JPS6033552Y2 - 温度ヒユ−ズ装置 - Google Patents

温度ヒユ−ズ装置

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Publication number
JPS6033552Y2
JPS6033552Y2 JP1977114571U JP11457177U JPS6033552Y2 JP S6033552 Y2 JPS6033552 Y2 JP S6033552Y2 JP 1977114571 U JP1977114571 U JP 1977114571U JP 11457177 U JP11457177 U JP 11457177U JP S6033552 Y2 JPS6033552 Y2 JP S6033552Y2
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JP
Japan
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temperature
temperature fuse
heater
heat
receiving plate
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JP1977114571U
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JPS5442952U (ja
Inventor
錦治 斎藤
徹男 桜井
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電熱機器に用いる温度ヒユーズ装置に関する
ものである。
この種の温度ヒユーズ装置は輻射、対流、伝導等による
熱で溶断するものであるが、従来その配設方法はヒータ
近傍の電熱機器の機枠等に又はヒータ取付板等に取付け
られ、過熱の際は熱伝導により或いは対流による周囲の
空気の熱により溶断するように行なわれている。
このような温度ヒユーズ装置は溶断温度が一般に200
℃以下であるのでヒータ本体に直接、或いは薄い絶縁物
等を介してでも取付けることができない。
例えば市販の一例ではヒユーズの大きさが4φ×101
01lで溶断温度がたとえば190°Cのものでは常用
限度がこれよりさらにやや低くなっているため常用時に
は前記のように温度の低い装置本体の機枠又はヒータ取
付板等に取付けられており、かつこれらは通例ヒータ対
向面が反射を良好にするよう処理されているので、ヒー
タの熱輻射を大部分反射するので、加熱され難く、ヒー
タ温度の異状上昇に対し大きな時間遅れを有し電源切断
までに長時間を有するので保安上好ましくない。
特に温度制御されているヒータの場合にはこの傾向が強
い。
この考案は上記の欠点を除いて安全性を高めるために温
度ヒユーズの温度を比較的低く保ちなからヒータ温度の
異状上昇に対するヒユーズ溶断の時間的遅れを極めて少
くする手段としてヒータの輻射熱を利用したものである
この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
図面において取付板1にヒータ2を例えば断熱性の碍子
3を介して取付け、またヒータ2に対向する受熱板6を
固設した温度ヒユーズ4をヒータ2と受熱板6との間に
所定の間隔を在して取付ける。
受熱板6は熱伝導のよい金属(銅、アルミ等)が好まし
いが鉄でも差支えなく、その表面は吸熱をよくするため
黒化処理(酸化被膜処理、黒色塗装等)を施す。
また受熱板6の形状は温度ヒユーズ4に対して第3図に
実施例を示し、(i)はフィン付スリーブを嵌着したも
の、(ii)はフィンなしでヒユーズと同じ長さのスリ
ーブのもので、(iii)はフィンなしでヒユーズの長
さより短いスリーブを嵌着したものである。
これらのものはヒータ温度、ヒータからの距離、温度ヒ
ユーズの作動温度等で適宜選択する。
例えばヒータ温度が低く、距離が大きく、活動温度が比
較的高いときはフィン材長スリーブ等を使用する。
上記の各側でスリーブの横断面が角形断面のものは円形
断面のものより受熱効果が僅かに低下するが受熱効果の
バラツキが少ない。
次にこの考案の温度ヒユーズの作用について述べる。
この考案の温度ヒユーズ装置の場合にはヒータ2と受熱
板6との間に所定の間隔を在して配設され、常用時には
輻射熱は受熱板6と温度ヒユーズ4を加熱するがヒータ
の温度よりはるかに低く温度ヒユーズ4をその常用温度
限界以下の比較的低温度に保つがヒータ2が異状温度に
上昇すれば、その輻射熱で、前述のようにその大きさが
4φXIO/mm程度の小さい温度ヒユーズ4と、受熱
板6とは表面積の割合に熱容量が少なく、かつ熱吸収率
が犬であるので極めて速かに温度上昇して温度ヒユーズ
が溶断して装置本体の電流を止める。
第4図、第5図は使用回路例を示し特に第5図は大電流
使用の場合を示す。
この考案は温度ヒユーズをヒータの近傍に対向して配置
したものであるから、平常時の温度ヒユーズの温度を比
較的低く保つことができ、さらに黒化処理されていて多
角形状の中空部を有する受熱板の前記中空部に温度ヒユ
ーズを嵌入して、両者を直接接触したものであるから、
ヒータの温度が異常上昇すると、この上昇と同時にヒー
タの輻射熱が増加して受熱板が受ける輻射熱が増加し、
受熱板がこの増加した輻射熱を有効に吸収して温度上昇
する。
そして受熱板は温度ヒユーズに直接接触しているので、
受熱板の温度上昇とともに熱伝導により温度ヒユーズの
温度が速やかに上昇して温度ヒユーズが溶断する。
したがってヒータ温度の異常上昇時から温度ヒユーズの
溶断時までの時間が非常に短くなり、安全性が高まる。
また温度ヒユーズを多角形状の中空部に嵌入して取付け
るようにしたものであるからその取付は性が良い等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の斜視図、第3図は受熱板の各種実施例、第4図、
第5図はこの考案の温度ヒユーズの使用回路例を示す図
である。 1・・・・・・取付板、2・・・・・・ヒータ、3,5
・・・・・・断熱性碍子、4・・・・・・温度ヒユーズ
、6・・・・・・受熱板、7・・・・・・リレー 8・
・・・・・常開接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータの近傍に対向して配置され、主にその輻射熱で作
    動する温度ヒユーズ装置であって、黒化処理されていて
    多角形状の中空部を有する受熱板の前記中空部に温度ヒ
    ユーズを嵌入して、両者を直接接触させ、前記受熱板が
    前記ヒータの輻射熱を有効に吸収し、温度ヒユーズに熱
    伝導するようになっていることを特徴とする温度ヒユー
    ズ装置。
JP1977114571U 1977-08-29 1977-08-29 温度ヒユ−ズ装置 Expired JPS6033552Y2 (ja)

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JPS5442952U JPS5442952U (ja) 1979-03-23
JPS6033552Y2 true JPS6033552Y2 (ja) 1985-10-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366423A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Atago Bussan Kk 分光照射装置
JPH02502223A (ja) * 1987-02-11 1990-07-19 スペクトラ‐テック・インコーポレーテッド 開口像ビームスプリッタ
JP2801232B2 (ja) * 1987-02-17 1998-09-21 スペクトラ‐テック インコーポレーテッド 顕微鏡装置

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JPS5442952U (ja) 1979-03-23

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