケーシング内に回
動可能に貫通状に設けられるインナーケーブルとならな
り、アウターケーシング本体を管壁がスパイラル状の山
部と谷部が並列状に交互する合成樹脂製の中空管状に一
体成形して、その管内面側の山部面をインナーケーブル
のガイド部とすると共に同面側の谷部面を潤滑材の留り
部とし、このアウターケーシング本体における上記ガイ
ド部と背合せの管外面側の谷部面に沿い保形線を嵌合状
に巻装して戊る構成としたことを特徴とする。
実施例および作用 以下図面に基づいて本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
ケーブルAはアウターケーシングBとこれの案内空間孔
7に回転可能に貫通されるインナーケーブルCとで構成
されている。
このアウターケーシング本体1は管壁がスパイラル状の
山部と谷部が並列状に交互する中空管状に柔軟性の合成
樹脂材で一体成形しており、管内面1a側の山部面に沿
いインナーケーブルCを回動案内するガイド部2を形成
すると共に谷部面に沿い潤滑材を保留り且つ流動案内す
る留り部4を形成する。
又、管外面1b側には留り部4と背合せの山部面に沿い
突条部3を軸心線方向に伸縮自在に設け、ガイド部2と
背合せの谷部面に沿う状溝部5に沿い保形線6を嵌合状
に巻装する。
保形線6は復元弾性に優れる合成樹脂製が望ましくは金
属製にし、条溝部5に沿いその内底面に隙間なく密嵌せ
しめて、相隣れる各突条部3間を同ピッチL状に保ち、
アウターケーシングB全体の曲げにともなう伸縮には先
のピッチLに復元せしめ得るように弾撥すると共にその
内外のガイド部2および突条部3の夫々ピッチが局部的
に差異のないほぼ均等な間隔を保ち縮小および拡大して
一様な曲率の円弧状に可曲自在に形成する。
又、保形線6のスパイラル外udはアウターケーシング
本体1の外径りと同径(第2図)又は幾分大径(第3図
)に設定する。
前者の態様では保形線6と突条部3とが面一に段差がな
く連なり、又後者では段差の存在により、各突条部3は
これよりも外側の保形線6で対接触物から保護され、且
そのピッチLの縮小にともなう外径りの拡大変位を外部
抵抗により妨げられずに自由に縮小し得て、アウターケ
ーシングB全体の堅牢性および撓み性は向上した。
考案の効果 したがって本考案によれば次の利点がある。
■ 保形線が条溝部内に合って、相隣れる各突条部の間
隔を当ピッチ状に保つと共にガイド部で形成されるイン
ナーケーブルの案内空間孔を真円状に規制保ち、それに
よりケーブルの曲げ時に内曲げ側と外曲げ側の丙寅条部
は、局部的に屈曲することなく、はぼ均等の間隔状に縮
小、拡大規制されて、案内空間孔の中心すなわち軸心線
等さに変化のない一様な曲率の円弧状に可曲可能で、ア
ウターケーシング端部からのインナーケーブルの出寸法
に変化がない効果がある。
■ 保形線が山部および谷部を均等に縮小、拡大規制し
ているために、インナーケーブルのガイド部が曲げ個所
でも夫々等しい間隔の並列状を呈して、回転抵抗の応力
集中が生じない。
■ 留り部スパイラル状にとぎれることなく連続して、
潤滑材を保留すすると共に流動を確保し、局部的な潤滑
材等の危惧を一掃できた。
■ アウターケーシングが合成樹脂製であるため、イン
ナーケーブルの回転音が静かであり、且軽量である。
■ アウターケーシングが本体と保形線との三部品で構
成することができ、条溝部に沿い保形線を嵌合状に巻装
して極めて容易に製作できる。
■ 製作容易で低廉安価であると共にインナーケーブル
の回転良好なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案メーターケーブルの一実施例を示す正面
図で一部切欠する。 第2図は部分拡大断面図。 第3図は他の実施例を示す部分拡大断面図。 第4図は従来例の正面図で一部切欠して示している。 図中、Bはアウターケーシング、Cはメーターケーブル
、1はアウターケーシング本体、1aは管内面、1bは
管外面、2はガイド部、4は留り部、6は保形線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターケーシングと、このアウターケーシング内に回
    動可能に貫通状に設けられるインナーケーブルとからな
    り、アウターケーシング本体を管壁がスパイラル状の山
    部と谷部が並列状に交互する合成樹脂製の中空管状に一
    体成形して、その管内面側の山部面をインナーケーブル
    のガイド部とすると共に同面側の谷部面を潤滑材の留り
    部とし、このアウターケーシング本体における上記ガイ
    ド部と背合せの管外面側の谷部面に沿い保形線を嵌合状
    に巻装してなるメーターケーブル。
JP6783380U 1980-05-17 1980-05-17 メ−タ−ケ−ブル Expired JPS6035790Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783380U JPS6035790Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 メ−タ−ケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783380U JPS6035790Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 メ−タ−ケ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168612U JPS56168612U (ja) 1981-12-12
JPS6035790Y2 true JPS6035790Y2 (ja) 1985-10-24

Family

ID=29661811

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JP6783380U Expired JPS6035790Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 メ−タ−ケ−ブル

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JPS56168612U (ja) 1981-12-12

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