JPS6034152B2 - 検索情報入力方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ 産業上の利用分野 本発明は、対話式のテキスト処理装置に貯蔵された複数
のデータ・フィールドより成る各レコードから所望のフ
ィールドに所望のデータを持ったレコードを検索するた
めに、その所望のフィールド及びデータを表わす検索情
報を入力する方法に関するものである。

Ｂ 開示の概要 本発明では、多数のレコードから所望のフィールドに所
望のデータを有するレコードを検索すべき時、表示装置
のスクリーン上にそれらレコードの各フィールド名を表
わすへッダー・レコードが表示され、更にその下に所望
の検索情報が入力表示されるべき特別の行則ちフレーム
（以下、限定行又は限定フレームという）が表示される
。

その限定フレームは所定数の行（例えば３行）より成り
、その各々はすべてのフィールドを表示し得るよう複数
のセグメントに分割して表示することが即ち細分化が可
能である。各フィールド依存の検索情報則ちフィールド
毎に指定される検索情報を入力するには、カーソルが第
１の限定行における第１フィールド‘こ表示され、然る
後オペレータによるカーソル移動キーの操作によって所
望のフィールド‘こ位置づけられそして文字キーの操作
によって所望の検索情報がそのカーソル位置に表示され
る。このように、複数の限定フレームのうちの任意のフ
レームにおける任意のフィールド‘こ検索情報を表示さ
せることができるが、同じ限定フレーム内の検索情報は
論理的ＡＮＤ条件のものとして処理され、相異なる限定
フレームにおける検索情報は論理的ＯＲ条件のものとし
て処理される。即ち、同一の限定フレーム内の種々のフ
ィールドに検索情報を表示することはそれらフィールド
内にそれら表示された検索情報すべてを持ったレコード
が検索されるべきことを意味し、複数の限定フレーム内
のフィールド‘こ検索情報を表示することはそれらフィ
ールド内にそれら表示された検索情報のうちのどれかを
持つたレコードが検索されるべきことを意味する。第１
のフレームから第２の限定フレームヘカーソルを移動さ
せるには「カーソル・ダウン」キーを操作すればよく、
それを第３の限定フレームへ移動させる場合も同様であ
る。

このようにして予め表示された所定数の限定フレームす
べてが検索情報の入力に使用されてしまったにもかかわ
らず更にＯＲ条件のための検索情報を入力する必要があ
る場合、本発明は更にその「カーソル・ダウン」キーを
操作することによって上記所定数の限定フレームにおけ
る最後の限定フレームの次の行＆暦に追加の限定フレー
ムを表示させ、再び検索情報の入力を可能にする。追加
の限定フレームは最大許容数、例えば１２フレームまで
表示可能であり、それらはすべて同じ手順で追加される
。テキスト処理システムのマイクロプロセッサは各検索
情報が表示されたフレーム則ち行及びフィールドもこど
のような検索情報を持ったレコードが検索されるべきか
を決定する。これに基き各レコードがチェックされ、所
望のレコードが検索される。Ｃ 実施例の説明 本発明の方法は第１図乃至第４図に示された機能的ブロ
ックによって表わされる通常のテキスト処理システムに
おいて具体化される。

この説明は本発明を理解するに必要な点を除けば通常の
テキスト処理システムの詳細を含むものではない。更に
この説明はマイクロプロセッサによるこの改良された方
法の実施を理解するに必要な点を除けばマイクロプロセ
ッサのハードウェア又はプログラムの詳細を含むもので
はない。第１図を参照すると、そこに示されたテキスト
処理システムはキーボード１０、マイクロプロセッサー
１、デイスプレイ・リフレツシュ・バッファ１２、ディ
スプレイ装置１４、プリンタ１５、及び補助ディスケッ
ト貯蔵装置１６より成る。

そのシステムの種々の構成素子の同期を保つためのクロ
ック１７が示され、各ユニットに効果的に接続される。
キーボード１０は文字キー、数字キ−、句読点キー、及
び特殊文字キーのような正規のグラフィック記号キー及
びキャリツジ・リターン、ィンデント（字下り）のよう
なテキスト・フオーマット・キー又は制御キーより成る
。

更に、そのキーボードはシステムに対し特別の制御コマ
ンドをを発生するためのもう１組の制御キーを持ってい
る。それら制御キーはカーソル移動キー、キーボードを
多くのモード‘こセットするためのキー等を含むもので
ある。キーボードはバス２０によつてマイクロプロセッ
サ１１に接続される。

第２図に示されるように、そのマイクロプロセッサは入
力ボート２１、出力ボート２２、ランダム・アクセス・
メモリ２３及び処理実行装置２４より成る。機能的には
、メモリ２３は後で詳述するように命令及びデータを指
定された領域に貯蔵する。

データはキーボード１０から入力ボート２１を介してバ
ィナリ情報のバイトとしてメモリ２３に入れられる。第
３図に示されるように、キーボードからキーストローク
・データを受けるメモリ２３の領域はキーストローク・
キュー２６として表わされる。表示されるべきデータは
一連の命令によってキュー２６からテキスト・バッファ
２７へ転送され、然る後マイクロプロセッサの出力ボー
ト２２を介してディスプレイ・リフレツシュ・バッファ
ー２へ送られる。これはマイクロプロセッサが一連の移
動（ＭＯＶＥ）命令を実行することによって通常の方法
で行われる。マイクロプロセッサ１１はインテル社のモ
デル８０８６か或いは機能的に同等の現在利用可能な任
意のマイクロプロセッサでよい。

ディスプレイ・リフレツシュ・バツフア１２は出力ボー
ト２２とディスプレイ装置１４との間に接続された別個
のバッファとして示される。

実際には、バッファ１２はディスプレイ装置１４の一部
分であるのが普通であり、ビームがそのディスプレイ装
置スクリーンを横切って一連の水平な線をトレースする
時そのビームのオン・オフ制御を行うことによってその
スクリーン上の文字の発生を制御するように機能する。
出力ボート２２はメモリ２３に貯蔵されたデータをプリ
ンター５及びヂィスケット貯蔵装置１６へ供給する。

それら装置１５及び１６の各々はそれら自身の内部バッ
ファ（図示されてない）を持つものでよい。ランダム・
アクセス・メモリ２３からプリンタ１５は貯蔵装置１６
へデータを転送するためのコマンドはオペレータによっ
てキーボード１０からマイクロプロセッサー１に送られ
る。プリンター５はその分野で知られた任意の適当なプ
リンタでよい。

ほとんどのテキスト処理システムでは、プリンタはタイ
プボール素子又は花弁型印字素子を有する標準の出力タ
ーミナル・プリンタである。ディスケット貯蔵装置１６
は供給されたデータを所定のセクタ・アドレス位置にバ
イト毎に直列的に貯蔵し得る任意の適当なディスク貯蔵
装置でもよい。

そしてそれらアドレス位置の各々はデータを検索するた
めにマイクロプロセッサによりランダムにアドレス可能
である。ディスケット貯蔵装置１６には、特開昭５７−
１９１７４び号に開示されているように、行列状に配列
されるべき各データがその配列位置を表わす情報と共に
則ち位置的に関連づけられたベクトル形式で貯蔵される
。それらデータはマイクロプロセッサの制御の下にその
貯蔵装置１６からメモリ２３のディスプレイ・データ領
域２８へそのベクトル形式のまま供給され、然る後ディ
スプレイ上に表示のためのテキスト形式に変換されてデ
ィスプレイ・フオーマット・バッファ領域２９に貯蔵さ
れる。第４図はディスプレイ装置１４のスクリーンの概
要的表示である。

第４図に示されるように、スクリーンは例えば各ライン
が８０文字の列位置から成る２５ラインの文字を表示で
きるものである。実際には、各文字位置はドット位置或
いはベルとよばれる画素のマトリクスより成る。ディス
プレイ１４上に表示される各文字は第４図の参照番号３
２で示されるように６ベルの幅及び１０ベルの高さのマ
トリクスで表わされる。ディスプレイ・フオーマット・
バッファ領域２９からリフレツシュ・バッファー２の各
ロケーションに貯蔵されたテキスト形式のデータの各文
字はディスプレイ１４上の対応するロケーションに表示
されるべきの６×１０ドット・マトリクスの文字パター
ンに変換される。

ディスプレイ１４はその変換を行うための電子回路を備
えているのが普通である。マイクロプロセッサー１はア
ドレスを供給しそしてバッファ１２に適正な文字をロー
ドすることが必要なだけである。ディスケット貯蔵装置
１６はメモリ２３のディスプレイ・データ領域２８から
出力ボート２２を介して供給された１バイトのデータを
直列的にビット・ストリームのデータに変換してディス
ケット上のアドレスされた同心記録トラックの所定のセ
クタに記録させるための電子回路を備えているのが普通
である。

装置１６からのデータは要求された時そのアドレスされ
たセクタ及び貯蔵トラックからバイト毎に直列にマイク
ロプロセッサ１１に供給される。マイクロプロセッサに
関連する上記の機能及び相互の作用のすべては、メモリ
２３に貯蔵され且つキーボード１０からのデータ又は第
１図に示されたそのシステムの種々な素子により発生さ
れる割込み信号に応答して呼出される適当なプログラム
を達せられる。

本発明を説明するに当り、ディスケット貯蔵装置１６に
は多数の特許に関する情報が多数のレコードのファイル
として貯蔵されているものとする。

この場合、各特許に対して１つのレコードが対応し、各
レコードは次の表１に示されるような１７個のフィール
ドにより構成されているものとする。表１ そのファイルの各レコードはディスケット貯蔵装置にベ
クトル形式で貯遣されており、そこからメモリ２３のデ
ィスプレイ・データ領域２８へ転送される。

これらレコードを表示すべき場合には、前述のように、
これらは更にテキスト形式に変換され則ち上記の各フィ
ールド‘こ従ってマトリクス状の表に変換されてディス
プレイ・フオーマット・バッファ２９に貯蔵される。今
、これら複数のレコードより成るファイルから、出願人
がＸＹＺであるか或いは発明者がＣＲＡＶＥＲ、ＪＯＮ
ＥＳ又はＰＡＴＲＩＣＫである特許即ちレコードを検索
すべきものと仮定する。

表１に示されるように、ファイルの各レコードは１７個
のフィールドを有する。

第５図のセグメントＡで示されるように、フィールド０
〜６はディスプレイ・スクリーン上のほぼ８の固の文字
位置を必要とする。従って、検索されるべき項目を表わ
す検索情報が入力される行の限定フレームと共にへツダ
ー・フレームをスクリーン上に上に表示する時、フィー
ルド７〜１６を表示することはできない。このような場
合、それらフレームをＡ〜Ｄの４つのセグメントに細分
化して表示させることになる。へッダーを表わすベクト
ル・データはディスプレイ・データ領域に貯蔵されてい
るので、まず最初の６フィールドを表わすデ−夕だけが
デコードされて３行の限定フレームと共にディスプレイ
・フオーマット・バッファ２９に転送される。第５図に
示されるそのファイルのセグメントＢはフィールド５〜
１０より成り、カーソルがセグメントＡにおける所定の
則ち終り近くの文字位置に達する時にオペレー外こ表示
される。図示のように、セグメントＢはフィールド５の
始めで開始し、従ってセグメントＡのフィールド５及び
６はセグメントＢの始めで繰返えされる。カーソルがセ
グメントの終り近くに位置づけられる時同様の状態がセ
グメントＢ，Ｃ及びＤにおいて生ずる。フレームが細分
化される時にはいつもへツダー及び所定数の則ち３行の
限定フレームもまた細分化される。前述のように、その
細分化処理はディスプレイ・データ領域２８に貯蔵され
た行ベクトルをデコードすることによってディスプレイ
・フオーマット・バッファ２９を再形成するものである
。その再形成処理中、スクリーンはブランクである。第
６図は特許ファイルにおけるレコードを検索するために
限定フレームに検索情報を入力する手順を示すものであ
る。

同じ限定フレーム、即ち限定行に入力された検索情報は
ＡＮＤ条件を表わし、異なる限定フレームにおける検索
情報はＯＲ条件を表わす。従って、これら論理条件を満
すレコードが検索されるべきレコードである。第６図の
セグメントＡに示されるように、システムはへッダー・
フレームの下に３つの限定フレームを自動的に表示する
。

カーソルは第１行、第１フィールド（即ち、フィールド
０）、第１文字位置に位置づけられる。例えば、ＸＹＺ
という出願人のすべてのレコードを検索したい場合、オ
ペレータはまずカーソルをそれが“出願人”フィールド
に達するまで第１行において水平方向に移動し、然る後
、その出願人フィールドもこＸＹＺを入れる。オペレー
タが“カーソル・ダウン（ＣＤ）”キーを操作すること
によってカーソルが次の行良Ｐち第２行へ移動される。
そこで“次フィールド”キーが操作されると、カーソル
は第２行における次のフィールド則ちフィールド６（第
１発明者フィールド）に位置づけられる。このフィール
ドで、第６図のセグメントＡは終了するとその下にセグ
メントＢが表示される。セグメントＢでは、フィールド
５がそのセグメントの先頭に位置づけられ、カーソルが
第２行のフィールド６に位置づけられる。そこで次の検
索情報“ＣＲＡＶＥＲ”が入れられ第２行、フィールド
６に表示される。“Ｃ〇’キーが再び動作され、続いて
“次フィールド”キーが作動されると、カーソルは第３
行、フィールド７に位置づけられる。そこでオペレータ
は第３の検索情報として“ＪＯＮＥＳ”を入れる。一方
、システムはカーソルの移動を追跡しており、入れられ
た種々の検索情報が適正なフィールドに関連してシステ
ムに貯蔵される。カーソルの位置はそのシステムにより
ベクトル・フオーマツトで列番号に変換される。オペレ
ータが更に追加の検索情報を加えなければならない場合
、システムは“ＣＤ”キーの作動に応答して第３行から
垂直方向下方へのカーソルの移動を指示する。

そこで第４の検索情報を入れるための追加の限定行が表
示される。従って、オペレータが第４の検索情報‘‘Ｐ
ＡＴＲＩＣＫ”を次のフィールド則ちフィールド８に入
れるのが可能になる。そこでシステムはこのようにして
入れられた検索情報の論理条件を満すレコードの検索を
行なうよう指示される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する対話式テキスト処理システム
のブ。 ック図、第２図は第１図に示されたマイクロプ。セッサ
の機能的概略図、第３図はメモリ、マイクロプロセッサ
及びディスプレイ・リフレッシュ・バッファの間のデー
タ経路を示す機能図、第４図は第１図に示されたディス
プレイ装置のスクリーンの概略図、第５図は本システム
に貯蔵された位置的に関連づけられたデータのファイル
に対し細分化されたフレームを示す図、第６図は第５図
に示されたフレームへの４つの検索情報を入力する方法
を示す図である。ＦＩＧ．」 ＦＩＧ．２ ＦＩＧ．３ ＦＩＧ．４ ＦＩＧ，６ ＦＩＧ．５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 表示装置、キーボード及びマイクロプロセツサより
   成り、各々が複数の所定のフイールドでもつて構成され
   た複数のレコードを有するテキスト処理装置において、
   前記複数のレコードのうち、所望のデータが所望のフイ
   ールドに所望の論理条件で含まれているレコードを検索
   するために、前記所望のデータを表わす検索情報を前記
   マイクロプロセツサの制御によつて入力する方法にして
   、前記表示装置上に、前記所定のフイールドの名称を表
   わすヘツダー・レコード行と所定数の限定行とを並置し
   て表示し且つ該限定行の１つにおける所定位置にカーソ
   ルを表示し、前記カーソルを任意の限定行における前記
   所望のフイールドへ移動させるためのオペレータによる
   前記キーボード上のカーソル移動キーの操作に応答して
   前記カーソルを前記所望のフイールドに位置づけ、前記
   検索情報を表わすためのオペレータによる前記キーボー
   ド上の文字キーの操作に応答して前記カーソルの位置に
   前記文字キーの操作で表わされた検索情報を表示し、前
   記所定数の限定行における最後の限定行から次の行へ前
   記カーソルを移動するようオペレータが前記カーソル移
   動キーを操作する時、前記次の行の位置に追加の限定行
   を表示することによつて更に検索情報を表示することを
   可能にし、前記表示された検索情報のうち、同じ限定行
   における検索情報をＡＮＤ条件の検索情報として入力し
   、相異なる限定行における検索情報をＯＲ条件の検索情
   報として入力するステツプより成る検索情報入力方法。