JPS596742Y2 - 低注出口型液体容器における注出口操作装置 - Google Patents
低注出口型液体容器における注出口操作装置Info
- Publication number
- JPS596742Y2 JPS596742Y2 JP14672281U JP14672281U JPS596742Y2 JP S596742 Y2 JPS596742 Y2 JP S596742Y2 JP 14672281 U JP14672281 U JP 14672281U JP 14672281 U JP14672281 U JP 14672281U JP S596742 Y2 JPS596742 Y2 JP S596742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- spring
- cover member
- operating device
- sliding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、低注出口型液体容器、詳しくは注出口を器
体全高の半ばより下位に臨ませ、かつその位置を調節可
能としたポンプ付液体容器における注出口操作装置に関
する。
体全高の半ばより下位に臨ませ、かつその位置を調節可
能としたポンプ付液体容器における注出口操作装置に関
する。
この種の液体容器においては、注出口を任意の高さに調
節した場合、その調節位置に係止する係止手段が設けら
れる。
節した場合、その調節位置に係止する係止手段が設けら
れる。
その係止手段は、クリックストップ、摩擦係合等の種々
のものが採用され、注出口を上下に調節する注出摺動部
材との間に強い係止力、摩擦力等が働かされている。
のものが採用され、注出口を上下に調節する注出摺動部
材との間に強い係止力、摩擦力等が働かされている。
このため注出摺動部材を上下に移動させるとき、該部材
に前記係止力、摩擦力等に打ち克つ程度の大きな操作力
を加える必要があり、殊に注出口を上方に復帰させると
き、その操作力で液体容器を押し倒すおそれがあるから
、片手で液体容器が倒れないよう該容器をしっかりと支
えてやる必要があって不便である。
に前記係止力、摩擦力等に打ち克つ程度の大きな操作力
を加える必要があり、殊に注出口を上方に復帰させると
き、その操作力で液体容器を押し倒すおそれがあるから
、片手で液体容器が倒れないよう該容器をしっかりと支
えてやる必要があって不便である。
この考案は、以上のような注出口高さが調節される低注
出口型液体容器において、前記のような不便を解消し、
片手操作を可能とすることを目的とするものであり、注
出口の高さ調節の片手操作を可能となすも、その注出口
を調節高さ位置にしっかりと保持しうるようにしたもの
である。
出口型液体容器において、前記のような不便を解消し、
片手操作を可能とすることを目的とするものであり、注
出口の高さ調節の片手操作を可能となすも、その注出口
を調節高さ位置にしっかりと保持しうるようにしたもの
である。
実施例について説明すれば、第1図ないし第5図におい
て、1は器体、2は器体1に内装した真空二重瓶2等の
断熱性液体容器である。
て、1は器体、2は器体1に内装した真空二重瓶2等の
断熱性液体容器である。
3は器体1の上面に開閉自在に枢着4した蓋体であって
、その前端部に枢着5したロツクレバー6を、器体1に
設けられた突起7に係脱可能に係合し、蓋体3の前面に
露出する押しボタン8を押し込むことにより前記係合を
解除し、蓋体3を開きうるようにされている。
、その前端部に枢着5したロツクレバー6を、器体1に
設けられた突起7に係脱可能に係合し、蓋体3の前面に
露出する押しボタン8を押し込むことにより前記係合を
解除し、蓋体3を開きうるようにされている。
蓋体3は、その内部にベローズポンプ等の液体注出用ポ
ンプ装置を備える。
ンプ装置を備える。
該装置は、蓋体3の上面に操作部を露出する押圧板9、
該押圧板9の押下により上板10を押し下げられるベロ
ーズ11,ベローズ11の上板10に上方復動習性を与
える如く上板10とベローズ下板12との間に働かせた
復元ばね13、上板10の上方復帰時に空気吸入口14
を開く弁15等からなり、押圧板9の押下操作により、
下板12に設けた気孔16、真空二重瓶2の瓶口を密栓
する栓体17の空気通路18を介して真空二重瓶2内に
空気を圧送する。
該押圧板9の押下により上板10を押し下げられるベロ
ーズ11,ベローズ11の上板10に上方復動習性を与
える如く上板10とベローズ下板12との間に働かせた
復元ばね13、上板10の上方復帰時に空気吸入口14
を開く弁15等からなり、押圧板9の押下操作により、
下板12に設けた気孔16、真空二重瓶2の瓶口を密栓
する栓体17の空気通路18を介して真空二重瓶2内に
空気を圧送する。
栓体17は、その下方に延びて真空二重瓶2の瓶底近く
に下端を開口する注出導管19と、その前方に延びて器
体1の嘴部に下向き開口を臨ませる吐出管20とを有し
、両管19,20を、栓体17内の弁室21を介して連
通させる。
に下端を開口する注出導管19と、その前方に延びて器
体1の嘴部に下向き開口を臨ませる吐出管20とを有し
、両管19,20を、栓体17内の弁室21を介して連
通させる。
弁室21内には、押圧板9の押下操作により、ばね22
、連杆23を介して押下される弁24を内装し、常時は
弁24をばね25をもって上方付勢することにより弁座
26に着座させ、注出導管19と吐出管20との間を遮
断する。
、連杆23を介して押下される弁24を内装し、常時は
弁24をばね25をもって上方付勢することにより弁座
26に着座させ、注出導管19と吐出管20との間を遮
断する。
そして前記押下により弁座26から離れて両管19と2
0とを連通させ、ポンプ装置から真空二重瓶2内に空気
が圧送されることにより、吐出管20の下向き開口から
内容液を吐出する。
0とを連通させ、ポンプ装置から真空二重瓶2内に空気
が圧送されることにより、吐出管20の下向き開口から
内容液を吐出する。
器体1の前面嘴部27に吐出管20の下向き開口に実質
的に連続する注出案内管28の上端を係止し、嘴部27
の下部において器体1に固設したカバ一部材29内に縦
設する。
的に連続する注出案内管28の上端を係止し、嘴部27
の下部において器体1に固設したカバ一部材29内に縦
設する。
カバ一部材29には、さらに案内管28に上下動可能に
嵌合し、下端注出口30をカバ一部材29の下面に臨出
し、そして案内管28を連続する管体部31を有する注
出摺動部材32を内装し、該部材32を上下に摺動操作
する操作部33をカバ一部材29から露出させる。
嵌合し、下端注出口30をカバ一部材29の下面に臨出
し、そして案内管28を連続する管体部31を有する注
出摺動部材32を内装し、該部材32を上下に摺動操作
する操作部33をカバ一部材29から露出させる。
注出摺動部材32は、その背面に高さ方向に複数の凹所
34を設け、カバ一部材29の底部に摺動可能に支持し
た係止部材35をばね36により付勢し、その先端係合
部が前記凹所34のいずれかと弾性係合するようにし、
係止部材35に一体或形した操作部37を、カバ一部材
29に設けたスリット38から下方に露出させる。
34を設け、カバ一部材29の底部に摺動可能に支持し
た係止部材35をばね36により付勢し、その先端係合
部が前記凹所34のいずれかと弾性係合するようにし、
係止部材35に一体或形した操作部37を、カバ一部材
29に設けたスリット38から下方に露出させる。
39は注出摺動部材32の案内板であってカバ一部材2
9内に固設したものである。
9内に固設したものである。
注出口30を下方に移動させる場合、注出摺動部材32
に固設の操作部33を指で挾んで該部材32を下動させ
ると、該部材32の凹所34に係合している係止部材3
5がばね36に抗して後退する。
に固設の操作部33を指で挾んで該部材32を下動させ
ると、該部材32の凹所34に係合している係止部材3
5がばね36に抗して後退する。
従って任意の高さで前記凹所34の1つに係止部材35
を係合させて、注出口30を固定することができる。
を係合させて、注出口30を固定することができる。
注出口30を上方に移動させる場合も前記と同様の操作
を行えばよいわけであるが、液体容器自体はさほどの重
量を与えられていないのが一般であり、しかも真空二重
瓶2内の液の量が少なくなっているような場合、ばね3
6の付勢力が、凹所34から係止部材35を押し出す力
よりも大きい場合には、該部材32を上動させるために
その操作部33を上方に押し上げる力のために液体容器
全体が後方に転倒するおそれがあり、そのために片手で
液体容器をしっかりと抑えておく必要が生ずる。
を行えばよいわけであるが、液体容器自体はさほどの重
量を与えられていないのが一般であり、しかも真空二重
瓶2内の液の量が少なくなっているような場合、ばね3
6の付勢力が、凹所34から係止部材35を押し出す力
よりも大きい場合には、該部材32を上動させるために
その操作部33を上方に押し上げる力のために液体容器
全体が後方に転倒するおそれがあり、そのために片手で
液体容器をしっかりと抑えておく必要が生ずる。
一方、蓋体3の上面にはポンプ装置の押圧板9が露出し
ており、注出口30の上下操作中に押圧板9を押下する
ことは不可能であるから、液体容器を抑える手の位置も
限定され、従って特に注出口30を上方に移動させる操
作が面倒である。
ており、注出口30の上下操作中に押圧板9を押下する
ことは不可能であるから、液体容器を抑える手の位置も
限定され、従って特に注出口30を上方に移動させる操
作が面倒である。
この考案は以上において、係止部材35をその係合位置
から後退させるための操作部37を、カバ一部材29の
外部に露出させ、かつ注出摺動部材32に上方への復動
習性を与えるばね40を設ける。
から後退させるための操作部37を、カバ一部材29の
外部に露出させ、かつ注出摺動部材32に上方への復動
習性を与えるばね40を設ける。
従って注出口38を上方に移動させる場合、操作部37
により係止部材35を後退させて凹所34との係合を解
除すれば、ばね40の作用で注出摺動部材32が自動的
に上方復帰し、注出口30を上方移動させる。
により係止部材35を後退させて凹所34との係合を解
除すれば、ばね40の作用で注出摺動部材32が自動的
に上方復帰し、注出口30を上方移動させる。
このとき液体容器を片手で抑えておく必要は全くない。
ばね40は第1図の場合圧縮ばねとし、注出摺動部材3
2上端に形威したつば部41と、カバ一部材29に着脱
可能に設けたばね座板42との間に介装して、その弾撥
力を、注出摺動部材32に作用させている。
2上端に形威したつば部41と、カバ一部材29に着脱
可能に設けたばね座板42との間に介装して、その弾撥
力を、注出摺動部材32に作用させている。
ばね座板42は、第1図、第2図、第3図に示すように
、注出摺動部材32をその両側から挾みつけるような形
の二又部43を有する板部材により形或し、カバ一部材
29前面に設けたスリット44から二又部43を挿入し
てカバ一部材29に固定的に支持されるように形或する
。
、注出摺動部材32をその両側から挾みつけるような形
の二又部43を有する板部材により形或し、カバ一部材
29前面に設けたスリット44から二又部43を挿入し
てカバ一部材29に固定的に支持されるように形或する
。
また注出摺動部材32には、該部材32をその最も上方
位置に移動させたとき、ばね部材40の下端を受ける周
段部45を形或しておき、一方のばね座板42は、その
二又部43の先端部46を、すき状に斜に切り落として
おくことにより、該座板42をスリット44から挿入す
るときに、周段部45に着座するばね部材40の下端を
斜面ですくい上げてばね座板42上に乗せることができ
る。
位置に移動させたとき、ばね部材40の下端を受ける周
段部45を形或しておき、一方のばね座板42は、その
二又部43の先端部46を、すき状に斜に切り落として
おくことにより、該座板42をスリット44から挿入す
るときに、周段部45に着座するばね部材40の下端を
斜面ですくい上げてばね座板42上に乗せることができ
る。
ばね座板42は、その前端操作部47をカバ一部材29
の前面に露出させ、任意に着脱しつるようにする。
の前面に露出させ、任意に着脱しつるようにする。
このようにばね座板42を着脱可能としておけば、注出
摺動部材32の洗浄等を行う場合、先ずばね座板42を
取り外すことにより、注出摺動部材32を、カバ一部材
29の下方に摺動させて該部材29から取り外すことが
できる。
摺動部材32の洗浄等を行う場合、先ずばね座板42を
取り外すことにより、注出摺動部材32を、カバ一部材
29の下方に摺動させて該部材29から取り外すことが
できる。
取りつけ時は、カバ一部材29の下方から注出摺動部材
32を挿入し、最も上方の位置まで挿入した後、ばね座
板42をスリット44から挿し込めばよい。
32を挿入し、最も上方の位置まで挿入した後、ばね座
板42をスリット44から挿し込めばよい。
48はばね座板42をカバ一部材29内にガイドしがっ
保持する保持溝、49はばね座板42と保持溝48の溝
底とに設けた係着凹凸、50はばね座板42の挿入を容
易ならしめるために周段部45の上面複数個所に設けた
突起であって、ばね部材40の下端面が周段部45に密
着するのを防止するものである。
保持する保持溝、49はばね座板42と保持溝48の溝
底とに設けた係着凹凸、50はばね座板42の挿入を容
易ならしめるために周段部45の上面複数個所に設けた
突起であって、ばね部材40の下端面が周段部45に密
着するのを防止するものである。
第6図は、ばね部材40を圧縮ばねとし、カバ一部材2
9に固設のばね受け座51と、注出摺動部材32の背面
に突設したばね受け用鈎状突起52との間に配設した場
合を示す。
9に固設のばね受け座51と、注出摺動部材32の背面
に突設したばね受け用鈎状突起52との間に配設した場
合を示す。
この実施例において、カバ一部材29から注出摺動部材
32を取り外すには、該部材32をその最下方位置まで
押しさげ、そしてその上端をカバ一部材29の前方に倒
すようにすることにより目的を達することができ、取付
け時は先ずばね部材40を両突起51 .52間に取り
つけ、その後前記と逆の操作をすればよい。
32を取り外すには、該部材32をその最下方位置まで
押しさげ、そしてその上端をカバ一部材29の前方に倒
すようにすることにより目的を達することができ、取付
け時は先ずばね部材40を両突起51 .52間に取り
つけ、その後前記と逆の操作をすればよい。
第7図、第8図は、係止部材35の他の実施例を示す図
であって、係止部材35を注出摺動部材32の上下移動
を妨げない形で該部材32の囲りをとり囲む方形環体に
形戊し、その二辺をカバ一部材29内面に形威したガイ
ド溝53に摺動可能に係合して、ばね36により突起3
5′が注出摺動部材32の凹所34に係合するように付
勢する。
であって、係止部材35を注出摺動部材32の上下移動
を妨げない形で該部材32の囲りをとり囲む方形環体に
形戊し、その二辺をカバ一部材29内面に形威したガイ
ド溝53に摺動可能に係合して、ばね36により突起3
5′が注出摺動部材32の凹所34に係合するように付
勢する。
そして係止部材35の前面に、カバ一部材29の穴53
から外部に露出する操作部31を設け、操作部37を押
すことにより凹所34との係合を解くように構戒してあ
る。
から外部に露出する操作部31を設け、操作部37を押
すことにより凹所34との係合を解くように構戒してあ
る。
第9図、第10図、第11図は、係止部材35を板ばね
により形戊した場合について示しており、端をカバ一部
材29の底部に固定した板ばねを、第11図示の如く屈
曲させ、その弾性力により、該部材35に形或した突起
35′を、注出摺動部材32の凹所34に係合させる。
により形戊した場合について示しており、端をカバ一部
材29の底部に固定した板ばねを、第11図示の如く屈
曲させ、その弾性力により、該部材35に形或した突起
35′を、注出摺動部材32の凹所34に係合させる。
操作部37は、係止部材35とは別体の棒状部材として
、カバ一部材29両側に設けたスリット54を貫挿させ
ることにより前後方向に摺動可能となし、板ばねからな
る係止部材35の上端鈎部55に係合せしめ、操作部3
7をスリット54に沿って後方に押すことにより、係止
部材35の突起35′と凹所34との保合を外すもので
ある。
、カバ一部材29両側に設けたスリット54を貫挿させ
ることにより前後方向に摺動可能となし、板ばねからな
る係止部材35の上端鈎部55に係合せしめ、操作部3
7をスリット54に沿って後方に押すことにより、係止
部材35の突起35′と凹所34との保合を外すもので
ある。
37′は操作部37の指当て部である。第12図、第1
3図、第14図に示す実施例は、ばね部材40を引張り
ばねとして、その一端を注出摺動部材32の適所56に
連結し、他端を器体1の適所57に連結したものであり
、そして係止部材35を、カバ一部材29の適所に枢着
58シたレバー状部材としてその操作部37をカバ一部
材29の窓59から外部に露出させる。
3図、第14図に示す実施例は、ばね部材40を引張り
ばねとして、その一端を注出摺動部材32の適所56に
連結し、他端を器体1の適所57に連結したものであり
、そして係止部材35を、カバ一部材29の適所に枢着
58シたレバー状部材としてその操作部37をカバ一部
材29の窓59から外部に露出させる。
係止部材35には、該部材35を第14図において時計
方向に付勢するばね36′を働かせ、その先端35′を
、注出摺動部材32の側面に設けた凹凸34′に係合さ
せてある。
方向に付勢するばね36′を働かせ、その先端35′を
、注出摺動部材32の側面に設けた凹凸34′に係合さ
せてある。
従って保合部材操作部37を第14図の矢符のように押
し下げると、該部材35と注出摺動部材32との係合が
解除され、注出摺動部材32がばね部材40により上方
に復帰する。
し下げると、該部材35と注出摺動部材32との係合が
解除され、注出摺動部材32がばね部材40により上方
に復帰する。
なお以上の各実施例は、図示される実施態様に限定され
るものではなく、ばね部材40の形態、取付け位置、係
止部材35および操作部37の構造等を任意に変更して
実施することができるものであることはいうまでもない
。
るものではなく、ばね部材40の形態、取付け位置、係
止部材35および操作部37の構造等を任意に変更して
実施することができるものであることはいうまでもない
。
この考案は以上のように、注出口の高さの調節において
、その調節高さを、係止部材によってしっかりと保持し
うるちのであり、注出摺動部材の上方復帰は、係止部材
操作部を指先きで操作することにより、ワンタッチ式に
、きわめて容易に片手操作することが可能となって、従
来のように液体容器を前記操作力で倒してしまうという
ような不都合が皆無となる。
、その調節高さを、係止部材によってしっかりと保持し
うるちのであり、注出摺動部材の上方復帰は、係止部材
操作部を指先きで操作することにより、ワンタッチ式に
、きわめて容易に片手操作することが可能となって、従
来のように液体容器を前記操作力で倒してしまうという
ような不都合が皆無となる。
また注出摺動部材にばね部材を働がせ、その一端をカバ
一部材、器体等に着座ないし連結するものではあるが、
注出摺動部材の洗浄等においては、該部材をカバ一部材
から容易にとり外すことも可能である等、この種の液体
容器の取扱いを著るしく容易ならしめ、かつその構造も
簡単である。
一部材、器体等に着座ないし連結するものではあるが、
注出摺動部材の洗浄等においては、該部材をカバ一部材
から容易にとり外すことも可能である等、この種の液体
容器の取扱いを著るしく容易ならしめ、かつその構造も
簡単である。
第1図は実施例の要部縦断面図、第2図は一部の斜面図
、第3図、第4図はそれぞれ第1図にお(ナるIII−
III線、IV−IV線相当部分の横断面図、第5図は
第1図のv−■線相当部分の拡大断面図、第6図は他の
実施例の要部縦断面図、第7図はさらに他の実施例要部
の斜面図、第8図は第7図の要部横断面図、第9図はさ
らに他の実施例要部の斜面図、第10図は同横断面図、
第11図は同縦断面図、第12図はさらに他の実施例の
縦断面図、第13図は第12図XIII−XIII線に
おける横断面図、第14図は要部の背面図である。 1・・・器体、2・・・真空二重瓶、3・・・蓋体、9
・・・押圧板、10・・・上板、11・・・ベローズ、
12・・・下板、13・・・復元ばね、14・・・吸入
口、15・・・弁、16・・・気孔、17・・・栓体、
19・・・注出導管、20・・・吐出管、21・・・弁
室、24・・・弁、26・・・弁座、27・・・嘴部、
28・・・案内管、29・・・カバ一部材、30・・・
注出口、32・・・注出摺動部材、34・・・凹所、3
5・・・係止部材、36・・・ばね、37・・・操作部
、38・・・スリット、40・・・ばね部材、42・・
・ばね座板、44・・・スリット。
、第3図、第4図はそれぞれ第1図にお(ナるIII−
III線、IV−IV線相当部分の横断面図、第5図は
第1図のv−■線相当部分の拡大断面図、第6図は他の
実施例の要部縦断面図、第7図はさらに他の実施例要部
の斜面図、第8図は第7図の要部横断面図、第9図はさ
らに他の実施例要部の斜面図、第10図は同横断面図、
第11図は同縦断面図、第12図はさらに他の実施例の
縦断面図、第13図は第12図XIII−XIII線に
おける横断面図、第14図は要部の背面図である。 1・・・器体、2・・・真空二重瓶、3・・・蓋体、9
・・・押圧板、10・・・上板、11・・・ベローズ、
12・・・下板、13・・・復元ばね、14・・・吸入
口、15・・・弁、16・・・気孔、17・・・栓体、
19・・・注出導管、20・・・吐出管、21・・・弁
室、24・・・弁、26・・・弁座、27・・・嘴部、
28・・・案内管、29・・・カバ一部材、30・・・
注出口、32・・・注出摺動部材、34・・・凹所、3
5・・・係止部材、36・・・ばね、37・・・操作部
、38・・・スリット、40・・・ばね部材、42・・
・ばね座板、44・・・スリット。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1)ポンプ操作で注出される内容液を、器体の前面上
部から下向きに案内する案内管と、該案内管に上下動可
能に嵌合されて下端に注出口を有する注出摺動部材とが
、器体前面に固設されたカバ一部材内に縦設され、注出
摺動部材に係合して注出口を任意の高さに係止する係止
部材が設けられた低注出口型液体容器における注出目操
作装置において、注出摺動部材に上方への復動習性を与
えるばね部材を設け、注出摺動部材と係止部材との前記
係合を解除する操作部をカバ一部材外に露出させてなる
低注出口型液体容器における注出口操作装置。 (2)前記係止部材が、注出摺動部材の高さ方向複数個
所に設けた凹所に係合する如く弾性的に付勢され、かつ
その付勢方向に進退可能にカバ一部材に内装され、前記
操作部が係止部材に一体に設けられてカバ一部材外に一
部を露出させられている実用新案登録請求の範囲(1)
記載の注出口操作装置。 (3)前記操作部が、カバ一部材下面に設けられたスリ
ットからその一部を下方に露出している実用新案登録請
求の範囲(2)記載の注出口操作装置。 (4)前記操作部が、カバ一部材の前面にその一部を露
出するように設けられた実用新案登録請求の範囲(2)
記載の注出口操作装置。 (5)前記係止部材が、カバ一部材に一端を固設されて
注出摺動部材に係合する板ばねからなり、前記操作部が
、カバ一部材に摺動可能に設けられて板ばねの自由端に
係合するように配置されている実用新案登録請求の範囲
(1)記載の注出口操作装置。 (6)前記操作部が、その一部をカバ一部材の側面に露
出するように設けられている実用新案登録請求の範囲(
5)記載の注出口操作装置。 (7)前記係止部材が、カバ一部材内に枢着して設けら
れ、かつばねにより付勢されて注出摺動部材に係合し、
その操作部をカバ一部材外部に露出するように設けられ
ている実用新案登録請求の範囲(1)記載の注出口操作
装置。 (8)注出摺動部材とカバ一部材との間に、注出摺動部
材を付勢するばね部材を働かせた実用新案登録請求の範
囲(1)から(7)までのいずれか1つに記載の注出口
操作装置。 (9)注出摺動部材を付勢するばね部材を圧縮ばねとし
てその一端を、カバ一部材に着脱可能に設けたばね座板
を介してカバ一部材に着座させた実用新案登録請求の範
囲(8)記載の注出口操作装置。 α0)注出摺動部材を付勢するばね部材を圧縮ばねとし
て、その一端を、カバ一部材の下端部の適所に着座させ
た実用新案登録請求の範囲(8)記載の注出口操作装置
。 (11)注出摺動部材を付勢するばね部材を、注出操作
部材と液体容器の器体適所との間に働かせた実用新案登
録請求の範囲(1)から(7)までのいずれか1つに記
載の注出口操作装置。 (12)注出摺動部材を付勢するばね部材を引張りばね
とした実用新案登録請求の範囲(11)記載の注出口操
作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14672281U JPS596742Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 低注出口型液体容器における注出口操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14672281U JPS596742Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 低注出口型液体容器における注出口操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849646U JPS5849646U (ja) | 1983-04-04 |
JPS596742Y2 true JPS596742Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=29939618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14672281U Expired JPS596742Y2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 低注出口型液体容器における注出口操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596742Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14672281U patent/JPS596742Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849646U (ja) | 1983-04-04 |
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