JPS6034632B2 - 希土類含有永久磁石の製造方法 - Google Patents
希土類含有永久磁石の製造方法Info
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- JPS6034632B2 JPS6034632B2 JP56047548A JP4754881A JPS6034632B2 JP S6034632 B2 JPS6034632 B2 JP S6034632B2 JP 56047548 A JP56047548 A JP 56047548A JP 4754881 A JP4754881 A JP 4754881A JP S6034632 B2 JPS6034632 B2 JP S6034632B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は希士類含有永久磁石の製造方法、特には希士類
元素、コバルト、鉄、ジルコニウムからなる永久磁石の
製造方法に関するものである。
元素、コバルト、鉄、ジルコニウムからなる永久磁石の
製造方法に関するものである。
希土類含有永久磁石についてはRM5(Rは希土類元素
、Mはその他の金属元素を示す、以下同じ)あるいはR
2M.7で代表される各種の合金組成物が知られており
、実用的には希土類元素とコバルト、銅とからなるもの
、さらにはこのコバルトの一部を鉄で置換したものが汎
用されているが、近時はこれにさらにジルコニウムを添
加することによって保磁力(IHc)、最大エネルギー
積〔(BH)max〕を高めた磁石合金も提案されてい
る(特公昭55−47097、特公昭55一48094
特開昭55一648項参照)。そして、この種の希±含
有永久磁石については、銅の添加が保磁力(IHc)を
高めること、また鉄の添加が残留磁化(Br)を増大さ
せることが知られていることから、この銅については1
0%以上、鉄については5%以上の添加が一般化されて
いる。本発明はこの種の希士類含有永久磁石の製造方法
に関するものでありトこれは磁場中で加圧成型した、重
量百分比が22SRS28%(ただしRは希士類元素)
、5≦FeS25%、0.2ミZrS5%、残部が実質
的Coからなる磁石合金もしくはこのCoの一部を5%
以下のCuで置換した磁石合金を1,100〜1,25
0q○の温度で第1次焼結し、ついで1,150〜1,
250COの温度で、かっこの第1次競結時の温度より
も3〜3000高い温度で第2次凝結を行なったのち、
これを400〜750℃で等温処理し、つぎに600〜
1,000qoを開始温度として毎分0.05〜5℃の
冷却速度で連続的に300〜600午0まで冷却するこ
とを特徴とするものである。
、Mはその他の金属元素を示す、以下同じ)あるいはR
2M.7で代表される各種の合金組成物が知られており
、実用的には希土類元素とコバルト、銅とからなるもの
、さらにはこのコバルトの一部を鉄で置換したものが汎
用されているが、近時はこれにさらにジルコニウムを添
加することによって保磁力(IHc)、最大エネルギー
積〔(BH)max〕を高めた磁石合金も提案されてい
る(特公昭55−47097、特公昭55一48094
特開昭55一648項参照)。そして、この種の希±含
有永久磁石については、銅の添加が保磁力(IHc)を
高めること、また鉄の添加が残留磁化(Br)を増大さ
せることが知られていることから、この銅については1
0%以上、鉄については5%以上の添加が一般化されて
いる。本発明はこの種の希士類含有永久磁石の製造方法
に関するものでありトこれは磁場中で加圧成型した、重
量百分比が22SRS28%(ただしRは希士類元素)
、5≦FeS25%、0.2ミZrS5%、残部が実質
的Coからなる磁石合金もしくはこのCoの一部を5%
以下のCuで置換した磁石合金を1,100〜1,25
0q○の温度で第1次焼結し、ついで1,150〜1,
250COの温度で、かっこの第1次競結時の温度より
も3〜3000高い温度で第2次凝結を行なったのち、
これを400〜750℃で等温処理し、つぎに600〜
1,000qoを開始温度として毎分0.05〜5℃の
冷却速度で連続的に300〜600午0まで冷却するこ
とを特徴とするものである。
これを説明すると、希±類元素とコバルトを主体とする
永久磁石合金については銅を添加しないとその保磁力(
IHc)が600のe以下となり実用性に欠けるように
なるということから、銅の添加が必須成分とされてきて
いるが、本発明者らはこの種の希±類含有永久磁石合金
について種々検討の結果、この銅を添加しない場合、あ
るいはこの銅の添加量を従来その最低限とされている5
%以下、特には4%以下とした場合でも、この磁石合金
粉末の熱処理条件を適切に選択すれば目的とする永久磁
石の保磁力を実用性の範囲にまで高めることができるこ
とを見出し、本発明を完成させた。
永久磁石合金については銅を添加しないとその保磁力(
IHc)が600のe以下となり実用性に欠けるように
なるということから、銅の添加が必須成分とされてきて
いるが、本発明者らはこの種の希±類含有永久磁石合金
について種々検討の結果、この銅を添加しない場合、あ
るいはこの銅の添加量を従来その最低限とされている5
%以下、特には4%以下とした場合でも、この磁石合金
粉末の熱処理条件を適切に選択すれば目的とする永久磁
石の保磁力を実用性の範囲にまで高めることができるこ
とを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明はR−Co−Fe−Zrの4元永久磁
石合金またはR−Co−Fe−Cuの5元永久磁石合金
の製造方法に関するものであり、これは従来公知のR−
Co−Cu−Fe−Zr合金から銅(Cu)を全く削除
するか、あるいはこのCuを5%以下に制限した永久磁
石合金の製造方法に係わるものである。
石合金またはR−Co−Fe−Cuの5元永久磁石合金
の製造方法に関するものであり、これは従来公知のR−
Co−Cu−Fe−Zr合金から銅(Cu)を全く削除
するか、あるいはこのCuを5%以下に制限した永久磁
石合金の製造方法に係わるものである。
この永久磁石合金における希±類元素(R)はそれが2
2%以下では保磁力(IHc)が低下し、それが28%
以上では残留磁比(Br)が低下するので、これは22
〜28%の範囲とされ、鉄(Fe)については保磁力(
IHc)を実用範囲に保つ目的から5〜25%とされる
。また、ジルコニウム(Zr)の添加量はそれが0.沙
〆下では最大エネルギー積〔(BH)max〕増加が小
さく、5%以上では残留磁化が低下するので、0.2〜
5%の範囲とされる。なお、この銅(Cu)の添加は後
述の熱処理工程処理によって不要とされるが、この熱処
理工程を簡略化する場合、あるいは保磁力をより大きく
したい場合などにはこれを5%以下で添加してもよい。
この希±頚含有永久磁石の製造方法は磁場内で加圧、成
型された磁石粉末の熱処理工程に特色をもつものである
。
2%以下では保磁力(IHc)が低下し、それが28%
以上では残留磁比(Br)が低下するので、これは22
〜28%の範囲とされ、鉄(Fe)については保磁力(
IHc)を実用範囲に保つ目的から5〜25%とされる
。また、ジルコニウム(Zr)の添加量はそれが0.沙
〆下では最大エネルギー積〔(BH)max〕増加が小
さく、5%以上では残留磁化が低下するので、0.2〜
5%の範囲とされる。なお、この銅(Cu)の添加は後
述の熱処理工程処理によって不要とされるが、この熱処
理工程を簡略化する場合、あるいは保磁力をより大きく
したい場合などにはこれを5%以下で添加してもよい。
この希±頚含有永久磁石の製造方法は磁場内で加圧、成
型された磁石粉末の熱処理工程に特色をもつものである
。
すなわち、希士類含有永久磁石はまずこの合金を構成す
る各成分を配合溶解して合金化したのち粉砕し、ついで
これを磁場プレス中で加圧、成型するのであるが、これ
は従来法に準じて5,00Kお以上、好ましくは7,0
0比た以上の磁場中、適宜の圧力で行なえばよい。この
ようにして得られた成型品はついで不活性ガス中で屍結
、時効処理に付されるが、本発明の方法ではこの暁結工
程が2段または3段で実施される。この第1次焼結は従
来法に準じて1,100〜1250℃で実施されるが、
本発明の方法ではついで1,150〜1,260℃の温
度範囲、しかし第1次暁綾時温度よりも3〜30℃、好
ましくは5〜25℃高い温度でこれを実施する必要があ
り、これによって煉結体の密度が上昇し、繊密な材料が
得られる。しかし、この嫁結工程はこの第2次焼結後に
、必要に応じ、第1次凝結時温度よりも20℃以上低い
、1,000〜1,230℃の範囲の一定温度で30分
以上、好ましくは1時間以上再加熱する工程を付加して
もよく、これによればヒステリシス曲線の角張り(角型
化)が改善され、すぐれた磁石特性をもつ繊密でかつ的
質な永久磁石が得られる。またこの第1次焼給、第2次
焼結は通常同一炉内で連続して行なわれるが、これは別
の炉を使用しても、あるいは第1次暁結後これを室温ま
で冷却してから再度加熱して第2次凝結を行なってもよ
い。このようにして得られた競結体はついで時効処理さ
れるが、本発明の方法による場合、上記した第2次競結
後されにはこれに続く再加熱後の磁石材料は400〜7
50qCで1時間以上等温熱処理したのち、600〜1
,000ooを開始温度として300〜600午0まで
冷却されるが、これは毎分0.05〜500、好ましく
は0.1〜3℃の冷却速度で連続的に冷却することがよ
い。
る各成分を配合溶解して合金化したのち粉砕し、ついで
これを磁場プレス中で加圧、成型するのであるが、これ
は従来法に準じて5,00Kお以上、好ましくは7,0
0比た以上の磁場中、適宜の圧力で行なえばよい。この
ようにして得られた成型品はついで不活性ガス中で屍結
、時効処理に付されるが、本発明の方法ではこの暁結工
程が2段または3段で実施される。この第1次焼結は従
来法に準じて1,100〜1250℃で実施されるが、
本発明の方法ではついで1,150〜1,260℃の温
度範囲、しかし第1次暁綾時温度よりも3〜30℃、好
ましくは5〜25℃高い温度でこれを実施する必要があ
り、これによって煉結体の密度が上昇し、繊密な材料が
得られる。しかし、この嫁結工程はこの第2次焼結後に
、必要に応じ、第1次凝結時温度よりも20℃以上低い
、1,000〜1,230℃の範囲の一定温度で30分
以上、好ましくは1時間以上再加熱する工程を付加して
もよく、これによればヒステリシス曲線の角張り(角型
化)が改善され、すぐれた磁石特性をもつ繊密でかつ的
質な永久磁石が得られる。またこの第1次焼給、第2次
焼結は通常同一炉内で連続して行なわれるが、これは別
の炉を使用しても、あるいは第1次暁結後これを室温ま
で冷却してから再度加熱して第2次凝結を行なってもよ
い。このようにして得られた競結体はついで時効処理さ
れるが、本発明の方法による場合、上記した第2次競結
後されにはこれに続く再加熱後の磁石材料は400〜7
50qCで1時間以上等温熱処理したのち、600〜1
,000ooを開始温度として300〜600午0まで
冷却されるが、これは毎分0.05〜500、好ましく
は0.1〜3℃の冷却速度で連続的に冷却することがよ
い。
なお、従来、この熱処理は等温処理あるいは連続冷却の
いずれかで行なわれていたのであるが、本願発明のよう
にCuを無添加あるいはこれを5%以下とした場合には
この従来法では目的とする磁石に充分な保磁力が与えら
れず、等温処理後これよりも100午0以上高い温度を
開始温度として連続冷却をする場合にのみ高い保磁力が
得られ、この冷却速度についてもCuの含有量の少ない
程ゆっくりとするほうがよいということが確認された。
つぎに本発明の参考例および実施例をあげる。参考例
1Sm26.0重量%、Fe 14.の重量%、Zr2
.0重量%、Cu3.の重量%、残部Coからなる合金
粉末を磁場プレスで成形体とし、これをアンゴル気流中
において1,180午○で2び分〜4時間、ついで1,
190qoで3び分間〜1岬時間競結した場合、および
この焼結を1,190ooでのみ30分〜10時間燐結
した場合について、その競結後の磁石合金の密度を測定
したところ、つぎの結果が得られた。
いずれかで行なわれていたのであるが、本願発明のよう
にCuを無添加あるいはこれを5%以下とした場合には
この従来法では目的とする磁石に充分な保磁力が与えら
れず、等温処理後これよりも100午0以上高い温度を
開始温度として連続冷却をする場合にのみ高い保磁力が
得られ、この冷却速度についてもCuの含有量の少ない
程ゆっくりとするほうがよいということが確認された。
つぎに本発明の参考例および実施例をあげる。参考例
1Sm26.0重量%、Fe 14.の重量%、Zr2
.0重量%、Cu3.の重量%、残部Coからなる合金
粉末を磁場プレスで成形体とし、これをアンゴル気流中
において1,180午○で2び分〜4時間、ついで1,
190qoで3び分間〜1岬時間競結した場合、および
この焼結を1,190ooでのみ30分〜10時間燐結
した場合について、その競結後の磁石合金の密度を測定
したところ、つぎの結果が得られた。
(A 第1次鏡縞品
■ 第2次焼縞品
(0 第1次嬢結のみ
参考例 2
Sm 24.0重量%、Fe 18.の重量%、Zr2
.0重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金
粉末を磁場プレスにて成形したのち、これをアルゴン気
流中において1,180qoで3び分、1,190℃で
1時間嫁結したものについて、ついで400〜800q
oで4時間等温処理した場合(D)、60000で3び
分〜1餌時間等温処理をした場合(E)、等温処理せず
に500〜1,00000から400qoまで1℃/分
の冷却速度で冷却した場合(F)、等温処理をせずに9
00ooから400ooまで0.100〜10午○/分
の冷却速度で冷却した場合(G)、および60000で
1時間等処理をし、ついで600〜1,00ぴ0を開始
温度として100/分の冷却速度で500午0まで冷却
した場合(H)、さらに600qoで1時間等温処理さ
したのち800qoを開始温度として毎分0.1〜10
q0の冷却速度で400qoま冷却した場合(1)のそ
れぞれで得た磁石につき、その保磁力(IHc)を測定
したところ、つぎの結果が得られた。
.0重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金
粉末を磁場プレスにて成形したのち、これをアルゴン気
流中において1,180qoで3び分、1,190℃で
1時間嫁結したものについて、ついで400〜800q
oで4時間等温処理した場合(D)、60000で3び
分〜1餌時間等温処理をした場合(E)、等温処理せず
に500〜1,00000から400qoまで1℃/分
の冷却速度で冷却した場合(F)、等温処理をせずに9
00ooから400ooまで0.100〜10午○/分
の冷却速度で冷却した場合(G)、および60000で
1時間等処理をし、ついで600〜1,00ぴ0を開始
温度として100/分の冷却速度で500午0まで冷却
した場合(H)、さらに600qoで1時間等温処理さ
したのち800qoを開始温度として毎分0.1〜10
q0の冷却速度で400qoま冷却した場合(1)のそ
れぞれで得た磁石につき、その保磁力(IHc)を測定
したところ、つぎの結果が得られた。
実施例 1
Sm25.の重量%、Fe15.の重量%、Zr2.の
重量%、Cuo〜5重量%、残部Coからなる合金粉末
を磁場プレスで成形し、これをアルゴン気流中において
Cuの含有量に応じ1,180〜1,210qoで30
分間、ついで1,190〜1,220ご○で1時間嬢結
し、つぎに650COで1時間等温処理をしてから80
び0を開始温度として3℃〜0.1℃/分の冷却速度で
400℃まで連続的に冷却し、得られた磁石についての
残留磁化(Br)、保磁力(IHc)および最大エネル
ギー積〔(BH)max〕を測定したところ、Cuの含
有量に応じてつぎの結果が得られた。
重量%、Cuo〜5重量%、残部Coからなる合金粉末
を磁場プレスで成形し、これをアルゴン気流中において
Cuの含有量に応じ1,180〜1,210qoで30
分間、ついで1,190〜1,220ご○で1時間嬢結
し、つぎに650COで1時間等温処理をしてから80
び0を開始温度として3℃〜0.1℃/分の冷却速度で
400℃まで連続的に冷却し、得られた磁石についての
残留磁化(Br)、保磁力(IHc)および最大エネル
ギー積〔(BH)max〕を測定したところ、Cuの含
有量に応じてつぎの結果が得られた。
実施例 2
Sm24.0重量%、Felo〜40重量%、Zr2.
0重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金粉
末を磁場プレスで成型し、これをアルゴン気流中におい
てFeの含有量に応じ1,170〜1,200℃で30
分間、ついで1,180〜1,21000で1時間燐結
し、つぎに65000で1時間等温処理をしてから、8
00q○を開始温度として2℃〜0.5℃/分の冷却速
度で400ooまで連続的に冷却し、得られた磁石につ
いてその残留磁化(Br)、保磁力(IHc)および最
大エネルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、
Feの含有量に応じてつぎの結果が得られた。
0重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金粉
末を磁場プレスで成型し、これをアルゴン気流中におい
てFeの含有量に応じ1,170〜1,200℃で30
分間、ついで1,180〜1,21000で1時間燐結
し、つぎに65000で1時間等温処理をしてから、8
00q○を開始温度として2℃〜0.5℃/分の冷却速
度で400ooまで連続的に冷却し、得られた磁石につ
いてその残留磁化(Br)、保磁力(IHc)および最
大エネルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、
Feの含有量に応じてつぎの結果が得られた。
実施例 3
Sm24.の雲量%、Fe18.の重量%、Zr2.加
重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金粉末
を磁場プレスで成形し、これをアルゴン気流中において
1,19500で30分間、1,200つ○で1時間競
結したのち、1,140〜1,17000で1時間再加
熱を行ない、ついで650午0で1時間等温処理をして
から800℃を開始温度として0.5qC/分の冷却速
度で400℃まで冷却して得た磁石について、その最大
エネルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、焼
結後の熱処理温度に応じてつぎの結果が得られた。
重量%、Cu4.の重量%、残部Coからなる合金粉末
を磁場プレスで成形し、これをアルゴン気流中において
1,19500で30分間、1,200つ○で1時間競
結したのち、1,140〜1,17000で1時間再加
熱を行ない、ついで650午0で1時間等温処理をして
から800℃を開始温度として0.5qC/分の冷却速
度で400℃まで冷却して得た磁石について、その最大
エネルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、焼
結後の熱処理温度に応じてつぎの結果が得られた。
実施例 4Smlo.0〜26.の重量%、Ceo〜1
6.0%、Fe15.0重量%、Zr2.1重量%、C
u4.頚重量%、残部Coからなる合金粉末を磁場プレ
スで成形し、これをアルゴン気流中においてSmとCe
の含有量に応じ1,160〜1,20000で1時間、
ついで1,170〜1,210こ0でで1時間焼結し、
つぎに650COで1時間等温処理をしてから800o
oを開始温度として2℃〜0.5oo/分の冷却速度で
400q0まで連続的に冷却し、得られた磁石について
の残留磁化(Br)、保磁力(iHc)および最大エネ
ルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、Smと
Ceの含有量に応じてつぎの結果が得られた。
6.0%、Fe15.0重量%、Zr2.1重量%、C
u4.頚重量%、残部Coからなる合金粉末を磁場プレ
スで成形し、これをアルゴン気流中においてSmとCe
の含有量に応じ1,160〜1,20000で1時間、
ついで1,170〜1,210こ0でで1時間焼結し、
つぎに650COで1時間等温処理をしてから800o
oを開始温度として2℃〜0.5oo/分の冷却速度で
400q0まで連続的に冷却し、得られた磁石について
の残留磁化(Br)、保磁力(iHc)および最大エネ
ルギー積〔(BH)max〕を測定したところ、Smと
Ceの含有量に応じてつぎの結果が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁場中で加圧成型した、重量百分比が22≦R≦2
8%(ただしRは希土類元素)、5≦Fe≦25%、0
.2≦Zr≦5%、残部が実質的にCoからなる磁石合
金もしくはこのCoの一部を5%以下のCuで置換した
磁石合金を1,100〜1,250℃の温度で第1次焼
結し、ついで1,150〜1,250℃の温度で、かつ
この第1次焼結時の温度よりも3〜30℃高い温度で第
2次焼結を行なつたのち、これを400〜750℃で等
温処理し、つぎに600〜1,000℃を開始温度とし
て毎分0.05〜5℃の冷却速度で連続的に300〜6
00℃まで冷却することを特徴とする希土類含有永久磁
石の製造方法。 2 磁場中で加圧成型した、重量百分比が22≦R≦2
8%(ただしRは希土類元素)、5≦Fe≦25%、0
.2≦Zr≦5%、残部が実質的にCoからなる磁石合
金もしくはこのCoの一部を5%以下のCuで置換した
磁石合金を1,100〜1,250℃の温度で第1次焼
結し、ついで1,150〜1,250℃の温度で、かつ
この第1次焼結時の温度よりも3〜30℃高い温度で第
2次焼結を行なつたのち、これを1,000〜1,23
0℃の範囲で、かつこの第1次焼結温度よりも20℃以
上低い一定温度で30分以上再加熱し、ついで400〜
750℃で等温処理し、つぎに600〜1,000℃を
開始温度として毎分0.05〜5℃の冷却速度で連続的
に300〜600℃まで冷却することを特徴とする希土
類含有永久磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56047548A JPS6034632B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 希土類含有永久磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56047548A JPS6034632B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 希土類含有永久磁石の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57161044A JPS57161044A (en) | 1982-10-04 |
JPS6034632B2 true JPS6034632B2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=12778199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56047548A Expired JPS6034632B2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 希土類含有永久磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034632B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62241304A (ja) * | 1986-04-12 | 1987-10-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類永久磁石 |
JPH0354805A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類永久磁石およびその製造方法 |
JP5504233B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2014-05-28 | 株式会社東芝 | 永久磁石とその製造方法、およびそれを用いたモータおよび発電機 |
JP5558447B2 (ja) * | 2011-09-29 | 2014-07-23 | 株式会社東芝 | 永久磁石とそれを用いたモータおよび発電機 |
JP5710818B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-04-30 | 株式会社東芝 | 永久磁石、ならびにそれを用いたモータおよび発電機 |
JP6125687B2 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-05-10 | 株式会社東芝 | モータ、発電機、および自動車 |
JP6462754B2 (ja) * | 2017-04-04 | 2019-01-30 | 株式会社東芝 | 永久磁石、モータ、発電機、および車 |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP56047548A patent/JPS6034632B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57161044A (en) | 1982-10-04 |
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