JPS6142470Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142470Y2 JPS6142470Y2 JP1983190002U JP19000283U JPS6142470Y2 JP S6142470 Y2 JPS6142470 Y2 JP S6142470Y2 JP 1983190002 U JP1983190002 U JP 1983190002U JP 19000283 U JP19000283 U JP 19000283U JP S6142470 Y2 JPS6142470 Y2 JP S6142470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cane
- end surface
- cane body
- head
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 10
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主に、祭具として用いられる錫杖に
関する。
関する。
従来、この種の錫杖は、第3図に示す如く、錫
杖の頭の下面に穿設した挿入穴に中実丸棒を挿入
せしめて構成されたものが殆どであつた。また、
登録実用新案第60896号公報に記載されている祭
禮四徳金棒の如きものもあつた。これは、金属管
の下部内に金属棒を挿入自在とし、金属管に穿設
した捻孔と、金属棒夫々に穿設した捻孔とを貫通
するように捻棒を挿入することで、金属管と金属
棒とを連結すると共に、大人や子供が兼用できる
ように長さ調節自在に構成したものである。
杖の頭の下面に穿設した挿入穴に中実丸棒を挿入
せしめて構成されたものが殆どであつた。また、
登録実用新案第60896号公報に記載されている祭
禮四徳金棒の如きものもあつた。これは、金属管
の下部内に金属棒を挿入自在とし、金属管に穿設
した捻孔と、金属棒夫々に穿設した捻孔とを貫通
するように捻棒を挿入することで、金属管と金属
棒とを連結すると共に、大人や子供が兼用できる
ように長さ調節自在に構成したものである。
ところが、これらは、錫杖自体がかなり重くな
り、祭具として長時間持ち歩くには、その負担が
大きかつた。特に、幼児等が持ち歩くにはこれら
は不向きであつた。また、錫杖の全部或いは殆ど
が中実で、金属材料の使用量が多く材料費が嵩む
等の難点も有していた。更に、前述の祭禮四徳金
棒にあつては、捻棒の両端部分が側方に突出して
おり、外観上の体裁が悪い難点や、これに手や衣
服等を引掛けてしまう等の難点があつた。
り、祭具として長時間持ち歩くには、その負担が
大きかつた。特に、幼児等が持ち歩くにはこれら
は不向きであつた。また、錫杖の全部或いは殆ど
が中実で、金属材料の使用量が多く材料費が嵩む
等の難点も有していた。更に、前述の祭禮四徳金
棒にあつては、捻棒の両端部分が側方に突出して
おり、外観上の体裁が悪い難点や、これに手や衣
服等を引掛けてしまう等の難点があつた。
そこで、本考案は、錫杖全体の軽量化を図り、
長時間持ち歩く際の負担を軽減し、特に、幼児等
でも楽に持ち歩けるようにし、更に、強度及び耐
久性の優れたものとし、堅牢で安全性が高く、外
観上の体裁も良く、しかも、安価に提供できるよ
うにすること等を目的として案出されたもので、
その要旨は、円筒状の金属製杖本体と、この杖本
体の上端部分に挿入される挿入部を下端面に突設
してなる金属製錫杖の頭と、杖本体の下端部分に
挿入される挿入部を上端面に突設してなる金属製
石突とからなり、錫杖の頭の下端面の挿入部周囲
部分には、杖本体の上端面に衝接される段部を設
け、石突の上端面の挿入部周囲部分には、杖本体
の下端面には衝接される段部を設け、杖本体に錫
杖の頭と石突とを夫々固着して構成したことに存
する。
長時間持ち歩く際の負担を軽減し、特に、幼児等
でも楽に持ち歩けるようにし、更に、強度及び耐
久性の優れたものとし、堅牢で安全性が高く、外
観上の体裁も良く、しかも、安価に提供できるよ
うにすること等を目的として案出されたもので、
その要旨は、円筒状の金属製杖本体と、この杖本
体の上端部分に挿入される挿入部を下端面に突設
してなる金属製錫杖の頭と、杖本体の下端部分に
挿入される挿入部を上端面に突設してなる金属製
石突とからなり、錫杖の頭の下端面の挿入部周囲
部分には、杖本体の上端面に衝接される段部を設
け、石突の上端面の挿入部周囲部分には、杖本体
の下端面には衝接される段部を設け、杖本体に錫
杖の頭と石突とを夫々固着して構成したことに存
する。
以下、本考案の実施例を図について説明する。
頭中Sは適宜金属材で形成される錫杖を示し、
この錫杖Sは、適宜薄肉円筒状の杖本体1と、こ
の杖本体1の上端部分に挿入される円柱状の挿入
部2aを下端面に突設してなる錫杖の頭2と、杖
本体1の下端部分に挿入される円柱状の挿入部3
aを上端面に突設してなる石突3とからなり、杖
本体1の上下端部分に錫杖の頭2と石突3の挿入
部2a,3aを夫々挿入せしめた後、その接合部
を溶接やろう付等の適宜手段によつて固着して構
成されている。このとき、挿入部2a周囲部分に
設けた錫杖の頭2の段部2bは、杖本体1の上端
面に衝接され、挿入部3a周囲部分に設けた石突
3の段部3bは、杖本体1の下端面に衝接された
状態となる。
この錫杖Sは、適宜薄肉円筒状の杖本体1と、こ
の杖本体1の上端部分に挿入される円柱状の挿入
部2aを下端面に突設してなる錫杖の頭2と、杖
本体1の下端部分に挿入される円柱状の挿入部3
aを上端面に突設してなる石突3とからなり、杖
本体1の上下端部分に錫杖の頭2と石突3の挿入
部2a,3aを夫々挿入せしめた後、その接合部
を溶接やろう付等の適宜手段によつて固着して構
成されている。このとき、挿入部2a周囲部分に
設けた錫杖の頭2の段部2bは、杖本体1の上端
面に衝接され、挿入部3a周囲部分に設けた石突
3の段部3bは、杖本体1の下端面に衝接された
状態となる。
尚、前記錫杖の大きさ等は適宜自由に設定でき
るもので、例えば、地蔵菩薩等に持たせるように
したものは、その地蔵菩薩等の大きさに適応した
長さに設定される。また、祭具用として使用する
ものは、その長さが例えば、約2m程度となる。
ただし、幼児用等のものはその長さが短かく設定
される。
るもので、例えば、地蔵菩薩等に持たせるように
したものは、その地蔵菩薩等の大きさに適応した
長さに設定される。また、祭具用として使用する
ものは、その長さが例えば、約2m程度となる。
ただし、幼児用等のものはその長さが短かく設定
される。
また、石突3の形状は、第1図に示すように略
円錐状としても良いし、第2図に示すように略半
球状としても良く、その他適宜自由な形状とする
ことができる。
円錐状としても良いし、第2図に示すように略半
球状としても良く、その他適宜自由な形状とする
ことができる。
従つて、本考案の錫杖Sは、円筒状の金属製杖
本体1と、この杖本体1の上端部分に挿入される
挿入部2aを下端面に突設してなる金属製錫杖の
頭2と、杖本体1の下端部分に挿入される挿入部
3aを上端面に突設してなる金属製石突3とから
なり、錫杖の頭2の下端面の挿入部2a周囲部分
には、杖本体1の上端面に衝接される段部2bを
設け、石突3の上端面の挿入部3a周囲部分に
は、杖本体1の下端面に衝接される段部3bを設
け、杖本体1に錫杖の頭2と石突3とを夫々固着
して構成したので、従来かなり重かつた錫杖Sを
大幅に軽量化でき、錫杖Sの長時間の持ち歩きに
よる負担が少なくなり、その負担による疲労を軽
減できる。特に、幼児等でも楽に持ち歩けるよう
になる。
本体1と、この杖本体1の上端部分に挿入される
挿入部2aを下端面に突設してなる金属製錫杖の
頭2と、杖本体1の下端部分に挿入される挿入部
3aを上端面に突設してなる金属製石突3とから
なり、錫杖の頭2の下端面の挿入部2a周囲部分
には、杖本体1の上端面に衝接される段部2bを
設け、石突3の上端面の挿入部3a周囲部分に
は、杖本体1の下端面に衝接される段部3bを設
け、杖本体1に錫杖の頭2と石突3とを夫々固着
して構成したので、従来かなり重かつた錫杖Sを
大幅に軽量化でき、錫杖Sの長時間の持ち歩きに
よる負担が少なくなり、その負担による疲労を軽
減できる。特に、幼児等でも楽に持ち歩けるよう
になる。
しかも、杖本体1と錫杖の頭2及び石突3夫々
の接続部分は、挿入部2a、3a夫々が杖本体1
内に挿入されるので、外観上の体裁が非常に良好
となると共に、接続のための例えば、取付けネジ
等が側方に突出しておらず、これに手や衣服等を
引掛けてしまう等の虞れが全く無く、安全性にも
優れる。
の接続部分は、挿入部2a、3a夫々が杖本体1
内に挿入されるので、外観上の体裁が非常に良好
となると共に、接続のための例えば、取付けネジ
等が側方に突出しておらず、これに手や衣服等を
引掛けてしまう等の虞れが全く無く、安全性にも
優れる。
また、杖本体1は円筒状となるので、材料自体
の節約に役立ち、錫杖Sを安価に提供できる等経
済性の大変優れたものとなる。
の節約に役立ち、錫杖Sを安価に提供できる等経
済性の大変優れたものとなる。
更に、杖本体1は内部が空洞なため、錫杖Sを
突いて錫杖の頭2の複数の環を振り鳴らした時の
音が非常に大きく響くようになる。
突いて錫杖の頭2の複数の環を振り鳴らした時の
音が非常に大きく響くようになる。
ところで、錫杖の頭2及び石突3に夫々設けた
挿入部2a,3aを杖本体1の上下端部に夫々挿
入し、夫々の段部2b,3bを杖本体1の上下端
面に衝接させるので、錫杖の頭2及び石突3を杖
本体1に確実且つ安定的に固着できるようにな
る。しかも、接続部分に於ける強度が高くなり、
接続部分にかかる曲げ等の外力に対して破損され
難い堅牢なものとなる。また、石突3にかかる杖
本体1の筒心方向の外力に対しては、これを杖本
体1下端面で確実に受け止めることができる。更
に、杖本体1と錫杖の頭2及び石突3との接合部
を溶接やろう付等によつて固着することにより、
接続部分に於ける強度及び耐久性が一層高めら
れ、錫杖Sを乱暴に扱つたとしても、錫杖の頭2
や石突3が杖本体1から抜脱する虞れがない。
挿入部2a,3aを杖本体1の上下端部に夫々挿
入し、夫々の段部2b,3bを杖本体1の上下端
面に衝接させるので、錫杖の頭2及び石突3を杖
本体1に確実且つ安定的に固着できるようにな
る。しかも、接続部分に於ける強度が高くなり、
接続部分にかかる曲げ等の外力に対して破損され
難い堅牢なものとなる。また、石突3にかかる杖
本体1の筒心方向の外力に対しては、これを杖本
体1下端面で確実に受け止めることができる。更
に、杖本体1と錫杖の頭2及び石突3との接合部
を溶接やろう付等によつて固着することにより、
接続部分に於ける強度及び耐久性が一層高めら
れ、錫杖Sを乱暴に扱つたとしても、錫杖の頭2
や石突3が杖本体1から抜脱する虞れがない。
以上説明したように本考案によれば、強度を損
なうことなく軽量化が図れると共に、材料費を大
幅に節約でき、しかも、その構成が簡素でコスト
の低減を図れ、経済性に優れる等の実用上極めて
有益な諸効果を奏する。
なうことなく軽量化が図れると共に、材料費を大
幅に節約でき、しかも、その構成が簡素でコスト
の低減を図れ、経済性に優れる等の実用上極めて
有益な諸効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部省
略一部切欠正面図、第2図は他の実施例に於ける
石突部分の正面図、第3図は従来例の一部省略一
部切欠正面図である。 S……錫杖、1……杖本体、2……錫杖の頭、
2a……挿入部、2b……段部、3……石突、3
a……挿入部、3b……段部。
略一部切欠正面図、第2図は他の実施例に於ける
石突部分の正面図、第3図は従来例の一部省略一
部切欠正面図である。 S……錫杖、1……杖本体、2……錫杖の頭、
2a……挿入部、2b……段部、3……石突、3
a……挿入部、3b……段部。
Claims (1)
- 円筒状の金属製杖本体と、この杖本体の上端部
分に挿入される挿入部を下端面に突設してなる金
属製錫杖の頭と、杖本体の下端部分に挿入される
挿入部を上端面に突設してなる金属製石突とから
なり、錫杖の頭の下端面の挿入部周囲部分には、
杖本体の上端面に衝接される段部を設け、石突の
上端面の挿入部周囲部分には、杖本体の下端面に
衝接される段部を設け、杖本体に錫杖の頭と石突
とを夫々固着して構成したことを特徴とする錫
杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19000283U JPS6097082U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 錫杖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19000283U JPS6097082U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 錫杖 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6097082U JPS6097082U (ja) | 1985-07-02 |
JPS6142470Y2 true JPS6142470Y2 (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=30409499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19000283U Granted JPS6097082U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 錫杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6097082U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518318B2 (ja) * | 1976-07-07 | 1980-05-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518318U (ja) * | 1978-07-24 | 1980-02-05 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP19000283U patent/JPS6097082U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518318B2 (ja) * | 1976-07-07 | 1980-05-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6097082U (ja) | 1985-07-02 |