JPS603390B2 - イミダゾ−ルカルボン酸の合成方法 - Google Patents

イミダゾ−ルカルボン酸の合成方法

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JPS603390B2
JPS603390B2 JP56119469A JP11946981A JPS603390B2 JP S603390 B2 JPS603390 B2 JP S603390B2 JP 56119469 A JP56119469 A JP 56119469A JP 11946981 A JP11946981 A JP 11946981A JP S603390 B2 JPS603390 B2 JP S603390B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はイミダゾール4‘51ージチオカルボン酸又は
その塩を過酸化水素で酸化しィミダゾール−4同一カル
ボン酸を合成する方法に関するものである。
ィミダゾール−4■ーカルボン酸の合成方法については
、いくつかの方法が従来から知られているが、いずれも
工程が複雑であるかあるいは収率が低く過ぎる等の欠点
を有している。
例えばイミダゾール−4ーカルボン酸 RGFargher氏ら〔J.C.S.115,217
−260(1919)〕によって、次のようにして合成
されている。
即ち先ず酒石酸を硝酸と硫酸でニトロ化して、ニトロ酒
石酸となし、ついでそのものにアンモニアと相当する脂
肪族アルデヒドを作用させてィミダゾール−4,5−ジ
カルボン酸となし、ついで該 ジカルボン酸をアニリンと反応させてイミダゾール−4
{5}−カルボン酸アニリドとなし、ついで談 ァニリドを塩酸水と煮沸して目的物を得るものであって
、その工程は甚だ複雑である。
また、例えば2ーェチルイミダゾール−4−力ルポン酸
と2−フエニルィミダゾ−ルー4ーカルボン酸 は、同じくR.Gfar亀er 氏ら〔J.C.S.,115 1015一1020(1
919)〕によって、前記と全く同様の工程で合成され
ており、従って、これも大変複雑な方法である。
次に例えば4ーメチルイミダゾール−5ーカルポン酸は
同じくR.G. Fargher氏ら 〔J.C.S.,115,235
(1919)〕によって、4,5−ジメチルイミダゾー
ルの硝酸酸化により合成 されているが、その収率は極めて低い。
しかるに本発明の合成方法によればィミダゾールー4ー
カルポン酸は前記の如き従来方法に比べて著しく容易に
得られるのである。
即ち、出発物質となるィミダゾール−4{5}−ジチオ
カルボン酸およびそのアルカリ金属塩は次示の反応式で
示される如く、相当する母体ィミダダゾールと二硫化炭
素から高収率かつ容易にえられることが既に本発明者等
によって見し、出されている。
(侍顕昭56−6224び号明細書参照)ィミダゾール
ー4‘51−ジチオカルポン酸〔但し、R2は水素原子
又はメチル基、エチル基、ウンデシル基、ヘプタデシル
基及びフェニル基より成る群より選ばれた残基、R4は
水素原子又はメチル基、Mはアルカリ金属原子を表わす
。〕このようにして造られたイミダゾールー4‘51−
ジチオカルボン酸を次示の反応式の如く過酸化水素で酸
化することによって目的物がえられる。
また、該ジチオカルボン酸のアルカリ金属塩につ い
ても同様の目的物がえられる。即ちまた、アルカリ金属
塩の代りにアンモニウム塩を用いても同様の目的物がえ
られる。アンモニウム塩は、該ジチオカルボン酸を等モ
ル以上のアンモニア水に溶かすと容易に生成する。アン
モニウム塩の場合の反応式は次示の如くである。次に本
発明反応の実施の態様について述べる。
出発物質ィミダゾールージチオカルボン酸1モルと適当
量の水を反応容器に仕込み、渡洋し乍ら市販の30%過
酸化水素を過酸化水素量が5モル相当になるよう仕込み
、内温が室温を保つよう簿洋冷却を数時間行なう。その
後、麓梓冷却をやめ内容物をそのま)1日乃至数日間室
温で放置すれば酸化反応は完結する。反応混合物中の結
晶は、主として酸化反応で生じた単体硫黄であるので、
それを炉別し得られた炉液に未反応の過酸化水素を還元
除去するために亜硫酸ガス水溶液を加えたのち該炉液を
減圧乾固し、乾固物から常法に従って目的物を単離する
出発物質がィミダゾールージチオカルボン酸塩の場合は
、酸化反応が急速に進行するので前述の方法では冷却困
難となる。従って、過酸化水素を一裾仕込む事をせず滴
下方式で分割仕込みを行なう。即ち、内温が室温を保つ
よう5モル相当の過酸化水素を滴下供V給し、境梓冷却
を数時間行えば反応は完結する。その後の処理は前述の
イミゾール−ジチオカルボン酸の場合と同様である。次
に、出発物質と目的物の性質を例示する。ィミダゾール
ージチオカルボン酸アルカリ金属塩のTLC(シリカG
,EtOH)におけるRナは次の如くである。2−メチ
ルイミダゾールー4{5ージチオカルボン酸ナトリウム
塩R〆:○‐0(Naに由 来、B.T.B呈色)0.50〜0.60(目視)2−
エチルイミダゾールー4【5ーージチオカルボン酸ナト
リウム塩R〆:○‐0くB‐T・B)、 0.63〜0.77(目視) 2−ウンデシルイミダゾールー4‘51ージチオカルボ
ン酸ナトリウム塩Rナ:○‐0(B・T・B)、 0.57〜0.70(目視) 2−へプタデシルイミダゾールー4‘5}ージチオカル
ボン酸ナトリウム塩R〆:0.0(B.T.B)、 0.63〜0.75(目視) 2ーフエニルイミダゾールー4(5’ージチオカルボン
酸ナトリウム塩Rナ:○‐0くB‐T‐B)、 0.52〜0.66(目視) 4−メチルイミダゾールー4(51ージチオカルボン酸
ナトリウム塩Rナ:○‐0くB‐T‐B)、 0.44〜0.58(目視) 2,4−ジメチルイミダゾール一5−ジチオカルボン酸
ナトリウム塩R〆:○‐0(B‐T・B)、 0.55〜0.磯(目視) 2ーエチルー4ーメチルイミダゾール一5ージオカルポ
ン酸カリウム塩R〆:○‐0(B‐T‐B)、 0.60〜0.73(目視) 2ーウンデシルー4ーメチルイミダゾール一5ージチオ
カルボン酸ナトリウム塩Rナ: 0.0(B.T.B)、0.78〜0.90(目視)2
ーフエニルー4ーメチルイミダゾール一5−ジチオカル
ボン酸ナトリウム塩R〆: 0.0(B.T.B)、0.62〜0.74(目視)前
記各種アルカリ金属塩はいずれも950〜1030仇間
に強いしC=Sの吸収を示す。
次に、ィミダゾールージチオカルボン酸の性質を列記す
る。
2−メチルイミダゾールー4【5}ージチオカルボン酸
紅褐色。
中性。m.p.187〜18ず0水、メタノール、クロ
ロホルム、アセトン、酢酸、アセトニトリル、ピリジン
に難溶。
DMS○,DMF,NaOH水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.50〜
0.60し鰐ご,:1607(yC=N、第3吸収)、
1210(第1吸収)、1040(しC=S、第3吸収
)NMR(DMF−d7):67.75 SIH(4一
位プロトン):62.67,S,9日(2‐位メチル)
Mass:m/e158(M+),125(M+−SH
),81(2ーメチルイミダゾール一日),76.44
(:C=S)2−エチルイミダゾール−4{5)−ジチ
オカルボン酸紅褐色。
中性。m.p.137〜13軌0水、クロロホルム、酢
酸に繁藩。
メタノール、DMS0、NaOH水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.64〜
○‐77し漆ヱ,:1605(しC=N、第2吸収)、
1045(しC=S、第1吸収)NMR(DMSO−広
):6770,S,IH(4位プロトン);62.87
,G,2日(2位エチル基のメチレンプロトン):61
.24,t,細(2位エチル基のメチルプロトン)Ma
ss:m/e,172(M十),.39くM十一SH)
,96(2−エチルイミダゾール),95(2ーエチル
イミダゾール一日),44(:C=S) 2−ウンデシルイミダゾールー4(5’一ジチオカルボ
ン酸褐色。
中性。m.p.116〜119℃水、クロロホルム、冷
酢酸に鱗溶。
メタ/ール、アトン、熱建花酸に可溶。
DMS○,DMF,NaOH水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.70〜
0.81しき毒し,:1602(しC=N、第4吸収)
,1205(第3吸収),1042(しC=S、第1吸
収)NMR(CF3COOH):60.9& S,IH
(4−位プロトン):63.10,t,28(ウンデシ
ル基のQーメチルン);81.柵,m,が(ゥンデシル
基の8‐メチレン):6 1.30,m,1細(ゥンデシル基の中間メチレン);
60.87,m,幻(ゥンデシル基の末端メチル)Nb
ss:m/e2班(M+),265(M十一SH),2
概(M+一S2一H),松3(イミダゾール十日).4
4(:C=S)2ーヘブタデシルイミダゾール−4■−
ジチオカルボン酸褐色。
中性。m.p.107〜1120水、クロロホルム、冷
酢酸に雛溶。
DMSOに可溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.63〜
0.75ひ鱒上,:1600(第1吸収,しC=N),
1525(第3吸収),1040(第2吸収,しCこS
)NMR(DMSO−4):67.7,S,IH(4一
位プロトン);82.80,m,2日(ヘプタデシル基
の6−メチレン)三61.65,m.斑(ヘプタデシル
基の8‐メチレン):61.松,m,29日(ヘプタデ
シル基の中間メチレン);60.85,m,乳日(ヘブ
タデシル基の末端メチル)Nねss:m/eM+出現せ
ず。
348(M+一日−HS),*X(M+−HS−CH)
,317(M十一HS−S),307(イミダゾール十
日),306(イミダゾール),………44(:C=S
)2−フエニルイミダゾール一4‘5}ージチオカルボ
ン酸褐色結晶。
弱酸性。mp154〜15で○水、メタノール、クロロ
ホルム、酢酸、アセトンに鍵溶。
DMS○,NaOH水溶液に易液。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.52〜
0.66し鯛三,:1615(第2吸収),1215(
第3吸収),1040(しC=S,第1吸収)NM旧(
DMS〇一4):68.33〜7.92,m,2日(フ
エニルプロトン);67.92,S,IH(4位プロト
ン):67.76〜7.30,m,斑(フエニルプロト
ン)Nねss:m/e220(M+),187(M+一
SH),144(2一フエニルイミダゾール),104
(Ph−C=NH),77(Ph)4−メチルィミダゾ
ールー5ージチオカルボン酸紅褐色結晶。
中性。m.p.159〜161℃水、メタノール、クロ
ロホルム、酢酸に簸溶。DMS○,NaOH水溶液に易
溶。TLC(シリカG,EtOH、自視):Rナ0.4
7〜0.60し鯖上,:1590,1440,1375
,1265(第2吸収),1120,1020(しC=
S),滋5,860,800,720NM旧〔DMSO
−d6):68.60,S,IH(2位プロトン),6
2.62,S,祖(メチルプロトン)Mass:m/e
158(M+),125(M十一SH),81(4−メ
チルイミダゾール一日),76(CS2),44(:C
=S) 2,4ージメチルイミダゾールー5−ジチオカルボン酸
紅色結晶。
m.p.187〜189qo水、メタノール、エタノー
ル、クロロホルム、アセトンに雛溶。
酢酸に可溶。
DM『,DMSOに易溶。TLC(シリカG,EtOH
、目視):R丁0.57〜○‐70しき幕;,:161
5(しC=N、第2吸収),1025及び990(しC
=S、第1吸収)NMR(CF3COOH):62.7
7,S,粕(2位‐メチルプロトン);62.70,S
,が(4位メチルプロトン) Mass:m/e172(M十),139(M+−SH
),95(M+−SH−CS),42(CH3一C=N
H)2−エチル一4ーメチルイミダゾール−5ージチオ
カルボン酸赤紫色結晶。
中性。m.p.177〜178.5q0水、メタノール
、エタノール、アセトンに鍵溶。酢酸に可溶。DMF,
DMSOに易溶。TLC(シリカG,EtOH、目視)
:Rプ0.60〜○‐70し鯖こ,:1915(しC=
N、第2吸収),1013(しC=S、第1吸収)NM
R(ムーDMSO):62.80,q,が(2位エチル
基のメチレンプロトン),62.60,S,粗(4位メ
チル),61.23,t,が(2位エチル基のメチルプ
ロトン)NEss:m/e186(M+),153(M
十一SH),138(M十一SH−C比),109(2
ーェチル−4−メチルイミダゾールーH)2ーウンデシ
ルー4ーメチルイミダゾール一5−ジチオカルボン酸赤
色固体。
塩基性。水、メタノール、エタノールに可溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):Rナ0.7〜0
.8しき忌三,:1512(第1吸収),1378(第
2吸収),1000(しC=S、第3吸収)N均SS:
m/e312(M十),279(M+一日S),247
(M十一HS一S),236(2ーウンデシル−4ーメ
チルイミダゾール)2−フフエニル−4ーメチルイミダ
ゾール−5ージチオカルボン酸紅褐色結晶。
m.p.165〜1総℃水、メタノール、エタノール、
アセトン、クロロホルム、tーブタノール、ベンゼンに
雛溶。
酢酸、メチルセロソルブに可溶。DMF,DMS○,N
aOH水溶液、NH40日水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH、目視):R〆0.65〜
0.78しき最三,:1625(しC=N、第3吸収)
,16031540,1485(いずれもPh),12
15(第2吸収),1040(しC=S、第1吸収)N
MR(CF3COOH):68.00〜7.50,m,
班(Ph);62.89 S,斑(4位メチル)N雌S
:m/e234(M+),201(M+−SH),15
8(2−フエニルー4ーメチルイミダゾール),104
(Ph−C=Nq),77(Ph) 本発明方法によっ
て得られるィミダゾールカルボン酸は、ェポキシ硬化剤
、銀金属の防錆剤及び医薬中間体として有用なものであ
り、以下にこれらの性質を列記する。
イミダゾールカルボン酸 構造式 融点283つ0〔R.G.Fargher氏ら:J.C
.S.,115217〜60(1919)〕2−メチル
ィミダゾールー4−カルポン酸構造式 鷲虫点26ぞ○〔同上〕 2−エチルイミダゾール−4ーカルボン酸礎造式 融点252℃〔R.G.Fargher氏ら:J.C.
S.,1151015〜1020(1919)〕2−フ
ェニルィミダゾール−4−カルボン酸構造式菌&点23
斬○〔同上〕 4ーメチルィミダゾール−5ーカルボン酸構造式 融点222〜223qo〔R.○.Fargher氏ら
:J.C.S.,115235(1919)〕2ーフヱ
ニル−4−メチルーイミダゾールー5−カルボン酸構造
式 融点1770 0.W.Combrth氏ら:J.C.
S,.1960〜1964(1948)〕以上は公知の
ィミダゾールカルボン酸であり、次示のものについては
新規なィミダゾールカルボン酸と思われる。
2,4ージメチルイミダゾールー5ーカルボン酸構造式 糠色結晶。
両性。融点219べ220℃(分解)TLC(シリ力G
,EtOH):R〆0.0〜017(B.T.B)一般
有機溶剤に薮溶。
熱水に可溶。酢酸に可溶。しき憲三,:1560(第1
吸収) NMR(CF3COOH):62.67,S,9日(4
位メチル):2.75 S,細(2位メチル)Mass
:m/e140(M十),123(M+−OH),96
(M+−COO),96(ジメチルイミダゾール),8
1(ジメチルイミダゾール−Cは),44(COO),
42(CH3一C:NH)2−エチルーメチルイミダゾ
ール−5ーカルポン酸構造式 融点松1〜秘め0(分解) TLC(シリ力、EtOH):Rプ0〜0.24(B.
T.B)水、アルコール、DMm,DMS0、ピリジン
に鱗溶。
酢酸、塩酸、苛性ソーダ及びアンモニア水溶液に易溶。
し球こ,:164&15球(それぞれ第1吸収)NMR
(CF3COOH):63.12,q,2日(6位メチ
レン):2.71,S,知日(4位メチル);1.51
,t,3日(8位メチル)Nbss:m/e154(M
+),137(M十一OH),110(2ーヱチルー4
ーメチルイミダゾール),44(COO)2ーウンデシ
ル−4ーメチルイミダゾール−5ーカルボン酸構造式 m.P’187〜189oo(分解) TLC(シリ力,EtOH):R〆0.25〜0.45
(B.T.B)水、トルェン、アセトンに難溶。
メタノール、エタノール、酢酸、DMS○,NaOH水
に可溶。
し漆:,:1私5 1蛾5 155L I細鶴 1私4
(いずれも強い)NMR(CF3C〇〇H):63.1
0,t,2日くウンデシル基のQ−メチレン);2.7
2,S,細(4位メチル);1.92,m,が(ゥンデ
シル基の8ーメチレン);1.34,m,1細(ゥンデ
シル基の中間メチレン群);0.91,m,斑(ゥンデ
シル基の末端メチル)Mass:m/e280(M十)
,…………,140(ジメチルイミダゾ−ルカルポン酸
),122(140一OH),...・・・,44(C
OO).2−ウンデシルィミダゾールー4−カルボン酸
構造式m.P.196〜20ぴ0(分解) TLC(シリ力、EtOH):R〆0.20〜0.45
(B.T.B)水、クロロホルム、アセトンに難綾。
メタノール、エタノール、酢酸、DMSOに可溶。
し鯖よ,:1642,1685,1545,1465
1345(いずれも強い)NMR(CF3COOH):
6803 S,IH(4位プロトン);31もt,餌(
o‐メチレン);1.93,m,2日(8ーメチレン)
;1.32,m,18日(中間メチレン群);0.母&
m,知日(末端メチル)Mass:m/e266(M
十),……120 1雌。
2−へプタデシルイミダゾールー4ーカルボン酸 ′
構造式m.P.145〜185℃(分解) TLC(シリ力、EtOH):R〆0.20〜0.45
(B.T.B)水、クロロホルムに雛溶。
メタノール、エタノール、DMSOに可溶。
しざ鯖:,:1総5,1590(第1吸収),1鼠8,
146& 1380・・・・・・・・・NMR(CF3
CRRH):68.07,S,IH(4位プロトン);
3.17,t,2日(Qーメチレン);1.90,m,
2日(8−メチレン);1.概,m,2斑(中間メチレ
ン群);0.90,m,乳日(末端メチル) Mass:m/e350(M十),………,108実施
例 12ーメチルイミダゾール−4ージチオカルボン酸
0.03モル(4.74夕)と水60泌を損梓器付反応
容器に仕込み、樽梓冷却下に市販30%過酸化水素水1
7夕(0.15モルの過酸化水素に相当)を加え、内温
20qoを2時間維持したのち、境拝と冷却を止め、そ
のまま室温で6少時間放置した。
その後、反応混合物を炉過して得られた炉液に5%亜硫
酸ガス水溶液を、ヨードカリ澱粉反応が陰性になる迄加
えたのち該炉液を減圧乾固した。共存する徴量の不溶物
を除去するために、乾固物を一旦40舷の水に溶かして
炉過を行ない、炉液をアンモニアアルカリ性となし、再
び減圧乾固した。該乾固物を27の上の水で再結し、目
的物2ーメチルィミダゾ−ルー4ーカルボン酸(m.p
.256〜2班。0(分解))を2.35夕(収率62
%)えた。
実施例 2 2ーエチルイミダゾール一4−ジチオカルボン酸0.0
3モル(5.16夕)と水60の‘と市販30%週酸化
水素水17夕の3者を実施例1と同様に反応させ、得ら
れた反応混合物を実施例1と同様に処理し、乾固物をえ
た。
実施例1の場合は水で再結を行ったのに対し、この場合
はメタノールで再結を行ない、目的物2−ェテルィミダ
ゾールー4ーカルボン酸(m.p.236〜238qo
(分解))を2.4夕(収率57%)えた。実施例 3 2−ウンデシルイミダゾールー4ージチルカルボン酸0
.02モル(5.96夕)、水40の上,30%過酸化
水素水17夕の3者を実施例1と同様にして4時間簿梓
冷却したのち、室温で2日間放置した。
ついで反応混合物を炉遇し、結晶部分を炉取し、共存す
る少量の不溶物除去のため淀取結晶を40叫の熱メタノ
ールに溶かし炉週を行ない、炉液を乾固した。乾固物を
5%アンモニア水73の‘に溶かし、共存する徴量の不
溶物を炉別し。炉液を塩酸酸性とし析出した結晶を炉取
した。析出結晶を熱メタノール80m‘で抽出し、抽出
液を乾園し、乾間物をn−プロピルアルコールで再結し
て、2−ウンデシルィミダゾールー4−カルボン酸(m
.p.1磯〜198午0(分解)を0.8夕(収率15
%)えた。実施例 44ーメチルイミダゾール一5−ジ
チオカルポン酸0.03モル(4。
74夕)、水水60泌、市販30%週酸化水素水17夕
の3者を内温20q0に維持し乍ら1時間損梓冷却した
のち、室温で6虫時間放置し、反応混合物中の不溶物を
炉則し、炉液を実施例1と同様にして5%亜硫酸ガスで
処理したのち減圧乾固した。
共存する徴量の不溶物を除去するために、乾固物を一旦
40叫の水に溶かし炉過を行ない、炉液をアンモニアア
ルカリ性となし、再び減圧乾固した。該乾団物を25の
‘の水で再結し、目的物4ーメチルィミダゾール−5−
カルボン酸(m.p.210〜21が○(分解)を2.
2夕(収率斑%)えた。実施例 52,4−ジメチルイ
ミダゾール一5ージチオカルボン酸0.023モル(4
.0夕)、水46の【、市販30%過酸化水素水13.
1夕(0.12モルの過酸化水素に相当)の3者を実施
例4と同機に処理し、目的物2,4ージメチルーイミダ
ゾール−5−カルボン酸(m.p,215〜21700
(分解))を2.2夕(収率68%)えた。
実施例 6 2−エチル一4ーメチルイミダゾール−5ージチオカル
ボン酸0.011モル(2.0夕)、水20の上、市販
30%過酸化水素水6。
1夕(0.054モルの過酸化水素に相当)の3者を実
施例1と同様に反応させ、反応混合物を室温で一夜放置
し、実施例4と同機の後処理を行ない、目的物2ーェチ
ル−4−メチルィミダゾールー5−カルボン酸(m.p
.218〜21ぴ0(分解))を1.1夕(収率66%
)えた。
実施例 72ーエチルー4ーメチルイミダゾール一5ー
ジチオカルボン酸0.027モル(5.0夕)を苛性カ
リ0.027モル(1.5夕)を含む水溶液26の‘に
とかし、濃伴氷冷下に市販30%過酸化水素水17.3
夕(0.153モルの過酸化水素に相当)を、内温20
〜30℃に保ち乍ら1時間かけて滴下した。
滴下を終了した後更に30分間同様の状態を保ち、次い
で反応混合物を炉過し炉液をアンモニアアルカリ性とな
したのち減圧乾固し、乾間物8.5夕をえた。無機塩除
去のため該乾固物を一旦水と煮沸し、冷却したのち析出
する結晶(2.32を炉取し、酢酸で再結晶し、目的物
2ーェチルー4ーメチルィミダゾール−5ーカルボン酸
(m.p.221〜222こ○(分解))を1.7夕(
収率41%)えた。実施例 8 2ーヘプタデシルイミダゾール−4−ジチオカルボン酸
0.016モル(6.1夕)をアンモニア水に溶かし、
濃浮氷冷下に市販30%過酸化水素水15.4夕(0.
14モルの過酸化水素に相当)を内温20〜30午0に
保ち乍ら10分間かけて滴下し、その後一夜放置したの
ち反応液を水200の【で薄めて炉過を行った。
炉液を塩酸酸性となし活性炭を加え、活性炭と共に析出
結晶を炉取した。該析出結晶を熱メタノールで抽出し、
抽出液を減圧乾固して粗2ーヘブタデシルイミダゾール
−4−カルボン酸3.9夕(組収率70%)をえた。実
施例 9 2ーワンデシルー4ーメチルイミダゾール一5−ジチオ
カルボン酸0.02モル(6.24夕)、水40の‘、
市販30%週酸化水素水11.3夕(0.1モルの過酸
化水素に相当)の3者を内温20〜30℃で8時間猶拝
し冷却したのち、内容物を室温で2日間放置した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群より選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基、
    Mはアルカリ金属又はアンモニウムイオンを表わす。 〕で示されるイミダゾール−4(5)−ジチオカルボン
    酸塩又は構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R_2,R_4は前記と同じである。 〕で示されるイミダゾール(5)−ジチオカルボン酸を
    過酸化水素で酸化することを特徴とする構造式▲数式、
    化学式、表等があります▼ 〔但し、式中R_2,R_
    4は前記と同じである。 〕で示されるイミダゾール4(5)−カルボン酸の合成
    方法。
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