JPH0355288Y2 - - Google Patents

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JPH0355288Y2
JPH0355288Y2 JP5553888U JP5553888U JPH0355288Y2 JP H0355288 Y2 JPH0355288 Y2 JP H0355288Y2 JP 5553888 U JP5553888 U JP 5553888U JP 5553888 U JP5553888 U JP 5553888U JP H0355288 Y2 JPH0355288 Y2 JP H0355288Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は傘に係り、殊に骨組体を柄に取り付け
られる固定子や摺動子に組み付けるための構造に
関する。
(従来の技術) 傘は、柄の上端部に固定子を、またその中間部
に摺動子を装着し、固定子と摺動子にシートが装
着される骨組体の両端部を組み付けて形成されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものの骨組体は、複数本の金属線を
ヒンジ部により軸着して形成されており、その両
端部に形成された取り付け部を固定子や摺動子に
取り付けて組み立てるようになつていた。しかし
ながらかかる骨組体の構造や取り付け手段は複雑
であつて組み立て性が悪く、また取り付け部が破
損しやすい問題点があつた。
したがつて本考案は、構造が簡単で組み立て性
にすぐれ、また破損しにくい骨組体を備えた傘を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、柄1の上端部に装着され
た固定子3と、該柄1の中間部に摺動自在に装着
された摺動子4と、その両端部を該固定子3と該
摺動子4に組み付けられる複数本の骨組体7とか
ら成る傘において、該骨組体7を、弾性合成樹脂
にて一体成形された杆状体にて形成している。そ
して該骨組体7の中央部に屈曲自在な薄肉ヒンジ
部10を形成するとともに、その両端部に係合部
19を形成し、かつ上記固定子3と摺動子4に該
係合部19が嵌入する開口部31を放射状に複数
個形成している。そして該係合部19を該開口部
31の上方から該開口部31に嵌入して該係合部
19をその軸心線を中心に回転させ、その先端部
に形成された膨大部192を該開口部31の内側
面に凹設された孔部33に嵌合させることによ
り、上記骨組体7の両端部を固定子3と摺動子4
に組み付けるようにしたものである。
(作用効果) 上記構成において、骨組体7は弾性合成樹脂に
て一体成形されているので、構造がきわめて簡単
であつて、しかもヒンジ部10はきわめて破損し
にくい。また骨組体7の両端部の係合部19を、
固定子3と摺動子4の開口部31に嵌入させて回
転させるだけで、骨組体7を固定子3と摺動子4
にしつかりと組み付けることができるので、組み
立て性もきわめてすぐれている。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第1図において、1は柄、2は握り部、3は柄
1の上端部に固着された固定子、4は柄1の中間
部に摺動自在に装着された摺動子、5は摺動子4
の下部に装着された筒部、6は傘の拡開状態を保
持するための筒部5のストツパーである。7は骨
組体であつて、上半部8と下半部9から成り、そ
の中間部は屈折自在な薄肉ヒンジ部10となつて
おり、その両端部を後述する手段により固定子3
と摺動子4に取り付けられて、複数本組み付けら
れている。11はシート12を装着する金属線、
13は固定子3の上部に装着された突子である。
第2図a,b,cは骨組体7の詳細を示すもの
であつて、この骨組体7は弾性合成樹脂により杆
状体として一体形成されており、その中央部に屈
曲自在な薄肉ヒンジ部10が形成されている。上
半部8と下半部9の断面形状は中空矩形であつて
(第4図参照)、その接合部の側端面15,16は
傾斜面であり、ヒンジ部10を中心に屈折させた
状態で、上半部8にその長さ方向に沿つて形成さ
れた挿入孔17の入口部171は側端面15から
露呈する(第3図参照)。金属線11は該入口部
171からその略半分11aを上半部8にその上
端部まで挿入され、残りの略半分11bは上半部
8から外方に突出し、上半部8と該略半分11b
の上部にシート12が装着される。またその状態
で、下半部9の側端面16は上半部8の下面に当
接し、上半部8の端部を下方から支える。
18は上半部8および下半部9の下壁面および
上壁面にその長さ方向に沿つて開設された細長の
開孔部であつて、上記挿入孔17は該開孔部18
を介して外部と連通している。この開孔部18は
骨組体7の屈曲強度を付与する。19は骨組体7
の両端部に形成された上記固定子3及び摺動子4
への係合部であり、次に第5図と第6図を参照し
ながら、その詳細を説明する。なお固定子3と摺
動子4の係合構造は同一であるので、固定子3を
例にとつて説明する。
固定子3は略短円柱体であつて、多数の開口部
31が放射状に形成されており、残存部32の内
側面には孔部33が形成されている。上記係合部
19は、その横巾L2が上半部8の横巾L1より
も小さい首細部191と、その先端部の膨大部1
92を有している。係合部19を固定子3に取り
付けるにあたつては、先ず第5図及び第6図aに
示すように首細部191を開口部31に上方から
嵌入し、次に上半部8をその軸心線を中心に90°
回転させて膨大部192を孔部33に嵌合させれ
ば(第6図b参照)、係合部19は上下方向(第
1図矢印a方向)に回転自在に、しかも固定子3
から抜けないようにしつかりと装着される。下半
部9の係合部19も、同様にして摺動子4に装着
される。このようにして係合部19の両端部を固
定子3と摺動子4に装着したならば、次に上半部
8とこれから外方へ突出する金属線11の略半分
11bの上部にシート12を装着し、更に突子1
3を取り付ける。このようにこの骨組体7は固定
子3や摺動子4に簡単に組み付けることができ
る。また骨組体7は一体成形されているので強度
が強く破損しにくいものであり、また大きな荷重
のかかる上半部8にはその先端部まで金属線11
を挿入するようにしているので、上半部8は金属
線11により十分に補強される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は傘の正面図、第2図a,b,cは骨組体の斜
視図、平面図、側面図、第3図は屈曲部の側面
図、第4図は断面図、第5図は組み立て中の固定
子の斜視図、第6図a,bは組み立て中の平面図
である。 1……柄、3……固定子、4……摺動子、7…
…骨組体、10……薄肉ヒンジ部、19……係合
部、192……膨大部、31……開口部、33…
…孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄の上端部に装着された固定子と、該柄の中間
    部に摺動自在に装着された摺動子と、その両端部
    を該固定子と該摺動子に組み付けられる複数本の
    骨組体とから成る傘において、該骨組体が弾性合
    成樹脂にて一体成形された杆状体から成り、該骨
    組体の中央部に屈曲自在な薄肉ヒンジ部を形成す
    るとともに、その両端部に係合部を形成し、かつ
    上記固定子および摺動子に該係合部が嵌入する開
    口部を放射状に複数個形成し、該係合部を該開口
    部の上方から該開口部に嵌入して該係合部をその
    軸心線を中心に回転させ、その先端部に形成され
    た膨大部を該開口部の内側面に凹設された孔部に
    嵌合させることにより、上記骨組体を上記固定子
    と摺動子に組み付けるようにしたことを特徴とす
    る傘。
JP5553888U 1988-04-25 1988-04-25 Expired JPH0355288Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01159712U JPH01159712U (ja) 1989-11-06
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