JPS6033784B2 - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6033784B2 JPS6033784B2 JP56057375A JP5737581A JPS6033784B2 JP S6033784 B2 JPS6033784 B2 JP S6033784B2 JP 56057375 A JP56057375 A JP 56057375A JP 5737581 A JP5737581 A JP 5737581A JP S6033784 B2 JPS6033784 B2 JP S6033784B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- porcelain composition
- dielectric porcelain
- present
- oxide
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- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘電体磁器組成物、とくにＢａｏ，‐Ｔｊ０２
，Ｓｍ２０３およびＰｒ６０，．の成分で構成される誘
電体共振器用磁器に関するものである。
，Ｓｍ２０３およびＰｒ６０，．の成分で構成される誘
電体共振器用磁器に関するものである。
本発明の目的とするところは比誘電率（どｒ）が大きく
、マイクロ波周波数帯において誘電体共振器としたとき
に無負荷Ｑ（Ｑｕ）が大きくかつ共振周波数の温度係数
（丁ｆ）が小さく、かつ組成をかえることによって↑ｆ
を広範囲に変化させることができる優れた誘電体共振器
用磁器材料を提供しようとするものである。従来から、
マイクロ波周波数領域において、議電体はマイクロ波回
路のインピーダンス整合や、誘電体共振器などに応用さ
れてきている。
、マイクロ波周波数帯において誘電体共振器としたとき
に無負荷Ｑ（Ｑｕ）が大きくかつ共振周波数の温度係数
（丁ｆ）が小さく、かつ組成をかえることによって↑ｆ
を広範囲に変化させることができる優れた誘電体共振器
用磁器材料を提供しようとするものである。従来から、
マイクロ波周波数領域において、議電体はマイクロ波回
路のインピーダンス整合や、誘電体共振器などに応用さ
れてきている。
近年、とくにマイクロ波回路の集積化の技術が進歩する
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失の誘電体磁器を用いた誘電体共振器を使用して
４・形化することが積極的に進められている。従来、こ
れらの誘電体材料としては、母ｏ−Ｔｉ０２系磁器、お
よびその一部を他の元素で置換した磁器、さらには誘電
率の温度係数を調整するための負の値をもつているＴｉ
０２と正の値をもっている譲露体磁器やガラスと組合わ
せたものを使用する場合が多い。しかし、これらの材料
では誘電率が小さかったり、無負荷Ｑが小さかったり、
あるいは所望の温度係数のものが得られなかったりする
などの実用上での問題が多い。発明者らはこれらの欠点
のない材料について種々検討した結果、一般式が滋ａｏ
−ｙＴｉ０２−ｚ｛（Ｓｍ２０３）「ｗ（Ｐｒ２０，．
／３）ｗ｝で表わされる組成において、モル分率で０．
０５ミｘミ０．２３，０．５７≦ｙ≦０．８２５，０．
０２５ＳｚＳＯ．３７５，ｘ＋ｙ＋ｚ＝１，ｗＳＯ．９
５（ただし、ｗ＝０を除く）の範囲内にある組成の磁器
がすぐれた誘電体共振器用磁器になることを見出した。
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失の誘電体磁器を用いた誘電体共振器を使用して
４・形化することが積極的に進められている。従来、こ
れらの誘電体材料としては、母ｏ−Ｔｉ０２系磁器、お
よびその一部を他の元素で置換した磁器、さらには誘電
率の温度係数を調整するための負の値をもつているＴｉ
０２と正の値をもっている譲露体磁器やガラスと組合わ
せたものを使用する場合が多い。しかし、これらの材料
では誘電率が小さかったり、無負荷Ｑが小さかったり、
あるいは所望の温度係数のものが得られなかったりする
などの実用上での問題が多い。発明者らはこれらの欠点
のない材料について種々検討した結果、一般式が滋ａｏ
−ｙＴｉ０２−ｚ｛（Ｓｍ２０３）「ｗ（Ｐｒ２０，．
／３）ｗ｝で表わされる組成において、モル分率で０．
０５ミｘミ０．２３，０．５７≦ｙ≦０．８２５，０．
０２５ＳｚＳＯ．３７５，ｘ＋ｙ＋ｚ＝１，ｗＳＯ．９
５（ただし、ｗ＝０を除く）の範囲内にある組成の磁器
がすぐれた誘電体共振器用磁器になることを見出した。
以下に実施例にもとづいて本発明を説明する。
化学的に高純度のＢａＣ０３，Ｔｉ０２，Ｓｍ２０３お
よびＰｒ２０，．の粉末を所定の組成になるように秤量
し、めのうボールを備えたゴム内張りしたボールミルに
純水とともに入れ湿式混合した。この混合物を乾燥した
のち、４００ｋｇ〜ｃ虎の圧力で円板形に成形して、そ
れを空気中において９００００の温度で２時間仮嘘した
。得られた仮焼物を純水とともに前記のボールミルに入
れて湿式粉砕した。この粉砕物を脱水乾燥した後、粉末
にバインダーとして濃度３％のポリビニールアルコール
溶液を８重量％添加して均質とした後、３２メッシュの
ふるいを通して整粒した。整粒粉体は金型と油圧プレス
を用いて成形圧力８００ｋ９／めで直径２仇肋、厚さ約
８〜１０側の円板形に成形した。成形体を高純度のアル
ミナさや鉢中に入れて、組成に応じて空気中において１
２００〜１５５０ｑｏの範囲の温度で１〜２時間保持し
て焼成して、表に示す配合組成の議電体磁器を得た。得
られた磁器をマイクロ波誘電体共振器として使用し、共
振周波数と無負荷Ｑを狼は定た。誘電率は共振周波数と
磁器の大きさから計算で求めた。共振周波数の温度依存
性を−３０ｑｏから７０ｑｏの範囲で測定し７ｆを求め
た。共振周波数は２〜４ＧＨＺであった。それらの実験
結果を表に示す。なお、表において＊印を付した試料は
本発明範囲外の比較例であり、これ以外の試料が本発明
範囲内の実施例である。＊印 本発明範囲外の比較例 表から明らかなように、本発明の誘電体磁器はマイクロ
波周波数帯において、誘電率が大きく、無負荷Ｑも大き
い。
よびＰｒ２０，．の粉末を所定の組成になるように秤量
し、めのうボールを備えたゴム内張りしたボールミルに
純水とともに入れ湿式混合した。この混合物を乾燥した
のち、４００ｋｇ〜ｃ虎の圧力で円板形に成形して、そ
れを空気中において９００００の温度で２時間仮嘘した
。得られた仮焼物を純水とともに前記のボールミルに入
れて湿式粉砕した。この粉砕物を脱水乾燥した後、粉末
にバインダーとして濃度３％のポリビニールアルコール
溶液を８重量％添加して均質とした後、３２メッシュの
ふるいを通して整粒した。整粒粉体は金型と油圧プレス
を用いて成形圧力８００ｋ９／めで直径２仇肋、厚さ約
８〜１０側の円板形に成形した。成形体を高純度のアル
ミナさや鉢中に入れて、組成に応じて空気中において１
２００〜１５５０ｑｏの範囲の温度で１〜２時間保持し
て焼成して、表に示す配合組成の議電体磁器を得た。得
られた磁器をマイクロ波誘電体共振器として使用し、共
振周波数と無負荷Ｑを狼は定た。誘電率は共振周波数と
磁器の大きさから計算で求めた。共振周波数の温度依存
性を−３０ｑｏから７０ｑｏの範囲で測定し７ｆを求め
た。共振周波数は２〜４ＧＨＺであった。それらの実験
結果を表に示す。なお、表において＊印を付した試料は
本発明範囲外の比較例であり、これ以外の試料が本発明
範囲内の実施例である。＊印 本発明範囲外の比較例 表から明らかなように、本発明の誘電体磁器はマイクロ
波周波数帯において、誘電率が大きく、無負荷Ｑも大き
い。
Claims (1)
- １ 酸化バリウムと酸化チタンと酸化サマリウムと酸化
プラセオジウムからなり、その組成式をｘＢａｏ−ｙＴ
ｉＯ＿２−ｚ｛（Ｓｍ＿２Ｏ＿３）＿１＿−＿ｗ（Ｐｒ
＿２Ｏ＿１＿１／＿３）ｗ｝と表わしたとき、その成分
組成がモル分率で０．０５≦ｘ≦０．２３，０．５７≦
ｙ≦０．８２５，０．０２５≦ｚ≦０．３７５，ｘ＋ｙ
＋ｚ＝１，ｗ≦０．９５（ただし、ｗ＝０を除く）の範
囲にあることを特徴とする誘電体磁器組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56057375A JPS6033784B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 誘電体磁器組成物 |
| US06/367,977 US4442220A (en) | 1981-04-15 | 1982-04-13 | Dielectric ceramics |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56057375A JPS6033784B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170874A JPS57170874A (en) | 1982-10-21 |
| JPS6033784B2 true JPS6033784B2 (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=13053841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56057375A Expired JPS6033784B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033784B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2790714B2 (ja) * | 1990-07-13 | 1998-08-27 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波用誘電体磁器材料 |
| KR100205256B1 (ko) * | 1996-08-13 | 1999-07-01 | 윤덕용 | 컴퓨터 모듈용 적층자기콘덴서 조성물 |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP56057375A patent/JPS6033784B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170874A (en) | 1982-10-21 |
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