JPS6032992Y2 - 化粧シ−ト貼り額縁材 - Google Patents
化粧シ−ト貼り額縁材Info
- Publication number
- JPS6032992Y2 JPS6032992Y2 JP16456580U JP16456580U JPS6032992Y2 JP S6032992 Y2 JPS6032992 Y2 JP S6032992Y2 JP 16456580 U JP16456580 U JP 16456580U JP 16456580 U JP16456580 U JP 16456580U JP S6032992 Y2 JPS6032992 Y2 JP S6032992Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative sheet
- picture frame
- pattern
- frame material
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は額縁材に関するものであり、特に表面に凹凸模
様を有する意匠性に富んだ額縁材を提供することを目的
とするものである。
様を有する意匠性に富んだ額縁材を提供することを目的
とするものである。
良質な木材の枯渇に伴って、額縁材も木材単体から化粧
を貼着したラミネート材へと置き換わり、様々な構成の
額縁材が出回っている。
を貼着したラミネート材へと置き換わり、様々な構成の
額縁材が出回っている。
例えば、和紙を裏打ちした突板を芯材に貼合したものが
あるが、コストが高い、色の安定性に乏しい、芯材に巻
き込む際に割れが出易い等の欠点を有している。
あるが、コストが高い、色の安定性に乏しい、芯材に巻
き込む際に割れが出易い等の欠点を有している。
その他に、模様を設した合成紙、塩化ビニルシート等を
貼着したものがあるが、合成紙のものは微細な凹凸模様
を表現できない、塩化ビニルシートのものは貼着の際の
ホットメルト型接着剤の熱によって凹凸模様がシャープ
さを失なったり艶変化を生じたりする、等の欠点を有し
ていた。
貼着したものがあるが、合成紙のものは微細な凹凸模様
を表現できない、塩化ビニルシートのものは貼着の際の
ホットメルト型接着剤の熱によって凹凸模様がシャープ
さを失なったり艶変化を生じたりする、等の欠点を有し
ていた。
本考案は以上の様な欠点を解消し、シャープな凹凸模様
を有し、意匠性に富み、安価で品質の秀れた額縁材を提
供するものである。
を有し、意匠性に富み、安価で品質の秀れた額縁材を提
供するものである。
以下図面に従って詳細に説明する。
本考案の額縁材に貼着する化粧シート６は第１図に示す
様な構成で、塩化ビニルシート、ポリエチレンシート等
の透明又は半透明の熱可塑性樹脂シート１と、その裏面
に施された模様層２と、接着剤層３を介して模様層２に
貼着された紙間強化紙４とから戊り、熱可塑性樹脂シー
ト１の表面には任意の凹凸模様５が形成されている。
様な構成で、塩化ビニルシート、ポリエチレンシート等
の透明又は半透明の熱可塑性樹脂シート１と、その裏面
に施された模様層２と、接着剤層３を介して模様層２に
貼着された紙間強化紙４とから戊り、熱可塑性樹脂シー
ト１の表面には任意の凹凸模様５が形成されている。
塩化ビニルシートの様な熱可塑性樹脂シート１を用いる
ことによって木目の導管溝の様な微細な凹凸模様を化粧
シート表面に施すことが可能となり、意匠性豊かな額縁
材が得られる。
ことによって木目の導管溝の様な微細な凹凸模様を化粧
シート表面に施すことが可能となり、意匠性豊かな額縁
材が得られる。
模様２は、木目模様、金属模様等通常額縁材として多用
さらでいるものの他、布目模様、抽象柄模様等任意に使
用できる。
さらでいるものの他、布目模様、抽象柄模様等任意に使
用できる。
接着剤としては、ホットメルト型、エマルジョン型、ゴ
ム型等の溶剤型等の接着剤が使用できる。
ム型等の溶剤型等の接着剤が使用できる。
紙間強化紙４としては、樹脂含浸紙、樹脂混抄紙、合皮
パルプ紙、パーチメント紙（硫酸紙）等が用いられ、ホ
ットメルト型接着剤の熱が熱可塑性樹脂シート１に伝動
してその艶を変化させたり凹凸模様のシャープさを損な
うこと、加工時の剥れ、切断等を防止している。
パルプ紙、パーチメント紙（硫酸紙）等が用いられ、ホ
ットメルト型接着剤の熱が熱可塑性樹脂シート１に伝動
してその艶を変化させたり凹凸模様のシャープさを損な
うこと、加工時の剥れ、切断等を防止している。
凹凸模様５は下層の模様層２と同調していてもしていな
くとも良く、又その模様の種類も任意に選択できる。
くとも良く、又その模様の種類も任意に選択できる。
次に、第２図に示す様に前記化粧シート６をホットメル
ト型接着剤７を介して溝条加工等を施した芯材８に貼着
する。
ト型接着剤７を介して溝条加工等を施した芯材８に貼着
する。
化粧シートは第３図に例示する様に芯材を囲繞する様に
貼着する。
貼着する。
芯材８としては木材（パーチクルボードや集成材を含む
）、バードボード、合或樹脂威型品、石膏、アルミ等に
溝条加工等を施したものが用いられる。
）、バードボード、合或樹脂威型品、石膏、アルミ等に
溝条加工等を施したものが用いられる。
なお、化粧シート６を芯材８に貼着するのにホットメル
ト型接着剤を用いる理由は、熱可塑性樹脂シートの様な
１こしヨの強いシートを貼着する場合、ビニル系、ゴム
系等の接着剤を用いて芯材に巻き込んで貼着すると、巻
き込んだ部分が剥れ易く、治具を用いて固定する等の工
程が必要となり、作業性が悪くなるからである。
ト型接着剤を用いる理由は、熱可塑性樹脂シートの様な
１こしヨの強いシートを貼着する場合、ビニル系、ゴム
系等の接着剤を用いて芯材に巻き込んで貼着すると、巻
き込んだ部分が剥れ易く、治具を用いて固定する等の工
程が必要となり、作業性が悪くなるからである。
以上の様に構成された本考案の額縁材は
■ 表面に微細な凹凸模様を有しており、意匠性に富ん
でいる。
でいる。
■ 貼着する化粧シートが熱可塑性樹脂シート単体では
なく紙を裏打ちしているので、ホットメルト型接着剤か
らの熱によって化粧シート表面の凹凸がシャープさを矢
なうといったトラブルが無い。
なく紙を裏打ちしているので、ホットメルト型接着剤か
らの熱によって化粧シート表面の凹凸がシャープさを矢
なうといったトラブルが無い。
又、その紙が紙間強化紙であるので、紙間剥離も生じな
い。
い。
等の効果も有している。
厚さ０．１ｍｍの透明な塩化ビニルソートの裏面にチー
ク柄木目模様を施し、その模様面に水性酢酸ビニルエマ
ルジョン系の接着剤を塗布量が１５ｆＩ／ｄになる様に
塗布した後にアクリル系樹脂を含浸した重量８０ｆ／
／ｒｄの樹脂含浸紙を貼着すると同時に塩化ビニルシー
トの表面にチーク柄木目模様の導管模様の形状の凹凸を
施して化粧シートを得た。
ク柄木目模様を施し、その模様面に水性酢酸ビニルエマ
ルジョン系の接着剤を塗布量が１５ｆＩ／ｄになる様に
塗布した後にアクリル系樹脂を含浸した重量８０ｆ／
／ｒｄの樹脂含浸紙を貼着すると同時に塩化ビニルシー
トの表面にチーク柄木目模様の導管模様の形状の凹凸を
施して化粧シートを得た。
次いで該化粧シートをホットメルト型接着剤を介して連
続ロールラミネーターを用いて溝条加工を施した木質材
に囲繞貼着し、実加工を施して額縁材を得た。
続ロールラミネーターを用いて溝条加工を施した木質材
に囲繞貼着し、実加工を施して額縁材を得た。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第１図は表面
に凹凸模様を有する化粧シートの断面図、第２図は第１
図の化粧シートを芯材に貼着した状態の断面図、第３図
は化粧シートを芯材に貼着Ｌ５た状態の一部切欠斜視図
を各々示す。 １・・・・・・熱可塑性樹脂シート、２・・・・・・模
様層、３・・・・・・接着剤層、４・・・・・・紙間強
化紙、５・・・・・・凹凸模様、６・・・・・・化粧シ
ート、７・・・・・・ホットメルト型接着剤、訃・・・
・・芯材。
に凹凸模様を有する化粧シートの断面図、第２図は第１
図の化粧シートを芯材に貼着した状態の断面図、第３図
は化粧シートを芯材に貼着Ｌ５た状態の一部切欠斜視図
を各々示す。 １・・・・・・熱可塑性樹脂シート、２・・・・・・模
様層、３・・・・・・接着剤層、４・・・・・・紙間強
化紙、５・・・・・・凹凸模様、６・・・・・・化粧シ
ート、７・・・・・・ホットメルト型接着剤、訃・・・
・・芯材。
Claims (1)
- 所望の模様を施した透明又は半透明の熱可塑性樹脂シー
トの模様面には接着剤を介して紙間強化粧が貼着されて
おり、かつ非模様面には任意の凹凸模様が形成されてい
る化粧シートを、溝条加工等を施した芯材にホットメル
ト型接着剤を介して囲繞貼着してなる化粧シート貼り額
縁材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16456580U JPS6032992Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 化粧シ−ト貼り額縁材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16456580U JPS6032992Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 化粧シ−ト貼り額縁材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5786336U JPS5786336U (ja) | 1982-05-28 |
| JPS6032992Y2 true JPS6032992Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=29523285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16456580U Expired JPS6032992Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 化粧シ−ト貼り額縁材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032992Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP16456580U patent/JPS6032992Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5786336U (ja) | 1982-05-28 |
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