JP3741621B2 - フラットケーブル用電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフラットケーブル用電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気コネクタは回路基板上に取りつけられて使用されるものであり、特開平9−35828に開示されている形式のものが知られている。
【0003】
この公知のコネクタでは、添付図面の図5に見られるように、フラットケーブル(フレキシブル基板)51は、ハウジング52の開口部53に臨んで多数配列された端子54の接触部54A上に配置されるように、該フラットケーブルの面の方向Aに上記開口部の挿入空間へ挿入される。図において、端子54は紙面に平行な金属板を打ち抜き加工して作られており、紙面に直角方向に所定間隔をもって多数配列されている。
【0004】
ハウジング52の開口部53には、該開口部を開閉する加圧部材55が回動自在に支持された状態で設けられている。該加圧部材55は図示の開位置で、上記挿入空間を開放してフラットケーブル51の挿入を可能とし、下方へ回動された閉位置では、挿入されたフラットケーブル51を加圧部材55の加圧部55Aにて圧して端子の接触部54Aに接続する。
【0005】
上記端子54は、上腕部57と下腕部58とを有し、上腕部57の先端に回動支持部59が、そして上記下腕部58の先端に接触部54Aがそれぞれ設けられている。上記加圧部材55は、多数の端子54の回動支持部59の円弧状端面にて回動自在に支持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この種のコネクタは、コネクタが組み込まれる電子機器の小型化のために低背化、すなわち、図5にて高さ方向寸法を小さくすることが要請される。
【0007】
しかしながら、図5のものにあっては、加圧部材が開位置と閉位置との二つの位置の間を大きく回動するので、このコネクタが使用される機器内にあっては上記加圧部材の回動のための大きな空間を用意しておかねばならず、全体として高い寸法となってしまうし、ケーブル挿入後の加圧部材の操作が加圧しながらの回動となるために難しかった。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑み、低背化を可能とすると共にケーブルと端子との接続操作を簡単にするフラットケーブル用電気コネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるフラットケーブル用電気コネクタは、ハウジングに配列保持された複数の端子が弾性変位可能な接触部を有し、ハウジングに形成された挿入部に挿入されたフラットケーブルを接触部に対して弾性接触状態の位置にもたらす操作部材が設けられている。
【0010】
かかる電気コネクタにおいて、本発明では、操作部材はフラットケーブルのための貫通が形成されていると共に接触部が貫通挿入後のフラットケーブルに接触することを可能とする該接続部の突入のための窓部もしくは切欠部が形成されており、該操作部材は、上記挿入部に連通して形成されたハウジング内に配置されて上記接触部もしくはハウジングに保持された他の部材から付勢力を受けており、さらに、上記操作部材は、フラットケーブルの厚み方向での上記貫通と上記挿入部との間の重合連通寸法がフラットケーブルの厚み寸法より大なる挿入可能位置と小なる挿入阻止位置との間で可動であり、該操作部材が挿入可能位置から挿入阻止位置の方へ上記付勢力を受けており、さらに上記操作部材は、その操作面が上記挿入阻止位置でハウジングの開口部から外方に突出していることを特徴としている。
【0011】
このような構成の電気コネクタにおいては、フラットケーブルを該コネクタに接続せんとしている作業者は、先ず、付勢力に抗し操作部材をその操作面で押して該操作部材を挿入可能位置へもたらす。この挿入可能位置では、フラットケーブルの厚み方向での貫通と挿入部との間の重合連通寸法、すなわち、貫通と挿入部とが重なり合って連通している範囲の寸法がフラットケーブルの厚み寸法よりも大きいので、挿入部に挿入されたフラットケーブルはそのまま挿入を進められて上記貫通を貫通する位置まで達する。
【0012】
次に、操作部材を押していた操作力を解除すると、操作部材は付勢力によって、重合連通寸法を小さくする挿入阻止位置へ向け移動する。操作部材が上記阻止位置へ達しもしくは達する前に、フラットケーブルは、操作部材もしくは弾性接触している端子の接触部からの付勢力によって、貫通から突出している部分てハウジングへ押しつけられる。この押付力によって、フラットケーブルは所定位置に保持される。その際、接触部は上記フラットケーブルに対し弾性圧をもって接触している。
【0013】
本発明において、操作部材は、該操作部材を平筒状体として貫通孔形成することができる。
【0014】
次に、操作部材の挿入可能位置と挿入阻止位置との間の移動に関しては、この移動が平行な移動であっても回動移動であってもよい。回動移動の場合には、操作部材の回動中心が、フラットケーブルの挿入方向入口側にあっても奥側にあってもよい。
【0015】
操作部材の操作力に対する強度を向上させるためには、操作部材は少なくとも一部分が金属材で補強されているようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面の図1ないし図4にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
<第一実施形態>
図1に示す第一実施形態において、コネクタは、ハウジング10、端子20そして操作部材30から成っている。
【0018】
電気絶縁材をモールド成形して得られたハウジング10は、略箱型をなし、図1(A)において紙面に直角方向に延びており、その底面11が回路基板P上の所定位置に配置できるように平坦面をなしている。該ハウジング10は、後述の平板状の端子が挿入されるためのスリット状の収容溝12が右方に解放して形成されている。この収容溝12は、紙面に直角方向に所定間隔をもって、互いに平行に複数形成されており、そのそれぞれに上記端子が収容され配置されている。
【0019】
上記ハウジング10の左壁部14には、フラットケーブルの挿入を可能とする孔状の挿入部13が形成されている。該挿入部13は、上記複数の収容溝12を連通せしめるように紙面に直角な方向に延びていて、フラットケーブルの幅寸法すなわち複数の端子の配列範囲よりも大きな開口寸法となっており、又、高さ寸法方向もフラットケーブルの厚み寸法よりも大きくなっている。該挿入部13は、フラットケーブルの挿入を容易とするために、上内面がテーパ部13Aをなし、下内面には入口縁に面取り部13Bを有している。
【0020】
又、上記ハウジング10の上壁部15には、紙面に直角な方向にて上記挿入部13とほぼ同じ範囲に開口部16が形成されている。したがって、該開口部16、上記挿入部13そして複数の収容溝12は連通している。上記上壁部15は、上記開口部16の右縁に向けテーパ部15Aが形成されている。
【0021】
上記ハウジング10のスリット状の収容溝12に収められている端子20は、該収容溝12に挿入されるのに好適な平板状をなしている。この端子20は、金属板を抜き加工して作られ、その板面をそのまま維持しており、接触部21、接続部22そして固定部23を有している。接触部21は固定部23の下部から左方に延出する可撓腕部24の先端部近傍の上縁に突出して形成されている。該可撓腕部24は紙面に平行な面内で上下方向に可撓性を有している。
【0022】
上記ハウジング10の開口部16内に配置されている操作部材30は、ハウジング10と同様の電気絶縁材から作られており、本実施形態の場合、平四角筒状をなしている。この操作部材30は、フラットケーブルを貫通させるに好適な貫通空間31が左右に開口するように延びる貫通孔が形成されている。又、下壁には、上記端子20の接触部21が上記貫通空間31内に突入するための窓部32が各端子20に対応してスリット状に形成されている。
【0023】
上記操作部材30は、上下にほぼ平行に移動できるように、ハウジング10の開口部16の開口縁の面で案内されている。この案内は、この面に加え、紙面に直角な方向の両端部で該操作部材30に直動用の溝又は凸部を形成し、これを所定範囲内でハウジング側で支持そして案内可能とすることによっても良い。上記操作部材30の貫通空間31は、上下の入口縁に、フラットケーブルの挿入を容易とするテーパ面31A,31Bが形成され、又、窓部32の後方内面にフラットケーブルの通過を容易とするテーパ面33が形成されている。
【0024】
上記操作部材30が可動となっている前出の所定範囲とは、ハウジング10の挿入部13から挿入されたフラットケーブルを操作部材30の貫通空間31への貫入を可能とする挿入可能位置と、この貫入を阻止する挿入阻止位置との間をいう。操作部材の上下方向の移動位置によって、ハウジング10の挿入部13と挿入部材30の貫通空間31(特に、入口部)との重なり合う空間の範囲たる重合連通寸法34が変動する。この重合連通寸法34がフラットケーブルの厚みよりも大とする操作部材30の位置を挿入可能位置、小とする位置を挿入阻止位置とするものである。この操作部材30は、上記端子20の可撓腕部24から、挿入阻止位置の方に向けて(図1(A)では上方へ)常時付勢力を受けている。
【0025】
かかる本実施形態のコネクタにあっては、フラットケーブルは次の要領で接続される。
【0026】
▲1▼ 図1(A)のコネクタに対し、図1(B)のごとく、指で操作部材30を端子からの付勢力に抗し下方へ押す操作力を該操作部材30に与える。操作部材30は図1(A)の挿入阻止位置から図1(B)の挿入可能位置へ移動する。
【0027】
▲2▼ 次に、ハウジング10の挿入部13からフラットケーブルFを挿入する。フラットケーブルFの先端は、この挿入部13から挿入可能位置の操作部材30の貫通空間31内への貫入を開始する。
【0028】
▲3▼ フラットケーブルFの挿入が進行すると、該フラットケーブルFの先端は上記操作部材30の貫通空間31を通過して、ハウジング10の奥へ進入し、奥壁部に当接してここで停止する。
【0029】
▲4▼ かかる状態となったときに、指を離して操作力を解除する。操作部材30は端子20の可撓腕部24からの上方への付勢力を受けているので、図1(A)の挿入阻止位置へ戻ろうとする。しかし、操作部材30の貫通空間31には、すでにフラットケーブルFが貫通しているので、これに阻まれて上記挿入阻止位置までは戻れず、図1(C)に示されている途中位置で停止する。この位置で、フラットケーブルFは端子20の可撓腕部24からの直接の付勢力もしくは操作部材30を介して間接の付勢力によって、ハウジングの挿入部31の上内面とハウジング奥部の上壁内面に押しつけられしっかりと保持される。当然ながら、このとき、各端子20の接触部21はフラットケーブルの対応ケーブルと接触して電気的接続がなされている。
【0030】
このような本実施形態は、図2のごとく変形が可能である。なお、図2において、ハウジングの挿入部及び開口部近傍は図1のものとほぼ同じでよいので、図示を省略してある。
【0031】
図1の例では、各端子がフラットケーブル挿入方向にて同一位置に配置されていたため、これらの端子の可撓腕部からの付勢力が操作部材の前部(フラットケーブル挿入入口側)に偏っており、そのため操作部材の上下移動に若干の傾きが生じて上下移動が円滑とならないこともあり得る。そこで、図2(A)では、前後方向で対称に端子の可撓腕部24が配置され、これに対応して操作部材31の窓部32も対称となっていて、操作部材30は傾くことなく上方へ付勢力を受けて移動する。
【0032】
次に、操作部材31への付勢力を端子によらず、ハウジングで支持された他の部材、例えばコネクタを基板に取付ける補強金具によることができる。図2(B)にあっては、他の部材25は端子の可撓腕部と類した形状をしており、操作部材30を下面から上方に付勢している。このようにすれば、端子の接触部での接触圧よりも大きくしても良いので、付勢力を強大なものとすることもできる。
【0033】
次に、挿入されたフラットケーブルの抜けを確実に防止できるようにできる。図2(C)では、端子20の可撓腕部24に形成された接触部21のための窓部32の他に、係止用窓部35が操作部材30に形成されていて、可撓性をもつ係止腕体26の係止突部26Aが上記係止用窓部35に突入している。一方、フラットケーブルFには、所定挿入位置まで挿入されたときに、上記係止突部26Aに対応する位置に係止孔F1が形成されている。フラットケーブルFが挿入されて操作部材30の貫通空間31内を進むと、フラットケーブルの先端部は上記係止腕体26の係止突部26Aにて該係止腕体26を下方に押して撓ませ、さらに進行し、フラットケーブルFの係止孔F1が係止突部26Aの位置に達したとき、撓みが減ずる方向、すなわち上方に係止腕体26が変位するので、係止突部26Aが係止孔F1に入り込んで、ここに係止してフラットケーブルの抜けが確実に防止される。
【0034】
さらには、操作部材をケーブル保持の状態での位置をロックすることもできる。例えば、ハウジングにロック爪17をそして操作部材30に係止段部36を形成し、両者間の前後方向の相対移動によりロック爪17を係止段部36と係止させロックすることができる。図2(D)の例では、係止段部36が形成された操作部30を前後に移動可能とし、後退時にハウジングのロック爪17と係止する。したがって、図示の場合、操作部材30の貫通空間31にフラットケーブルが貫通して操作部材への操作力を解除する際に、操作部材30を後方に移動せしめてロックする。
【0035】
<第二実施形態>
第一実施形態では、操作部材は上下に平行移動する形式をとっていたが、図3に示される第二実施形態では操作部材は回動する形式のものとなっている。
【0036】
図3(A)において、ハウジング10は開口部16が左端側にまで連通しており、左上部が大きく開口し、挿入部13はこの開口部16よりも奥部に形成されている。操作部材30は上記開口部16に配設されている。操作部材30は、紙面に直角な方向の両端部に、図しない軸等の回動支持部で回動自在にハウジングによって支持されている。図示の場合、回動中心は操作部材の右部に位置しており、操作力を受けると操作部材30はその左端側が右端側に比し大きく移動する。
【0037】
本実施形態においては、先ずフラットケーブルFを図3(A)のごとく操作部材30の貫通空間31へ挿入する。しかし、フラットケーブルFの先端がハウジングの挿入部13を形成する上壁の前端面13Aに突き当たり、該フラットケーブルFは上記挿入部13内へは進入できない。すなわち、この操作部材30は挿入阻止位置にある。
【0038】
次に、操作部材30に操作力を印加して図3(B)の位置まで該操作部材30を下方へ回動する。すると、操作部材30の貫通空間31を形成する上壁の内面37と上記ハウジングの挿入部13の上内面とは同一面に位置するようになり、フラットケーブルFは上記前端面13Aに突き当たることなく挿入部13内へ進入する。すなわち、この操作部材30は挿入可能位置にある。
【0039】
しかる後、操作力を解除すると操作部材30は端子の可撓腕部24からの付勢力を受けているので、上方に圧せられ、フラットケーブルFをハウジングの挿入部13の上内面との間で保持する。
【0040】
<第実施形態>
図4に示されている第三実施形態は、操作部材が回動するという点では図3の実施形態と同じであるが、回動中心がフラットケーブルの入口側、すなわち図4で左部に位置している点で差がある。又、図4の例では、端子は紙面に直角な方向に平面をもつ金属細帯体を、その面に対して屈曲を成して得られる形式のものとなっている。
【0041】
したがって、端子の接触部21は右端側に寄って位置しており、その付勢力によって上記操作部材30は右端側で大きく移動する。この操作部材30は操作力を受ける部分が金属材30Aで補強されている。これは、操作部材30のモールド成形の際、一体に成形される。もしくは、操作部材を金属で形成し、所定部位に絶縁メッキを施すこととしてもよい。又、この金属材30Aは、上記補強以外に、フラットケーブルのグランド面と接続して任意のグランド手段を経由して回路基板のグランド回路に接続するという機能をも具備できる。
【0042】
図4(A)において、操作部材30は挿入阻止位置にある。したがって、フラットケーブルを該操作部材30の貫通空間31に挿入したとしても、フラットケーブルの前端がハウジングの挿入部13の前端面13Aに突き当たってしまう。
【0043】
次に、図4(B)のごとく指で操作力を与えて操作部材30を下方へ回動させ挿入可能位置へもたらす。かかる状態で、フラットケーブルFを操作部材30の貫通空間31へ挿入し、フラットケーブルFの先端を図4(C)のごとく挿入部13にまで至らしめる。その際、金属材30Aの右端が上記前端面13Aを乗り越えることによるクリック感を得るようにすることもできる。しかる後、上記操作力を解除する。フラットケーブルFは、端子の接触部21によって上方に押され、該接触部21と挿入部13の上内面との間で保持される。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明は操作部材に貫通を形成し、挿入可能位置でフラットケーブルの貫入を可能とし、貫通後フラットケーブルを該操作部材もしくは他の部材からの付勢力によりハウジングに押しつけて保持することとしたので、この挿入位置と保持位置との間の距離が小さくてすみ、コネクタとしての使用時の高さ寸法が小さくなると共に、ケーブル挿入後の操作は操作力の解除により自動的になされるようになり、操作も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態装置の断面図であり、(A)は操作部材が挿入阻止位置、(B)は挿入可能位置、(C)はケーブル保持位置にある状態をそれぞれ示す。
【図2】第一実施形態の変形例の断面図であり、(A)は端子を前後対称に配した例、(B)は端子によらず他の部材によって操作部材を付勢する例、(C)はフラットケーブルの係止を可能とする例、(D)は操作部材をロックする例をそれぞれ示す。
【図3】第二実施形態装置の断面図であり、(A)は操作部材が挿入阻止位置、(B)は挿入可能位置にある状態をそれぞれ示す。
【図4】第三実施形態装置の断面図であり、(A)は操作部材が挿入阻止位置、(B)は挿入可能位置、(C)はケーブル保持位置にある状態をそれぞれ示す。
【図5】従来のコネクタの断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
13 挿入部
20 端子
21 接触部
25 他の部材
30 操作部材
30A 金属材
31 貫通
32 窓部
34 重合連通寸法
F フラットケーブル

Claims (6)

  1. ハウジングに配列保持された複数の端子が弾性変位可能な接触部を有し、ハウジングに形成された挿入部に挿入されたフラットケーブルを接触部に対して弾性接触状態の位置にもたらす操作部材が設けられている電気コネクタにおいて、操作部材はフラットケーブルのための貫通が形成されていると共に接触部が貫通挿入後のフラットケーブルに接触することを可能とする該接触部の突入のための窓部もしくは切欠部が形成されており、該操作部材は、上記挿入部に連通して形成されたハウジング内に配置されて上記接触部を有する可撓腕部もしくはハウジングに保持された他の部材からフラットケーブルの厚み方向の付勢力を受けており、さらに、上記操作部材は、フラットケーブルの厚み方向での上記貫通と上記挿入部との間の重合連通寸法がフラットケーブルの厚み寸法より大なる挿入可能位置と小なる挿入阻止位置との間で可動であり、該操作部材が挿入可能位置から挿入阻止位置の方へ上記付勢力を受けており、さらに、上記操作部材は、その操作面が、上記挿入阻止位置でハウジングの開口部から外方に突出していることを特徴とするフラットケーブル用電気コネクタ。
  2. 操作部材は、挿入可能位置と挿入阻止位置との間を平行移動するようになっていることとする請求項1に記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
  3. 操作部材は、挿入可能位置と挿入阻止位置との間を回動するようになっていることとする請求項1に記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
  4. 操作部材は、回動中心がフラットケーブル挿入方向奥側に位置していることとする請求項に記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
  5. 操作部材は、回動中心がフラットケーブル挿入方向入口側に位置していることとする請求項に記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
  6. 操作部材は、少なくとも一部分が金属材で形成されていることとする請求項1ないし請求項のうちの一つに記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
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