JPH08178373A - 輻射パネル - Google Patents
輻射パネルInfo
- Publication number
- JPH08178373A JPH08178373A JP33513294A JP33513294A JPH08178373A JP H08178373 A JPH08178373 A JP H08178373A JP 33513294 A JP33513294 A JP 33513294A JP 33513294 A JP33513294 A JP 33513294A JP H08178373 A JPH08178373 A JP H08178373A
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- JP
- Japan
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- heat transfer
- transfer surface
- radiant heat
- radiant
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷房時に輻射パネルの輻射伝熱面に結露が生
じない輻射パネルを提供する。 【構成】 輻射伝熱面１と、該輻射伝熱面に熱を伝える
冷熱媒が流通するパイプ２とを備えた輻射パネル３にお
いて、該輻射パネルは両面に貫通する複数の通気孔８を
有することとしたものであり、前記通気孔は、輻射伝熱
面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流を発生させるための
ガイド機構を有するのがよく、該ガイド機構は、通気孔
の輻射伝熱面側開放端の内面を所定の寸法で面取りした
ものか、又は通気孔の輻射伝熱面側開放端に輻射伝熱面
に沿う気流を発生させるためのガイド部材を取付けたも
のとすることができる。
じない輻射パネルを提供する。 【構成】 輻射伝熱面１と、該輻射伝熱面に熱を伝える
冷熱媒が流通するパイプ２とを備えた輻射パネル３にお
いて、該輻射パネルは両面に貫通する複数の通気孔８を
有することとしたものであり、前記通気孔は、輻射伝熱
面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流を発生させるための
ガイド機構を有するのがよく、該ガイド機構は、通気孔
の輻射伝熱面側開放端の内面を所定の寸法で面取りした
ものか、又は通気孔の輻射伝熱面側開放端に輻射伝熱面
に沿う気流を発生させるためのガイド部材を取付けたも
のとすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射パネルに係り、特
に輻射伝熱面における結露防止の手段を有する輻射冷暖
房装置に用いる輻射パネルに関する。
に輻射伝熱面における結露防止の手段を有する輻射冷暖
房装置に用いる輻射パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の輻射パネルを用いて輻射冷房を行
う場合は、輻射伝熱面における結露を防止するため、図
５に示す概略断面図のような装置を用いていた。図５に
おいて、１は輻射パネルの輻射伝熱面、２は輻射パネル
内に埋設されたパイプ、３は輻射パネルであり、天井に
取付けた天井扇４により輻射伝熱面１に向けて送風をお
こない、輻射伝熱面１付近に強制対流を発生させ、結露
を防止しようとするものである。しかし、天井扇４から
距離をおくとともに、輻射伝熱面１付近における対流が
弱まったり、照明１４などによって対流に障害を受けた
りして、輻射伝熱面１全体に平均して対流を発生させる
ことができず、場所によっては結露を生じてしまうとい
う欠点があった。
う場合は、輻射伝熱面における結露を防止するため、図
５に示す概略断面図のような装置を用いていた。図５に
おいて、１は輻射パネルの輻射伝熱面、２は輻射パネル
内に埋設されたパイプ、３は輻射パネルであり、天井に
取付けた天井扇４により輻射伝熱面１に向けて送風をお
こない、輻射伝熱面１付近に強制対流を発生させ、結露
を防止しようとするものである。しかし、天井扇４から
距離をおくとともに、輻射伝熱面１付近における対流が
弱まったり、照明１４などによって対流に障害を受けた
りして、輻射伝熱面１全体に平均して対流を発生させる
ことができず、場所によっては結露を生じてしまうとい
う欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、輻射パネルの輻射伝熱面に結露が
生じない輻射パネルを提供することを課題とする。
術の問題点を解決し、輻射パネルの輻射伝熱面に結露が
生じない輻射パネルを提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、輻射伝熱面と、該輻射伝熱面に熱を伝
える冷熱媒が流通するパイプとを備えた輻射パネルにお
いて、該輻射パネルは両面を貫通する複数の通気孔を有
することとしたものである。前記輻射パネルにおいて、
通気孔は、輻射伝熱面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流
を発生させるためのガイド機構を有するのがよい。そし
て、前記ガイド機構は、通気孔の輻射伝熱面側開放端の
内面を所定の寸法で面取りするか、又は、通気孔の輻射
伝熱面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流を発生させるた
めのガイド部材を取付けたものとすることができる。ま
た、前記ガイド部材は、通気孔内面に弾性により圧着す
る脚部と、輻射伝熱面と接するストッパー部と、気流を
輻射伝熱面に沿うようにガイドするガイド部とを一体的
に形成したものがよい。
に、本発明では、輻射伝熱面と、該輻射伝熱面に熱を伝
える冷熱媒が流通するパイプとを備えた輻射パネルにお
いて、該輻射パネルは両面を貫通する複数の通気孔を有
することとしたものである。前記輻射パネルにおいて、
通気孔は、輻射伝熱面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流
を発生させるためのガイド機構を有するのがよい。そし
て、前記ガイド機構は、通気孔の輻射伝熱面側開放端の
内面を所定の寸法で面取りするか、又は、通気孔の輻射
伝熱面側開放端に輻射伝熱面に沿う気流を発生させるた
めのガイド部材を取付けたものとすることができる。ま
た、前記ガイド部材は、通気孔内面に弾性により圧着す
る脚部と、輻射伝熱面と接するストッパー部と、気流を
輻射伝熱面に沿うようにガイドするガイド部とを一体的
に形成したものがよい。
【０００５】
【作用】本発明の輻射パネルの作用機能を、該パネルを
用いた輻射冷暖房装置の概略構成図を示す図１を用いて
説明する。図１において、１は輻射伝熱面、２はパイ
プ、３は輻射パネル、５は天井、６は冷温水機、７は外
調機、８は通気孔であり、１５は天井５と輻射パネルの
間に形成した空気チャンバーである。図１に示すごと
く、外調機７によって取り入れられた外気が、輻射パネ
ル３の両面を貫通する通気孔８から送風される。このと
き、通気孔８は、輻射パネル３全体に平均的に配せられ
ているので、輻射伝熱面１付近に平均的な強制対流が発
生する。また、通気孔８の輻射伝熱面１側開放端は、輻
射伝熱面１に沿って気流が生じるような、前記した所定
の構造を有しているので、結露防止効果は更に増大する
ことになる。
用いた輻射冷暖房装置の概略構成図を示す図１を用いて
説明する。図１において、１は輻射伝熱面、２はパイ
プ、３は輻射パネル、５は天井、６は冷温水機、７は外
調機、８は通気孔であり、１５は天井５と輻射パネルの
間に形成した空気チャンバーである。図１に示すごと
く、外調機７によって取り入れられた外気が、輻射パネ
ル３の両面を貫通する通気孔８から送風される。このと
き、通気孔８は、輻射パネル３全体に平均的に配せられ
ているので、輻射伝熱面１付近に平均的な強制対流が発
生する。また、通気孔８の輻射伝熱面１側開放端は、輻
射伝熱面１に沿って気流が生じるような、前記した所定
の構造を有しているので、結露防止効果は更に増大する
ことになる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例１ 図２に本発明の輻射パネルの全体平面図を示し、図３、
４に該輻射パネルの通気孔周辺の拡大断面図を示す。図
２において、通気孔８は、輻射パネル３の両面を貫通す
るとともに、平均的かつ、輻射パネル３内に埋設された
パイプ２に干渉することがないように考慮され、配せら
れている。図３は、通気孔８の構造の一例を示す部分拡
大断面図である。輻射伝熱面１側の開放端の内面は所定
の寸法にて面取り９されていて、他端から流入した空気
はこの面取り部９に沿うように流れ、輻射伝熱面側開放
端からは、輻射伝熱面１に沿うような気流を発生させ
る。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例１ 図２に本発明の輻射パネルの全体平面図を示し、図３、
４に該輻射パネルの通気孔周辺の拡大断面図を示す。図
２において、通気孔８は、輻射パネル３の両面を貫通す
るとともに、平均的かつ、輻射パネル３内に埋設された
パイプ２に干渉することがないように考慮され、配せら
れている。図３は、通気孔８の構造の一例を示す部分拡
大断面図である。輻射伝熱面１側の開放端の内面は所定
の寸法にて面取り９されていて、他端から流入した空気
はこの面取り部９に沿うように流れ、輻射伝熱面側開放
端からは、輻射伝熱面１に沿うような気流を発生させ
る。
【０００７】図４は、通気孔８の構造の他の例の部分拡
大断面図である。図４では、ガイド部材１０を通気孔８
の輻射伝熱面１側開放端に取付けている。ガイド部材１
０は合成樹脂等の熱伝導率が低く、かつ弾性を有する材
料によって成形されていて、脚部１１、ストッパー部１
２、ガイド部１３から構成される。ガイド部材１０を通
気孔８に押し込むと、脚部１１の弾性により、通気孔８
の内面に圧着されるとともに、ストッパー部１２が輻射
伝熱面１に接触して、位置が固定される。他端から流入
した空気はガイド部１３に衝突して、輻射伝熱面１に沿
った気流を発生させる。
大断面図である。図４では、ガイド部材１０を通気孔８
の輻射伝熱面１側開放端に取付けている。ガイド部材１
０は合成樹脂等の熱伝導率が低く、かつ弾性を有する材
料によって成形されていて、脚部１１、ストッパー部１
２、ガイド部１３から構成される。ガイド部材１０を通
気孔８に押し込むと、脚部１１の弾性により、通気孔８
の内面に圧着されるとともに、ストッパー部１２が輻射
伝熱面１に接触して、位置が固定される。他端から流入
した空気はガイド部１３に衝突して、輻射伝熱面１に沿
った気流を発生させる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、輻射冷房時における輻
射伝熱面での結露を確実に防止できる。
射伝熱面での結露を確実に防止できる。
【図１】本発明の輻射パネルを用いた輻射冷暖房装置の
全体構成図。
全体構成図。
【図２】本発明の輻射パネルの全体平面図。
【図３】本発明の輻射パネルの通気孔周囲の部分拡大断
面図。
面図。
【図４】本発明の輻射パネルの通気孔にガイド部材を用
いた拡大断面図。
いた拡大断面図。
【図５】本発明の輻射パネルを用いた輻射冷房装置の全
体構成図。
体構成図。
１：輻射伝熱面、２：パイプ、３：輻射パネル、４：天
井扇、５：断熱材、６：冷温水機、７：外調機、８：通
気孔、９：面取り部、１０：ガイド部材、１１：脚部、
１２：ストッパー部、１３：ガイド部、１４：照明、１
５：空気チャンバー、
井扇、５：断熱材、６：冷温水機、７：外調機、８：通
気孔、９：面取り部、１０：ガイド部材、１１：脚部、
１２：ストッパー部、１３：ガイド部、１４：照明、１
５：空気チャンバー、
Claims (5)
- 【請求項１】 輻射伝熱面と、該輻射伝熱面に熱を伝え
る冷熱媒が流通するパイプとを備えた輻射パネルにおい
て、該輻射パネルは両面を貫通する複数の通気孔を有す
ることを特徴とする輻射パネル。 - 【請求項２】 前記通気孔は、輻射伝熱面側開放端に輻
射伝熱面に沿う気流を発生させるためのガイド機構を有
することを特徴とする請求項１記載の輻射パネル。 - 【請求項３】 前記ガイド機構が、通気孔の輻射伝熱面
側開放端の内面を所定の寸法で面取りしたものであるこ
とを特徴とする請求項２記載の輻射パネル。 - 【請求項４】 前記ガイド機構が、通気孔の輻射伝熱面
側開放端に輻射伝熱面に沿う気流を発生させるためのガ
イド部材を取付けたものであることを特徴とする請求項
２記載の輻射パネル。 - 【請求項５】 前記ガイド部材が、通気孔内面に弾性に
より圧着する脚部と、輻射伝熱面と接するストッパー部
と、気流を輻射伝熱面に沿うようにガイドするガイド部
とを一体的に形成したものであることを特徴とする請求
項４記載の輻射パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33513294A JPH08178373A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 輻射パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33513294A JPH08178373A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 輻射パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178373A true JPH08178373A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18285131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33513294A Pending JPH08178373A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 輻射パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178373A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011002105A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Shimizu Corp | 天井輻射式空調システム |
| JP2011004944A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Shimizu Corp | スプリンクラー配管兼用空調システム |
| JP2012013305A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013306A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013307A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013316A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 建築物 |
| JP2013088097A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 冷凍装置 |
| CN111059664A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-24 | 广州康普顿至高建材有限公司 | 一种带除湿系统的防冷凝冷辐射系统及其防冷凝方法 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP33513294A patent/JPH08178373A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011002105A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Shimizu Corp | 天井輻射式空調システム |
| JP2011004944A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Shimizu Corp | スプリンクラー配管兼用空調システム |
| JP2012013305A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013306A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013307A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 天井パネル、空気調和ユニット及び空気調和システム |
| JP2012013316A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyox Co Ltd | 建築物 |
| JP2013088097A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 冷凍装置 |
| CN111059664A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-24 | 广州康普顿至高建材有限公司 | 一种带除湿系统的防冷凝冷辐射系统及其防冷凝方法 |
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