JP4859030B2 - プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタ並びにコネクタ抜取り方法 - Google Patents

プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタ並びにコネクタ抜取り方法 Download PDF

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本願の特許請求の範囲に記載された発明は、信号導体を内蔵したケーブルや信号導体が配されたフレキシブル印刷配線基板(FPC)等が連結されるプラグコネクタ,そのプラグコネクタが差し込まれるリセプタクルコネクタ、及び、プラグコネクタが差し込まれたリセプタクルコネクタからプラグコネクタを抜き取るコネクタ抜取り方法に関する。
各々が信号導体を内蔵した複数のケーブルが平板状に配列されて成るケーブル群や複数の信号導体が設けられたフレキシブル印刷配線基板を、各種の電気部品が取り付けられるソリッド印刷配線基板に接続するにあたっては、ケーブル群あるいはフレキシブル印刷配線基板が連結されるプラグコネクタと、ソリッド印刷配線基板にそれとの電気的接続がなされて取り付けられ、プラグコネクタが差込接続されるリセプタクルコネクタとが用いられる。このようなプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタにあっては、ケーブル群あるいはフレキシブル印刷配線基板が連結されたプラグコネクタのソリッド印刷配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタへの差込接続を容易かつ確実に行えるものとすべく、ソリッド印刷配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに対して、プラグコネクタを、ソリッド印刷配線基板に直交もしくは略直交する方向から差し込むようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ソリッド印刷配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタにプラグコネクタがソリッド印刷配線基板に直交もしくは略直交する方向から差し込まれることになるプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタについても、プラグコネクタがリセプタクルコネクタに差込接続されてコネクタ係合体を構成するもとでの全体の小型化及びソリッド印刷配線基板からの高さの低減化が求められている。そのため、リセプタクルコネクタの全高が比較的小とされるとともに、プラグコネクタが、リセプタクルコネクタに差込接続されたとき、リセプタクルコネクタから高さ方向には突出しないようにされる。さらに、プラグコネクタがリセプタクルコネクタに差込接続されたもとにあっては、プラグコネクタに連結されたケーブル群あるいはフレキシブル印刷配線基板が、ソリッド印刷配線基板に略平行な方向に伸びるものとされる。
このようにして、ソリッド印刷配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタにプラグコネクタがソリッド印刷配線基板に直交もしくは略直交する方向から差し込まれるものであって、プラグコネクタがリセプタクルコネクタに差込接続されてコネクタ係合体を構成するもとでの全体の小型化及びソリッド印刷配線基板からの高さの低減化が図られたプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタの場合、リセプタクルコネクタに差込接続されたプラグコネクタをリセプタクルコネクタから外す必要が生じたとき、プラグコネクタが、リセプタクルコネクタから抜き取り難いものとなってしまう。そこで、従来にあっては、プラグコネクタにおける、リセプタクルコネクタに差込接続されたとき外部に臨むものとなる部分に、テープやアーム等を取り付けておき、そのテープやアーム等を引っ張ることにより、プラグコネクタをリセプタクルコネクタから抜き取ることができるようにすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−280102号公報(第3,4頁、図1,12) 意匠登録第1209803号公報(第2〜4頁)
上述のように、ソリッド印刷配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタにプラグコネクタがソリッド印刷配線基板に直交もしくは略直交する方向から差し込まれることになるプラグコネクタ及びリセプタクルコネクタであって、リセプタクルコネクタに差込接続されたプラグコネクタを、それに取り付けられたテープやアーム等を引っ張ることにより、リセプタクルコネクタから抜き取ることができるようにされたものは、構造上の弱点を伴っている。即ち、リセプタクルコネクタに差込接続されたプラグコネクタのリセプタクルコネクタからの抜取りにあたって、プラグコネクタに取り付けられたテープやアーム等が引っ張られる際には、プラグコネクタにおけるテープやアーム等の取付部に、極めて大なる引っ張り力が局所的に加えられることになり、プラグコネクタにおけるテープやアーム等の取付部が、構造的にその引っ張り力に耐えられなくなる事態が生じてしまうのである。
そして、プラグコネクタにおけるテープやアーム等の取付部が引っ張り力に耐えられなくなると、プラグコネクタの変形もしくは破損、または、プラグコネクタに連結されたケーブル群あるいはフレキシブル印刷配線基板における信号導体の断線が生じ、さらには、プラグコネクタの変形あるいは破損に起因するリセプタクルコネクタの変形あるいは破損等がもたらされる虞もある。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに、例えば、基板に直交もしくは略直交する方向とされる、基板に交差する方向から差し込まれるプラグコネクタであって、差込接続されたリセプタクルコネクタからの抜取りを、プラグコネクタの変形もしくは破損,プラグコネクタに連結されたケーブルあるいはフレキシブル印刷配線基板における信号導体の断線等が生じる虞が著しく低減されるもとで行えるもの,斯かるプラグコネクタの差込接続がなされるべく基板に取り付けられるリセプタクルコネクタ、及び、このようなプラグコネクタを、それが差込接続されたリセプタクルコネクタから、その変形もしくは破損,それに連結されたケーブルあるいはフレキシブル印刷配線基板における信号導体の断線等を生じさせることなく抜き取るコネクタ抜取り方法を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明(以下、本願請求項1〜の発明という。)に係るプラグコネクタは、絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、絶縁ハウジングに、各々が絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、その金属板部材に一対の相互対向端縁部の一方から信号導体の引出し方向に沿う方向をもって絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されて、絶縁ハウジングが基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに基板に交差する方向をもって差し込まれたとき、突出部が基板との間に空隙を形成するもとで、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジングにおける複数の第1の導電コンタクト部材に、リセプタクルコネクタにおける複数の第2の導電コンタクト部材が接触するものとされる。
特に、請求項2に記載された発明に係るプラグコネクタは、突出部が、金属板部材が有する一対の相互対向端縁部の一方における絶縁ハウジングの長手方向の両端部に設けられたものとされる。
また、本願の特許請求の範囲における請求項6または請求項7に記載された発明(以下、本願請求項6または7の発明という。)に係るリセプタクルコネクタは、 第1の絶縁ハウジングと、第1の絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって第1の絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、第1の絶縁ハウジングに、各々が長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、その金属板部材に一対の相互対向端縁部の一方から信号導体の引出し方向に沿う方向をもって第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されたプラグコネクタにおける第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられ、第1の絶縁ハウジングの嵌合部への差込み方向が基板に交差する方向とされる第2の絶縁ハウジングと、嵌合部に配列配置されて設けられ、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングにおける複数の第1の導電コンタクト部材に接触する複数の第2の導電コンタクト部材とを備えて構成され、嵌合部に、それに差し込まれた第1の絶縁ハウジングから突出する突出部に対応する位置をもって形成され、突出部に第2の絶縁ハウジングが取り付けられた基板との間に空隙を形成させる開口部が設けられたものとされる。
さらに、請求項または請求項に記載された発明(以下、本願請求項8または9の発明という。)に係るコネクタ抜取り方法は、第1の絶縁ハウジングと、第1の絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって第1の絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、第1の絶縁ハウジングに、各々が第1の絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、その金属板部材に一対の相互対向端縁部の一方から信号導体の引出し方向に沿う方向をもって第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されたプラグコネクが、第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられる第2の絶縁ハウジングと、嵌合部に配列配置されて設けられ、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングにおける複数の第1の導電コンタクト部材に接触する複数の第2の導電コンタクト部材とを備えて構成され、嵌合部に、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングから突出する突出部に対応する位置をもって開口部が形成されたリセプタクルコネクタに、第1の絶縁ハウジングが嵌合部に基板に交差する方向をもって差し込まれ、突出部が開口部内に位置せしめられて基板との間に空隙を形成する状態をもって係合して成るコネクタ係合体に対し、突出部を基板から離隔する方向に移動させることによって、第1の絶縁ハウジングを嵌合部から離脱させる操作を行い、プラグコネクタをリセプタクルコネクタから抜き取るものとされる。
上述のように構成される本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタにあっては、絶縁ハウジングに、各々が絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれており、その金属板部材に一対の相互対向端縁部の一方から信号導体の引出し方向に沿う方向をもって絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されている。そして、複数の第1の導電コンタクトが設けられるとともに金属板部材が埋め込まれた絶縁ハウジングが、基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに基板に交差する方向をもって差し込まれ、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジングにおける複数の第1の導電コンタクト部材に、リセプタクルコネクタにおける複数の第2の導電コンタクト部材が接触する。このとき、絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部は、リセプタクルコネクタが取り付けられた基板との間に空隙を形成する位置におかれる。
また、本願請求項6または7の発明に係るリセプタクルコネクタにあっては、上述の本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタである第1の絶縁ハウジングを備えたプラグコネクタにおける当該第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられ、第1の絶縁ハウジングの嵌合部への差込み方向が基板に交差する方向とされる第2の絶縁ハウジングを備えている。そして、その第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングにおける複数の第1の導電コンタクト部材に接触する複数の第2の導電コンタクト部材が配列配置されて設けられるとともに、所定の開口部が嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に対応する位置をもって設けられる。開口部は、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に、第2の絶縁ハウジングが取り付けられた基板との間に所定の空隙を形成させる。
さらに、本願請求項8または9の発明に係るコネクタ抜取り方法にあっては、上述の本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタである第1の絶縁ハウジングを備えたプラグコネクタが、上述の本願請求項6または7の発明に係るリセプタクルコネクタである第2の絶縁ハウジングを備えたリセプタクルコネクタに、第1の絶縁ハウジングが、第2の絶縁ハウジングに設けられた嵌合部に第2の絶縁ハウジングが取り付けられた基板に交差する方向をもって差し込まれ、第1の絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が、第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に設けられた開口部に位置せしめられて基板との間に空隙を形成する状態をもって係合して成るコネクタ係合体に対して、突出部を基板から離隔する方向に移動させることによって、第1の絶縁ハウジングを嵌合部から離脱させる操作を行い、それによって、プラグコネクタをリセプタクルコネクタから抜き取る。突出部を基板から離隔する方向に移動させるにあたっては、例えば、コネクタ係合体に対し、第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部と基板との間の空隙に、抜取り用ジグの端部を差し込み、その端部を突出部に当接させてそれと共に基板から離隔させる操作を行うことにより行う。
上述の本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタにおいては、絶縁ハウジングに、各々が絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれており、その金属板部材に一対の相互対向端縁部の一方から信号導体の引出し方向に沿う方向をもって絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されている。そして、絶縁ハウジングが、基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに基板に交差する方向をもって差し込まれ、リセプタクルコネクタに差込接続された状態におかれるとき、絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部は、リセプタクルコネクタが取り付けられた基板との間に空隙を形成する位置におかれる。それにより、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタが、リセプタクルコネクタに差込接続された状態にあるとき、絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に、それと基板との間に形成された空隙を利用して、リセプタクルコネクタが取り付けられた基板から離隔させる方向の力を加え、その突出部を基板から離隔する方向に移動させることにより、絶縁ハウジングをリセプタクルコネクタから容易に離脱させることができる。その際、絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に加えられる力は、絶縁ハウジングに埋め込まれた、各々が絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材全体にかかり、金属板部材によって受け止められるので、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタに局所的に集中作用することはない。
従って、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタは、基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに、基板に交差する方向から差し込まれて、差込接続された状態にあるとき、絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部を利用して、リセプタクルコネクタからの抜取りを、その変形もしくは破損,それに設けられた少なくとも一つの第1の導電コンタクト部材に接続された信号導体の断線等が生じる虞が著しく低減されるもとで、行うことができるものとなる。
さらに、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタにおいては、絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材が、各々が絶縁ハウジングの長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有したものとされているので、それにより金属板部材の剛性が高められていて絶縁ハウジングの“ねじれ”等が発生し難く、第1の導電コンタクト部材に対するリセプタクルコネクタにおける第2の導電コンタクト部材の接触が適正な接触圧をもって行われることになる。それに加えて、絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材を、グラウンド接続して、絶縁ハウジングに設けられた第1の導電コンタクト部材及びそれに接続された信号導体に対して、自己放射ノイズの低減及び外部ノイズの遮断等の電磁シールド効果をもたらすものとすることができる。
また、本願請求項6または7の発明に係るリセプタクルコネクタにおいては、プラグコネクタにおける第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられ、第1の絶縁ハウジングの嵌合部への差込方向が基板に交差する方向とされる第2の絶縁ハウジングを備え、その第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に、所定の開口部が嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材に形成されて第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に対応する位置をもって設けられ、その開口部が、嵌合部に差し込まれた第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に、第2の絶縁ハウジングが取り付けられた基板との間に所定の空隙を形成させる。それにより、本願請求項6または7の発明に係るリセプタクルコネクタによれば、プラグコネクタが、その第1の絶縁ハウジングが嵌合部に差し込まれ、第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が、開口部に対応する位置をとり、基板との間に空隙を形成する状態にあるとき、突出部と基板との間の空隙を利用して、突出部に基板から離隔させる方向の力を加えて、その突出部を基板から離隔する方向に移動させることにより、第1の絶縁ハウジングを嵌合部から容易に離脱させることができる。その際、プラグコネクタにおける第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部に加えられる力は、第1の絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材全体にかかり、金属板部材によって受け止められるので、プラグコネクタに局所的に集中作用することはない。
従って、本願請求項6または7の発明に係るリセプタクルコネクタは、第1の絶縁ハウジングが基板に取り付けられた第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に基板に交差する方向から差し込まれた状態にあるプラグコネクタを、第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する金属板部材の突出部を利用して、その変形もしくは破損,それに設けられた少なくとも一つの第1の導電コンタクト部材に接続された信号導体の断線等が生じる虞が著しく低減されるもとで、抜き取ることができるものとなる。
さらに、本願請求項8または9の発明に係るコネクタ抜取り方法においては、第1の絶縁ハウジングを備えるプラグコネクタが、基板に取り付けられた第2の絶縁ハウジングを備えるリセプタクルコネクタに、第1の絶縁ハウジングが第2の絶縁ハウジングに設けられた嵌合部に基板に交差する方向をもって差し込まれることにより係合して成るコネクタ係合体に対して、第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に設けられた開口部に位置する第1の絶縁ハウジングの外部へと突出して、基板との間に空隙を形成する突出部を、突出部と基板との間の空隙を利用して基板から離隔する方向に移動させることによって、第1の絶縁ハウジングを嵌合部から離脱させる操作を行い、それによって、プラグコネクタをリセプタクルコネクタから抜き取る。その際、第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部を基板から離隔する方向に移動させるべく突出部に加えられる力は、第1の絶縁ハウジングに埋め込まれた金属板部材全体にかかり、金属板部材によって受け止められるので、プラグコネクタに局所的に集中作用することはない。
従って、本願請求項8または9の発明に係るコネクタ抜取り方法によれば、第1の絶縁ハウジングが基板に取り付けられた第2の絶縁ハウジングにおける嵌合部に基板に交差する方向から差し込まれて、リセプタクルコネクタとの係合状態にあるプラグコネクタを、第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する金属板部材の突出部を利用して、その変形もしくは破損,それに設けられた少なくとも一つの第1の導電コンタクト部材に接続された信号導体の断線等が生じる虞が著しく低減されるもとで、リセプタクルコネクタから抜き取ることができる。
本願の特許請求の範囲に記載された発明を実施するための最良の形態は、以下に述べられる実施例をもって説明される。
図1(上面図),図2(正面図)及び図3(底面図)は、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタの一例を示す。
図1〜図3において、本願請求項1〜の発明に係るプラグコネクタの一例を成すプラグコネクタ11は、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに差込接続されるものとされており、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された細長い絶縁ハウジング12を備えている。絶縁ハウジング12には、その長手方向に配列配置された複数の導電コンタクト部材13が設けられている。複数の導電コンタクト部材13の各々は、部分13aと部分13bとを有している。そして、複数の導電コンタクト部材13は、少なくとも一つがケーブルに内蔵された信号導体に接続される状態とされ、導電コンタクト部材13に接続された信号導体が、ケーブルに内蔵された状態をもって、絶縁ハウジング12の背面部から引き出される。
また、絶縁ハウジング12には、比較的大なる剛性を有した金属板部材14が、複数の導電コンタクト部材13の配列方向に沿って伸び、絶縁ハウジング12の略全体に亙る状態をもって埋め込まれている。この金属板部材14は、図1及び図3に示されるように、その一部分が、絶縁ハウジング12の長手方向の両端部の夫々において、絶縁ハウジング12の背面側からその外方に、ケーブルに内蔵された信号導体の絶縁ハウジング12からの引出し方向に沿う方向に突出する突出部14aを形成している。即ち、絶縁ハウジング12の長手方向の両端部に一対の突出部14aが形成されているのである。但し、金属板部材14の突出部14aは、一対が形成される態様に限られるものではなく、必要に応じて他の態様がとられ得るものである。さらに、図3に示されるように、金属板部材14は、絶縁ハウジング12における一対の対向端面のうちの一方側である底面側の外表面に露出する部分とされる露出部14bを有している。
図1におけるIV−IV線断面をあらわす図4に示されるように、絶縁ハウジング12に設けられた複数の導電コンタクト部材13の各々にあっては、その部分13aが絶縁ハウジング12の上面側の外表面上に配された平坦部とされており、また、その部分13bが絶縁ハウジング12に埋め込まれた屈曲部とされている。絶縁ハウジング12に埋め込まれた部分13bは、その一部が絶縁ハウジング12の正面側の外表面に露出して、プラグコネクタ11が差込接続されるリセプタクルコネクタの導電コンタクト部材が接触することになる接触部を形成している。そして、部分13bが形成する接触部には、リセプタクルコネクタの導電コンタクト部材に設けられた凹部に係合する凸部13cが設けられている。
このようにして、プラグコネクタ11が差込接続されるリセプタクルコネクタの導電コンタクト部材が接触することになる接触部が、導電コンタクト部材13における絶縁ハウジング12に埋め込まれた屈曲部とされる部分13bの一部によって形成されることにより、当該接触部の絶縁ハウジング12からの剥離が回避される。
なお、図4に示される例にあっては、導電コンタクト部材13の部分13bが形成する接触部に、リセプタクルコネクタの導電コンタクト部材に設けられた凹部に係合する凸部13cが設けられているが、それに代えて、導電コンタクト部材13の部分13bが形成する接触部に、リセプタクルコネクタの導電コンタクト部材に設けられた凸部に係合する凹部が設けられてもよい。
また、図4に示されるように、絶縁ハウジング12に埋め込まれた金属板部材14は、各々が絶縁ハウジング12の長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有したものとされていて、それにより剛性が高められている。そして、一対の突出部14aは、金属板部材14の一対の相互対向端縁部の一方における絶縁ハウジング12の長手方向の両端部に夫々形成されて、絶縁ハウジング12の背面側からその外部へと突出している。また、金属板部材14における露出部14bは、金属板部材14における一対の相互対向端縁部の間に形成されている。
上述のように複数の導電コンタクト部材13が配列配置されて設けられるとともに、金属板部材14が埋め込まれた絶縁ハウジング12は、後述されるように、基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに、例えば、基板に直交もしくは略直交する方向とされる、基板と交差する方向をもって差し込まれる。そして、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジング12における複数の導電コンタクト部材13に、リセプタクルコネクタにおける複数の導電コンタクト部材が接触する。また、その際、リセプタクルコネクタに差し込まれた絶縁ハウジング12から突出する金属板部材14の突出部14aは、リセプタクルコネクタが取り付けられた基板との間に空隙を形成する。
図5及び図5におけるVI−VI線断面をあらわす図6は、図1〜図4に示されるプラグコネクタ11に、複数のケーブル20が平板状に配列されて成るケーブル群が連結された状態を示す。複数のケーブル20は、プラグコネクタ11に、その絶縁ハウジング12の背面側から係合して連結される。
図6に明瞭に示されるように、複数のケーブル20のプラグコネクタ11との連結は、絶縁ハウジング12の背面側から係合する複数のケーブル20の各々が内蔵する信号導体21が、絶縁ハウジング12に設けられた複数の導電コンタクト部材13の夫々における平坦部を形成する部分13aに接続されることにより行われる。それにより、複数のケーブル20が連結されたプラグコネクタ11にあっては、各々の信号導体21が導電コンタクト部材13の部分13aに接続された複数のケーブル20が、絶縁ハウジング12の背面側から引き出される状態がとられる。
複数のケーブル20は、各々が信号導体21に加えて内蔵するグラウンド導体22が、グラウンド接続部材23によって相互接続された状態におかれている。そして、複数のケーブル20の各々が内蔵する信号導体21が、絶縁ハウジング12に設けられた複数の導電コンタクト部材13の夫々における平坦部を形成する部分13aに接続されるとき、グラウンド接続部材23も、絶縁ハウジング12の上面側の外表面上に配される。
ケーブル20の信号導体21が導電コンタクト部材13の部分13aに接続されたもとにおいては、絶縁ハウジング12に埋め込まれた金属板部材14は、グラウンド接続されることにより、導電コンタクト部材13の部分13a及びそれに接続された信号導体21に対して、自己放射ノイズの低減及び外部ノイズの遮断等の電磁シールド効果をもたらす。
図7,図8及び図7におけるIX−IX線断面をあらわす図9は、図5及び図6に示される複数のケーブル20が連結されたプラグコネクタ11に、導電性シェル25が装着された状態を示す。導電性シェル25は、絶縁ハウジング12における一対の対向端面のうちの他方側である上面側に、複数の導電コンタクト部材13の部分13a及びそれに接続された複数の信号導体21を覆うようにして装着される。それにより、プラグコネクタ11にあっては、絶縁ハウジング12に埋め込まれた金属板部材14における一対の相互対向端縁部の間の部分が、絶縁ハウジング12における底面側の外表面に露出する露出部14bを形成するもとで、導電性シェル25が、絶縁ハウジング12における上面側に装着されることになる。そして、導電性シェル25の一部は、複数のケーブル20の各々が内蔵するグラウンド導体22を相互接続するグラウンド接続部材23に接触するものとされる。それによって、導電性シェル25は、グラウンド接続されることになり、導電コンタクト部材13の部分13a及びそれに接続された信号導体21に対して、自己放射ノイズの低減及び外部ノイズの遮断等の電磁シールド効果をもたらす。また、図8に示されるように、導電性シェル25の側面部には、後述されるリセプタクルコネクタの導電性シェルに設けられた突起部が係合する係止孔25aが設けられている。
なお、上述の例は、複数の導電コンタクト部材13の部分13aに複数のケーブル20に内蔵された信号導体21が接続されているが、複数の導電コンタクト部材13の部分13aには、少なくともそれらのうちの一つに信号導体が接続されればよく、また、その信号導体も、ケーブルに内蔵されたものでなく、例えば、フレキシブル印刷配線基板に備えられるものとされてもよい。
図10(上面図)及び図11(正面図)は、本願請求項7〜9の発明に係るリセプタクルコネクタの一例を示す。
図10及び図11において、本願請求項7〜9の発明に係るリセプタクルコネクタの一例を成すリセプタクルコネクタ31は、上述の図1〜図9に示される導電性シェル25が装着されたプラグコネクタ11が差込接続されるものとされており、合成樹脂等の絶縁材料によって形成されて、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板(図示は省略されている)に取り付けられた、細長い絶縁ハウジング32を備えている。
絶縁ハウジング32には、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が、複数の導電コンタクト部材13及び金属板部材14を伴って差し込まれる嵌合部33が設けられている。嵌合部33は、絶縁ハウジング32の長手方向に伸びており、その絶縁ハウジング32の背面側となる部分には、開口部34が設けられている。この嵌合部33に対するプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12の差込み方向は、例えば、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板と交差する方向、例えば、直交もしくは略直交する方向とされる。
嵌合部33に設けられた開口部34は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が嵌合部33に差し込まれるとき、嵌合部33に差し込まれた絶縁ハウジング12から突出する金属板部材14の突出部14aに対応する位置をもって設けられていることになる。それにより、嵌合部33に差し込まれた絶縁ハウジング12から突出する金属板部材14の突出部14aは、嵌合部33に設けられた開口部34内に配される。そして、開口部34は、そこに配された突出部14aに、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板との間に、所定の空隙を形成させる。
また、絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33の絶縁ハウジング32の正面側となる部分には、絶縁ハウジング32の長手方向に配列配置された複数の導電コンタクト部材35が設けられている。複数の導電コンタクト部材35の各々は、部分35aと部分35bとを有している。そして、複数の導電コンタクト部材35は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が嵌合部33に差し込まれるとき、嵌合部33に差し込まれた絶縁ハウジング12における複数の導電コンタクト部材13に接触する。
図10における XII−XII 線断面をあらわす図12に示されるように、絶縁ハウジング32に設けられた複数の導電コンタクト部材35の各々にあっては、その部分35aが、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板に沿う方向に伸び、当該基板に設けられた接続導体部(図示は省略されている)に接続される接続端子部とされており、また、その部分35bが、嵌合部33内に入り込んだ屈曲部とされている。嵌合部33内に入り込んだ部分35bは、その一部が、嵌合部33に差し込まれたプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12における導電コンタクト部材13に接触することになる接触部を形成している。そして、部分35bが形成する接触部には、プラグコネクタ11の導電コンタクト部材13の部分13bに設けられた凸部13cに係合する凹部35cが設けられている。
このような図12に示される例にあっては、導電コンタクト部材35の部分35bが形成する接触部に、プラグコネクタ11の導電コンタクト部材13の部分13bに設けられた凸部13cに係合する凹部35cが設けられているが、それに代えて、導電コンタクト部材35の部分35bが形成する接触部に、プラグコネクタ11の導電コンタクト部材13の部分13bに設けられた凹部に係合する凸部が設けられてもよい。
図13(上面図),図14(正面図)及び図13におけるXV−XV線断面をあらわす図15は、図10〜図12に示されるリセプタクルコネクタ31に、導電性シェル36が装着された状態を示す。導電性シェル36は、絶縁ハウジング32の上面側に、複数の導電コンタクト部材35の部分35bを覆うようにして装着される。そして、導電性シェル36の一部は、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板に沿う方向に伸び、当該基板に設けられたグラウンド接続部(図示は省略されている)に接続されるグラウンド端子部36aを形成している。それにより、導電性シェル36は、複数のケーブル20が連結されたプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33に差し込まれたもとにおいて、嵌合部33に差し込まれたプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12における導電コンタクト部材13に接触する導電コンタクト部材35の部分35bに対して、自己放射ノイズの低減及び外部ノイズの遮断等の電磁シールド効果をもたらす。また、導電性シェル36の側面部には、プラグコネクタ11に装着された導電性シェル25に設けられている係止孔25aに係合する突起部36bが形成されている。
図16,図16におけるXV1I−XVII線断面をあらわす図17及び図16における XV1II−XVIII 線断面をあらわす図18は、図13〜図15に示される導電性シェル36が装着されたリセプタクルコネクタ31に、図7〜図9に示される複数のケーブル20が連結されるとともに導電性シェル25が装着されたプラグコネクタ11が差込接続された状態を示す。プラグコネクタ11のリセプタクルコネクタ31に対する差込接続は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33に、例えば、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板に直交もしくは略直交する方向とされる、絶縁ハウジング32が取り付けられた基板と交差する方向をもって差し込まれることによってなされる。
図16,図17及び図18において、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32における嵌合部33に差し込まれたプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12は、それに設けられた複数の導電コンタクト部材13の部分13bに、絶縁ハウジング32における嵌合部33に設けられた複数の導電コンタクト部材35の部分35bが夫々接触している。それにより、プラグコネクタ11における複数の導電コンタクト部材13に夫々接続された複数のケーブル20に内蔵された信号導体21が、リセプタクルコネクタ31における複数の導電コンタクト部材35に夫々接続されることになる。
その際、導電コンタクト部材13の部分13bに対する導電コンタクト部材35の部分35bの接触は、導電コンタクト部材35の部分35bに設けられた凹部35cが導電コンタクト部材13の部分13bに設けられた凸部13cに係合する状態をもってなされる。それにより、導電コンタクト部材13の部分13bに対する導電コンタクト部材35の部分35bの接触が、所定の保持力をもって行われ、その結果、プラグコネクタ11のリセプタクルコネクタ31に対する差込接続状態が、その保持力の向上が図られたものとして得られる。さらに、リセプタクルコネクタ31に装着された導電性シェル36に設けられた突起部36bが、プラグコネクタ11に装着された導電性シェル25に設けられた係止孔25aに係合する。それにより、導電性シェル25と導電性シェル36との電気的接続もなされ、導電性シェル25が、導電性シェル36を介して、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32が取り付けられた基板に設けられたグラウンド接続部に連結される。
また、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33に差し込まれたプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から、複数のケーブル20の引出し方向に沿う方向に突出する金属板部材14の突出部14aは、複数のケーブル20と共に、嵌合部33に設けられた開口部34内に配される。そして、突出部14aは、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32が取り付けられた基板との間に、所定の空隙を形成する。プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から引き出される複数のケーブル20は、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32が取り付けられた基板に沿う方向に伸びる状態に置かれる。
図19,図20,図21及び図22は、本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例の説明に供される。
図19には、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板40上において、前述の図13〜図15に示される導電性シェル36が装着されたリセプタクルコネクタ31に、図7〜図9に示される複数のケーブル20が連結されるとともに導電性シェル25が装着されたプラグコネクタ11が差込接続されて構成される、コネクタ係合体41が示されている。基板40は、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32が取り付けられ、絶縁ハウジング32における嵌合部33に設けられた複数の導電コンタクト部材35の部分35aが、接続導体部に接続されるとともに、リセプタクルコネクタ31に装着された導電性シェル36におけるグラウンド端子部36aが、グラウンド接続部に接続される基板である。
プラグコネクタ11のリセプタクルコネクタ31に対する差込接続は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12が、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33に、基板40と交差する方向をもって差し込まれることによってなされ、その際、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から、複数のケーブル20の引出し方向に沿う方向に突出する金属板部材14の突出部14aは、複数のケーブル20と共に、嵌合部33に設けられた開口部34内に配され、突出部14aは、基板40との間に所定の空隙を形成する。
従って、コネクタ係合体41は、プラグコネクタ11がリセプタクルコネクタ31に、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12がリセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33に基板40と交差する方向をもって差し込まれ、絶縁ハウジング12から突出する金属板部材14の突出部14aが、嵌合部33に設けられた開口部34内に配されて基板40との間に所定の空隙を形成する状態、をもって係合することにより構成されていることになる。
本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例は、上述のようなコネクタ係合体41に適用される。
本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例を実施する際には、先ず、例えば、図19に示されるような抜取り用ジグ42を用意する。抜取り用ジグ42は、コネクタ係合体41の長手方向に沿う方向の両端部43の各々が爪状突出片を形成するものとし、両端部43間の間隔を、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12における長手方向の両端部からその外方に突出する一対の突出部14a間の間隔に相当するものに選定しておく。
次に、図20及び図21に示されるように、抜取り用ジグ42の両端部43を、基板40上において、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12における長手方向の両端部からその外方に突出する一対の突出部14aに夫々対応する位置に配する。その後、抜取り用ジグ42の両端部43を、図20において矢印αにより示される方向に移動させて、図21に示されるように、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から突出する一対の突出部14aの夫々と基板40との間に形成された空隙に差し込む。
続いて、各々が突出部14aと基板40との間に形成された空隙に差し込まれた抜取り用ジグ42の両端部43を、図21において矢印βにより示される方向に回動させ、図22に示されるように、抜取り用ジグ42の両端部43の各々を、突出部14aに当接させてその突出部14aと共に基板40から離隔させる操作を行うことにより、一対の突出部14aの夫々を基板40から離隔させる方向に移動させる。このとき、基板40から離隔する一対の突出部14aの夫々は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12に、リセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33への差込方向とは逆の方向(図22において矢印γにより示される方向)に移動させる力を作用させ、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12をリセプタクルコネクタ31の絶縁ハウジング32に設けられた嵌合部33から離脱させる。その結果、プラグコネクタ11をリセプタクルコネクタ31から抜き取ることができる。
斯かる際、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から突出する一対の突出部14aを基板40から離隔する方向に移動させるべく一対の突出部14aの夫々に加えられる力は、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12に埋め込まれた金属板部材14の全体にかかり、金属板部材14によって受け止められることになり、斯かる力がプラグコネクタ11に局所的に集中作用することはない。従って、絶縁ハウジング12が基板40に取り付けられた絶縁ハウジング32における嵌合部33に基板40に交差する方向から差し込まれて、リセプタクルコネクタ31との係合状態にあるプラグコネクタ11を、絶縁ハウジング12から突出する金属板部材14の突出部14aを利用して、その変形もしくは破損,それに設けられた導電コンタクト部材13に接続されたケーブル20の信号導体21の断線等が生じる虞が著しく低減されるもとで、リセプタクルコネクタ31から容易に抜き取ることができることになる。
なお、上述の例においては、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から突出する突出部14aにそれを基板40から離隔する方向に移動させるための力を加えるにあたり、抜取り用ジグ42を用いているが、本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法にあっては、抜取り用ジグ42の使用を必須とするものではなく、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から突出する突出部14aに、それを基板40から離隔する方向に移動させるための力を、抜取り用ジグ42に代わる種々のジグを用いて加える、あるいは、格別なジグを用いることなく、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から突出する突出部14aに、それを基板40から離隔する方向に移動させるための力を加えるようにしてもよい。
また、上述の例にあっては、それが適用されるコネクタ係合体41が、それを構成するプラグコネクタ11の絶縁ハウジング12から一対の突出部14aが突出するものとされているが、本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法は、プラグコネクタ11が、その絶縁ハウジング12から突出する突出部14aが一対とされる態様をとらないもとで、リセプタクルコネクタ31に差込接続されて構成される、コネクタ係合体41とは異なるコネクタ係合体にも適用することができる。
以上のような本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタ,本願請求項7〜9の発明に係るリセプタコネクタ及び本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法は、それらのいずれもが、プラグコネクタを基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに、基板に交差する方向から差し込んで差込接続した後の、プラグコネクタのリセプタクルコネクタからの抜取りを、プラグコネクタの変形もしくは破損,それに連結されたケーブルあるいはフレキシブル印刷配線基板における信号導体の断線等を生じさせることなく行えるものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例を示す上面図である。 本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例を示す正面図である。 本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例を示す底面図である。 図1におけるIV−IV線断面をあらわす断面図である。 本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例にケーブル群が連結された状態を示す平面図である。 図5におけるVI−VI線断面をあらわす断面図である。 ケーブル群が連結された本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例に導電性シェルが装着された状態を示す平面図である。 ケーブル群が連結された本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクタの一例に導電性シェルが装着された状態を示す側面図である。 図7におけるIX−IX線断面をあらわす断面図である。 本願請求項7〜9の発明に係るレセプタクルコネクタの一例を示す上面図である。 本願請求項7〜9の発明に係るレセプタクルコネクタの一例を示す正面図である。 図10における XII−XII 線断面をあらわす断面図である。 本願請求項7〜9の発明に係るレセプタクルコネクタの一例に導電性シェルが装着された状態を示す平面図である。 本願請求項7〜9の発明に係るレセプタクルコネクタの一例に導電性シェルが装着された状態を示す正面図である。 図13におけるXV−XV線断面をあらわす断面図である。 導電性シェルが装着された本願請求項7〜9の発明に係るレセプタクルコネクタの一例に導電性シェルが装着された本願請求項1〜6の発明に係るプラグコネクの一例が差込接続された状態を示す平面図である。 図16におけるXVII−XVII線断面をあらわす断面図である。 図16における XVIII−XVIII 線断面をあらわす断面図である。 本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例の説明に供される斜視図である。 本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例の説明に供される断面図である。 本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例の説明に供される断面図である。 本願請求項10〜11の発明に係るコネクタ抜取り方法の一例の説明に供される断面図である。
符号の説明
11・・・プラグコネクタ, 12,32・・・絶縁ハウジング, 13,35・・・導電コンタクト部材, 14・・・金属板部材, 14a・・・突出部, 20・・・ケーブル, 21・・・信号導体, 22・・・グラウンド導体, 23・・・グラウンド接続部材, 25,36・・・導電性シェル, 25a・・・係止孔, 31・・・レセプタクルコネクタ, 33・・・嵌合部, 34・・・開口部, 36a・・・グラウンド端子部, 36b・・・突起部, 40・・・基板, 41・・・コネクタ係合体, 42・・・抜取り用ジグ, 43・・・端部

Claims (9)

  1. 絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって上記絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、
    上記絶縁ハウジングに、各々が上記長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、該金属板部材に上記一対の相互対向端縁部の一方から上記信号導体の引出し方向に沿う方向をもって上記絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されて、
    上記絶縁ハウジングが基板に取り付けられたリセプタクルコネクタに上記基板に交差する方向をもって差し込まれたとき、上記突出部が上記基板との間に空隙を形成するもとで、上記リセプタクルコネクタに差し込まれた上記絶縁ハウジングにおける上記複数の第1の導電コンタクト部材に、上記リセプタクルコネクタにおける複数の第2の導電コンタクト部材が接触するものとされるプラグコネクタ。
  2. 上記突出部が、上記金属板部材が有する上記一対の相互対向端縁部の一方における上記長手方向の両端部に設けられることを特徴とする請求項1記載のプラグコネクタ。
  3. 上記金属板部材における上記一対の相互対向端縁部の間の部分が上記絶縁ハウジングにおける一対の対向端面のうちの一方側の外表面に露出する露出部を形成し、上記絶縁ハウジングにおける上記一対の対向端面のうちの他方側に導電性シェルが装着されることを特徴とする請求項1または2記載のプラグコネクタ。
  4. 上記第1の導電コンタクト部材が、上記絶縁ハウジングに埋め込まれた屈曲部を有し、該屈曲部の一部が上記絶縁ハウジングの外表面に露出して、上記絶縁ハウジングが上記リセプタクルコネクタに差し込まれたとき上記第2の導電コンタクト部材が接触する接触部を形成することを特徴とする請求項1または2記載のプラグコネクタ。
  5. 上記接触部に、上記第2の導電コンタクト部材に設けられた凹部もしくは凸部に係合する凸部もしくは凹部が設けられることを特徴とする請求項記載のプラグコネクタ。
  6. 第1の絶縁ハウジングと、該第1の絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって上記第1の絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、上記第1の絶縁ハウジングに、各々が上記長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、該金属板部材に上記一対の相互対向端縁部の一方から上記信号導体の引出し方向に沿う方向をもって上記第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されたプラグコネクタにおける、上記第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられ、上記第1の絶縁ハウジングの上記嵌合部への差込み方向が上記基板に交差する方向とされる第2の絶縁ハウジングと、上記嵌合部に配列配置されて設けられ、上記嵌合部に差し込まれた上記第1の絶縁ハウジングにおける上記複数の第1の導電コンタクト部材に接触する複数の第2の導電コンタクト部材とを備えて構成され、
    上記嵌合部に、該嵌合部に差し込まれた上記第1の絶縁ハウジングから突出する上記突出部に対応する位置をもって形成され、該突出部に上記第2の絶縁ハウジングが取り付けられた上記基板との間に空隙を形成させる開口部が設けられることを特徴とするリセプタクルコネクタ。
  7. 上記第2の導電コンタクト部材に、上記第1の導電コンタクト部材における上記第2の導電コンタクト部材が接触する部位に設けられた凸部もしくは凹部に係合する凹部もしくは凸部が設けられることを特徴とする請求項6記載のリセプタクルコネクタ。
  8. 第1の絶縁ハウジングと、該第1の絶縁ハウジングの長手方向に沿って配列配置される状態をもって上記第1の絶縁ハウジングに設けられ、少なくとも一つが信号導体に接続される複数の第1の導電コンタクト部材とを備えて構成され、上記第1の絶縁ハウジングに、各々が上記長手方向に沿って伸びる屈曲部を形成する一対の相互対向端縁部を有した金属板部材が埋め込まれるとともに、該金属板部材に上記一対の相互対向端縁部の一方から上記信号導体の引出し方向に沿う方向をもって上記第1の絶縁ハウジングの外部へと突出する突出部が形成されたプラグコネクタが、上記第1の絶縁ハウジングが差し込まれる嵌合部が設けられて基板に取り付けられる第2の絶縁ハウジングと、上記嵌合部に配列配置されて設けられ、上記嵌合部に差し込まれた上記第1の絶縁ハウジングにおける上記複数の第1の導電コンタクト部材に接触する複数の第2の導電コンタクト部材とを備えて構成され、上記嵌合部に、該嵌合部に差し込まれた上記第1の絶縁ハウジングから突出する上記突出部に対応する位置をもって開口部が形成されたリセプタクルコネクタに、上記第1の絶縁ハウジングが上記嵌合部に上記基板に交差する方向をもって差し込まれ、上記突出部が上記開口部内に位置せしめられて上記基板との間に空隙を形成する状態をもって係合して成るコネクタ係合体に対し、
    上記突出部を上記基板から離隔する方向に移動させることによって、上記第1の絶縁ハウジングを上記嵌合部から離脱させる操作を行い、上記プラグコネクタを上記リセプタクルコネクタから抜き取ることを特徴とするコネクタ抜取り方法。
  9. 上記コネクタ係合体に対し、上記嵌合部に差し込まれた上記第1の絶縁ハウジングから突出する上記突出部と上記基板との間の空隙に、抜取り用ジグの端部を差し込み、該抜取り用ジグの端部を、上記突出部に当接させて該突出部と共に上記基板から離隔させる操作を行うことにより、上記突出部を上記基板から離隔する方向に移動させることを特徴とする請求項記載のコネクタ抜取り方法
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