JPS6033887Y2 - 液体容器の注出口装置 - Google Patents

液体容器の注出口装置

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JPS6033887Y2
JPS6033887Y2 JP1696484U JP1696484U JPS6033887Y2 JP S6033887 Y2 JPS6033887 Y2 JP S6033887Y2 JP 1696484 U JP1696484 U JP 1696484U JP 1696484 U JP1696484 U JP 1696484U JP S6033887 Y2 JPS6033887 Y2 JP S6033887Y2
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JP
Japan
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downward
cover
guide path
spout
liquid container
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JP1696484U
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JPS59145332U (ja
Inventor
照男 竹田
勇治郎 越野
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タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この発明は、手動ないし電動ポンプにより内容液を注出
するようにした魔法瓶等の液体容器において、ポンプに
より注出される内容液を外部へ導く注出路に、注出内容
液を器体の上部から下方へ案内しかつ下端注出口を高さ
調節する上下動部を有した下向き案内路を設けた液体容
器の注出口装置に関する。
従来技術 下向き案内路は、その下端注出口を高さ調節する上下動
構造上、構造が複雑になり勝ちであり、外観を損うし外
力を受けて損傷し易い。
特に、注出口高さ調節のための下向き案内路上下動部は
、支持が下安定になり易い。
このためガタッキを生じるほか、ちょっと当ったり振動
が及んだりすると上下動部が勝手に動いてしまい。
せっかくの注出口高さ調節位置が狂うことがあるし、そ
れによる注液の高さや、向きの変化で不測の事態を招き
かねない。
そこで、これら不都合のない液体容器の注出口装置が望
まれるが、まだ提供されていない。
目的 この考案は、下向き案内路を体裁よく保護腰また上下動
部を所望上下動位置に安定させるカバーおよび係止手段
を設けて、前記従来の欠点を解消し得る液体容器の注出
口装置を提供することを目的とする。
構成 この考案では、内溶液注出ポンプと、内溶液注出ポンプ
により注出する内容液を器体外に導く注出路とを備えた
液体容器において、器体前部に位置して注出路を通じた
注出内容液を器体上部から下方へ案内しかつ下端注出口
を高さ調節する上下動部を持った下向き案内路と、器体
前部に位置して下向き案内路をその少なくとも非上下動
部との間に隙間をもって覆うカバーと、さらに下向き案
内路の上下動部を任意の上下動位置に段階的に係止する
係止手段が設けられる。
作用 下向き案内路は、下端注出口が高さ調節されて、注出内
容液を器体の任意高さ位置まで案内するが、カバーは、
前記下向き案内路を、その注出口高さ調節のための上下
動部を持った複雑な構造が露呈したり、外力が直接作用
したり、手等が直接触れたりしないよう、下向き案内路
の少なくとも非上下動部との間に隙間をもって覆被する
係止手段は、上下動部による注出口高さ調節が段階的に
行われるようにすると共に、その各段階調節位置に安定
させる。
実施例 第1図、第2図に示される実施例について説明すれば、
1は液体容器の器体であって、外装ケース2内に真空二
重層3を内蔵した魔法瓶を形成している。
外装ケース2の上端に、瓶3の上端開口に連通ずる給湯
口4を持った皿形肩部5を固設し、肩部5上に、手動エ
アーポンプ6を内蔵したM7を配設し、肩部5後部に枢
着8して開閉自在に構成する。
蓋7は、その前面に操作部9を突出してピン10により
該蓋7に枢着し、ばね11で反時計方向に付勢したロッ
クレバ−12を設け、蓋7を閉じた状態で肩部5の係止
部13に係合し、該蓋7をロックする構造とする。
給湯口4には、蓋7を閉じた状態でエアーポンプ6の空
気吐出口14と類3内とを連通させる給気通路15、お
よび内容液を外部へ導く注出路Aを備えた栓体19を着
脱自在に嵌着する。
注出路Aは、栓体19から類3内・\垂下し下端を瓶底
近くに開口させた内容液導出管16、栓体19から肩部
5の上面に沿って器体前方に延びて先端吐出口32が下
向きに開口する注出管17、さらに導出管16と注出管
17とを栓体19内で連通させる通路21とからなり、
内溶液注出時にのみ導出管16および注出管17を連通
させる弁18を通路21に設ける。
弁18は、ばね20により上方に付勢して、導出管16
と注出管17とを遮断する如く栓体19に設けた通路2
1内の弁座22に着座させ、栓体19を上方に貫挿して
突出する操作部23を設けである。
エアーポンプ6は、そのポンプ室の内部空間を拡大する
向きに作用する復元ばね24を内蔵して蓋7の上面に露
出させた押圧板25を押下することにより、ポンプ室内
の空気を前記給気通路15を経て類3内に圧送するよう
になっている。
26はポンプ6がばね24で上方復帰するときに作動す
る吸気弁、27はその吸気口である。
一方、ポンプ6を貫挿し、下端を弁18の操作部23の
上面に臨ませる操作杆28を設け、該杆28をばね29
により下方付勢してポンプ6の土壁に支持させである。
これは押圧板25を押下することにより、ばね29を介
して操作杆28を下動させ、その下端で弁18を押し下
げ、通路21を開く構造である。
従ってばね29は、弁18を上方付勢するばね20より
強力なものを使用する。
押圧板25を押下することにより、吸気弁26を介して
ポンプ6の土壁を押下し、ポンプ6室内の空気を瓶3内
に圧送し、導出管16、注出管17を介して内容液を器
外に注出することは前記の通りである。
押圧板25に対する押し下げ力を解除すると、ばね24
,29により押圧板25及びポンプ上壁、操作杆28が
上方復帰し、このとき吸気弁26が吸気口27を開いて
ポンプ室に大気が流入する。
前記注出路Aに、その器体肩部5一側への張り出し部か
ら、内容液をさらに下方へ案内する長い下向き案内路B
を器体1外面近くに沿設している。
下向き案内路Bは、上端を漏斗状に開いて前記吐出口3
2の真下に臨ませ、注出管17から流出する内溶液を受
けるべくした基部管34と、該基部管34に上下スライ
ド可能に嵌合され、かつ下端部に、横向き路37を水道
用の蛇口状に屈曲形威し、下端注出口36を器体1外面
から所定8離れた位置で下向きに形成している上下動先
端管35とからなる。
下向き案内路Bは、器体1外面に固設したカバー42に
よって、対熱対外力安全隙間Cをもって覆い、その横向
き路37をカバー42から突出すべくしである。
カバー42は、外装ケース2の前面縦方向に設けられた
スリット30部に嵌入して器体1の一部をなす合成樹脂
製パネル部材31に装着され、肩部5の前方嘴状突出部
底部に、注出管17の吐出口32の下方に位置して、カ
バー42によるパネル部材31との間の下向き案内路覆
被空間部に臨む開口33が開設され、基部管34は前記
開口33からカバー42内へ上方より挿入してその漏斗
状上端部を保持されている。
横向き路37はその両側面に、横向き路37を指先で挾
むことのできるつまみ部38を形成すると共に、上方に
延びる二股係合腕39を設け、係合腕39の上端に外側
方に突出する係合突起40を形成して、パネル部材31
の内面両側に竪方向に設けたラック歯状係合凹凸41に
、前記腕39の弾性により係合させる構造となし、注出
導管37を前記弾性係合力に抗って上下に移動させ、突
起40の係合凹凸41への係合位置を変化させることに
より下向き案内路Aを伸縮させ、注出口36を任意の高
さに調節し、該調節位置に係止し得るように構成する。
カバー42は、パネル部材31の前面に基部管34、上
下動先端管35及び横向き路37の二股係合腕39の部
分を覆被するよう着脱可能に設ける。
カバー42の着脱構造は、図示の場合、パネル部材31
の両側に竪溝43を設はカバー42の両側に該竪溝43
に係合する突条44を形成して、パネル部材31の上方
よりカバー42の突条44を竪溝43に係入させてカバ
ー42を取付ける。
カバー42には、横向き路37の上下の位置調節時にお
いてその上下移動を案内する案内窓45を前面に設けで
ある。
なお外装ケース2へのパネル部材31の取付構造は、図
示の場合、外装ケース2の前面のスリット30の両縁に
、パネル部材31両側の溝46を係合させながらパネル
部材31を上方から挿込する構成で示したが、これは他
の構造、例えばビスによる取付構造等、任意の構造とす
ることができ、また基部管34と上下動先端管35との
スライド面に適宜の摩擦力を与えて、注出口36の調節
位置における係止を前記摩擦力で行わせ、前記突起40
と凹凸41との係合構造を省略してもよいことはいうま
でもない。
横向き路37の注出口36の内面には、下向き案内路B
の内面を伝って落ちる水滴の長時間に亘る滴下を防止す
るための残流落下防止用内向き鍔47等を設けであるが
、大半は横向き路37部で保温される。
以上の構造により、注出口36は、長い下向き案内路B
によって、魔法瓶等の液体容器と同一テーブル面48上
に置いたコツプ49等の受液容器の口部に近い高さとさ
れ、また横向き路37によって受液容器口部の直上に位
置させられ、手動又は自動式ポンプの操作により注出さ
れる内容液を、注出管17、基部管34、上下動先端管
35及び横向き路37を経て、受溶容器(コツプ49等
)に、周りへ液を飛散させることなく注出することがで
きる。
開口33に挿入した基部管34に対しては、図示しない
が導管34を挿入位置に係止する適宜の係止装置を設け
て、上下動先端管35の上下スライドによるも基部管3
4が移動しないように構成しておく。
またこの係止装置は、基部管34を前記開口33部から
適宜に取外し得る構造とする。
第3図及び第4図に示す実施例は、カバー基体51に対
するカバー62の取付構造、注出口56の位置調節装置
の他の例を示している。
外装ケース2の前面縦断スリット50部を連結するパネ
ル部材51を固設すると共に、カバー62をパネル部材
51に着脱可能に取付ける。
すなわちパネル部材51下面両側及び上部両内側面に係
止凹所70.71を設けると共に、カバー62の下面及
び上部両側に、前記各凹所70.71に係合する鉤状突
起72.73を設け、先ず下面鉤状突起72を下面係止
凹所70に係合させ、これを支点にカバー62の上部を
持ってパネル部材51に向って回動し、上部鉤状突起7
3を上部係合凹所71に係合させる構造とする。
パネル部材51とカバー62との間には、上下動先端管
55を挿通する穴66と、つまみ部58を形成した操作
部材59の上下移動を案内するスリット65とを設けで
ある。
上端を漏斗状に形成して肩部5の前部の開口33に挿入
して支持され、注出管17の吐出口32の下面に臨む基
部管54には、図に示すように前記開口33の下方に位
置する鍔74を形成し、これにカバー62に内方に突出
させた二股腕75を係合させて基部管54を肩部5とカ
バー62との間に固定するように構成し、基部管54に
上下に摺動可能に嵌合し、下端に横向き路57を固設す
る上下動先端管55には、その上端部に前記操作部材5
9を固設する。
操作部材59は、第4図、第5図にその詳細を示す如く
、上下動先端管55に嵌合するリング部59aと、該部
59aから両側方に延び、さらにパネル部材51側に屈
曲し、先端にパネル部材51内面に竪方向に形成しまた
係合凹凸61に係合する係合突起60を有する弾性腕5
9bと、弾性腕59bから両側方に突出して前記スリッ
ト65より外方に突出するつまみ部58を有する枝腕5
9Cとが一体形成され、上下動先端管5に嵌合する別の
リング59mに一体形成された複数の鉤状突起59eを
上下動先端管55の鍔59dへ係合させることによって
、リング部59aを上下動先端管55の鍔59dとリン
グ59mとの間に挟着し、操作部材59を上下動先端管
55に取付ける。
そしてつまみ部58をカバー62の両側外面に突出させ
ると共に、弾性腕59bの弾性で保合突起60を係合凹
凸61に弾性係合させて上下動先端管55を係止する。
上下動先端管55への操作部材59の取付構造は、前記
の他、第6図に示す如く、上下動先端管55の鍔59d
上方に刻設した凹溝59 fにE形弾性止め環59gを
係合して、鍔59dとの間にリング部59aを固定する
とか、第7図に示すように、上下動先端管55の上端部
に設けたねじ59hに、ねじ環59jを螺合して鍔59
dとの間にリング部59aを締結固定するとか、第8図
の如く複数の鉤状突起59kをリング部59aに直接設
けて、該突起59kを上下動先端管55の鍔59dに係
合することにより固定する等、他の任意の固定手段を操
用し得る。
なお、591は、鍔59d外周に形成した突起59にと
の係合凹部で、リング部59aを回り止めする。
かくて操作部材59のカバー62両側へ突出するつまみ
部58を、その両側より指先でつまんで押圧し、弾性腕
59bを弾性変形させることにより係合突起60と係合
凹凸61の係合を解除して、上下動先端管55を上下に
移動させることができ、この上下動により下向き案内路
Bが伸縮され、注出口56の高さを任意に調節すること
ができる。
つまみ部58への押圧力を解除すれば、弾性腕59bが
復元して係合突起60を係合凹凸61に係合して注出口
56を調整高さに係止する。
操作部材59はさらに、第9図ないし第13図に示すよ
うに種々に変形して実施することができる。
第9図は、弾性腕59bの先端に枝腕59cを形成して
該腕59cをスリット65よりカバー62の外部に臨出
させてつまみ部58を形成し、カバー62の内面両側に
係合凹凸61を形成1.で、該凹凸61に弾性係合する
係合突起60を腕59bの外面に設けである。
第10図は、リング部59aの一点から両側へ突設した
弾性腕59bの屈曲方向を前記とは逆向きに形成し、腕
59h外面に設けた保合突起60を、パネル部材51の
係合凹凸61に腕59bの弾性により係合させである。
第11図は、リング部59aの後部から両側へ突設した
弾性腕59bのカバー62のスリット65から突出させ
た部分をカバ−62前面へ延してつまみ部58とし、ス
リット65の縁に係合凹凸61を、弾性腕59bのスリ
ット65を通る部分に係合突起60を形成しである。
第12図は、操作部材59の弾性腕59bをカバー62
の前面へ、カバー62の前面に設けたスリット65から
突出させ、弾性腕59bのカバー62外に臨出する端部
に操作つまみ部58を設けると共に、腕59bの側面に
、カバ−62内側面の係合凹凸61に係合する係合突起
60を設けである。
つまみ部58は操作を容易ならしめるために、パネル部
材51に沿ってその両側に延びる延長部を形成しである
第13図は、カバー62の前面の1つのスリット65か
ら、操作部材59の2本の弾性腕59bを臨出させて、
その先端につまみ部58を形成しである。
弾性腕59bの側面に形成した保合突起60が、弾性腕
59bの弾性で係合する保合凹凸61は、前記スリット
65の両側に設けである。
第3図、第4図において、カバー62の取外しは、カバ
ー62の上端部両側面を強く押えると鉤状突起73が係
止凹所71から外れるので、既述したカバー62取付け
の説明とは逆の操作でパネル部材51から取外すことが
できる。
そして基部管54から上下動先端管55を取外し、さら
に基部管54は、カバー62の二股腕75による係止を
解除されているから、蓋7を開き、栓体19を給湯口4
から取外して基部管54上より注出管17を除くことに
より開口33から上方に抜去することができる。
なお、パネル部材51は、その両側に形成した溝51a
へ、外装ケース2のスリット50の折曲縁50aを係合
させると共に、折曲縁50a先端に形成した爪50bを
溝51a底部の孔51bに貫通腰爪50bがパネル部材
51の裏面へ突出した先端部を折り曲げることによって
、パネル部材51と外装ケース2とを同ケース2が円筒
体となるよう連結している。
第14図は、基部管81に摺動可能に組み合わせた先端
管82の両側に、カバ−83内面へ縦方向に形成した係
合凹凸84に対しく字状屈曲部である係合突起89が係
合する弾性屈曲腕85の一端を鋲等により止着し、該屈
曲腕85の他端に、カバー83外へそのスリット86か
ら突出する操作つまみ部86を連結して操作部材87と
してあり、つまみ部86を外側から押圧すると、屈曲腕
85の係合突起89と係合凹凸84との係合が外れ、上
下動先端管82を自由に上下動させ得る。
88はつまみ部86の屈曲腕85に対する連結腕である
第15図に示す実施例は、第2図と同様に形成したパネ
ル部材91にカバー92を着脱可能に装着すべくなし、
パネル部材91の両側内面に注出口93の高さ調節用の
係合凹凸94を設けたものである。
係合凹凸94に係合する係合突起101は、上下動先端
管96の両側にそれぞれ一端を止着97し他端を摺接さ
せたく字状の弾性屈曲腕95の屈曲部で形成しである。
而して上下動先端管96に突設しカバー92の前面の案
内窓98よりカバー前面に突出させた操作つまみ部99
をつまんで上下動先端管96を基部管100に対し上下
させ、注出口93の高さを調節する。
このとき係合突起101は、弾性屈曲腕95の弾性拡開
力に抗って保合凹凸94上を移動腰前記調節位置で係合
凹凸94に係合する。
またカバー92の案内窓98が注出口93を持った横向
き路102に摺接してその上下方向の移動を案内する。
第16図は、外装ケース2のスリット111と、それに
嵌入するパネル部材112とは、スリット111の巻線
113をパネル部材112の側部に形成した入口より奥
の方が広い縦溝114へ係入することにより連結し、外
装ケース2を円筒体としている。
そして、パネル部材112の前面にカバー115を結合
して、上部および下部に下向き案内路Bを挿通する開口
116および117を形成する。
上部の開口116は、下向き案内路Bの上半部をなす基
部管114の漏斗状上端を抜き挿し自在に受ける段部1
19を有し、基部管118に対し摺動自在に嵌め合わさ
れた上下動先端管120下端の注出口121を持つ横向
き路122部は、開口117の下へ臨出して上下動され
るようになっている。
123は第4図に示される如き操作部材である。
第17図は、器体1前面に装着したカバー131内に収
容された下向き案内路Bの、基部管132に対し摺動自
在な上下動先端管133下端に設けられている横向き路
134を、カバ−131前面に形成した縦方向の案内窓
135から上下動自在に突出させ、横向き路134は窓
135により規制される範囲で注出口136を上下動さ
せるようにしてあり、横向き路134の基部には、窓1
35裏側に位置して窓135の横向き路134が突出し
ている部分以外を塞ぐ蓋板137が一体に設けられてい
る。
蓋板137上端に二股係合腕138を設け、各駒138
の先端係合突起139を、カバ−131両側内面に形成
された係合凹凸140に弾性係合させて、上下動先端管
133を任意の高さ位置へ係止できるようにしである。
第18図、第19図は、下向き案内路Bを覆うカバー1
52の、横向き路153を上下動可能に突出させる案内
窓154裏面にアリ溝155を設けて、窓154の横向
き路153が突出している以外の部分を覆う蓋板156
を上下動自材に設け、該蓋板156に横向き路153を
内包し注出口157を下方へ臨ませる横向き路カバー1
58を形威して、横向き路153を有する上下動先端管
159と共に蓋板156が上下動するようにし、横向き
路153とそのカバー158との間に摺動可能なよう設
けたストッパー160をばね161により横向き路15
3先端側へ付勢し、ストッパー160のカバー152内
へ臨む二股腕162先端に係合突起163を形威して、
カバ−152両側内面の係合凹凸164へ係合させ、ス
トッパー160に横向き路カバー158側壁へ形成され
た長孔166から突出する腕165を突設すると共に、
該腕165の突出端に操作部167を形威しである。
これにより、横向き路カバー158を持つ手の指で操作
部167を操作し、ストッパー160をばね161に抗
して器体側へスライドさせ、係合突起163と係合凹凸
164との係合を第18図のように外すと、そのまま横
向き路カバー158および横向き路153を同体的に上
下動させることができ、操作部167を解放するとスト
ッパー160がばね161により復元して係合突起16
3を係合凹凸164に係合するから、上下動先端管15
9およびその横向き路153、注出口157を任意の高
さ位置に係止できる。
第20図ないし第21図に示される実施例は、前記実施
例と同様なストッパー171を、カバー172の案内窓
173上方へ配し、カバー172内に設けられた下向き
案内路Bの摺動可能な上下動先端管175側面に形成し
た係合凹凸176に対腰ストッパー171の係合突起1
77をばね178の付勢によって係合させると共に、ス
トッパー171の操作部179をカバー172の前面へ
突出させ、操作部179をばね178に抗し押し込むと
、係合突起177が係合凹凸176から外れ、上下動先
端管175を基部管180に対し上下摺動でき、操作部
179を解放するとストッパー171かばね178によ
り復帰して係合突起177を係合凹凸176へ係合させ
、先端管175を任意の高さ位置に係止するようにしで
ある。
183は上下動先端管175の横向き路182へ垂設し
た補助蓋板であり、上下動先端管175と共に窓173
の横向き路182突出部以外を塞ぐ。
181は横向き路182先端の注出口である。
なお、下向き案内路を、前記基部管と上下動先端管との
組合せで形成する場合、その両管相互間に、前記各実施
例のような上下動先端管係止手段を設は得ることは勿論
である。
また、前記実施例のようにカバー付きで、それから突出
する横向き路をカバーとの間で位置決めできる構造とす
れば、下向き案内路の上端基部から横向き路までの間を
蛇腹状伸縮上下動部として、横向き路ないし注出口の高
さを調節できるようになし得る。
なお、横向き路は、水平であっても、注出後長い下向き
案内路内面を伝い落ちながら合流し、時間遅くれをもっ
て滴下しようとする残溜液総量に比べて充分広く、その
残溜液が横向き路に達すると表面張力等により充分保温
され、注出口への流出を防止し得るが、横向き路の先端
側より基部側を若干低くしておけばさらに確実である。
効果 この考案によれば、下向き案内路は、下端注出口を高さ
調節して器体任意高さ部に内溶液を注出し得る上下動部
を持つが、下向き案内路の少なくことも非上下動部との
間に隙間を持ったカバーに覆われ、器体外観を損うよう
なことがないし、外力からよく護られる。
また操作者等が手を触れて熱い思いをしたり火傷をした
りすることも確実に防止される。
下向き案内路上下動部は、所望調節高;さに段階的に係
止されるので、ガタッキ難いし、使用者等が当ったり振
動が及んだりしても、所望調節高さが狂わないしそれに
よる不測の事態も起らず安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の一部を除いて断面して見た側面図、
第2図は要部を分解して見た外観斜面図、第3図は他の
実施例の要部断面図、第4図は要部の分解斜面図、第5
図は要部の横断面図、第6図ないし第8図はそれぞれの
変形例を示す一部斜面図、第9図ないし第13図はそれ
ぞれ他の変形例を示す要部の横断面図、第14図はさら
に別の変形例を示す要部の縦断面図、第15図は今1つ
の変形例を示す要部の分解湿斜面図、第16図はさらに
別の実施例を示す要部分解斜面図、第17図は今1つの
実施例を示す斜面図、第18図はさらに他の実施例を示
す一部横断面図、第19図は第18図の一部を除いて縦
断して見た側面図、第20図は変形例の一部斜面図、第
21図は同横断面図、第22図は同カバーを外した状態
の斜面図である。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内容液注出ポンプと、該ポンプにより注出される
    内容液を外部へ導く注出路とを備えた液体容器において
    、 器体前部に位置して、注出路を通じた注出内容液を器体
    上部から下方に案内しかつ下端注出口を高さ調節する上
    下動部を持った下向き案内路と、 器体前部に位置して、下向き案内路を少なくともその非
    上下動部との間に隙間をもって覆うカバーと、 下向き案内路の上下動部を任意の上下動位置に段階的に
    係止する係止手段と を備えたことを特徴とする液体容器の注出口装置。
  2. (2)下向き案内路は、注出路とは別の管路で形成され
    、注出路の器体肩部−側への張り出し端から流出する内
    容液を受けるよう設けられている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の液体容器の注出口装置。
  3. (3)下向き案内路は、着脱自在に設けられている実用
    新案登録請求の範囲第2項記載の液体容器の注出口装置
  4. (4) 下向き案内路は、注出路からの注出内容液を
    受入れて下方に案内する基部管と、該基部管からの流下
    内容液を受入れて下方に案内する上下動先端管とで形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項から第3項ま
    での何れかに記載の液体容器の注出口装置。
  5. (5)カバーは、器体外装ケースにその一部をなすよう
    に装着されたパネル部材に設けられている実用新案登録
    請求の範囲第1項から第4項までの何れかに記載の液体
    容器の注出口装置。
  6. (6)係止手段は、パネル部材と下向き案内路上下動部
    との間に設けられている実用新案登録請求の範囲第5項
    記載の液体容器の注出口装置。
  7. (7)係止手段は、カバーと下向き案内路上下動部との
    間に設けられている実用新案登録請求の範囲第1項から
    第5項までの何れかに記載の液体容器の注出口装置。
  8. (8) 係止手段は、係合凹凸とそれに対し段階的に
    係合可能な係合部との一方を下向き案内路上下動部に、
    他方を下向き案内路上下動部周りの非上下動部に、それ
    ぞれ設けて形成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項から第7項までの何れか記載の液体容器の注出口装置
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