JPS6035178Y2 - 端子装置 - Google Patents
端子装置Info
- Publication number
- JPS6035178Y2 JPS6035178Y2 JP1976046420U JP4642076U JPS6035178Y2 JP S6035178 Y2 JPS6035178 Y2 JP S6035178Y2 JP 1976046420 U JP1976046420 U JP 1976046420U JP 4642076 U JP4642076 U JP 4642076U JP S6035178 Y2 JPS6035178 Y2 JP S6035178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- locking
- electric wire
- piece
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小形電磁接触器等電気機器の端子装置の改良に
関し、単線、より練餌れの場合でも電線の接続および取
外しが簡単にできようにしたものである。
関し、単線、より練餌れの場合でも電線の接続および取
外しが簡単にできようにしたものである。
この種の従来装置は、端子板と、弾性変形することによ
り電線の心線を挟持する鎖錠舌片とで構成し、心線を端
子板と鎖錠舌片との間で挟圧して結線している。
り電線の心線を挟持する鎖錠舌片とで構成し、心線を端
子板と鎖錠舌片との間で挟圧して結線している。
そして、結線を解錠するには、たとえばドライバ等の工
具によってこの鎖錠舌片をさらに弾性変形させるように
押圧し、この鎖錠舌片が端子板より離間することから電
線を引抜くことができるように構成している。
具によってこの鎖錠舌片をさらに弾性変形させるように
押圧し、この鎖錠舌片が端子板より離間することから電
線を引抜くことができるように構成している。
しかしながら、電線の心線がより線の場合は、心線挿入
時に鎖錠舌片が邪魔をして挿入できず結線できない欠点
があり、また、結線を解錠する際に鎖錠舌片を押圧する
と、これを押し過ぎて鎖錠舌片が変形したり折損して再
使用が不能になるおそれのある等の欠点があった。
時に鎖錠舌片が邪魔をして挿入できず結線できない欠点
があり、また、結線を解錠する際に鎖錠舌片を押圧する
と、これを押し過ぎて鎖錠舌片が変形したり折損して再
使用が不能になるおそれのある等の欠点があった。
本考案はこのような欠点をなくした端子装置を提供せん
とするものである。
とするものである。
以下本考案実施例を図面にもとづき説明する。
図において、1は電磁接触器本体で、その上面に・はタ
ブ端子2が並設され、その上部に端子装置を装着し、取
付金具3にて固定する。
ブ端子2が並設され、その上部に端子装置を装着し、取
付金具3にて固定する。
端子装置は鎖錠金具4を収納する基台5と前記鎖錠金具
4をスライドさせるレバー6とスライド板7およびカバ
ー8よりなっている。
4をスライドさせるレバー6とスライド板7およびカバ
ー8よりなっている。
鎖錠金具4は第1の鎖錠片9と第2の鎖錠片10よりな
り、第1の鎖錠片9は略V字状に形成され、その一側端
の先端をくの字状に曲げ、電線の心線を押圧するバネ片
9aを形成し、■字状の頂点より切起して電線の心線鎖
錠舌片9bを形成する。
り、第1の鎖錠片9は略V字状に形成され、その一側端
の先端をくの字状に曲げ、電線の心線を押圧するバネ片
9aを形成し、■字状の頂点より切起して電線の心線鎖
錠舌片9bを形成する。
また、他側端を折曲げ支点爪9cとする。
第2の鎖錠片10は前記第1の鎖錠片9の支点爪9cの
折曲部を延長し、先端をL字状に曲げ、その水平脚辺の
先端にV字形の切欠溝10aをもつ電線の被覆鎖錠舌片
10bを形成する。
折曲部を延長し、先端をL字状に曲げ、その水平脚辺の
先端にV字形の切欠溝10aをもつ電線の被覆鎖錠舌片
10bを形成する。
また、基端部10cより切起して作動爪10dを設ける
。
。
基台5には前記鎖錠金具4を装着する収納室5aを並設
し、底部には鎖錠金具4の支点爪9cを保持するV形溝
5bと前記電磁接触器1のタブ端子2が挿入される溝5
cが穿設されている。
し、底部には鎖錠金具4の支点爪9cを保持するV形溝
5bと前記電磁接触器1のタブ端子2が挿入される溝5
cが穿設されている。
また、基台5の中央部に凹状溝5dを設け、後記スライ
ド板7の凸部7bを嵌挿させる。
ド板7の凸部7bを嵌挿させる。
さらにその側端に軸挿入溝5eを設け、レバー6を軸支
するピン6bを軸承する。
するピン6bを軸承する。
レバー6は略り字状に形威され、その水平脚辺の先端に
突部6aを形威し、その略中心部にピン6bを埋込み、
前記基台5の軸挿入溝5eに嵌挿する。
突部6aを形威し、その略中心部にピン6bを埋込み、
前記基台5の軸挿入溝5eに嵌挿する。
スライド板7の上面には電線挿入用の長孔7aを穿設し
、前記鎖錠金具4の作動爪10dを係合させる。
、前記鎖錠金具4の作動爪10dを係合させる。
また該スライド板7の下面に凸部7bを設け、前記のご
とく基台5の凹状溝5dに摺動可能に嵌挿させる。
とく基台5の凹状溝5dに摺動可能に嵌挿させる。
さらに凸部7bの一端に反発スプリング受孔7Cを設は
後記カバー8の凸部8bとの間に反発スプリング11を
装着し、常時はスライド板7を右方に付勢している。
後記カバー8の凸部8bとの間に反発スプリング11を
装着し、常時はスライド板7を右方に付勢している。
また、他端7dにはレバー6の突部6aが当接している
。
。
カバー8の上面には電線12を挿入する穴8aを穿設す
る。
る。
電線12は被覆12aの先端部を所定の長さに剥いで心
線12bを露出している。
線12bを露出している。
次に以上のように構威されたものの作用について説明す
ると、まず、結線を行うには第3図に示すようにレバー
6を矢印で示すように右方へ回動させ、電線12をカバ
ー8の電線挿入穴8aに挿入する。
ると、まず、結線を行うには第3図に示すようにレバー
6を矢印で示すように右方へ回動させ、電線12をカバ
ー8の電線挿入穴8aに挿入する。
この場合鎖錠金具4およびスライド板7は反発スプリン
グ11により右方に付勢され、タブ端子2と鎖錠金具4
との間に間隔を生じるからこの間隔を通過して第4図に
示すように電線12を挿入することができる。
グ11により右方に付勢され、タブ端子2と鎖錠金具4
との間に間隔を生じるからこの間隔を通過して第4図に
示すように電線12を挿入することができる。
そして電線挿入後レバー6を第5図に示すように左方へ
回動すると、スライド板7を介して鎖錠金具4が支点爪
9Cを支点にタブ端子2の方向に駆動し、第1の鎖錠片
9が電線12の心線12bをタブ端子2に押圧密着させ
、また、第2の鎖錠片10が電線12の被覆12aを壁
面に押圧し、鎖錠片9,10両者によって電線12の抜
止めをする。
回動すると、スライド板7を介して鎖錠金具4が支点爪
9Cを支点にタブ端子2の方向に駆動し、第1の鎖錠片
9が電線12の心線12bをタブ端子2に押圧密着させ
、また、第2の鎖錠片10が電線12の被覆12aを壁
面に押圧し、鎖錠片9,10両者によって電線12の抜
止めをする。
このようにして、電線12は鎖錠金具4とタブ端子2と
の間に挟持されるから電気的に結線接続され、しかもこ
の状態において電線12を引抜こうとする力がかかつて
も、電線12の被覆12aを被覆鎖錠舌片10bのV形
切欠溝10aにて押圧し、かつ引掛け、電線12の心線
12bはバネ片9aにて押圧され、さらに、心線鎖錠舌
片9bの先端に引掛かるから抜出ることはない。
の間に挟持されるから電気的に結線接続され、しかもこ
の状態において電線12を引抜こうとする力がかかつて
も、電線12の被覆12aを被覆鎖錠舌片10bのV形
切欠溝10aにて押圧し、かつ引掛け、電線12の心線
12bはバネ片9aにて押圧され、さらに、心線鎖錠舌
片9bの先端に引掛かるから抜出ることはない。
次に結線を解錠するにはレバー6を右方へ回動すると、
反発スプリング11によりスライド板7を介して鎖錠金
具4が右方へ押されて鎖錠が解錠される。
反発スプリング11によりスライド板7を介して鎖錠金
具4が右方へ押されて鎖錠が解錠される。
したがって、この状態で電線12は本体1あるいは端子
装置より容易に引抜くことができる。
装置より容易に引抜くことができる。
なお、心線12bが単線の場合はレバー6を外さずに差
込めばワンタッチで装着結線されるが、より線の場合は
曲りやすいため差込みがきかないので、レバー6を外し
て挿入し、その後レバー6を回動して鎖錠すればよい。
込めばワンタッチで装着結線されるが、より線の場合は
曲りやすいため差込みがきかないので、レバー6を外し
て挿入し、その後レバー6を回動して鎖錠すればよい。
また、特に心線12bがより線の場合は心線鎖錠舌片9
bのみでは電線引抜き防止には効果が薄く、電線を引抜
いた場合その部分より切断するおそれがあり、本考案は
被覆と心線とを二重に鎖錠することにより心線の素線の
切れを防止するとともに、引抜きを確実にすることがで
きる。
bのみでは電線引抜き防止には効果が薄く、電線を引抜
いた場合その部分より切断するおそれがあり、本考案は
被覆と心線とを二重に鎖錠することにより心線の素線の
切れを防止するとともに、引抜きを確実にすることがで
きる。
本考案は以上のように、タブ端子の挿入を可能にした複
数の収納室を有する基台と、この収納室に挿入されたタ
ブ端子に対向して設置され挿入された電線をタブ端子に
押圧するバネ片と電線の抜は止め用の心線鎖錠舌片と被
覆鎖錠舌片とより成る複数の鎖錠金具と、これら鎖錠金
具を一斉に鎖錠位置あるいは解錠位置に駆動するスライ
ド板と、このスライド板を一方位置に復帰せしめるスプ
リングおよび復帰スプリング圧に抗してスライド板を押
動するレバーとにより構威し、基台に収納された心線鎖
錠舌片と被覆鎖錠舌片とを有する鎖錠金具の一端をスラ
イド板に係合させ、前記基台の一側端にレバーを軸承し
、前記レバーを回動することによりスライド板を介して
鎖錠金具が一斉に駆動され、心線鎖錠舌片にて電線の心
線を端子に押圧接続し、また、電線の挿入時に鎖錠を解
いておけばより線でも簡単に挿入でき、レバー操作ひと
つで複数の電線を一斉に連結接続できる。
数の収納室を有する基台と、この収納室に挿入されたタ
ブ端子に対向して設置され挿入された電線をタブ端子に
押圧するバネ片と電線の抜は止め用の心線鎖錠舌片と被
覆鎖錠舌片とより成る複数の鎖錠金具と、これら鎖錠金
具を一斉に鎖錠位置あるいは解錠位置に駆動するスライ
ド板と、このスライド板を一方位置に復帰せしめるスプ
リングおよび復帰スプリング圧に抗してスライド板を押
動するレバーとにより構威し、基台に収納された心線鎖
錠舌片と被覆鎖錠舌片とを有する鎖錠金具の一端をスラ
イド板に係合させ、前記基台の一側端にレバーを軸承し
、前記レバーを回動することによりスライド板を介して
鎖錠金具が一斉に駆動され、心線鎖錠舌片にて電線の心
線を端子に押圧接続し、また、電線の挿入時に鎖錠を解
いておけばより線でも簡単に挿入でき、レバー操作ひと
つで複数の電線を一斉に連結接続できる。
さらに、心線鎖錠舌片の先端にて心線を鎖錠し、被覆鎖
錠舌片にて電線の被覆を鎖錠する二重′の鎖錠装置によ
り、電線の引抜き防止が確実にできる端子装置を得るこ
とができる。
錠舌片にて電線の被覆を鎖錠する二重′の鎖錠装置によ
り、電線の引抜き防止が確実にできる端子装置を得るこ
とができる。
図面は本考案実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2
図は鎖錠金具の斜視図、第3図ないし第5図は第1図の
要部を示す断側面図である。 1・・・・・・電磁接触器、2・・・・・・タブ端子、
4・・・・・・鎖錠金具、5・・・・・・基台、5a・
・・・・・収納室、5b・・・・・・V形溝、6・・・
・・・レバー、7・・・・・・スライド板、訃・・・・
・カバー、9・・・・・・第1の鎖錠片、9a・・・・
・・バネ片、 9b・・・・・・心線鎖錠舌片、 9c・・・・・・支点爪、 0・・・・・・第2の鎖錠片、 10a・・・・・・■形切欠溝、 0b・・・・・・被覆鎖錠舌片、 1・・・・・・反発スプリン グ、 12・・・・・・電線。
図は鎖錠金具の斜視図、第3図ないし第5図は第1図の
要部を示す断側面図である。 1・・・・・・電磁接触器、2・・・・・・タブ端子、
4・・・・・・鎖錠金具、5・・・・・・基台、5a・
・・・・・収納室、5b・・・・・・V形溝、6・・・
・・・レバー、7・・・・・・スライド板、訃・・・・
・カバー、9・・・・・・第1の鎖錠片、9a・・・・
・・バネ片、 9b・・・・・・心線鎖錠舌片、 9c・・・・・・支点爪、 0・・・・・・第2の鎖錠片、 10a・・・・・・■形切欠溝、 0b・・・・・・被覆鎖錠舌片、 1・・・・・・反発スプリン グ、 12・・・・・・電線。
Claims (1)
- タブ端子の挿入を可能にした複数の収納室を有する基台
と、この収納室に挿入されたタブ端子に対向して設置さ
れ挿入された電線をタブ端子に押圧するバネ片と電線の
抜は止め用の心線鎖錠舌片と被覆鎖錠舌片とより成る複
数の鎖錠金具と、これら鎖錠金具を一斉に鎖錠位置ある
いは解錠位置に駆動するスライド板と、このスライド板
を一方位置に復帰せしめるスプリングおよび復帰スプリ
ング圧に抗してスライド板を押動するレバーとを備えた
ことを特徴とする端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976046420U JPS6035178Y2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976046420U JPS6035178Y2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52136183U JPS52136183U (ja) | 1977-10-15 |
JPS6035178Y2 true JPS6035178Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=28505518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976046420U Expired JPS6035178Y2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035178Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7418735B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2024-01-22 | 有限会社相模モールド | 端子台、及び端子台の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865488A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-08 |
-
1976
- 1976-04-12 JP JP1976046420U patent/JPS6035178Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865488A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52136183U (ja) | 1977-10-15 |
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