JPS6033327Y2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置Info
- Publication number
- JPS6033327Y2 JPS6033327Y2 JP7461581U JP7461581U JPS6033327Y2 JP S6033327 Y2 JPS6033327 Y2 JP S6033327Y2 JP 7461581 U JP7461581 U JP 7461581U JP 7461581 U JP7461581 U JP 7461581U JP S6033327 Y2 JPS6033327 Y2 JP S6033327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- internal combustion
- combustion engine
- connector
- intake system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、気化器とエアクリーナとが隔置された内燃機
関の吸気装置に関するものである。
関の吸気装置に関するものである。
従来、第１図に示すような気化器４とエアクリーナ６と
を気化器４の空気流入部に設けたエアコネクタ３を介し
てエアダクト５で連結した内燃機関の吸気装置において
は、エアコネクタ３の構造が、例えば第２図に示すよう
に空気の流れＡに対して内部に何も設けなかったり、あ
るいは第３図に示すように空気の流れＡを整えるために
気化器４の上流に整流板７を設けていた。
を気化器４の空気流入部に設けたエアコネクタ３を介し
てエアダクト５で連結した内燃機関の吸気装置において
は、エアコネクタ３の構造が、例えば第２図に示すよう
に空気の流れＡに対して内部に何も設けなかったり、あ
るいは第３図に示すように空気の流れＡを整えるために
気化器４の上流に整流板７を設けていた。
しかしながら、上記の構成の吸気装置では、車載上の制
限によって生じるエアダクト５やエアコネクタ３の曲り
方の違いによってエンジン性能が大きく変化することは
周知のところである。
限によって生じるエアダクト５やエアコネクタ３の曲り
方の違いによってエンジン性能が大きく変化することは
周知のところである。
また、第３図における整流板７は、上記欠点を補うべく
設けられたものであるが、吸気の抵抗になってはならな
いため、その形状、位置の選定が微妙であり、全ての運
転状態で大きい効果を期待することは難しい。
設けられたものであるが、吸気の抵抗になってはならな
いため、その形状、位置の選定が微妙であり、全ての運
転状態で大きい効果を期待することは難しい。
本考案は、上記点に鑑みなされたもので、気化器の空気
流入部に設けたエアコネクタにおける気化器への空気流
入部下流に、エアコネクタ内壁と一部間隙を有して整流
板等の突起部を設けることにより、気化器への流入部上
流の空気流れの乱れによるエネルギが気化器の流入部の
下流に及んでいたのを吸収して、気化器上流の流れを整
えることができ、機関性能の向上と安定性を得ることが
できるような内燃機関の吸気装置を提供することを目的
とするものである。
流入部に設けたエアコネクタにおける気化器への空気流
入部下流に、エアコネクタ内壁と一部間隙を有して整流
板等の突起部を設けることにより、気化器への流入部上
流の空気流れの乱れによるエネルギが気化器の流入部の
下流に及んでいたのを吸収して、気化器上流の流れを整
えることができ、機関性能の向上と安定性を得ることが
できるような内燃機関の吸気装置を提供することを目的
とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
エアコネクタ３および気化器４の平断面図である第４図
イ、側断面図である第４図口に示す如く、コネクタ３の
内側における気化器４への空気流入部下流に整流板８が
コネクタ３内壁と一部間隙を有して取り付けられている
。
イ、側断面図である第４図口に示す如く、コネクタ３の
内側における気化器４への空気流入部下流に整流板８が
コネクタ３内壁と一部間隙を有して取り付けられている
。
整流板８の位置は、第５図の斜線部Ｃ内のどこでもよく
、取り付は方向も気化器４の中心方向への向きがよりよ
いが、原則としてどの方向を向いていてもよい。
、取り付は方向も気化器４の中心方向への向きがよりよ
いが、原則としてどの方向を向いていてもよい。
上記構成において、左方より流入する吸気空気Ｂは、エ
アコネクタ３の境界によって乱れを生じる。
アコネクタ３の境界によって乱れを生じる。
例えば、第２図のエアコネクタ３では気化器４の周囲の
流れを観測すると、第５図の矢印Ｂのような渦が観測さ
れる。
流れを観測すると、第５図の矢印Ｂのような渦が観測さ
れる。
しかし、整流板８は、このような乱れのエネルギを吸収
し、整流板８とコネクタ３内壁との間に一部間隙がある
ために、一部で吸気の交流が行なわれバランスがくずれ
ることがなく、流れを整え安定にする。
し、整流板８とコネクタ３内壁との間に一部間隙がある
ために、一部で吸気の交流が行なわれバランスがくずれ
ることがなく、流れを整え安定にする。
これにより、例えば同一運転状態で整流板８を挿入する
と、吸気管負圧が小さくなりトルクが上昇し、空燃比の
時間変動も小さくなる。
と、吸気管負圧が小さくなりトルクが上昇し、空燃比の
時間変動も小さくなる。
また、この構造ではエアダクト５等の曲り方向、形状の
変形に伴なうトルク低下の現象も非常に小さくなる。
変形に伴なうトルク低下の現象も非常に小さくなる。
一方、エアコネクタ３′が第６図に示すように対称形で
ない場合には、空気の流れが矢印Ｂ′のようになり、整
流板８′の有効範囲が第７図に示すように斜線部分Ｃ′
になる。
ない場合には、空気の流れが矢印Ｂ′のようになり、整
流板８′の有効範囲が第７図に示すように斜線部分Ｃ′
になる。
そして、整流板８′は、複数個設けてもよく、また、整
流板の代りにエアコネクタ３，３′の内部に凸になるよ
うに変形して、エアコネクタ３，３′内壁と一部間隙を
有して突起部を設けても効果は変わならい。
流板の代りにエアコネクタ３，３′の内部に凸になるよ
うに変形して、エアコネクタ３，３′内壁と一部間隙を
有して突起部を設けても効果は変わならい。
以上述べたような本考案においては、気化器の空気流入
部に設けたエアコネクタの気化器の吸入空気流入部の下
流に位置して整流板等の突起部をエアコネクタ内壁と一
部間隙を有して設けることにより、エアコネクタ等の吸
入空気通路の境界によって生じる気化器の空気流入部上
流付近の流れを流通抵抗なく取り除くことができ、一部
で吸気の交流が行なわれバランスがくずれることがない
ので、吸入空気流れの乱れによる圧損を低減させること
ができ、機関の性能を向上させることができるという内
燃機関の吸気装置として優れた効果がある。
部に設けたエアコネクタの気化器の吸入空気流入部の下
流に位置して整流板等の突起部をエアコネクタ内壁と一
部間隙を有して設けることにより、エアコネクタ等の吸
入空気通路の境界によって生じる気化器の空気流入部上
流付近の流れを流通抵抗なく取り除くことができ、一部
で吸気の交流が行なわれバランスがくずれることがない
ので、吸入空気流れの乱れによる圧損を低減させること
ができ、機関の性能を向上させることができるという内
燃機関の吸気装置として優れた効果がある。
第１図は、内燃機関の吸気装置の平面図、第２図および
第３図は従来の内燃機関の吸気装置におけるエアコネク
タの破断断面図、第４図は本考案のエアコネクタの平断
面図イおよび側断面図口、第５図は第４図イにおける整
流板および空気流れの説明図、第６図は本考案の他の実
施例であるコネクタの平断面図イおよび側断面図口、第
７図は第６図イにおける整流板および空気流れの説明図
である。 １・・・・・・内燃機関 ３ ａｍ・・・・エアコネク
タ、４・・・・・・気化器、５・・・・・・エアダクト
、６・・・・・・エアクリーナ、８，８′・・・・・・
整流板。
第３図は従来の内燃機関の吸気装置におけるエアコネク
タの破断断面図、第４図は本考案のエアコネクタの平断
面図イおよび側断面図口、第５図は第４図イにおける整
流板および空気流れの説明図、第６図は本考案の他の実
施例であるコネクタの平断面図イおよび側断面図口、第
７図は第６図イにおける整流板および空気流れの説明図
である。 １・・・・・・内燃機関 ３ ａｍ・・・・エアコネク
タ、４・・・・・・気化器、５・・・・・・エアダクト
、６・・・・・・エアクリーナ、８，８′・・・・・・
整流板。
Claims (1)
- エアクリーナ６と気化器４とが隔置されていて、前記気
化器４の空気流入部に設けたエアコネクタ３と前記エア
クリーナ６との間をエアダクト５で連結した内燃機関の
吸気装置において、前記エアコネクタ３における前記気
化器４への空気流入部下流に整流板８，８′等の突起部
を設け、該突起部はエアコネクタ３内壁と一部間隙を有
して配設されていることを特徴とする内燃機関の吸気装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7461581U JPS6033327Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7461581U JPS6033327Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57186650U JPS57186650U (ja) | 1982-11-26 |
| JPS6033327Y2 true JPS6033327Y2 (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=29870386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7461581U Expired JPS6033327Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033327Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP7461581U patent/JPS6033327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57186650U (ja) | 1982-11-26 |
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