JPS6034160B2 - 自動販売機の価格セツト装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動販売機の価格セット方式に係わるもので、
特に消去可能で且つ再フ。

。グラム可能なメモリ回路員０ち、不揮発性メモリＥＰ
ＲＯＭを用いたマイクロプロセッサへィンタフェースを
介して夫々価格データセット時、又は、該価格セット情
報の再確認時に使用する価格情報読出し接点、更には、
正常販売時に常時保持する正常販売接点等を具備したロ
ータリスィッチ等から成る切換スイッチや、価格設定装
置の出力情報をディスプレーするディスプレー装置等を
接続せしめて、例えば価格設定時には、上述切換スイッ
チの可動片（又は可動接点）を価格データセットに切換
え且つ価格設定層の押圧操作等にて発生する価格情報を
前記ディスプレー装置に表示せしめて、好みの表示額で
あるならば商品に合った所望の選択スイッチを押圧する
丈で、押圧したスイッチに対応するコラムの上記不揮発
性メモリへ中央処理装置を介してディスプレー装置の表
示額と同等なる金額を記憶させ、このコラムの価格セッ
トがセット可能となると共に商品販売時に、この記憶内
容と硬貨選択装置が受付けた投入硬貨との比較演算等に
て商品の販売を可能となした新規なる自動販売機の価格
セット方式に関する物である。以下本発明の一実施例を
図に基づき詳述する。

１はロータリスィッチ等から成る切換スイッチで、該ス
イッチは、夫々販売商品の価格設定時に使用する価格デ
ータセット接点Ａと価格データセット終了後、正常販売
時に常時保持せしめる正常販売接点Ｂと価格データセッ
ト終了後、後述の商品コラムに対応するＥＰＲＯＭ９へ
確実に所望の商品価格がセットされたか否かをチェック
するするためにインタフェース２へ接続されたディスプ
レー装置３に表示せしめて確認出来る価格データ謙出し
接点Ｃ等が設けられている。

４は商品価格をセットせしめる時に所望の価格情報例え
ば１０円信号又は１００円信号等を発生する価格設定装
置で自動販売機の本体内に設けたものである。

５は各商品コラムに対応して自動販売機のフロントドア
上部に設けられた商品選択ボタンである。

６は、中央処理装置ＣＰＵで、自動販売機の全ての装置
の動作をインタフェース２，２′，２″、を介して統合
、制御する主制御装置である。

７は、読出し専用に用いる記憶装置ＲＯＭで、該ＲＯＭ
７はＣＰＵ６の比較演算等の処理に必要な全プログラム
を記憶している。

８は、読出し／書込みメモリＲＡＭで、ＲＯＭ７のプロ
グラム指令にて比較演算等の処理を行なうＣＰＵ６の処
理結果を記憶する記憶部である。

９は、前述した不揮発性メモリＥＰＲＯＭで、該ＥＰＲ
ＯＭ９は、前記価格設定動作４を押圧操作せしめた時発
生する価格情報を然る後に希望の選択スイッチ５の押圧
にてこの選択スイッチに対応する不揮発性メモリの記憶
部へ記憶する物である。

１０は顧客等が所望商品を購入する時に投入した硬貨を
選別し且つ金額信号と成すための硬貨選別装置である。

次に以の様な構成に於て、まず最初に価格セット時の動
作を説明すれば、自動販売機内部の制御ボックス等に設
けてある切換スイッチ１の可動片Ｐを価格データセット
接点Ａへ切換え、次に商品価格を例えば１５０円にセッ
トしようと思えば、価格設定装置４に設けてある１０円
及び１００円用の押ボタン式スイッチ等を夫々１０円用
ボタンを５回、１００円用ボタンを１回押圧せしめてこ
れら価格情報をインタフェース２を介しててＣＰＵ６へ
印加させ、且つまた、この価格情報をディスプレー装置
３へも印加せしめているから、価格設定者貝０ち通常は
自動販売機の管理者がこのディスプレー装置３へ表示さ
れた価格表示を確認した上で、所望の商品コラムに対応
する選択スイッチ５を押圧するのみでこのコラムに対応
するＥＰＲＯＭ９の記憶部へ上述価格情報（１５０円）
を記憶せしめる事が出来る。従って、前記ディスプレー
装置３に表示された価格表示の状態で選択スイッチ５を
１つ置きに押圧せしめれば、この商品コラムに対応する
ＥＰＲＯＭ９の記憶部へ前記１５０円の価格情報と同様
なる価格情報が夫々記憶されるからこれら選択スイッチ
５に対応するコラムは全て１５０円設定の商品コラムと
なる。次に一連のコラムの価格セット終了後、又は、各
コラムへの価格セットの途中にて、価格セットの完了し
ている商品コラムの設定価格情報を再確認したい時には
、切換スイッチ１の可動片Ｐを価格情報議出し接点Ｃへ
切換え再確認のための選択スイッチ５を押圧する丈でこ
の押圧スイッチ５に対応する前記ＥＰＲＯＭ９の価格記
憶部より記憶内容力むＰＵ６及びインタフェース２を介
してディスプレ装置３へ表示されるから、設定価格を容
易にチェックすることが可能である。

次に全ての商品コラムの価格セット終了後正常なる販売
状態にするためには、切換スィッチーの可動片Ｐを正常
販売接点Ｂへ切換えてやればＣＰＵ６内で行なわれる所
定の処理即ち、顧客による商品購入時に硬貨選別装置１
川こより出力される金類信号がインタフェース２′を介
してＲＡＭ８へ記憶されるとＲＯＭ７の記憶しているプ
ログラムに従って上述金類信号と押圧された選択スイッ
チ５の設定価格例えばＥＰＲＯＭ９が記憶している前述
の１５０円と比較演算等の処理力℃ＰＵ６で可能となり
、その結果商品販売がＯＫであると判定されたならばイ
ンタフェース２″を介して販売可信号が所定の商品排出
装置へ出力されることになる。

尚上記ＲＯＭ７が記憶しているプログラムは、ただ常に
ＲＡＭ８及びＥＰＲＯＭ９の記憶内容をＣＰＵ６で比較
演算等の処理を行なわせる丈のプログラムのみではなく
して、例えば投入金額内であれば商品の複数販売が可能
なるマルチベンド方式であるならば商品排出装置より排
出された商品の商品価格をＲＡＭ８が記憶している投入
金額総計より減算せしめ、且つこの減算額を前記ディス
プレー装置が表示していた減算前の表示額と書き替える
ようＣＰＵ６が指令を出すと共に、減算額が前記同一商
品又は、他の商品を十分販売出来る金額であるならば次
回の販売待機状態にＣＰＵ６をセットする。

尚この時、顧客等がフロントドア上部に設けてあるェク
スロスィッチを押圧すれば上記残額は、全額、硬貨選別
装置１０が具備している硬貨排出部より硬貨返却口へ返
却され且つまた、ＲＡＭ８が記憶していた前記記憶内容
を全て白紙となすと共に、ディスプレイ装置の表示額も
“０”となる様な動作をＣＰＵが行うことができるプロ
グラム構成であることは言うまでもない。尚本実施例で
使用している切換スイッチは、ロータリスィッチを用い
て、夫々価格データセット、及び価格情報議出し、更に
は正常販売時の接点の切換え等を行なっているが夫々の
機能を十分に果せるスイッチ、又は装置であるならば上
述ロータリスィッチに拘る物ではない。本発明は上述の
ような構成であるからして商品価格のセット時に従来の
ごとく硬貨選別装置側に設けてあるディスプスィツチや
自動販売機の本体側制御ボックス内に設けてあるスライ
ドスイッチ等の機械的接点の操作を各商品コラム別に行
なうことなく価格セットが可能となる優れた発明である
と言える。

即ち、前述の不揮発性メモリを用いたマイクロプロセッ
サヘインタフェースを介して夫々価格データセット、価
格読出し、正常販売時に切換え可能は切襖スイッチと、
価格設定時に所定の価格情報を出力する価格設定装置と
、この設定装置の出力情報をＣＰＵを介してディスプレ
ーするディスプレー装置等を接続せしめこのディスプレ
ー装置に表示された表示額を所望の選択スイッチの押圧
にてこの選択スイッチに対応するコラムの不揮発性メモ
リへ記憶させてこのコラムの価格セットが全て終了する
という安価で且つ、信頼性の高い新規なる価格セット方
式を実現する事が出釆る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を説明するためのブロック図である。 １は切換スイッチ、２，２′，２″はインタフェース、
３は、ディスプレー装置、４は、価格設定装置、５は、
選択スイッチ、６は、中央処理装置、９は不揮発性メモ
リである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 商品種類毎に選択スイツチを具備し、所定金額投入
   後の顧客による該スイツチの操作に基づき選択商品を販
   売する自動販売機に於いて、価格設定動作に応答して所
   定の価格情報を出力する価格設定装置と、該価格情報を
   表示するデイスプレー装置と、商品種類に応じて記憶部
   を備えた不揮発性メモリと、価格設定動作に続いて前記
   選択スイツチが操作されると該スイツチに対応する前記
   記憶部を指定し且つ前記価格情報を書込む書込手段とか
   ら成る自動販売機の価格セツト装置。