JPS6029707B2 - 新規イミダゾ−ル化合物,該化合物の合成法および該化合物を用いる銀金属の防錆方法 - Google Patents

新規イミダゾ−ル化合物,該化合物の合成法および該化合物を用いる銀金属の防錆方法

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JPS6029707B2
JPS6029707B2 JP56062240A JP6224081A JPS6029707B2 JP S6029707 B2 JPS6029707 B2 JP S6029707B2 JP 56062240 A JP56062240 A JP 56062240A JP 6224081 A JP6224081 A JP 6224081A JP S6029707 B2 JPS6029707 B2 JP S6029707B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/66Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D233/90Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/08Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
    • C23F11/10Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
    • C23F11/16Sulfur-containing compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規ィミダゾール化合物及び該化合物の合成方
法に関するもので、特に銀金属に対して防錆作用を呈す
る化合物を提供するものである。
従来、ある種のィミダゾール化合物が銅金属に対して防
錆作用を発揮することは既に知られている。(例えば特
公昭46−17046号及び同48一1145号公報参
照)しかし乍ら、2−ウンデシルイミダゾールあるいは
2−ウンデシル−4−メチルイミダゾールなど公知のィ
ミダゾール化合物は銅金属の防錆には有効であるけれど
も、銀金属に対しては全く防錆作用を示さない。
本発明者等は、銀に対する防錆作用を有するィミダゾー
ル系化合物を求め鋭意研究の結果、遂に次式で示される
イミダゾールー4,{5)ージチオカルボン酸がそれに
相当する事を発見した。
〔但し、R2は水素原子又はメチル基、エチル基、ウン
デシル基、ヘプタデシル基およびフヱニル基より成る群
から選ばれた残基である。
R4は水素又はメチル基である。〕注目すべきことには
、上記化合物は銀金属に対して優れた防錆作用を示すが
、銅金属に対しては防錆作用を示さず、却って銅を褐色
に変色させてしまう性質を有している。
この挙動の差異は今は良く判らない。いずれにせよ上記
化合物が銀に対して防錆作用を有することは事実であり
、かつ興味ある現象と云わざるを得ない。本発明者等は
ィミダゾールアルカリ金属塩と二硫化炭素の溶剤下の反
応において、次元の反応が起きることを見出した。
即ち〔但し、R2とR4は前記と同じであり、Mはアル
カリ金属原子である。
〕イミダゾールアルカリ金属塩はイミダゾールと等モル
の水酸化アルカリを加熱し、生成水を系外に除去すれば
容易にえられるものであり、またイミダゾールと当量の
アルカリ金属を加熱してもえられるが、アルカリ金属は
水酸化アルカIJIこ比し高価なので、この方法は実用
的とは云えない。
本発明者等は前記知見をえたのち、工程の短縮をはかる
べく、更に鋭意研究の結果、ィミダゾールアルカリ金属
塩を経由せず、直接的にィミダゾール化合物と水酸化ア
ルカリを用いる1段階方式で一挙に同様の結果をうろこ
とを見し、出した。即ち、次に先ず、アルカリ金属塩経
由の2段階方式反応の実施の態様について述べる。
ソーダライム乾燥管で外気中の炭酸ガスを遮断した容器
中でィミダゾール化合物1モルと水酸化アルカリIモル
を加熱し、生成水を系外に留去し、生成水の蟹出が止ん
だ時点で、系を冷却し生じた固形のィミダゾールアルカ
リ金属塩1モルを得たのち、該金属塩1モルおよび等モ
ル以上の二硫化炭素を還流冷却器、雛投機およびソーダ
ライム乾燥管を備えた反応容器中で適当溶剤と共に室温
以上の温度で3時間燈梓加熱し、次いで反応混合物を減
圧濃縮に付し、溶剤を留去し紅褐色の飴状の残留物、即
ちィミダゾールジチオカルボン酸アルカリ金属塩を得る
ことができる。
なお、前記反応において水酸化アルカリ1モル以上を用
いることも出来るが、その場合、溶剤を留去してえられ
る紅褐色の飴状の残留物はィミダゾールジチオカルボン
酸アルカリ金属塩と水酸化アルカリの混合物となる。
次に、ィミダゾール、水酸化アルカリ、二硫化炭素の3
者よりなる1段階方式反応の実施の態様は次の如くであ
る。
ィミダゾール1モル、水酸化アルカリIモル以上、二硫
化炭素1モル以上の3者を還流冷却器、鷹梓機及びソー
ダライム乾燥管を備えた反応容器中で適当溶剤と共に室
温以上の温度で3時間燈梓加熱する。次いで、反応混合
物を減圧濃縮に付し溶剤を留去し、紅褐色の飴状の残留
物則ち、水酸化アルカリを含むィミダゾールジチオカル
ボン酸アルカリ金属塩を得ることができる。
2段階方式及び1段階方式のいずれの反応においても、
最良の結果を示す溶剤は、ジメチルスルフオキシド(D
MSOと略記する)である。
それ以外の各種の溶剤を調べたがDMSOに優る結果を
示すものは見付からなかった。試みた各溶剤は次示の通
りである。水、メタノール、エチレングリコール、1,
4ーブタンジオール、t−ブタノール、ピリジン、Qー
ピコリン、8−ピコリン、y−ピコリン、アルデヒドコ
リジン、トリエチルアミン、アセトニトリル、アセトン
、ポリエチレングリコール#1500 メチルセルソル
プ、2ーエチル−4ーメチルィミダゾール、DMF等で
ある。
これらのうちでピリジン、ピコリン類及びアセトニトリ
ルは比較的良好ではあったが、それでもなおDMSOに
は及ばなかった。tーブタ/ール以外の1級アルコール
及び水は予想された如く、キサントゲン酸アルカリ金属
塩の生成が優先し、反応を著しく妨害し極く低収率しか
与えなかった。
溶剤の使用量はィミダゾールに対し100〜60仇孔%
である。
2段階方式及び1段階方式の双方の反応におけるモル関
係は次の如くである。
ィミダゾール1モルに対し水酸化アルカリI〜3モルと
二硫化炭素1〜2モルが使用されるが、最も好ましくは
水酸化アルカリ1.5〜2.0モルと二硫化炭素1.2
モルが使用される。
水酸化アルカリとしては、水酸化ナトリウム及びカリウ
ムが使用されるが、経済性を考慮した場合水酸化ナトリ
ウムの使用が好ましい。
本反応は発熱反応であり、反応温度は室温から1500
0の範囲内で自由に選びうるか、装置上の問題と生産性
を考慮すれば、80〜85qCが最も効率的**でその
場合の反応時間は1.5〜3時間である。
本反応は、加圧下においても行なうことができるけれど
も、常圧下で充分進行する反応であるから殊更加圧下で
行う必要はない。次に該ィミダゾールジチオカルボン酸
アルカリ金属塩を鉱酸で酸性化処理してィミダゾールジ
チオカルボン酸とする場合の実施の態様について述べる
、該アルカリ金属塩は水に易容である。
他方ジチオカルポン酸は水に難瀞である。これらの性質
を利用し、後者を分離する。該アルカリ金属塩又は、過
剰の水酸化アルカリを含む該アルカリ金属塩を水に溶か
し、該水溶液に活性炭を加え、炉過を行い炉液が酸性を
呈する迄鉱酸を加えると、アルカリ金属イオンは滋酸塩
となり、ィミダゾールジチオカルボン酸が析出する。析
出結晶を炉取、水洗、乾燥して目的物を得ることができ
る。また必要があれば、得られた該目的物を更に有機溶
剤で再結精製することも出来る。また、該目的物はアン
モニア水に易溶なので、一旦アンモニア水に溶かし、該
水溶液を減圧濃縮に付しアンモニアを揮発させると、該
目的物は水溶液から結晶として再び析出するので、これ
を炉取しても精製の目的は達せられる。以上を反応式で
示せば次の如くである。
イミダゾールジチオカルボン酸アルカリ金属塩の性質は
次の通りである。
それらはいずれも水、アルコール等の極性溶剤に易港で
紅褐色を呈する飴状のアルカリ性の固体である。
再結晶は一般に困難である。該アルカリ金属塩は、例え
ば農薬、ヱポキシ硬化剤あるいはゴムカロ硫剤として潜
在的有用性を有する該ジチオカルボン酸ェステルの前駆
物質として使用され、あるいは同じく農薬として潜在的
有用性を有する該ジチオカルボン酸各種金属塩等の前駆
物質として使用されうる。
それらの場合、後の段階で精製出来るので、該アルカリ
金属塩の段階における精製は大して重要ではない。
しかし、精製が必要な場合には、既述の如く酸性化処理
により一旦ィミダゾールジ‐チオカルボン酸となし、次
にそれを当量の水酸化アルカリを含む水溶液に溶かし、
減圧乾固すれば目的物がえられこのやり方は再結晶法よ
りも容易である。
各種ィミダゾールジチオカルボン酸アルカリ金属塩のT
LC(シリカG,E+OH)を次示する。スポットは紅
褐色を呈し目視出来る。ィミダゾール−4,‘5’−ジ
チオカルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(B.T.B
),0.45〜0.60(目視)2ーメチルイミダゾー
ル一4,‘5}ジチオカルボン酸ナトリウム塩Rf:0
.0(Naに由来、B.T.母呈色)0.50〜0.6
0(目視)2ーエチルイミダゾール一4,(5)ージチ
オカルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(B.T.B)
,0.63〜0.77(目視)2−ウンデシルイミダゾ
ールー4,{5ーージチオカルボン酸ナトリウム塩Rf
:0.0(B.T.B),0.57〜0.70(目視)
2ーヘプタデシルイミダゾール−4,【5}−ジチオカ
ルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(B.T.B),0
.63〜0.75(目視)2ーフエニルイミダゾールー
4,■−ジチオカルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(
B.T.B),0.52〜0.66(目視)4−メチル
イミダゾール−5ージチオカルボソ酸ナトリウム塩Rf
:0.0(B.T.B),0.44〜0.58(目視)
2,4−ジメチルイミダゾール−5ージチオカルボン酸
ナトリウム塩Rf:0.0(B.T.B),0.55〜
0.68(目視)2ーエチル−4ーメチルイミダゾール
一5−ジチオカルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(B
.T.B),0.60〜0.73(目視)2−ウンデシ
ル−4−メチルイミダゾ−ルー5ージチオカルボン酸ナ
トリウム塩Rf:0.0(B.T.B),0.78〜0
.90(目視)2ーフエニルー4ーメチルイミダゾール
−5−ジチオカルボン酸ナトリウム塩Rf:0.0(B
.T.B),0.62〜0.74(目視)前記各種アル
カリ金属塩はいづれも950〜1030伽間に強いしc
=sの吸収を示す。
ィミダゾールジチオカルボン酸の性質は次の通りである
イミダゾールー4,{5’一ジチオカルボン酸赤褐色。
中性。m.p.157〜159℃水、メタノール、クロ
ロホルム、アセトン、酢酸に鱗港。
DMF,DMS○,NaOH水溶液に易熔。
TLC(シリカG,E OH,目視):Rfo.45〜
0.60 〃き畠rl1438(第2吸収),1025(第1吸収
、しC=S)NMR(DMSO−広):8880,d,
IH(2位プロトン);67.78,d,IH(4−位
プロトン)Mass:mノe144(M+),111.
・....M+−SH,68・・・イミダゾール44…
…:C=S 2ーメチルイミダゾール−4,【5ーージオオカルボン
酸紅褐色。
中性。m.p.187〜18800水、メタノール、ク
ロロホルム、ァセトン、酢酸、アセトニトリル、ピリジ
ンに競熔。DMS0,DMF,NaOH水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH,目視):Rfo.50〜
0.60 レ器,1:1607(しC=N,第3吸収),1210
(第1吸収),1040(ひC=S,第2吸収)NMR
(DMF−d7):67.75,S,IH(4−位プロ
トン):62‐67,S,細(2‐位メチル)Mass
:m/e158(M十),125(M+−SH),81
(2ーメチルイミダゾール一日),76(・S−C=S
),44(:C=S)2ーエチルイミダゾール−4,(
51ージチオカルボン酸紅褐色。
中性。m.p.137〜13900水、クロロホルム、
酢酸に雛溶。メタノール、DMS○,NaOH水溶液に
易溶。
TLC(シリカG,EtOH,目視):Rfo.64〜
0.77 が係l:1605(しC=N,第2吸収),1045(
しC=S,第1吸収)NMR(DMSO−d6):67
.70,S,IH(4位プ○トン);62.87,q,
餌(2位エチル基のメチレンプロトン):61.24,
t,班(2位エチル基のメチルプロトン)Mass:m
/e,172(M十),139(M+−SH),96(
2−エチルイミダゾール),95(2ーエチルイミダゾ
ール一日),44(:C=S)2ーウンデシルイミダゾ
ール−4,‘5ーージチオカルボン酸紅褐色。
中性。m.p.116〜11900水、クロロホルム、
冷酢酸に難溶。メタノール、アセトン、熱酒乍酸に可溶
DMS○,DMF,NaOH水溶液に易溶。
2TLC(シリカG,EtOH,目視):Rf
o.70〜0.81 レき諸rl:16n2(しC=N,第4吸収),120
5(第3吸収),1042(しC=S,第1吸収)NM
R(CF3COOH):67.98,S,IH(4−3
位プロトン);63.10,t,2日(ウンデシル基の
Q−メチレン):61.88,m,が(ゥンデシル基の
8−メチレン);61.30,m,18日(ウンデシル
基の中間メチレン);60.87,m,細(ゥンデシル
基の末端メチル)Mass:m/e2班(M十),26
5(M+一SH),233(M十一S2−H),2ね(
イミダゾール十日),44(:C=S)2ーヘプタデシ
ルイミダゾール−4,(5ーージチオカルボン酸褐色。
中性。m.p.107〜11〆0水、クロロホルム、冷
酢酸に灘溶。
DMSOに可溶。
TLC(シリカG,EtOH,目視):RO.63〜0
.75しき亮rl:1600(第1吸収、しC=N),
1525(第3吸収),1040(第2吸収、しC=S
)NMR(DMSO−4):67.7,S,IH(4−
位プロトン):62.80,m,2日(ヘプタデシル基
のQ−メチレン):61.65,m,2日(ヘプタデシ
ル基の8ーメチレン):61.22,m,29日(ヘプ
タデシル基の中間メチレン):60.85,m,が(ヘ
プタデシル基の末端メチル)NEss:m/eM十出現
せず。
348(h4十一日−HS),334(M+−HS−C
H3),317(M+−HS−S),307(イミダゾ
ール十日),306(イミダゾール〉,………44(:
C=S)2ーフエニルイミダゾールー4,{5ーージチ
オカルボン酸褐色結晶。
弱酸性。m.p.154〜1570水、メタノール、ク
ロロホルム、酢酸、アセトンに鱗溶。DMS0,NaO
H水溶液に易溶。TLC(シリカG,EtOH,目視)
:Rfo.52〜0.66〃き帯rl:1615(第2
吸収)、1215(第3吸収),1040(しC=S,
第1吸収)NM凪(DMSO−も):68.33〜7.
92,m,が(フェニルプロトン);67.92,S,
IH(4位プロトン);67.76〜7.30,m,9
H(フエニルプロトン)Mass:m/e220(M+
),187(M十−SH),144(2−フエニルイミ
ダゾール),104(ph−c=NH),77(ph)
4−メチルイミダゾールー5ージチオカルポン酸紅褐色
結晶。
中性。m.p.159〜161℃水、メタノール、クロ
ロホルム、酢酸に雛溶。DMS○,NaOH水溶液に易
溶。TLC(シリカG,EtOH,目視):Rfo.4
7〜0.60し鯛「1:1590,1440,1375
,1265(第2吸収),1120,1020(しC=
S),925,860,800,720NMR(DMS
O−d6):68.60,S,IH(2位プロトン),
62.62,S,洲(メチルプロトン)Mass:m/
e158(M十),125(M十一SH),81(4−
メチルイミダゾール一日),76(CS2),44(:
C=S)2,4−ジメチルイミダゾール−5−ジチオカ
ルボン酸紅色結晶。
m.p.187〜189q○水、メタノール、エタノー
ル、クロロホルム’アセトンに難溶。
酢酸に可溶。
DMF,DMSOに易溶。TLC(シリカG,EtOH
,目視):Rfo.57〜○‐70しき瀞「1:161
5(ひC=N,第2吸収),1025及び990(しC
=S,第1吸収)NMR(CF3COOH):62.7
7,S,9日(2位−メチルプロトン),62.70,
S,9日(4位メチルプロトン)Mass:m/e17
2(M十),139(M十一SH),95(M十一SH
−CS),42(CH3−C=NH)2ーエチル−4ー
メチルイミダゾール−5ージチオカルボン酸赤紫色結晶
中性。m.p.177〜178.5℃水、メタノール、
エタノール、アセトンに灘溶。酢酸に可溶。
DMF,DMSOに易溶。TLC(シリカG,EtOH
,目視):Rfo.60〜○‐70し鞠地:1615(
リC=N,第2吸収),1013(しC=S,第1吸収
)NMR(ムーDMSO):62.80,q,2日(2
位エチル基のメチレンプロトン),62.60,S,幻
(4位メチル),61.23,t,班(2位エチル基の
メチルプロトン)Mass:m/e186(M十),1
53(M十一SH),1紙(M+一SH一CH3),1
09(2ーエチル−4−メチルイミダゾールーH)2−
ウンデシル‐4ーメチルイミダゾール−5ージチオカル
ポン酸赤色固体。
塩基性。
水、メタノール、エタノール可溶。
TLC(シリ力G,ETOH):Rf0.7〜0.8(
目視)しき常rl:1512(第1吸収),1378(
第2吸収),1000(しC=S,第3吸収)Mass
:m/e312(M十),279(M十一HS),24
7(M十一HS一S),236(2−ウンデシル−4−
メチルイミダゾール)。
2−フエニル−4ーメチルイミダゾール−5−ジチオカ
ルボン酸紅褐色結晶。
m.p.165〜1粥℃水、メタノール、エタノール、
アセトン、クロロホルム、t−ブタノール、ベンゼンに
鍵熔。
酢酸、メチルセロソルブに可溶。DMF,DMS0,N
aOH水溶液、NH40日水溶液に易溶。
TLC(シリカG,EtOH,目視):Rfo.65〜
0.78しき畠rl:1625(しC;N,第3吸収)
,1603,1540,1485(いずれもPh),1
215(第2吸収),1040(しC=S,第1吸収)
NMR(CF3COOH):68.00〜7.50,m
,斑(Ph);62.89,S,3日(4位メチル)M
ass:m/e234(M+),201(M+−SH)
,158(2−フエニル−4ーメチルイミダゾール),
104(Ph−C=NH),77(Ph)次に本発明に
おける銀金属に対する防錆方法の実施態様について述べ
る。
前記ジチオカルボン酸を適当な有機溶剤(例えばメタノ
ール)に溶かして溶液となし、該溶液を表面を研磨した
銀の表面に室温で接触(塗布、噴霧あるいは浸債のいず
れの方法にても可)せしめ、ついで該表面に付着した該
溶剤を陸散させる。
このように処理された銀金属の表面は、空中に長時間放
置しても表面の輝きは維持され、黒変の傾向は認められ
ない。
本発明の実施に当り適当な研磨剤と前記溶剤を混合して
ペーストを作ることは可能であり、また該ペーストで銀
表面を磨くことにより防錆効果を得ることも可能である
が、これは該溶液と銀の接触を意味するので論ずるまで
もなく、本発明の範囲に含まれる。
以下本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例 1 2ーエチルー4ーメチルイミダゾール0.1モル(11
g)とNaOHO.1モル(4.0餌)を枝付フラスコ
(ソーダライム乾燥管を付して外気中の炭酸ガスを遮断
)中でアルコールランプで加熱し生成水を蟹去した。
生成水の蟹出が終った時点で加熱をやめ系を放冷した。
かくして得られた該ィミダゾールナトリウム塩は固形塊
状で、フラスコより取出しが困難だったので、フラスコ
ごと手早く破砕し、還流冷却器及びソーダライム管を備
えた反応容器に投じ、tーブタノール3軌【を加え、電
磁損梓機付電熱ヒーター上で還流開始する迄加熱を続け
た。ついで二硫化炭素0.12モル(9.18)を2び
分間かけて滴下し、還流を更に2母音間続けたのち系を
冷却し、ガラス片除去のため炉週を行ない炉液を回転ェ
ヴアボレーターで減圧濃縮し、紅褐色の残留物(粗ナト
リウム塩)を得た。
該残留物を200の‘の水に溶かし、活性炭を加えたの
ち炉過を行い、炉液に塩酸を充分酸性となる迄加え、析
出結晶を炉取、水洗、乾燥し、粗2−エチル−4ーメチ
ルィミダゾール−5−ジチオカルボン酸(m.p.17
0〜17〆0)を12.3群(対ィミダゾール収率66
%)を得た。実施例 2 2−エチル−4ーメチルイミダゾール0.05モル(5
.5夕)とNaOHO.05モル(2.09)をソーダ
ライム管を付して外気中の炭酸ガスを遮断した枝付フラ
スコ中でアルコールランプで加熱し生成水を留去した。
生成水の留出が終った時点でフラスコを傾け熔融状態に
あるナトリウム塩を次の反応容器中へ移し、残留ナトリ
ウム塩を更に少量のジメチルスルフオキシド(DMSO
)で溶かして同じく反応容器中に移した。反応容器にD
MSOI9柵とNaOHO.05モル(2.雌)を加え
、実施例1の要領で系を加熱し内温80〜86doとな
し、二硫化炭素0.06モル(4.6g)を20分間か
けて滴下し、その後2.6時間80〜85℃を保ったの
ち系を冷却し、反応混合物を減圧濃縮に付し、残留物を
100の‘の水に溶かし、活性炭を加えたのち炉週を行
い、炉液を塩酸で酸性となし析出結晶を炉取、水洗、乾
燥し粗2ーェチル−4−メチルィミダゾール−5−ジチ
オカルボン酸(m.p.171〜173oo)を8.6
夕(対ィミダゾール収率92.5%)を得た。
実施例 3 2−エチル−4ーメチルイミダゾール0.1モル(11
.雌),KOHO.1モル(5.6g),tープタノー
ル38の【の3者を還流冷却器及びソーダライム管を備
えた反応容器に仕込み、電磁渡梓機付電熱ヒーター上で
還流開始迄加熱し、ついで二硫化炭素0.12モル(9
.1g)を20分間かけて滴下し、還流を更に2.斑時
間続けたのち、系を冷却し、反応混合物を減圧濃縮に付
し残留物を100のとの水に溶かし、活性炭を加えたの
ち炉過を行い、炉液を塩酸で酸性となし、析出結晶を炉
取、水洗、乾燥し粗2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル−5ージチオカルボン酸(m.p.167〜1690
C)を7.6夕(対ィミダゾール収率41%)を得た。
実施例 42−エチル−4−メチルイミダゾール0.0
7モル(7.7g),NaOHO.14モル(5.舵)
,ピリジン27夕の3者を実施例3の要領で鷹梓加熱し
系を80〜85℃に保ち乍ら二硫化炭素0.084モル
(6.暖)を20分間かけて滴下し、80〜85qoを
更に2.曲時間保ったのち系を冷却し、反応混合物を減
圧濃縮に付し、残留物を140の‘の水にとかし実施例
3の如く処理し、粗2ーェチルー4ーメチルイミダゾー
ル−5ージチオカルボン酸(m.p.170〜17〆0
)を11.2夕(対ィミダゾール収率86%)を得た。
実施例 5 2−エチル−4−メチルイミダゾール0.05モル(5
.5g),NaOHO.1モル(4.雌),Q−ピコリ
ン19柵の3者を80〜8500に保ち乍ら二硫化炭素
0.06モル(4.6g)を20分間かけて滴下し、8
0〜85午0を2.6時間保ったのち反応混合物を減圧
濃縮に付し、残留物を100の‘の水にとかし実施例3
の如く処理し、相当ジチオカルボン酸(m.p.168
〜169℃>を7.0夕(対ィミダゾール収率75%)
を得た。
実施例 6 実施例5のQ−ピコリンを8−ピコリンに替え実施例5
と全く同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン酸(m
.p.169〜170oC)を7.8夕(対イミダゾー
ル収率84%)を得た。
実施例 7 実施例5のQ−ピコリンをy−ピコリンに替え実施例5
と全く同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン酸(m
.p.168〜169qo)を7.7夕(対ィミダゾー
ル収率83%)を得た。
実施例 8 施例5のQーピコリンをァルデヒドコリジンに替え、実
施例5と全く同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン
酸(m.p.169〜17ro)を7.2夕(対ィミダ
ゾール収率77%)を得た。
実施例 9 実施例5のQ−ピコリンをアセトニトリルに替え、実施
例5と全く同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン酸
(m.p.169〜17loo)を7.6夕(対イミダ
ゾ−ル収率81%)を得た。
実施例 10 実施例5のQ−ピコリンをアセトンに替え、反応温度を
60〜65qoに保った以外は全く実施例5と同様の処
理を行ない、相当ジチオカルボン酸(m.p.167〜
169oo)を7.4夕(対ィミダゾール収率79%)
を得た。
実施例 11 実施例5のQ−ピコリンを2ーェチル−4−メチルィミ
ダゾールに替え、減圧濃縮操作を省略する以外は実施例
5と全く同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン酸(
m.p.168〜170oo)を7.9夕(対二硫化炭
素収率85%)を得た。
実施例 12 実施例5のQ−ピコリンをDMSOに替え、反応温度を
25〜30℃に保つ以外は全く実施例5と同機の処理を
行ない、相当ジチオカルボン酸(m.p.170〜17
20)を8.4夕(対イミダゾール収率90%)を得た
o−実施例 13 実施例5のQ−ピコリンをDMSOに替え、実施例5の
NaOHO.1モルを0.075モルとした以外は全く
実施例5と同様の処理を行ない、相当ジチオカルボン酸
(m.p.171〜173qo)を8.842(対ィミ
ダゾール収率95%)を得た。
実施例 14 2ーメチルイミダゾール0.07モル(5.7暖),N
aOHO.14モル(5.6g),DMS026.6地
の3者を80〜85qoに保ち乍ら二硫化炭素0.08
4モル(6.暖)を20分間かけて滴下し、80〜85
00を2.6時間保ったのち反応混合物を減圧濃縮に付
し、残留物を140の‘の水にとかし実施例3の如く処
理し、2−メチルイミダゾール4,{5}−ジチオカル
ボン酸(m.p.182〜18400)8.7夕(対ィ
ミダゾール収率79%)を得た。
実施例 15 2ーエチルー4ーメチルイミダゾール0.07モル(1
1.06g),Na。
HO.14モル(5.6g),DMS。26.6叫の3
者を80〜85ooに保ち乍ら二硫化炭素0.084モ
ル(6.暖)を20分間かけて滴下したのち、実施例1
4と全く同様の処理を行ない、2−フェニルー4ーメチ
ルィミダゾール−5−ジチオカルボン酸(m.p.16
5〜1磯。
○)15.9夕(対ィミダゾール収率Z97%)を得た
。実施例 16 実施例15の2−フェニルー4−メチルィミダゾール0
.07モルを2−フヱニルイミダゾール0.07モル(
10.08夕)に置き替え、実施例15と全く同様Zの
処理を行ない、2−フェニルイミダゾール−4,【5}
ージチオカルボン酸(m.p.150〜153℃)14
.5夕(対ィミダゾール収率94%)を得た。
実施例 17実施例15の2−フェニル−4−メチルィ
ミダゾール0.07モルを2ーウンデシルイミダゾール
0.07モル(15.54夕)に置き替え、実施例15
と全く同様の処理を行ない2ーウンデシルィミダゾール
−4,{5}−ジチオカルボン酸(m.p.108〜1
14q0)17.4夕(対ィミダゾール収率83%)を
得た。
実施例 18実施例15の2−フェニル−4−メチルィ
ミダゾール0.07モルを2.4一ジメチルイミダゾー
ル0.07モル(6.72g)に置き替え、実施例15
と全く同様の処理を行ない、2,4−ジメチルィミダゾ
ール−5ージチオカルボン酸(m.p.185〜187
0)11.1夕(対ィミダゾール収率92%)を得た。
実施例 19 イミダゾール0.09モル(6.1衣),NaOHO.
18モル(7.2g),DMS034のとの3者を80
〜85℃に保ち乍ら二硫化炭素0.108モル(8.汐
)を20分間かけて滴下したのち、実施例14と全く同
機の処理を行ない、ィミダゾール−4,‘5}−ジチオ
カルボン酸(m.p.152〜15500)0.3夕(
対ィミダゾール収率2.3%)を得た。
実施例 20 実施例19のィミダゾール0.09モルを4−メチルィ
ミダゾール0.09モル(7.3縦)に置き替え、実施
例19と全く同様の処理を行ない、4ーメチルイミダゾ
ール−5ージチオカルボン酸(m.p.151〜154
qo)3.65餌(対ィミダゾール収率26%)を得た
実施例 21 実施例19のィミダゾール0.09モルを2ーェチルイ
ミダゾール0.09モル(8.6鱒)に置き替え、実施
例19と全く同様の処理を行ない、2ーェチルイミダゾ
ール−4,‘5}ージチオカルボン酸(mp134〜1
38午0)9.6夕(対ィミダゾール収率62%)を得
た。
実施例 22 2−エチル−4ーメチルイミダゾール0.05モル(5
.5g),NaOHO.05モル(2.0g),DMS
OI9のとの3者を80〜8500に保ち、二硫化炭素
0.06モル(4.股)を2淵ト間かけて滴下したのち
、実施例14と全く同様の処理を行ない2ーェチルー4
ーメチルイミダゾール−5ージチオカルボン酸(mp1
71〜17〆0)7.75夕(対ィミダゾール収率83
%)を得た。
実施例 23 2−エチル一4−メチルイミダゾール0.05モル(5
.略)とNaOHO.05モル(2.0g)を実施例1
と同様に処理して該ィミダゾールナトリウム塩となし、
二硫化炭素0.06モル(4.6g)とDMSOI9机
上中で反応させ、粗2−エチル−4ーメチルィミダゾー
ル−5ージチオカルボン酸(mp171〜17200)
7.75夕(対イミダゾール収率83%)を得た。
実施例 24実施例22のDMSOI物‘を9.5の‘
に置き替えまた、NaOHO.05モルを0.10モル
に変更した以外は全く実施例22と同一の処理を行ない
、粗2ーェチルー4−メチルイミダゾールー5ージチオ
カルボン酸(mp171〜17〆0)8.5夕(対ィミ
ダゾール収率91%)を得た。
実施例 25 実施例19のィミダゾール0.09モルを2−へブタデ
シルィミダゾール0.09モル(27.斑)に置き替え
、実施例19と全く同様の処理を行ない、2ーヘプタデ
シルイミダゾールー4,‘5ーージチオカルボン酸(m
pl07〜1120)14.1夕(対イミダゾール収率
41%)を得た。
実施例 26 2ーエチル−4−メチルイミダゾールー5ージチオカル
ボン酸をメタノールにとかし、その0.1(WT/V)
%溶液を調製した。
次に表面を研磨したのち、アセトンで洗糠した純銀の板
(幅1.5cの長さ10肌)の右半分を、該溶液をガー
ゼに浸ませ、該ガーゼで軽く拭いたのち室内に放置した
放置するうちに左半分は次第に変色いまじめたのに対し
、右半分は光沢を保ちつづけた。30日間経過した時点
で右半分は光沢を保っていたのに対し、左半分は完全に
黒変していた。
実施例 27 2−フエニル−4−メチルイミダゾール−5ージチオカ
ルボン酸をエタノールにとかし、その0.1(WT/V
)%溶液を調製し、実施例26と同様の処理を行なった
30日経過した時点で右半分は光沢を保っていたのに対
し、左半分は完全に黒変していた。
実施例 28 2−フエニルイミダゾール−4,■−ジチオカルボン酸
をエタノールにとかし、その0.1(WT/V)%溶液
を調製し、実施例26と同様の処理を行なった。
30日間経過した時点で右半分は光沢を保っていたのに
対し、左半分は完全に黒変していた。
実施例 29 2−ウンデシルイミダゾールー4,(5}−ジチオカル
ボン酸をナタノールにとかし、その0.1(WT/V)
95溶液を調製し、実施例26と様の処理を行なった。
30日間経過した時点で右半分は光沢を保っていたのに
対し、左半分は完全に黒変していた。実施例 30 2−ウンデシル−4−メチルイミダゾール−5−ジチオ
カルボン酸をメタノールにとかし、その0.1(WT/
V)%溶液を調製し、実施例26と同様の処理を行なっ
た。
30日間経過した時点で、右半分は光沢を保っていたの
に対し、左半分は完全に黒変していた。
実施例 31 2−へプタデシルイミダゾールー4,(5’一ジチオカ
ルボン酸をエタノールにとかし、その0.1(WT/V
)%溶液を調製し、実施例26と同様の処理を行なった
30日間経過した時点で、右半分は光沢を保っていたの
に対し、左半分は完全に黒変していた。
実施例 32 2−エチルイミダゾール−4,{5}−ジチオカルポン
酸をエタノールにとかし、その0.1(WT/V)%溶
液を調製し、実施例26と同様の処理を行った。
10日間経過し時点で、右半分は光沢を保っていたのに
対し、左半分は黄褐色に変色していた。
実施例 33 2,4−ジメチルイミダゾール−5−ジチオカルボン酸
をメタノールにとかし、その0.1(WT/V)%溶液
を調製し、実施例26と同様の処理を行った。
10日間経過した時点で、右半分は光沢を保っていたの
に対し、左半分は黄褐色に変色していた。
実施例 34 2−メチルイミダゾール−4,(5}−ジチオカルボン
酸をエタノールにとかし、その0.1(WT/V)%溶
液を調製し、実施例26と同様の処理を行った。
10日間経過した時点で、右半分は光沢を保っていたの
に対し、左半分は黄褐色に変色していた。
実施例 35 4−メチルイミダゾール−5−ジチオカルボン酸をエタ
ノールにとかし0.1(WT/V)%溶液を調製し、実
施例26と同様の処理を行った。
10日間経過した時点で、右半分は光沢を保っていたの
に対し、左半分は黄褐色に変色していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群から選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基、
    Xはアルカリ金属原子または水素原子を表す。 〕で示されるイミダゾール−4,(5)−ジチオカルボ
    ン酸化合物。 2 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群から選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基、
    Mはアルカリ金属原子を表す。 〕で示されるイミダゾール化合物と二硫化炭素を溶剤の
    存在下で加熱反応させることを特徴とするイミダゾール
    −4,(5)−ジチオカルボン酸アルカリ金属塩の合成
    法。3 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群から選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基を
    表す。 〕で示されるイミダゾール化合物と二硫化炭素と水酸化
    アルカリの3者を溶剤の存在下で加熱反応させることを
    特徴とするイミダゾール−4,(5)−ジチオカルボン
    酸アルカリ金属塩の合成法。 4 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群から選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基、
    Mはアルカリ金属を表す。 〕で示されるイミダゾール化合物を鉱酸で酸性化処理を
    することを特徴とするイミダゾール−4,(5)−ジチ
    オカルボン酸の合成法。5 特許請求の範囲第2項にお
    いてアルカリ金属原子がナトリウムあるいはカリウムで
    あるイミダゾール−4,(5)−ジチオカルボン酸アル
    カリ金属塩の合成法。 6 特許請求の範囲第3項において水酸化アルカリが水
    酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムであるイミダゾ
    ール−4,(5)−ジチオカルボン酸アルカリ金属塩の
    合成法。 7 特許請求の範囲第2項及び第3項において、溶剤が
    ジメチルスルフオキシド、ピリジン、α−ピコリン、β
    −ピコリン、γ−ピコリン、アルデヒドコリジン、アセ
    トン、アセトニトリル、2−エチル−4−メチルイミダ
    ゾール、t−ブタノールより成る群より選ばれた溶剤で
    あるイミダゾール−4,(5)−ジチオカルボン酸アル
    カリ金属塩の合成法。 8 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_2は水素原子又はメチル基、エチル基、
    ウンデシル基、ヘプタデシル基及びフエニル基より成る
    群から選ばれた残基、R_4は水素原子又はメチル基を
    表す。 〕で示されるイミダゾール−4,(5)−ジチオカルボ
    ン酸を有機溶剤に溶解し、該溶液を銀金属の表面に接触
    させ、該銀金属表面に付着した有機溶剤を揮散させるこ
    とを特徴とする銀金属の防錆方法。
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