JPH1197872A - 制御装置の冷却構造 - Google Patents
制御装置の冷却構造Info
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- JPH1197872A JPH1197872A JP27356897A JP27356897A JPH1197872A JP H1197872 A JPH1197872 A JP H1197872A JP 27356897 A JP27356897 A JP 27356897A JP 27356897 A JP27356897 A JP 27356897A JP H1197872 A JPH1197872 A JP H1197872A
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Abstract
構造を提供する。 【解決手段】 通風ダクト4と、冷却ファン5と、ヒー
トシンク2と、ヒートシンク2の発熱部品接触面2bと
空隙を介して対向するように、ヒートシンク2に取り付
けられたプリント基板8と、プリント基板8上に取り付
けられ、上面を前記ヒートシンク2の発熱部品接触面2
bに密着させた第1の発熱部品9と、プリント基板8の
上面の反冷却ファン側に取り付けた第2の発熱部品10
とを有する制御装置の冷却構造において、ヒートシンク
本体2aの、第2発熱部品と対向する部分に、冷却ファ
ン5側と発熱部品接触面2b側を連通する通風穴11を
設けるようにする。
Description
制御装置の冷却構造に関するものである。
すようになっている。図において, 1は制御装置、2は
制御装置の枠体を構成するヒートシンクで、ヒートシン
ク本体2aと、このヒートシンク本体2aの一方側に形
成した発熱部品接触面2bと、他方側に設けた冷却フィ
ン2cとで構成している。2dは前記ヒートシンク本体
2aの発熱部品接触面2bに突出させて設けた突出片で
ある。3は装置外枠で、カバーで構成している。この装
置外枠3と前記ヒートシンク本体2aとで通風ダクト4
を構成している。5は前記通風ダクト4の一方端におい
て、前記ヒートシンク2に取り付けられた冷却ファン
で、冷却風を前記通風ダクト内に送り込んでいる。6は
通風ダクトの吸込口で、7は排出口である。8はプリン
ト基板で、前記ヒートシンク2の発熱部品接触面2bと
空隙を介して対向するように前記ヒートシンク2に取り
付けられている。9は第1の発熱部品で、前記プリント
基板8の上面に取り付けられ、上面を前記ヒートシンク
2の発熱部品接触面2bに密着させている。10は第2
の発熱部品で、前記プリント基板8の上面の反冷却ファ
ン側に取り付けるとともに、前記ヒートシンク2の突出
片2dに密着させている。このような構成において、前
記第1の発熱部品と第2の発熱部品の冷却は、つぎのよ
うに行なわれる。まず、前記第1の発熱部品9の熱は、
前記第1の発熱部品9と接触している発熱部品接触面2
bからヒートシンク本体2aに伝えられ、第2の発熱部
品10の熱は、前記第2の発熱部品10と接触している
前記突出片2dからヒートシンク本体2aに伝えられ
る。つぎに、前記ヒートシンク本体2aに伝えられた熱
は、前記冷却フィン2cに伝わり、複数の冷却フィン2
cの表面から、大気中に放熱される。この際、通風ダク
ト4内には、冷却ファン5によって、冷却風が矢印で示
すように流れているので、冷却フィン2cの表面と大気
との接触量が増加し、冷却フィン2cの表面からの放熱
が良好に行われる。
うな従来の制御装置の冷却構造においては、第2の発熱
部品とヒートシンクの突出片が密着していないと、第2
の発熱部品の熱がヒートシンクに伝わらず冷却性が悪く
なるので、第2の発熱部品のプリント基板上での位置決
め、および前記突出片との平行度を精度よく出す必要が
あり、しかも、前記第2の発熱部品は通常複数個あるの
で、制御装置の組立が非常に面倒であるという問題があ
った。そこで、本発明は、組立が簡単で、冷却性がよい
制御装置の冷却構造を提供することを目的とするもので
ある。
に、本発明は、装置枠体と、前記装置枠体と装置外枠と
の間に設けた通風ダクトと、前記通風ダクトの端部に設
けた冷却ファンと、前記装置枠体に取り付けられ、ヒー
トシンク本体の一方側に発熱部品接触面を形成するとと
もに、他方側に前記通風ダクト内に突出する冷却フィン
を設けたヒートシンクと、前記ヒートシンクの発熱部品
接触面と空隙を介して対向するように、前記装置枠体に
取り付けられたプリント基板と、前記プリント基板上に
取り付けられ、上面を前記ヒートシンクの発熱部品接触
面に密着させた第1の発熱部品と、前記プリント基板の
上面の反冷却ファン側に取り付けた第2の発熱部品とを
有する制御装置の冷却構造において、前記ヒートシンク
本体の、前記第2発熱部品と対向する部分に、前記冷却
ファン側と前記発熱部品接触面側を連通する通風穴を設
けるようにしたものである。このため、ヒートシンクの
冷却フィン間を流れた風は、通風ダクトのカバとヒート
シンクの貫通穴と壁によりプリント基板に搭載された発
熱部品に流れて発熱部品の冷却効率が向上する。
いて説明する。図1は、本発明の実施例を示す制御装置
の側断面図である。なお、図2と同一符号は、同一また
は相当する部材を示し、説明を省略する。本発明の制御
装置の冷却構造が従来技術と異なる点は、通風ダクト4
内における冷却風の流れの方向を変え、プリント基板8
上の第2発熱部品10を冷却風に直接当てて冷却するよ
うにした点である。そのため、本発明では、ヒートシン
ク本体2aの、前記第2発熱部品10と対向する部分
に、前記冷却フィン2c側と前記発熱部品接触面2b側
を連通する通風穴11を設けるとともに、前記通風穴1
1の冷却ファン5側の周囲に、前記第2発熱部品10に
向かって延びる傾斜したガイド12を設けるようにして
いる。また、前記装置外枠3を延長し、反冷却ファン5
側に、冷却風の排出を防ぎ、かつ、冷却風を案内するた
めの仕切部3aを設けるようにしている。この場合、排
出口13は、ヒートシンク本体2aとプリント基板8と
の間に形成される。このような構成において、前記第1
の発熱部品9と第2の発熱部品10の冷却は、つぎのよ
うに行われる。 [第1の発熱部品の冷却]まず、前記第1の発熱部品9
の熱は、前記第1の発熱部品9と接触している発熱部品
接触面2bからヒートシンク本体2aに伝えられる。つ
ぎに、前記ヒートシンク本体2aに伝えられた熱は、前
記冷却フィン2cに伝わり、複数の冷却フィン2cの表
面から、大気中に放熱される。この際、通風ダクト4内
には、冷却ファン5によって、冷却風が矢印で示すよう
に流れているので、冷却フィン2cの表面と大気との接
触量が増加し、冷却フィン2cの表面からの放熱が良好
に行われる。 [第2の発熱部品の冷却]冷却ファン5で発生した冷却
風は、ヒートシンク2から熱を奪った後、前記仕切部3
aに当たり方向転換するとともに、前記通風穴11を通
ってヒートシンク本体2aの反冷却フィン側に方向を変
えて流れていく。ヒートシンク本体2aの反冷却フィン
2c側に流れていった冷却風は、前記ガイド12によっ
て第2の発熱部品10へ向かうように誘導され、第2の
発熱部品10から熱を奪って、排出口13から制御装置
外に流れ出ていく。この場合、第2の発熱部品10は冷
却風によって直接冷却するので、ヒートシンク2に密着
させる必要はなく、そのため、プリント基板8上への取
り付けにあたっては、取り付け精度を厳しくする必要が
ない。
却ファンで発生させた冷却風の流れを変えることによ
り、第2発熱部品を冷却風で直接冷却することができる
ので、従来のように、第2の発熱部品のプリント基板上
での位置決め、および前記突出片との平行度を精度よく
出す必要がなくなる。したがって、制御装置の組立がき
わめて簡単で、かつ、制御装置の冷却性を大きく向上す
ることができる。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置枠体と、 前記装置枠体と装置外枠との間に設けた通風ダクトと、 前記通風ダクトの端部に設けた冷却ファンと、 前記装置枠体に取り付けられ、ヒートシンク本体の一方
側に発熱部品接触面を設けるとともに、他方側に前記通
風ダクト内に突出する冷却フィンを設けたヒートシンク
と、 前記ヒートシンクの発熱部品接触面と空隙を介して対向
するように、前記装置枠体に取り付けられたプリント基
板と、 前記プリント基板上に取り付けられ、上面を前記ヒート
シンクの発熱部品接触面に密着させた第1の発熱部品
と、 前記プリント基板の上面の反冷却ファン側に取り付けた
第2の発熱部品とを有する制御装置の冷却構造におい
て、 前記ヒートシンク本体の、前記第2発熱部品と対向する
部分に、前記冷却ファン側と前記発熱部品接触面側を連
通する通風穴を設けたことを特徴とする制御装置の冷却
構造。 - 【請求項2】 前記装置枠体を前記ヒートシンクで構成
したことを特徴とする請求項1記載の制御装置の冷却構
造。 - 【請求項3】 前記通風穴の冷却ファン側の周囲に、前
記第2発熱部品に向かって延びる傾斜したガイドを設け
たことを特徴とする請求項1または2記載の制御装置の
冷却構造。
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---|---|---|---|
JP27356897A JP3994235B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 制御装置の冷却構造 |
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Publications (2)
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JPH1197872A true JPH1197872A (ja) | 1999-04-09 |
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ID=17529628
Family Applications (1)
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JP27356897A Expired - Fee Related JP3994235B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 制御装置の冷却構造 |
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-
1997
- 1997-09-19 JP JP27356897A patent/JP3994235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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