JPH0242975Y2 - - Google Patents

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JPH0242975Y2
JPH0242975Y2 JP1919085U JP1919085U JPH0242975Y2 JP H0242975 Y2 JPH0242975 Y2 JP H0242975Y2 JP 1919085 U JP1919085 U JP 1919085U JP 1919085 U JP1919085 U JP 1919085U JP H0242975 Y2 JPH0242975 Y2 JP H0242975Y2
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JP
Japan
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heating element
thermostat
planar heating
plate
heat
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JP1919085U
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JPS61136229U (ja
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はパネルヒーターの改良に関するもので
ある。
(従来技術) 従来のパネルヒーターは第2図に示すように、
フレーム10に固着した鉄板等からなる均熱板1
1の裏面に、絶縁シート12a,12a間に抵抗
発熱素子12bを挟着敷設してなる面状発熱体1
2を貼着して設け、前記フレーム10に固定の支
持金具13に板バネ14を取付け、その遊端部に
設けたサーモスタツト15を面状発熱体12に圧
接させて、面状発熱体の発熱温度を自動調節し室
内を一定温度に暖房し得るように構成されてい
た。斯る従来のパネルヒーターにおいては、面状
発熱体12の温度影響を直接受けないフレーム1
0に固定の支持金具13に板バネ14を取付け、
その遊端部に設けたサーモスタツト15を面状発
熱体12に圧接させてあるために、第3図に示す
ように均熱板11がその裏面に貼着の面状発熱体
12の放熱によつて熱膨脹し面状発熱体12と共
に上方に膨出すると、面状発熱体12にバネ力に
より圧接したサーモスタツト15の圧接力が不足
し、サーモスタツト15の温度自動調節動作が不
安定となつて面状発熱体12が異常発熱する恐れ
があるばかりでなく、均熱板11の熱膨脹、収縮
の繰返しによりその裏面に貼着の面状発熱体12
が、該面状発熱体12の表面に圧接のサーモスタ
ツト15によりこすられて圧接面が徐々に摩耗し
て絶縁劣化し、面状発熱体12の寿命が著るしく
短かくなるという欠点があつた。また、室内を常
に所定温度に暖房するためには、上記サーモスタ
ツト15を、面状発熱体12の温度高低差の最も
少ない中央部近傍に圧接させることが好ましい
が、サーモスタツト15を面状発熱体12の中央
部近傍に圧接させるためには、遊端部にサーモス
タツト15を設けた板バネ14の長さを相当長尺
にして支持金具13に取付けなければならず、板
バネ14を長尺にするとそのバネ力が著しく不安
定となり、サーモスタツト15を最も適した所定
の圧接力で面状発熱体12に圧接させることが非
常に難かしくなり、面状発熱体12が異常発熱す
る恐れが生ずる。このため従来は止むなく板バネ
14の長さを短かくしサーモスタツト15を、面
状発熱体12の最も放熱し易く温度高低差の大き
い周縁部に圧接させているため、面状発熱体12
の発熱温度を常に一定に自動調節し室内を有効に
暖房することができないなど多くの問題点があつ
た。
(本考案の構成) 本考案は上記欠点を解消する目的でなされたも
ので、フレームに固着の均熱板の裏面に、所定箇
所に打抜部を形成した面状発熱体を貼着し、該面
状発熱体の打抜部に露呈する均熱板面に固定した
支持金具に板バネを取付け、その遊端部に設けた
サーモスタツトを前記面状発熱体に圧接してなる
ことを特徴とするものである。
(本考案の実施例) 以下、本考案の一実施例を図示により説明する
に、第1図において1はフレーム、2はフレーム
1上に固着された鉄板等からなる均熱板、3は均
熱板2の裏面に貼着して設けられた面状発熱体
で、該面状発熱体3は絶縁シート3a,3a間に
抵抗発熱素子3bを挟着敷設してなり、敷設抵抗
発熱素子3bの位置を避けた絶縁シート3aの所
定箇所には打抜部4が形成されている。5は上記
面状発熱体3に打抜して形成の露呈部から均熱板
2に固定された支持金具、6は支持金具5に取付
けられた板バネ、7は発熱素子回路に挿入のサー
モスタツトで、該サーモスタツト7は上記板バネ
6の遊端部に設けられ、板バネ6のバネ力により
面状発熱体3の中央部近傍に圧接している。な
お、図中16は本考案パネルヒーターを壁掛ヒー
ターとして適用する場合に用いる裏面パネルで、
この裏面パネル16は使用目的に応じ省略するこ
ともできる。
(本考案の効果) 本考案は上述のようになり、フレーム1に固着
の均熱板2の裏面に、所定箇所に打抜部4を形成
した面状発熱体3を貼着し、該面状発熱体3の打
抜部4に露呈する均熱板面に固定の支持金具5に
板バネ6を取付け、その遊端部に設けたサーモス
タツト7を前記面状発熱体3に圧接させてパネル
ヒーターを構成したことにより、均熱板2がその
裏面に貼着の面状発熱体3の放熱によつて熱膨脹
し上方に膨出しても、面状発熱体3の打抜部4に
露呈する均熱板面に固着の支持金具5に板バネ6
を取付け、その遊端部に設けたサーモスタツト7
を面状発熱体3に圧接させてあるので、従来のよ
うに面状発熱体に圧接したサーモスタツトの圧接
力が不足し面状発熱体の発熱温度自動調節が不安
定となり面状発熱体が異常発熱するような倶れは
全くなく、また、均熱板2の熱膨脹、収縮の繰返
しによりその裏面に貼着の面状発熱体3と、これ
にバネ力で圧接のサーモスタツト7が共動し、面
状発熱体3がサーモスタツト7にこすられて圧接
面が摩耗し絶縁劣化することもないので、面状発
熱体3の寿命を大巾に延ばすことができる。さら
に、面状発熱体3の任意箇所に打抜部4を形成
し、板バネ6の長さを長尺にすることなくサーモ
スタツト7を温度高低差の少ない面状発熱体3の
中央部近傍に圧接させることができるので、面状
発熱体3の発熱温度を常に一定に自動調節し室内
を有効に暖房し得るなどの優れた実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図及び第3図は従来のパネルヒーターを示す断面
図と動作状態を示す要部断面図である。 1:フレーム、2:均熱板、3:面状発熱体、
4:打抜部、5:支持金具、6:板バネ、7:サ
ーモスタツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに固着の均熱板の裏面に、所定箇所に
    打抜部を形成した面状発熱体を貼着し、該面状発
    熱体の打抜部分に露呈する均熱板面に固定した支
    持金具に板バネを取付け、その遊端部に設けたサ
    ーモスタツトを前記面状発熱体に圧接させてなる
    ことを特徴とするパネルヒーター。
JP1919085U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0242975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1919085U JPH0242975Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP1919085U JPH0242975Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Publication Number Publication Date
JPS61136229U JPS61136229U (ja) 1986-08-25
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JP1919085U Expired JPH0242975Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP2016035352A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 株式会社デンソー 暖房装置

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JPS61136229U (ja) 1986-08-25

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