JPS6034035Y2 - 紡機のクリヤラ装置における駆動装置 - Google Patents

紡機のクリヤラ装置における駆動装置

Info

Publication number
JPS6034035Y2
JPS6034035Y2 JP13005881U JP13005881U JPS6034035Y2 JP S6034035 Y2 JPS6034035 Y2 JP S6034035Y2 JP 13005881 U JP13005881 U JP 13005881U JP 13005881 U JP13005881 U JP 13005881U JP S6034035 Y2 JPS6034035 Y2 JP S6034035Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clearer
roller
endless
spinning machine
clear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13005881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5834971U (ja
Inventor
裕典 安田
旦元 山本
Original Assignee
豊和工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊和工業株式会社 filed Critical 豊和工業株式会社
Priority to JP13005881U priority Critical patent/JPS6034035Y2/ja
Publication of JPS5834971U publication Critical patent/JPS5834971U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6034035Y2 publication Critical patent/JPS6034035Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、線条機等のように複数本の牽伸ローラから戊
る牽伸部を有し、その牽伸部のトップローラ側に間欠的
に周回するエンドレスクリャラとボットムローラ側に可
動型のクリヤラバラドを具え、その相方のクリャラを1
本の揺動軸から夫々駆動するようにした紡機のクリャラ
装置における駆動装置に係るものである。
従来、上記のような紡機のクリャラ装置における駆動装
置は、エンドレスクリャラの1回の送りに対してクリヤ
ラバラドが1回作動するようになっており、かつ、その
作動速度はエンドレスクリャラが高速化の困難な布製の
ため、エンドレスクリャラを基準にして相方のクリャラ
が毎分数十回程度の比較的遅い速度に設定されている。
したがって、このような作動速度の遅いクリャラ装置を
具備した高速線条機等の紡機においては、クリヤラバラ
ドのボットムローラへの当接時間が長くなり、特に毎分
400乃至50にの超高速で回転するフロントボットム
ローラとクリャラパッド間の堆積風綿が多くなり、これ
が原因でフロントボットムローラへの繊維巻付きやスラ
イバ切れが発生し易く、更にその堆積風綿が紡出中のス
ライバ内へ引き込まれて紡出スライバの品質を劣化させ
た。
本考案は、かかる高速線条機の現状に鑑み、牽伸部のト
ップローラ側に間欠的に周回するエンドレスクリャラを
装備腰ボットムローラ側に可動型のクリヤラバラドを付
設し、その相方のクリャラを1本の揺動軸から夫々駆動
するようにした紡機のクリャラ装置において、上記クリ
ヤラバラドの駆動機構中に2回作動のトラブルジヨイン
ト機構を介装し、エンドレスクリャラの1回の作動に対
してクリヤラバラドが2回作動するように構成したこと
を特徴とし、形態の異なる二種類のクリャラを1本の揺
動軸で駆動するクリャラ装置であっても、その一方のク
リヤラバラドの作動回数だけを倍増してクリヤラバラド
のボットムローラへの1回当りの当接時間を短縮し、ク
リヤラバラドとボットムローラ間の堆積風綿量を半減し
て前記した従来装置の欠点を解消することのできる紡機
のクリャラ装置における駆動装置を提供せんとするもの
である。
以下、本考案を高速線条機に適用した一実施例により詳
細に説明する。
第1図は高速線条機の要部を示し、機台前部に前後1対
のカレンダーローラ2及び3が配置され、その後方の斜
め上方にターニングローラ4を具えた3線式の牽伸部5
が配置され、その牽伸部5のトップローラ6、 7.
8側にはローラ全幅に亘ったエンドレスクリャラ9が駆
動ローラ10とガイドローラ11間に張設され、更に、
その駆動ローラ10とその中心部に嵌挿した揺動軸12
との間に図示しない一方向クラッチが介装され、その揺
動軸12の揺動運動によって駆動ローラ10が所定角変
死回動し、これに伴って各トップローラ及びターニング
ローラ4に接触したエンドレスクリャラ9が図示矢印方
向に所定量間欠的に周回して各ローラに付着した風綿等
を除去して各ローラを清浄に保つように構成されている
尚、このエンドレスクリャラ9に付着した風綿はエンド
レスクリャラ9の周回に伴って上側へ運ばれ、その上方
に併設した図示しないニューマチッククリャラの吸引口
によって吸引除去される。
また、このエンドレスクリャラ9を駆動する前記の揺動
軸12は、その一端で図示の一部を省略したリンク機構
及びクランク機構等の伝動機構を介して機台の適宜な回
転軸に接続され、その回転軸の回動に伴って図示矢印方
向に所定角変死揺動するようになっている。
更に、牽伸部5の後方の上部に軸支した揺動軸12の一
側には、上下方向に揺動する揺動腕13が固着され、そ
の揺動腕13の先端に連杆14の上端がピン連結され、
その連杆14の下端が一側のローラースタンド15A等
に植設した固定ピン16によって後端を枢支した揺動可
能なリンク17の前端とピン連結され、その連結ピン1
8に後端を嵌合した別のリンク19の前端が、ローラー
スタンド15Aに植設した別の固定ピン20によって前
後方向に揺動可能に枢支したリンク21の下端とピン連
結され、揺動腕13の1回の揺動(上下方向)に対して
リンク21が2回揺動(前後方向)する、いわゆる2回
作動のトラブルジヨイント機構22が構成されている。
このトラブルジヨイント機構22のリンク21の上端が
連杆23の後端とピン連結され、その連杆23の前端が
フロントローラ用のスライド24Aに嵌挿した回動自在
な保持軸25Aの外端に固着した揺動腕26の下端とピ
ン連結されている。
また、この連杆23の中間部にはフロントローラ用とセ
カンドローラ用及びバックローラ用の夫々連結腕27.
28.29が取付けられ、その連結腕27.28.29
がフロントローラ用スライド24Aと、セカンドローラ
用スライド30A1バツクローラ用スライド31Aに嵌
挿した回動自在な保持軸32A、33A、34Aの各外
端に夫々固着した揺動腕35,36,37と夫々ピン連
結されている。
さらに、連杆23の前部に取付けたフロントローラ用の
連結腕27は下方へ延長され、その連結腕27の下端が
、ローラースタンド15Aの前部に嵌挿した回動自在な
保持軸38Aの外端に固着した揺動腕39の上端とピン
連結され、各保持軸32A、33A、34A及び38A
を夫々所定角変死前後方向に揺動させる駆動機構40が
構成されている。
この駆動機構40と連結した前記の各保持軸32A、3
3A。
34A、38Aと対向する他側の保持軸32B。
33B、34B、38B (図示は32Bと38Bとす
る)が他側のスライド24B、30B、31B(図示は
24Bのみとする)と他側のローラースタンド15Bに
夫々嵌挿され、その左右の保持軸32A、32B・・・
間に各ボットムローラに当接するクリャラパツド41,
42,43,44が夫々装架されている。
以上のように構成した本実施例のクリャラ装置は、その
駆動機構40の揺動軸12が所定角変死矢印方向に揺動
する度毎に、トップローラ側のエンドレスクリャラ9が
図示しない一方向クラッチと駆動ローラ10を介して図
示矢印方向に所定量間欠的に周回して各トップローラに
付着した風綿を除去する。
又、この揺動軸12の揺動に伴ってその揺動腕13が所
定角変死上下方向に揺動すると、その1往復動に対して
連結した2回作動のトラブルジヨイント機構22を介し
て連杆23とこれに連結した連結腕27,28,29と
揺動腕39が前後方向に2回往復動し、左右の各保持軸
32Aと32B、33Aと33B、34Aと34B、3
8Aと38B間に装架された各ローラのクリャラパッド
41,42,43,44が揺動腕35.36,37.3
9を介して夫々前後方向に2回往復揺動する。
このため、トップローラ側のエンドレスクリャラ9が1
回間欠送りされる度に、ボットムローラ側の各クリャラ
パツド41,42.43,44が2回往復揺動し、各ボ
ットムローラに対するクリャラパツドの1回当りの接圧
時間が従来装置に比較して半減し、その結果、各ボット
ムローラとクリヤラバラド間の堆積風綿量が減少してボ
ットムローラへの繊維巻付きやスライバ切れが低減し、
しかも、堆積風綿が成長しないうちにボットムローラと
クリヤラバラドから離脱するので、紡出中のスライバ内
へ堆積風綿が引き込まれて紡出スライバの品質を劣化さ
せることがない。
尚、上記実施例は、クリヤラバラドが揺動型の場合につ
いて説明したが、本考案はこれに限定するものでなく、
各ローラのクリヤラバラドを前後動可能な枠体に取付け
、その枠体の後端を2回作動のトラブルジヨイント機構
のリンク21と連結することにより前後動型のクリヤラ
バラドにも適用することができる。
以上のように本考案は、1本の揺動軸からトップローラ
側のエンドレスクリャラとボットムローラ側のクリヤラ
バラドを夫々駆動するようにした紡機のクリャラ装置に
おいて、クリヤラバラドの駆動機構中に2回作動のトラ
ブルジヨイント機構を介装し、トップローラ側のエンド
レスクリャラの1回の作動に対してボットムローラ側の
クリヤラバラドが2回作動するようにしたので、各ボッ
トムローラに対するクリヤラバラドの1回当りの当接時
間が従来装置に比較して半減し、ボットムローラへの繊
維巻付きやスライバ切れが低減し、しかも、堆積風綿が
成長しないうちにボットムローラとクリャラパツド間か
ら離脱するので、紡出中のスライバ内へ堆積風綿が引き
込まれて紡出スライバの品質を劣化させることがない等
の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を斜視図である。 5・・・・・・牽伸部、9・・・・・・エンドレスクリ
ャラ、12・・・・・・揺動軸、22・・・・・・トラ
ブルジヨイント機構、23・・・・・・連杆、41.4
2. 43. 44・・・・・・クリヤラバラド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 牽伸部のトップローラ側に間欠的に周回するエンドレス
    クリャラを装備し、ボットムローラ側に可動型のクリヤ
    ラバラドを付設し、その相方のクリャラを1本の揺動軸
    から夫々駆動するようにした紡機のクリャラ装置におい
    て、上記クリヤラバラドの駆動機構中に2回作動のトラ
    ブルジヨイント機構を介装し、エンドレスクリャラの1
    回の作動に対してクリヤラバラドが2回作動するように
    構成したことを特徴とする駆動装置。
JP13005881U 1981-08-31 1981-08-31 紡機のクリヤラ装置における駆動装置 Expired JPS6034035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13005881U JPS6034035Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 紡機のクリヤラ装置における駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13005881U JPS6034035Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 紡機のクリヤラ装置における駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834971U JPS5834971U (ja) 1983-03-07
JPS6034035Y2 true JPS6034035Y2 (ja) 1985-10-09

Family

ID=29923711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13005881U Expired JPS6034035Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 紡機のクリヤラ装置における駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034035Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02277829A (ja) * 1989-04-14 1990-11-14 Howa Mach Ltd 紡機のクリヤラー装置
JPH0525827U (ja) * 1991-02-28 1993-04-02 日本電波工業株式会社 Atカツトの表面実装型水晶振動子
DE102011113367A1 (de) * 2011-09-15 2013-03-21 Trützschler GmbH & Co Kommanditgesellschaft Vorrichtung an einer Spinnereivorbereitungsmaschine, insbesondere Strecke, Karde, Kämmermaschine o.dgl. mit einem Streckwerk

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5834971U (ja) 1983-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0130005B1 (ko) 코우머(comber)용 랩 니핑 장치(lap nipping mechanism)의 니퍼 프레임 요동 제어 방법 및 그 장치
CN209974983U (zh) 一种开松机除杂装置
US4276742A (en) Thread-joining device
JPS6034035Y2 (ja) 紡機のクリヤラ装置における駆動装置
CN112779633A (zh) 一种梳棉车盖板清理装置
JP2612242B2 (ja) コーミングシリンダ
CN101994177A (zh) 牵伸辊的清洁装置、牵伸装置以及纤维机械
US2865055A (en) Driving mechanism for the nippers of combing machines
JP2009068126A (ja) ドラフトローラのクリーニング装置、ドラフト装置、及び繊維機械
US4339852A (en) Clearer device for draft rolls
US4028776A (en) Swinging intermittent drive revolving clearer
US3733644A (en) Scraper member for drafting system
JP3210430B2 (ja) 繊維俵から繊維タフトを分離する開綿装置
CN220887860U (zh) 一种圆筒编织机分丝机构
JPH02277829A (ja) 紡機のクリヤラー装置
JPH0733981U (ja) 紡機におけるクリヤラー装置
KR100254704B1 (ko) 클로스로울 교환장치
CN220392896U (zh) 一种纱线理纱器
US3902225A (en) Revolving clearer for a textile machine
JPH04361628A (ja) 紡機のドラフト機構の清掃装置
CN219088501U (zh) 一种自动拍绒拍棉机
US3772738A (en) Drafting system
KR920002015Y1 (ko) 소면기의 디태칭 코움 구동장치
CN214612874U (zh) 一种梳棉车盖板清理装置
JPH11314843A (ja) 紡糸機用・撚糸機用・嵩高加工機用・またはこの種の繊維機械用糸デリベリ装置