JPS6034387Y2 - ロ−ラ式塗装具のロ−ラ支持装置 - Google Patents

ロ−ラ式塗装具のロ−ラ支持装置

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JPS6034387Y2
JPS6034387Y2 JP8932782U JP8932782U JPS6034387Y2 JP S6034387 Y2 JPS6034387 Y2 JP S6034387Y2 JP 8932782 U JP8932782 U JP 8932782U JP 8932782 U JP8932782 U JP 8932782U JP S6034387 Y2 JPS6034387 Y2 JP S6034387Y2
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JP
Japan
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roller
hole
female
sleeve
roller support
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JP8932782U
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隆之 高木
達 高垣
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ローラ式塗装具におけるローラ支持装置の
改良に係るものである。
ところで、壁面や天井面などのような比較的広い平面を
塗装する場合には、先端にローラ支軸を備えた柄本体と
、このローラ支軸で支持される筒状の塗布ローラとから
構成されたローラ式塗装具がよく使用される。
かかる塗装具に於ては、上記の塗布ローラがローラ支軸
上で回転自在とされ、且つ該支軸から随時に抜外し可能
とされていなければならない。
そこで、このような要件を満たす塗装具としては、例え
ば実公昭55−32125号公報に示された1塗装用ロ
ーラヨが知られている。
即ちこの公知例は、バンドルの水平部へ嵌合された塗装
ローラを、該ローラに内蔵せしめた係止筒で抜止めし乍
ら上記水平部に対して回転自在となし、その塗装ローラ
をバンドル水平部から抜く方向へ強く引いたときだけ、
該ローラがバンドル水平部から外れるようにしたもので
ある。
然し乍ら上記公知例では、係止筒のバンドル水平部を抱
き締める作用に災いされて、塗装ローラをバンドルから
抜き外スときには、バンドルの水平部が係止筒から完全
に抜は終えるまで該ローラを強く引き続けねばならず、
また塗装ローラをバンドルへ取り付けるときには、バン
ドルの水平部が係止筒を貫通して所要深さに挿入され終
えるまで該ローラを強く押し続けねばならないため、バ
ンドルに対する塗装ローラの着脱が非常に面倒である。
本考案は、ローラ式塗装具のローラ支持装置に関連した
上記のような従来の欠点に対処して、柄本体に対する塗
装ローラの着脱を容易にし、且つまた塗布ローラに使用
される支持用部品の汎用性を高めてコスト引下げを可能
にするため、塗布ローラの抜止め手段をローラ支軸側へ
備えしめると共に、該支軸と対応して塗布ローラ内へ収
められるスリーブの長さが段階的に増減可能であるよう
にしたものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1は適当な太さの金属棒材をほぼ1了ヨの字形
に屈曲成形してなる柄本体で、縦方向の基端部分には握
り柄2が取り付けられ、横方向の先端部分はローラ支軸
3とされている。
4は筒状の塗布ローラであって、適当な素材からなる筒
芯5の外周面へ適当な刷毛材6を貼り付は或は植え付け
た構造とされ、その中心にスリーブ7が挿入固定されて
いる。
但しこの塗布ローラ4は、場合によっては筒芯5を用い
ないでスポンジ状の刷毛材を直接的に上記スリーブ7へ
嵌合せしめた構造とされることもある。
8は上記塗布ローラ4の抜止め手段としてローラ支軸3
の基端部分に備えられた合成樹脂製のスナップである。
このスナップ8は、ローラ支軸3上に嵌合される筒部8
aの先端へ、普段は該筒部の外径よりも拡開され必要に
応じてその外径まで絞縮させ得るような複数枚の弾性片
8bを環状に配して、該筒部の基端には鍔8cを設けた
形状とされ、該鍔がローラ支軸3の基端部分に形成した
凸部9へ座金10を介して当たるように嵌合された状態
で固定されている。
11は外径が上記スナップ8の筒部8aと等しい合成樹
脂製のキャップであって、ローラ支軸3の先端部分に嵌
合固定されている。
一方前記したスリーブ7は、基本的には同一外径からな
る各1個の雌形部材7aと雌形部材7bからなり、第1
図に示す実施例では、これらへ更に雌雄形中間材7cが
加えられている。
これらの各スリーブ構成部材7a〜7cは、第4図に示
す如く、前記スナップの筒部8a及びキャップ11の各
外径よりも僅かに内径が大なる軸孔12a。
12b、12cを有すると共に、雌形部材7a及び雌雄
形中間材7cの各一端には、夫々の外径より小さく軸孔
12a+ 12cの内径よりは大きな継ぎ孔13a、
13cが形成され、また雌形部材7bの一端及び雌雄形
中間材7cの他端には、上記継ぎ孔13a、13Cのの
内径に等しい外径をもつ継ぎ足14b、14Cが突設さ
れており、更に雌形部材7aの他端には、前記スナップ
の鍔8Cへ当接する鍔15aが設けられている。
然して上記した各継ぎ足14b、14cは共に等しい長
さを有し、また雌雄形中間材7cの継ぎ孔13cはそれ
ら各継ぎ足14b、14cの長さに等しい深さを有する
が、雌形部材7aの継ぎ孔13aは上記各継ぎ足14b
、14cの長さよりも遥かに大なる深さを有して、該各
継ぎ足のいずれかを差し込んだ場合にもなお内奥に空洞
16を残存させ得るように配慮され、更にこの部材の軸
孔12aは前記スナップ8の筒部8aの長さよりも僅か
に大なる深さを有する。
このような各構成部材7a〜7cからなるスリーブ7は
、夫々の継ぎ孔13a、13cへ継ぎ足14b、14c
を差し込んでいく継足し構造とされており、従って雌雄
形中間材7cを第1図に示す如く1個だけ使用する場合
のほか、その使用個数を随意に増加させて、夫々の継ぎ
足14cを除いた長さ分ずつ、スリーブ7の全長を順次
段階的に延長せしめることも可能である。
また雌雄形中間材7cを全く使用しないで、第5図に示
す如く雌雄の両端材7a、7bを直接的に継ぎ足せば、
全長の最小なスリーブ7′が得られる。
なお第6図に示す如く、もう1個の雌形部材7a’を追
加してこれを雌形部材7bの端へ突き合わせれば、両端
に鍔15 a、 15a’の備わった雌形部材7a。
7a’をもつスリーブ7“が得られる。
更にその追加される雌形部材7 a/は、雌形部材7a
もしくはこれに継ぎ足された中間材7cの端へ突き合わ
されるようにしても良い。
いずれにしてもこの雌形部材7a’を追加する場合には
、これを他の部材7a、7bもしくは中間材7cと継ぎ
足すことができないので、スリーブ7#とじての形状を
保つためには、それらの各部材を挿入できる補助筒が必
要となるが、第1図に示すような筒芯5をもつ塗布ロー
ラ4に於ては、この筒芯5をその補助筒として利用でき
る。
かかる構造のスリーブ7.7′もしくは7“は、塗布ロ
ーラ4の筒芯5内へ予め挿入され、適当な公知の手段で
固定される。
また塗布ローラ4が筒芯5を有しないで刷毛材6だけか
ら作られている場合には、自ら一本化された形状を保ち
得るスリーブ7もしくは7′が使用され、且つその刷毛
材6は該スリーブを筒芯に利用する如く嵌合固定される
上記の如く構成されたスリーブを有する塗布ローラ4は
、該スリーブによって柄本体1のローラ支軸3上へ嵌合
される。
この嵌合は、スリーブ端の雌形部材7aもしくは7a’
側からローラ支軸3を挿入することによって行なわれ、
該軸キャップ11を備えた先端が、例えば第1図の実施
例では、雌形部材7aの軸孔12a1雌雄形中間材7C
の軸孔12cを経て雌形部材7bの軸孔12bへ達する
ことにより完了する。
然してローラ支軸3を上記のように挿入していくとき、
その完了前に於て、該軸上におけるスナップ先端の弾性
片8bが雌形部材7aの外端へ岡える。
そこでローラ支軸3を少し強く押し込むようにすると、
その弾性片8bは、自らの弾力性にまり軸孔12aの内
径まで絞縮径小化されて成孔へ進入した後これを通り抜
け、継ぎ孔13aの内奥に残存する空洞16内へ達して
元通りに拡開される。
よってローラ支軸3上へ嵌合された塗布ローラ4は、そ
の復元拡開された弾性片8bによって、通常の使用状態
下では該支軸から自然に抜けることのない程度に抜は止
めされ、スナップの筒部8aとキャップ11とによって
回転自在に支持される。
また、そのようにしてローラ支軸3へ嵌合された塗布ロ
ーラ4に、これの抜取り方向へ少し強い外力を加えると
、スリーブの空洞16内で拡開しているスナップの弾性
片8bは、再び自らの弾力性で軸孔12aの内径まで絞
縮径小化されて成孔へ進入した後、これにより抜は出る
従って塗布ローラ4は、これの交換ないし使用後の洗滌
等に際し、ローラ支軸3上から随意に抜き外すことがで
きる。
然して上記のような塗布ローラ4の着脱時に加えられる
べき軸方向の外力は、スナップの弾性片8bを弾力的に
径小化させるだけの僅かなもので良く、またこれを加え
る時間は、その弾性片8bが雌形部材7aの軸孔12a
を通過する間の僅かなものである。
従って塗布ローラ4の着脱は、実際には瞬時にして完了
することになる。
以上の如く、本考案によれば、塗布ローラのローラ支軸
からの抜止め手段が該支軸の基端部上に備えられ、これ
に対応する空洞が塗布ローラのスリーブ内に設けられる
から、ローラ支軸に対する塗布ローラの着脱を、僅かな
手数で瞬時にして容易に完了させ得ると共に、その抜止
め手段が塗布ローラに内蔵される場合と比べ、該手段へ
の塗料の耐着凝結を未然に防止し得る等の効果が期待で
きる。
また本考案によれば、塗布ローラ内のスリーブが2個以
上の構成部材からなる継足し構造とされるため、該スリ
ーブの全長を塗布ローラの全長に合わせて段階的に増減
可能であり、従って限られた種類のスリーブ構成部材だ
けで、長さが異なる多種類のスリーブを直ちに構成せし
め得て、使用部品の汎用性の向上による生産コストの引
下げを可能ならしめる効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部欠截側面図、第2図
は第1図のI−I線よりみた拡大断面図、第3図は上記
実施例のローラ支軸部分のみを示す一部欠截側面図、第
4図は同じくスリーブ部分を分解して示す欠截側面図、
第5図及び第6図はいずれも他の実施例のスリーブ部分
を夫々示す欠截側面図である。 1・・・・・・柄本体、3・・・・・・ローラ支軸、4
・・・・・・塗布ローラ、7・・・・・・スリーブ、7
a・・・・・・雌形部材、7b・・・・・・雌形部材、
7c・・・・・・雌雄形中間材、8・・・・・・スナッ
プ、8b・・・・・・弾性片、12a、12b、12c
・・・・・・軸孔、13a、13c・・・・・・継ぎ孔
、14b、14c・・・・・・継ぎ足、16・・・・・
・空洞。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心にスリーブが挿入固定された筒状の塗布ローラと、
    該ローラを回転自在に嵌合させるローラ支軸が先端に屈
    曲成形された柄本体とからなるローラ式塗装具に於て、
    上記のスリーブは基本的には各1個の雌形端材及び雄形
    端材と必要に応じて加えられる雌雄層中間材とからなる
    継足し構造とされて、雌形端材の軸孔に続く成孔より大
    径の継ぎ孔が、雄形端材及び雌雄層中間材の各継ぎ足の
    長さよりも深く形成され、前記ローラ支軸の基端部分に
    は、上記雌形端材の軸孔内径まで絞縮径小化可能な弾性
    片を先端に備えて該弾性片をその軸孔から継ぎ孔内まで
    達せしめ得る長さのスナップが嵌着されていることを特
    徴とするローラ式塗装具のローラ支持装置。
JP8932782U 1982-06-14 1982-06-14 ロ−ラ式塗装具のロ−ラ支持装置 Expired JPS6034387Y2 (ja)

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JP8932782U JPS6034387Y2 (ja) 1982-06-14 1982-06-14 ロ−ラ式塗装具のロ−ラ支持装置

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JPS58190472U JPS58190472U (ja) 1983-12-17
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