JPS6033288Y2 - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPS6033288Y2
JPS6033288Y2 JP13564380U JP13564380U JPS6033288Y2 JP S6033288 Y2 JPS6033288 Y2 JP S6033288Y2 JP 13564380 U JP13564380 U JP 13564380U JP 13564380 U JP13564380 U JP 13564380U JP S6033288 Y2 JPS6033288 Y2 JP S6033288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
introduction pipe
holes
hole
exhaust gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP13564380U
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English (en)
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JPS5758711U (ja
Inventor
忠夫 田中
光彦 原良
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5758711U publication Critical patent/JPS5758711U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排気導入管の通孔の形状を改良した消音装置に
関する。
消音装置としては従来たとえば実願昭49−87128
号実公昭53−1171冴公報に開示される如きものが
知られている。
すなわち、この装置はその本体内に拡張室および共鳴室
を有し、この本体に上記拡張室を貫通して先端部を上記
共鳴室内に開放する排気導入管を設け、この排気導入管
の上記拡張室内に位置する部分に通孔を穿設している。
しかして、排気ガスは上記排気導入管から導入されその
音圧エネルギーは上記共鳴室で弱められ、また、排気ガ
スは上記通孔から拡張室内に流出されて膨張され音波が
減衰されるようになっている。
しかしながら、従来のものは排気導入管の通孔を小孔と
するため、腐食や鉛化合物によって通孔が塞閉され易く
機能を損ねてしまう不都合があった。
また、通孔を単に大きく(たとえば直径GwR位)した
場合には通孔の周縁部において拡張室に流入した排気ガ
スが渦流となり消音効果が悪化する欠点がある。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは排気導入管の通孔を犬としても通孔の周
縁部に渦流を発生させることのないようにした消音装置
を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図にもとづい
て説明する。
図中1は消音装置の本体で、この本体1内は仕切体2,
2によって仕切られ第1および第2の拡張室3,4さら
に共鳴室5の3室が構成されている。
前記第1および第2の拡張室3,4は流路6を介して連
通されている。
また、上記本体1内には上記第1および第2の拡張室3
,4を挿通し先端部を上記共鳴室に開放する排気導入管
7が挿入されている。
この排気導入管7の上記第1の拡張室3内に位置する部
分には排気ガスの流れ方向に沿う長孔状の通孔8・・・
が多数個穿設されている。
前記通孔8・・・か第2図に示すようにその幅寸法aが
4乃至8rIrlrt1長さ寸法すが前記幅寸法aの2
.5倍以上、そして、長孔8・・・の総面積が前記排気
導入管7の断面積の1.5乃至2倍とされている。
されに、上記本体1内にはその共鳴室5および第1の拡
張室3を挿通し後端部を第2の拡張室4内に開放させる
排気管9が設けられている。
しかして、上述した構成において排気ガスは矢印で示す
ように排気導入管7から導入されその通孔8・・・を通
って第1の拡張室3内に流出される。
このとき、排気導入管7の入口から進入してくる音圧エ
ネルギーは共鳴室5によって直接弱められ、また、通孔
訃・・より出た排気ガスは第1の拡張室3にて膨張し音
波が減衰され、しかるのち流路6および第2の拡張室4
さらに排気管9を介して排気されることになる。
この排気時において上記排気導入管7の通孔8・・・か
ら流出される排気ガスの流れには通孔訃・・が上述した
ように排気ガスの流れ方向に沿う長孔状に形成されてい
ることから方向性が与えられスムーズに流出される。
したがって、排気ガスが第1の拡張室3内に流入された
とき、通孔訃・・の周縁部で渦流を生じることがなく、
消音効率が向上することになる。
この場合、排気導入管7の通孔8・・・の幅寸法aが4
悶以下であること、排気ガス中に含まれる水分、ガソリ
ン中に含まれる硫酸塩や有鉛ガソリン中に含まれる鉛等
によって排気導入管7における通孔8・・・の周縁部位
が腐食され易く、鉛化合物等で通孔訃・・が閉塞される
おそれもある。
また、通孔訃・・の幅寸法aが8rIr!It以上であ
ると、通孔8・・・を通過する高速の排気ガスによって
乱流(渦)が発生し易くなり、笛吹音等の異音が発生し
易くなるとともに、一つの長孔の面積が大きくなってし
まうため長孔の総面積が排気導入管7の断面積の1.5
〜2倍という制限によって通孔8・・・の数が少なくな
ってしまい、排気導入管7の周面に略均−に通孔8を形
成することができなくなり、排気抵抗が増大する等の問
題がある。
したがって、排気導入管7の通孔8・・・の幅寸法aは
4〜5TrrII&に設定することにより上記不具合を
解消することができる。
さらに、排気導入管7の通孔8・・・の長さ寸法すが幅
寸法aの2.5倍よりも小さい場合には通孔8・・・の
形状が丸孔の場合の特性に近づき、消音効果および排気
抵抗の両方とも悪化するおそれがある。
この場合、通孔訃・・の幅寸法a=4mm以上、b/a
=2.5以下にすると笛吹音が発生するおそれがあり、
消音特性が著しく悪化する問題がある。
したがって、排気導入管7の通孔訃・・の長さ寸法すを
幅寸法aの2.皓以上にすることにより、消音効果およ
び排気抵抗特性の向上を図ることができる。
また、排気導入管7の通孔8・・・の総面積の大きさは
消音特性、排気抵抗に直接影響する。
この総面積の大きさを排気導入管7の断面積の1.賠以
下、例えば1倍程度にする1と消音効果は向上するが、
排気抵抗が大きくなり、逆に総面積の大きさを排気導入
管7の断面積の2倍以上、例えば2.賠程度にすると排
気抵抗は小さくなるが、消音特性が著しく悪化する。
したがって、排気導入管7の通孔8・・・の総面積の大
きさを1.5倍〜2倍程度に設定することにより、消音
特性および排気抵抗の両者を良好な状態で保持すること
ができる。
なお、排気導入管7の通孔8・・・を種々の形状に形成
した場合における消音特性をエンジン:4気筒2000
:Cターボ、全負荷の条°件で比較すると第3図に示す
ようになり、同様に排気抵抗特性を同一条件で比較する
と第4図に示すようになる。
これらの第3図および第4図中で、点線で示す特性曲線
Aは丸孔(a=5wft)の場合、実線で示す特性曲線
Bは長孔(a=5mm。
b/a=4)の場合、二点鎖線で示す特性曲線Cは長孔
(a = 5mm、 b/ a =2.5)の場合、一
点鎖線で示す特性曲線りは長孔(a=5W!t、b/a
=2)の場合をそれぞれ示すものである。
したがって、これらの第3図および第4図からも明らか
なように排気導入管7の各通孔8・・・の幅寸法aを4
〜8rIrlrt1長さ寸法すを2.5a以上とすると
ともに、全通孔8・・・の総面積を排気導入管7の断面
積の1市倍〜2倍とすることにより、騒音特性の向上お
よび排気抵抗の低下が図れることがわかる。
また、本考案は上記一実施例に限られるものではなく、
第5図に示すようなものであってもよい。
すなわち、第1および第2の拡張室3,4間に第2の共
鳴室11を設け、この第2の共鳴室11内に位置する排
気管9の部分に多数個の通孔12・・・を設けるように
してもよい。
この実施例によれば、排気管9における音圧レベルをよ
り一層低下させることが可能である。
本考案は以上説明したように、排気導入管の通孔を排気
ガスの流れ方向に沿う長孔状とし、かつ前記各通孔の幅
寸法をaを4〜8rIr!n、長さ寸法すを2.5a以
上とするとともに、全通孔の総面積を排気導入管の断面
積の1.皓〜2倍としたから、通孔を大きくしても排気
ガスの流れに方向性を持たせることができ、渦流が発生
し難く高い消音効果を得ることができという効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は消音装置を示す概略構成図、第2図は第1図中A
部を示す拡大図、第3図は音圧レベルを従来と比較して
示すグラフ図、第4図は排気抵抗特性を示すグラフ図、
第5図は本考案の他の実施例を示す概略的構成図である
。 1・・・・・・消音装置本体、3,4・・・・・・拡張
室、5・・・・・・共鳴室、7・・・・・・排気導入管
、訃・・、・・・通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 拡張室及び共鳴室を有した消音装置本体と、この本体に
    設けられた上記拡張室を貫通して一端部を上記共鳴室内
    に開口する排気導入管と、この排気導入管の上記拡張室
    内に位置する部分に排気の流れ方向に沿う長孔状に形成
    された多数の通孔とを具備し、前記各通孔の幅寸法aを
    4〜8vrm、長さ寸法すを2.5a以上とするととも
    に、前記全通孔の総面積を前記排気導入管の断面積の1
    .5〜2倍としたことを特徴とする消音装置。
JP13564380U 1980-09-24 1980-09-24 消音装置 Expired JPS6033288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13564380U JPS6033288Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 消音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13564380U JPS6033288Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 消音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5758711U JPS5758711U (ja) 1982-04-07
JPS6033288Y2 true JPS6033288Y2 (ja) 1985-10-04

Family

ID=29495804

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JP13564380U Expired JPS6033288Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 消音装置

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