JPS6032915A - 内燃機関の弁作動切換装置 - Google Patents
内燃機関の弁作動切換装置Info
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- JPS6032915A JPS6032915A JP14047483A JP14047483A JPS6032915A JP S6032915 A JPS6032915 A JP S6032915A JP 14047483 A JP14047483 A JP 14047483A JP 14047483 A JP14047483 A JP 14047483A JP S6032915 A JPS6032915 A JP S6032915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- oil
- hydraulic actuator
- actuator
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は多気筒内燃機関の吸気弁及び排気弁の弁作動を
ロッカアーム駆動用油圧アクチュエータによって切換え
る油圧式の弁作動切換装置に関し、詳しくは、ロッカア
ーム駆動用油圧アクチュエータの移動を規制するストッ
パの解除時期を一定させることにより制御精度を高める
ようにしだものに関する。
ロッカアーム駆動用油圧アクチュエータによって切換え
る油圧式の弁作動切換装置に関し、詳しくは、ロッカア
ーム駆動用油圧アクチュエータの移動を規制するストッ
パの解除時期を一定させることにより制御精度を高める
ようにしだものに関する。
〈背景技術〉
吸気弁及び排気弁の弁作動の切換えは、例えば運転条件
に応じて一部の気筒の運転を休止させる気筒数制御機関
や、弁の揚程あるいは開弁時期を切換える二段カム切換
機関等に用いられておシ、ロッカシャフトに設けたロッ
カアームをロッカシャフトの軸方向に移動させてカムシ
ャフトに形成した一対のカムの一方と選択的に係合させ
ることにより行うようにしたものでおる。
に応じて一部の気筒の運転を休止させる気筒数制御機関
や、弁の揚程あるいは開弁時期を切換える二段カム切換
機関等に用いられておシ、ロッカシャフトに設けたロッ
カアームをロッカシャフトの軸方向に移動させてカムシ
ャフトに形成した一対のカムの一方と選択的に係合させ
ることにより行うようにしたものでおる。
このように、弁作動を切換える装置とし7て、本願出願
人によって提案されたものの概要を第1図に基づいて説
明する。油圧アクチュエータ1,2は夫々4気筒機関に
おいて稼動、休止が切換可能な#4.#1気筒のロッカ
アームに連係し、これをロッカシャフトの軸方向に切換
移動させることによってロッカシャフトと平行なカムシ
ャフトに形成された稼動用カム及び休止用カムのいずれ
か一方に選択的に係合させて吸・排気弁の弁作動を切換
えるようになっている。これら油圧アクチュエータ1,
2が後述する油圧回路によって次のようにして切換制御
される。
人によって提案されたものの概要を第1図に基づいて説
明する。油圧アクチュエータ1,2は夫々4気筒機関に
おいて稼動、休止が切換可能な#4.#1気筒のロッカ
アームに連係し、これをロッカシャフトの軸方向に切換
移動させることによってロッカシャフトと平行なカムシ
ャフトに形成された稼動用カム及び休止用カムのいずれ
か一方に選択的に係合させて吸・排気弁の弁作動を切換
えるようになっている。これら油圧アクチュエータ1,
2が後述する油圧回路によって次のようにして切換制御
される。
機関駆動されるフィードポンプ3によって吐出される油
は、リリーフ弁4によって所定値以下に抑えられ、チェ
ック弁5を介して、オイルポンプ6の吸入行程時にその
油圧室6a内に吸入される。
は、リリーフ弁4によって所定値以下に抑えられ、チェ
ック弁5を介して、オイルポンプ6の吸入行程時にその
油圧室6a内に吸入される。
オイルポンプ6はカムシャフト7に形成されたカム7a
によって駆動され、その吐出行程時に吐出された高圧油
は切換制御弁8のボー)8a、8bを介してアキューム
レータ9のボー)9a、9bから油圧室9c内に供給さ
れる。そして該油圧室9c内に所定量以上の圧油が蓄積
された後はカム7aのリフトの立ち上り時に油圧室9c
の油が切換制御弁8を介してオイルポンプ6内に逆流し
、オイルポンプ6のリフトに同期してアキュムレータ9
のピストン9dが往復動する。又、アキュムレータ9の
油圧室9c内の高圧油は電磁式方向切換弁10のボート
10a、10bを介して#4気筒用油圧アクチュエータ
1の図中右側の油圧室1aに導かれると共に、該油圧ア
クチュエータ1に形成されたボート1cを介して#1気
筒用油圧アクチュエータ20図中右側の油圧室2aにも
導かれ、さらに#4気筒用油圧アクチュエータ1に形成
された溝11に係合して該アクチュエータ1の動きを規
制する環状のストッパ12に連結したストッパ保合用油
圧アクチュエータ13の油圧室13aに直接導かれる。
によって駆動され、その吐出行程時に吐出された高圧油
は切換制御弁8のボー)8a、8bを介してアキューム
レータ9のボー)9a、9bから油圧室9c内に供給さ
れる。そして該油圧室9c内に所定量以上の圧油が蓄積
された後はカム7aのリフトの立ち上り時に油圧室9c
の油が切換制御弁8を介してオイルポンプ6内に逆流し
、オイルポンプ6のリフトに同期してアキュムレータ9
のピストン9dが往復動する。又、アキュムレータ9の
油圧室9c内の高圧油は電磁式方向切換弁10のボート
10a、10bを介して#4気筒用油圧アクチュエータ
1の図中右側の油圧室1aに導かれると共に、該油圧ア
クチュエータ1に形成されたボート1cを介して#1気
筒用油圧アクチュエータ20図中右側の油圧室2aにも
導かれ、さらに#4気筒用油圧アクチュエータ1に形成
された溝11に係合して該アクチュエータ1の動きを規
制する環状のストッパ12に連結したストッパ保合用油
圧アクチュエータ13の油圧室13aに直接導かれる。
一方、#4気筒用油圧アクチュエータ1の他方の油圧室
1bは電磁式方向切換弁10のボート10c、10dを
介して、又、#1気筒用油圧アクチュエータ2の他方の
油圧室2aは#4気筒用油圧アクチュエータ1に形成さ
れたボー11e、1d及びオイルポンプ6に形成された
開閉弁11のボートlI&、11bを介して低圧側であ
るフィードポンプ3の吐出口に連通される。従って#4
気筒用油圧アクチュエータ1及び#1気筒用油圧アクチ
ュエータ2は夫々図中左側に移動した位置にセットされ
、このセット位置で各アクチュエータ1,2に連係する
ロッカアームが例えば稼動用カム(いずれも図示せず)
に係合して#4気筒及び#1気筒が稼動(従って全ての
気筒が稼動ンされている。今この状態から機関の負荷等
の運転条件の変化を検出して電磁式方向切換弁10が図
中右方向へ移動し、そのボート10aと10c、ボート
10bと10dが夫々連通するように切換わると、#4
気筒用油圧アクチュエータ1の両側の油圧室la、1b
に作用する油圧の高低が逆転するが、ストッパ12が溝
11に係合しているのでアクチュエータ1は直には移動
を開始しない。又、この段階で#1気筒用油圧アクチュ
エータ2の油圧室2aも低圧側に連通ずるが、他方の油
圧室2bも低圧側に連通しているため該アクチュエータ
2の移動も開始されない。
1bは電磁式方向切換弁10のボート10c、10dを
介して、又、#1気筒用油圧アクチュエータ2の他方の
油圧室2aは#4気筒用油圧アクチュエータ1に形成さ
れたボー11e、1d及びオイルポンプ6に形成された
開閉弁11のボートlI&、11bを介して低圧側であ
るフィードポンプ3の吐出口に連通される。従って#4
気筒用油圧アクチュエータ1及び#1気筒用油圧アクチ
ュエータ2は夫々図中左側に移動した位置にセットされ
、このセット位置で各アクチュエータ1,2に連係する
ロッカアームが例えば稼動用カム(いずれも図示せず)
に係合して#4気筒及び#1気筒が稼動(従って全ての
気筒が稼動ンされている。今この状態から機関の負荷等
の運転条件の変化を検出して電磁式方向切換弁10が図
中右方向へ移動し、そのボート10aと10c、ボート
10bと10dが夫々連通するように切換わると、#4
気筒用油圧アクチュエータ1の両側の油圧室la、1b
に作用する油圧の高低が逆転するが、ストッパ12が溝
11に係合しているのでアクチュエータ1は直には移動
を開始しない。又、この段階で#1気筒用油圧アクチュ
エータ2の油圧室2aも低圧側に連通ずるが、他方の油
圧室2bも低圧側に連通しているため該アクチュエータ
2の移動も開始されない。
一方、油圧室1bに導かれた高圧油はさらにボート1
f、ボート1gを介して切換制御弁8の油圧室8dに導
かれ、弁体8eが図中右方向に移動する。これによシボ
ート8aはボー)8bとの連通を遮断されると共にボー
ト8cと連通ずるように切換えられるので、オイルポン
プ6からの吐出油は、アキュームレータ9の油圧室9c
への供給が遮断されると共に、ボー)8a、8cを介し
てストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室14
aに供給される。従ってこの吐出油導入時油圧室14a
の油圧がストッパ解除用油圧アクチュエータ13の油圧
室13a内圧力を上回って、これらアクチュエータ13
.14と共にストッパ12が図中左方向へ移動し溝11
から外れる。この結果、#4気筒用油圧アクチュエータ
1が図中左方向へ移動を開始し、移動が完了すると#4
気筒用のロッカアームが稼動用カムから休止用カムに係
合が切換えられ、#4気筒が休止される。
f、ボート1gを介して切換制御弁8の油圧室8dに導
かれ、弁体8eが図中右方向に移動する。これによシボ
ート8aはボー)8bとの連通を遮断されると共にボー
ト8cと連通ずるように切換えられるので、オイルポン
プ6からの吐出油は、アキュームレータ9の油圧室9c
への供給が遮断されると共に、ボー)8a、8cを介し
てストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室14
aに供給される。従ってこの吐出油導入時油圧室14a
の油圧がストッパ解除用油圧アクチュエータ13の油圧
室13a内圧力を上回って、これらアクチュエータ13
.14と共にストッパ12が図中左方向へ移動し溝11
から外れる。この結果、#4気筒用油圧アクチュエータ
1が図中左方向へ移動を開始し、移動が完了すると#4
気筒用のロッカアームが稼動用カムから休止用カムに係
合が切換えられ、#4気筒が休止される。
又、−#4気筒用油圧アクチュエータ1の移動切換が完
了すると、これに形成されたボー)1cとポート1d1
ボート1eとポート1fが夫々連通し、さらにポート1
gがアクチュエータ1のスプールに形成された油通路1
hを介して油圧室1aに連通ずるように切換えられる。
了すると、これに形成されたボー)1cとポート1d1
ボート1eとポート1fが夫々連通し、さらにポート1
gがアクチュエータ1のスプールに形成された油通路1
hを介して油圧室1aに連通ずるように切換えられる。
これにより、#1気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室
2bに#4気筒用油圧アクチュエータ1の油圧室1b及
びボ、11bが開通するタイミングで低圧側に連通ずる
ので、このタイミングで#1気筒用油圧アクチュエータ
2が図中右方向へ移動を開始し、移動を完了すると#1
気筒も稼動から休正に切換わる。
2bに#4気筒用油圧アクチュエータ1の油圧室1b及
びボ、11bが開通するタイミングで低圧側に連通ずる
ので、このタイミングで#1気筒用油圧アクチュエータ
2が図中右方向へ移動を開始し、移動を完了すると#1
気筒も稼動から休正に切換わる。
又、切換制御弁8の油圧室8dがポート1g1油通路1
h1油圧室1aを介して低圧側に連通ずるため弁体8e
は図中左方向へ戻され、これによシボ−)8Cはボー)
8a、!=の連通を遮断されると共に弁体8eに形成さ
れた油通路8fを介して油圧室8dに連通ずる。その結
果、ストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室1
4aが切換制御弁8のポート8c、8f、油圧室8d及
び#4気筒用油圧アクチュエータ1のポート1g、油通
路1h、油圧室1aを介して低圧側に連通ずるのテ該ス
トッパ解除用油圧アクチュエータ14及びストッパ係合
用油圧アクチュエータ13と一体にストッパ12が図中
右方向に移動して#4気筒用油圧アクチュエータ1の切
換後の位置において溝1jに係合し、その移動を規制す
る。かがる弁作動切換装置においては#4気筒用油圧ア
クチュエータ1が切換えられた後#1気筒用油圧アクチ
ュエータ2が切換えられるというシーケンス制御を行え
る特徴がある。
h1油圧室1aを介して低圧側に連通ずるため弁体8e
は図中左方向へ戻され、これによシボ−)8Cはボー)
8a、!=の連通を遮断されると共に弁体8eに形成さ
れた油通路8fを介して油圧室8dに連通ずる。その結
果、ストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室1
4aが切換制御弁8のポート8c、8f、油圧室8d及
び#4気筒用油圧アクチュエータ1のポート1g、油通
路1h、油圧室1aを介して低圧側に連通ずるのテ該ス
トッパ解除用油圧アクチュエータ14及びストッパ係合
用油圧アクチュエータ13と一体にストッパ12が図中
右方向に移動して#4気筒用油圧アクチュエータ1の切
換後の位置において溝1jに係合し、その移動を規制す
る。かがる弁作動切換装置においては#4気筒用油圧ア
クチュエータ1が切換えられた後#1気筒用油圧アクチ
ュエータ2が切換えられるというシーケンス制御を行え
る特徴がある。
ところで、このものにおけるストッパ12の解除動作を
詳細に考察すると、切換制御弁8の切換動作後オイルポ
ンプ6からの吐出圧油がストツバ解除用油圧アクチュエ
ータ14の油圧室14aに導入され該油圧室14a内の
油圧が上昇してストッパ係合用油圧アクチュエータ13
の油圧室13a内の油圧とスプリング力及びフリクショ
ンを加えた力に打ち勝つレベルに達するとこれらアクチ
ュエータ13.14がストッパ12と共に移動してスト
ッパ12を解除するわけであるが、ここで問題となるの
はそのタイミングである。カム7aは図示の如く偏心円
に近いカムプロフィルを有しているが、これは高速回転
時にキャビテーション等を起こさないようにオイルポン
プ6のリフト加速度を最小限に抑えるべく設定されたも
のである。
詳細に考察すると、切換制御弁8の切換動作後オイルポ
ンプ6からの吐出圧油がストツバ解除用油圧アクチュエ
ータ14の油圧室14aに導入され該油圧室14a内の
油圧が上昇してストッパ係合用油圧アクチュエータ13
の油圧室13a内の油圧とスプリング力及びフリクショ
ンを加えた力に打ち勝つレベルに達するとこれらアクチ
ュエータ13.14がストッパ12と共に移動してスト
ッパ12を解除するわけであるが、ここで問題となるの
はそのタイミングである。カム7aは図示の如く偏心円
に近いカムプロフィルを有しているが、これは高速回転
時にキャビテーション等を起こさないようにオイルポン
プ6のリフト加速度を最小限に抑えるべく設定されたも
のである。
かかるリフト特性の緩やかなカムプロフィルの場合、オ
イルポンプ6の吐出行程はカムγaの回転の約半分に相
邑する割合を占める。この場合、ストツバ解除用油圧ア
クチュエータ14のストッパ解除動作によって消費され
る油量Qsとオイルポンプ6の吐出油量Qpの比率が重
要となる。即ち、Q s <<Q pの場合解除動作は
小量の圧油で完了するため切換制御弁8がオイルポンプ
6の吐出行程の途中で切換わっても解除は行なわれる。
イルポンプ6の吐出行程はカムγaの回転の約半分に相
邑する割合を占める。この場合、ストツバ解除用油圧ア
クチュエータ14のストッパ解除動作によって消費され
る油量Qsとオイルポンプ6の吐出油量Qpの比率が重
要となる。即ち、Q s <<Q pの場合解除動作は
小量の圧油で完了するため切換制御弁8がオイルポンプ
6の吐出行程の途中で切換わっても解除は行なわれる。
つまp1吐出行程の残りで吐出される圧油で切換えるこ
とができるわけである。これは他方、切換制御弁8がオ
イルポンプ6の吐出行程前に切換わった場合解除動作が
吐出行程の初期に完了することを意味する。従ってQs
を小さくとる程、解除タイミングはオイルポンプ6の吐
出行程の初期から末期にかけてパラつくことになp1吸
・排気弁の非リフト時に合わせてロッカアームを移動さ
せることが困難となる。吸・排気弁のリフト時にロッカ
アームが移動すると切換時ロッカアームに過大な面圧が
加わり、摩耗の促進、破損につながる。
とができるわけである。これは他方、切換制御弁8がオ
イルポンプ6の吐出行程前に切換わった場合解除動作が
吐出行程の初期に完了することを意味する。従ってQs
を小さくとる程、解除タイミングはオイルポンプ6の吐
出行程の初期から末期にかけてパラつくことになp1吸
・排気弁の非リフト時に合わせてロッカアームを移動さ
せることが困難となる。吸・排気弁のリフト時にロッカ
アームが移動すると切換時ロッカアームに過大な面圧が
加わり、摩耗の促進、破損につながる。
これを避けるにはQSをなるべくQpに近い値(Qs<
Qpが前提)とすれば解除動作完了をオイルポンプ6の
吐出行程の末期に限定することができる。即ち、吐出行
程の途中で切換制御弁Bが切換わシ、十分な圧油がスト
ッパ解除用油圧アクチュエータ14に供給されない場合
は、該油圧アクチュエータ14が移動せず、次回のオイ
ルポンプ6の吐出行程で十分な圧油が供給される吐出行
程末期に解除動作が完了するわけであり、この方法によ
れば少なくともオイルポンプ2の吐出行程の初期p期で
は解除動作が行なわれることはなく、解除動作時期を吐
出行程末期に限定できるため、吸・排気弁の非リフト時
に合わせてロッカアームを移動させることが可能となる
。
Qpが前提)とすれば解除動作完了をオイルポンプ6の
吐出行程の末期に限定することができる。即ち、吐出行
程の途中で切換制御弁Bが切換わシ、十分な圧油がスト
ッパ解除用油圧アクチュエータ14に供給されない場合
は、該油圧アクチュエータ14が移動せず、次回のオイ
ルポンプ6の吐出行程で十分な圧油が供給される吐出行
程末期に解除動作が完了するわけであり、この方法によ
れば少なくともオイルポンプ2の吐出行程の初期p期で
は解除動作が行なわれることはなく、解除動作時期を吐
出行程末期に限定できるため、吸・排気弁の非リフト時
に合わせてロッカアームを移動させることが可能となる
。
しかしながら、実際には、このようにQsをQpに接近
した値に設定した場合、油圧回路中の気泡や、各部から
の油漏れの影響によってQpが実質的に減少する条件下
、例えば低速時や始動後間もない時等ではQsが実質的
にQpを上回ってしまい、ストッパの解除が不可能とな
ってしまう現象が生じることがある。従ってこれを回避
するためQpにある程度の余裕を持たせる必要があるが
、このようにすると特に前記した如くカム7aのグロフ
ィルカ、す71・末期付近ではリフトカーブが平坦に近
くなっているため、余裕を持たせることニヨッテストツ
パ解除用油圧アクチュエータ14に十分な圧油が供給、
されてストッパ12が解除される時期の誤差が大きくな
シ許容レベルよシ大幅に増大してしまうという問題点が
あった。
した値に設定した場合、油圧回路中の気泡や、各部から
の油漏れの影響によってQpが実質的に減少する条件下
、例えば低速時や始動後間もない時等ではQsが実質的
にQpを上回ってしまい、ストッパの解除が不可能とな
ってしまう現象が生じることがある。従ってこれを回避
するためQpにある程度の余裕を持たせる必要があるが
、このようにすると特に前記した如くカム7aのグロフ
ィルカ、す71・末期付近ではリフトカーブが平坦に近
くなっているため、余裕を持たせることニヨッテストツ
パ解除用油圧アクチュエータ14に十分な圧油が供給、
されてストッパ12が解除される時期の誤差が大きくな
シ許容レベルよシ大幅に増大してしまうという問題点が
あった。
〈発明の目的〉
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので
ストッパ解除動作が行なわれる時期を限定させることに
よりロッカアームの移動切換による弁作動の切換を常に
安定して最適時期に行なわせ、もってロッカアームの摩
耗や破損を抑制した内燃機関の弁作動切換装置を提供す
ることを目的とする。
ストッパ解除動作が行なわれる時期を限定させることに
よりロッカアームの移動切換による弁作動の切換を常に
安定して最適時期に行なわせ、もってロッカアームの摩
耗や破損を抑制した内燃機関の弁作動切換装置を提供す
ることを目的とする。
〈発明の概要〉
このため、本発明はオイルポンプの吐出行程の特定され
た区間のみストッパ解除用油圧アクチュエータに吐出圧
油を供給するよう制御する手段を設けた構成とする。
た区間のみストッパ解除用油圧アクチュエータに吐出圧
油を供給するよう制御する手段を設けた構成とする。
〈実施例〉
以下、本発明を図示実施例に基づいて説明する。
但し、第2図以下に示す実施例において第1図と同一の
構成部分については同一符号を付して説明する。第2図
は第1の実施例を示しオイルポンプ6のプランジャ6b
の頂部に凹陥部を形成し、該凹陥部の内周壁と外周壁と
を連通ずる孔6cを設けると共に、該孔6cにプランジ
ャ6bの相異なるリフト量で連通するボーt15a、1
5bをシリンダに設ける。ここで、孔6cはグランジャ
6aの吐出行程初期にボート15aに連通し、その後孔
6cがボー1−15 bに連通ずるまでのプランジャ6
aのリフトによってオイルポンプ6から吐出される油量
をストッパ解除用油圧アクチュエータ14の作動により
ストッパ12が解除されるのに必要にして十分な量とな
るように設定しておく。
構成部分については同一符号を付して説明する。第2図
は第1の実施例を示しオイルポンプ6のプランジャ6b
の頂部に凹陥部を形成し、該凹陥部の内周壁と外周壁と
を連通ずる孔6cを設けると共に、該孔6cにプランジ
ャ6bの相異なるリフト量で連通するボーt15a、1
5bをシリンダに設ける。ここで、孔6cはグランジャ
6aの吐出行程初期にボート15aに連通し、その後孔
6cがボー1−15 bに連通ずるまでのプランジャ6
aのリフトによってオイルポンプ6から吐出される油量
をストッパ解除用油圧アクチュエータ14の作動により
ストッパ12が解除されるのに必要にして十分な量とな
るように設定しておく。
そして、これら2つのボー)15a、15bに配管16
の2叉に分岐された一端部を接続すると共に、同じく2
叉に分岐された他端部を、アキュームレータ9の2つの
ボート9a、9bに接続する。
の2叉に分岐された一端部を接続すると共に、同じく2
叉に分岐された他端部を、アキュームレータ9の2つの
ボート9a、9bに接続する。
その他の構成は第1図のものと同様である。
次に作用を説明する。電磁式方向切換弁10が切換られ
るとアキュームレータ9の油圧室9 cからの高圧油が
電磁式方向切換弁10のボー)10a、10c、#4気
筒用油圧アクチュエータ1の油圧室1b、ボー)1f、
1gを介して切換作動弁8の油圧室8dに供給され、そ
の弁体8eが図中右方向に移動する。かかる切換制御弁
8の切換動作後、オイルポンプ6の吐出行程において、
その初期の孔6cとボート15aとが連通している間ハ
、オイルポンプ6の油圧室6aとアキュームレータ9の
油圧室9cとが配管16を介して連通している。このた
めオイルポンプ6の油圧室6aがらの吐出圧油は配管1
6を介してアキュームレータ9の油圧室9c内に流入し
、従って該油圧室6aに切換制御弁8のボー)8&、8
cを介して連通ずるストッパ解除用油圧アクチュエータ
14の油圧室14a内の油圧はアキュームレータ9の油
圧と等しくなシ、一方ストッパ保合用油圧アクチュエー
タ13は同じくアキュームレータ9の油圧にスプリング
力を加えた力でストッパ12を係合方向に付勢している
ため、この間は末だストッパ解除用油圧アクチュエータ
14は作動しない。プランジャ6bのリフトにより孔6
cとボート15aとの連通が遮断されると、油圧室6a
がらの吐出圧油はアキュームレータ9への供給を遮断さ
れるので、逃げ場をめて切換制御弁のボート8a。
るとアキュームレータ9の油圧室9 cからの高圧油が
電磁式方向切換弁10のボー)10a、10c、#4気
筒用油圧アクチュエータ1の油圧室1b、ボー)1f、
1gを介して切換作動弁8の油圧室8dに供給され、そ
の弁体8eが図中右方向に移動する。かかる切換制御弁
8の切換動作後、オイルポンプ6の吐出行程において、
その初期の孔6cとボート15aとが連通している間ハ
、オイルポンプ6の油圧室6aとアキュームレータ9の
油圧室9cとが配管16を介して連通している。このた
めオイルポンプ6の油圧室6aがらの吐出圧油は配管1
6を介してアキュームレータ9の油圧室9c内に流入し
、従って該油圧室6aに切換制御弁8のボー)8&、8
cを介して連通ずるストッパ解除用油圧アクチュエータ
14の油圧室14a内の油圧はアキュームレータ9の油
圧と等しくなシ、一方ストッパ保合用油圧アクチュエー
タ13は同じくアキュームレータ9の油圧にスプリング
力を加えた力でストッパ12を係合方向に付勢している
ため、この間は末だストッパ解除用油圧アクチュエータ
14は作動しない。プランジャ6bのリフトにより孔6
cとボート15aとの連通が遮断されると、油圧室6a
がらの吐出圧油はアキュームレータ9への供給を遮断さ
れるので、逃げ場をめて切換制御弁のボート8a。
8cを介してストッパ解除用油圧アクチュエータ14の
油圧室14a内に供給され、該油圧がストツバ保合用油
圧アクチュエータ13による付勢力を上回ってストッパ
解除用油圧アクチュエータ14が作動を開始し、アクチ
ュエータ14,13.!ニ一体にストッパ12を図中左
方向へ移動し始める。
油圧室14a内に供給され、該油圧がストツバ保合用油
圧アクチュエータ13による付勢力を上回ってストッパ
解除用油圧アクチュエータ14が作動を開始し、アクチ
ュエータ14,13.!ニ一体にストッパ12を図中左
方向へ移動し始める。
そして、さらにプシンジャ6bがリフトして孔6cがボ
ー)15bに連通ずるまでの間にオイルポンプ6から吐
出された油量がストッパ解除用油圧アクチュエータ14
の油圧室14aに供給されると、該アクチュエータ14
は十分にストロークしてストッパ12が溝11から外れ
、#4気筒用油圧アクチュエータ1の切換移動が開始す
る。又、が配管16を介してアキュームレータ9の油圧
室9Cに流入するため、ストッパ解除用油圧アクチュエ
ータ14の油圧室14aの油圧が低下し、ストッパ12
は再度係合方向に付勢され、#4気筒用油圧アクチュエ
ータ1の切換完了後の位置では溝1jに係合する。
ー)15bに連通ずるまでの間にオイルポンプ6から吐
出された油量がストッパ解除用油圧アクチュエータ14
の油圧室14aに供給されると、該アクチュエータ14
は十分にストロークしてストッパ12が溝11から外れ
、#4気筒用油圧アクチュエータ1の切換移動が開始す
る。又、が配管16を介してアキュームレータ9の油圧
室9Cに流入するため、ストッパ解除用油圧アクチュエ
ータ14の油圧室14aの油圧が低下し、ストッパ12
は再度係合方向に付勢され、#4気筒用油圧アクチュエ
ータ1の切換完了後の位置では溝1jに係合する。
以上は、切換制御弁8の切換完了後、プランジャ6bが
リフトを開始した場合について説明したが、切換制御弁
8の切換完了直後グランジャ6bが既にリフト中であシ
孔6cがボート15aとボート15bとの中間に位置す
る場合は、該吐出行程においてストッパ解除用油圧アク
チュエータ14の油圧室14aに供給される油量が通常
は不足しくそのように設定しである)、ストッパ12が
溝11から外れないうちに戻され、次回の吐出行程で油
圧室14aへの十分な油量の供給によりストッパ13が
溝11から外れる。従っていずれの場合モストツパ12
が溝11から外れるタイミングは孔6cがボート15b
に連通ずる時で略一致し、実質的な誤差は十分に小さく
なる。
リフトを開始した場合について説明したが、切換制御弁
8の切換完了直後グランジャ6bが既にリフト中であシ
孔6cがボート15aとボート15bとの中間に位置す
る場合は、該吐出行程においてストッパ解除用油圧アク
チュエータ14の油圧室14aに供給される油量が通常
は不足しくそのように設定しである)、ストッパ12が
溝11から外れないうちに戻され、次回の吐出行程で油
圧室14aへの十分な油量の供給によりストッパ13が
溝11から外れる。従っていずれの場合モストツパ12
が溝11から外れるタイミングは孔6cがボート15b
に連通ずる時で略一致し、実質的な誤差は十分に小さく
なる。
又、オイルポンプ6の吐出油量Qp全全体、ストッパ解
除用油圧アクチュエータ14へ供給される油量Qsより
余裕を持たせて大きく設定することができるため、低速
時や始動後間もない時等にQpが多少減少した場合でも
Qsは確保されるので常に安定して切換動作を行なわせ
ることができる。
除用油圧アクチュエータ14へ供給される油量Qsより
余裕を持たせて大きく設定することができるため、低速
時や始動後間もない時等にQpが多少減少した場合でも
Qsは確保されるので常に安定して切換動作を行なわせ
ることができる。
そして、このようにストッパ12の解除させるタイミン
グ、従って#4気筒用油圧アクチュエータ1の移動開始
のタイミングを最適時期に一定して設定することができ
るためロッカアームのJllや破損を良好に防止できる
のである。尚、本実施例装置の各部の特性を第3図に示
す。
グ、従って#4気筒用油圧アクチュエータ1の移動開始
のタイミングを最適時期に一定して設定することができ
るためロッカアームのJllや破損を良好に防止できる
のである。尚、本実施例装置の各部の特性を第3図に示
す。
第4図は第2の実施例を示し、#4気筒用油圧アクチュ
エータ18及び#1気筒用油圧アクチュエータ2に作用
する油圧をこれらとは別個に設けられた方向切換弁17
によって切換制御する構成のものに適用したものである
。
エータ18及び#1気筒用油圧アクチュエータ2に作用
する油圧をこれらとは別個に設けられた方向切換弁17
によって切換制御する構成のものに適用したものである
。
前記第2図に示した実施例と累々る部分についてのみ説
明すると、電磁式方向切換弁10のボート10b及びボ
ート10cは夫々方向切換弁17の油圧室17a及び油
圧室17bに接続される。
明すると、電磁式方向切換弁10のボート10b及びボ
ート10cは夫々方向切換弁17の油圧室17a及び油
圧室17bに接続される。
方向切換弁17のボート17cは図示の位置で油圧室1
7aと連通し、切換後の位置ではボート17dに連通す
るように形成され、該ボー)17eに#4気筒用油圧ア
クチュエータ18の油圧室IBaと開閉弁11のボー)
11a、10bを介しテ#1気筒用油圧アクチュエータ
2の油圧室2aとが接続される。ボー)17dは図示位
置でボート17eと連通するように形成され、該ボー)
17dにフイードポンプ3の吐出口が接続される。ボー
N7eは切換後の位置ではボート17fと連通するよう
に形成され、該ボート17eに#4気筒用油圧アクチュ
エータ18の油圧室18b及び#1気筒用油圧アクチュ
エータ2の油圧室2bとが接続される。ボート1γfは
図示位置でボート17gと連通ずるように形成され、該
ボー117fに油圧室17bが接続される。ボート11
gは切換後の位置では弁体17bに形成された油通路1
γiを介して油圧室171Lと連通するように形成され
、該ボー)17gに切換制御弁8の油圧室8dが接続さ
れる。
7aと連通し、切換後の位置ではボート17dに連通す
るように形成され、該ボー)17eに#4気筒用油圧ア
クチュエータ18の油圧室IBaと開閉弁11のボー)
11a、10bを介しテ#1気筒用油圧アクチュエータ
2の油圧室2aとが接続される。ボー)17dは図示位
置でボート17eと連通するように形成され、該ボー)
17dにフイードポンプ3の吐出口が接続される。ボー
N7eは切換後の位置ではボート17fと連通するよう
に形成され、該ボート17eに#4気筒用油圧アクチュ
エータ18の油圧室18b及び#1気筒用油圧アクチュ
エータ2の油圧室2bとが接続される。ボート1γfは
図示位置でボート17gと連通ずるように形成され、該
ボー117fに油圧室17bが接続される。ボート11
gは切換後の位置では弁体17bに形成された油通路1
γiを介して油圧室171Lと連通するように形成され
、該ボー)17gに切換制御弁8の油圧室8dが接続さ
れる。
又、該方向制御弁17に形成された一対の溝1Tj、1
7にのいずれか一方にストッパ12が係合するようにな
っている。
7にのいずれか一方にストッパ12が係合するようにな
っている。
このものの作用を説明すると、図示の位置ではアキュー
ムレータ9の油圧室9c内の高圧油が電磁式方向切換弁
10のボー)10a、10bを介して方向切換弁17の
油圧室17aに導かれ、さらにここから#4気筒用油圧
アクチュエータ18の油圧室18aに導かれると共に開
閉弁11のボート11a、11bが開通するタイミング
で#l気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2aに導か
れる。一方、これらアクチュエータ18,2の他方の油
圧室18b、2bは方向切換弁17のポー)17e、1
7dを介して低圧側のフィードポンプ3吐出口に連通ず
る。従って#4気筒用油圧アクチュエータ18及び#1
気筒用油圧アクチュエータ2は夫々図示の位置にセット
されている。この状態で電磁式方向切換弁10が切換わ
ると、方向切換弁17の油圧室17a、17bに作用す
る油圧が逆転するがストッパ12が溝17jに係合して
いるので方向切換弁17は直には移動しない。
ムレータ9の油圧室9c内の高圧油が電磁式方向切換弁
10のボー)10a、10bを介して方向切換弁17の
油圧室17aに導かれ、さらにここから#4気筒用油圧
アクチュエータ18の油圧室18aに導かれると共に開
閉弁11のボート11a、11bが開通するタイミング
で#l気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2aに導か
れる。一方、これらアクチュエータ18,2の他方の油
圧室18b、2bは方向切換弁17のポー)17e、1
7dを介して低圧側のフィードポンプ3吐出口に連通ず
る。従って#4気筒用油圧アクチュエータ18及び#1
気筒用油圧アクチュエータ2は夫々図示の位置にセット
されている。この状態で電磁式方向切換弁10が切換わ
ると、方向切換弁17の油圧室17a、17bに作用す
る油圧が逆転するがストッパ12が溝17jに係合して
いるので方向切換弁17は直には移動しない。
又、#4気筒用油圧アクチュエータ18の油圧室18B
及び#l気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2aが低
圧側に連通するが、他方の油圧室18h、2bも同じく
低圧側に連通していないのでこの段階ではこれらアクチ
ュエータ18,2は移動を開始しない。一方、・高圧油
は方向切換弁17のボート17f、17gを介して切換
制御弁8の油圧室8dに尋かれ、これにより弁体8eが
移動して前記実施例同様オイルポンプ6の吐出行程にお
ける所定期間吐出される吐出油がストッパ解除用油圧ア
クチュエータ14の油圧室14aに導かれてストッパ1
2が移動し、溝17jから外れる。
及び#l気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2aが低
圧側に連通するが、他方の油圧室18h、2bも同じく
低圧側に連通していないのでこの段階ではこれらアクチ
ュエータ18,2は移動を開始しない。一方、・高圧油
は方向切換弁17のボート17f、17gを介して切換
制御弁8の油圧室8dに尋かれ、これにより弁体8eが
移動して前記実施例同様オイルポンプ6の吐出行程にお
ける所定期間吐出される吐出油がストッパ解除用油圧ア
クチュエータ14の油圧室14aに導かれてストッパ1
2が移動し、溝17jから外れる。
これによ多方向切換弁17が図中右方向へ移動し、高圧
油は切換後述通する(以下同様)ボート17f、17e
を介して#4気筒用油圧アクチュエータ18の油圧室1
8b及び#1気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2b
に導かれると共に、他方の油圧室18a、2aがボート
17c、17dを介して低圧側に連通ずるのでこれらア
クチュエータ18.2が図中右方向へ切換移動する。さ
らに切換制御弁8の油圧室8dがボー) 17 gs
油通路1711油圧室17aを介して低圧側に連通ずる
ため切換制御弁8が図中左方向へ戻され、これに伴なっ
てストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室14
aの油圧が低圧側に連通してアクチュエータ14.13
と共にストッパ12が図中右方向へ戻され方向切換弁1
7の切換後の位置で溝17kに接続し、その移動を規制
する。
油は切換後述通する(以下同様)ボート17f、17e
を介して#4気筒用油圧アクチュエータ18の油圧室1
8b及び#1気筒用油圧アクチュエータ2の油圧室2b
に導かれると共に、他方の油圧室18a、2aがボート
17c、17dを介して低圧側に連通ずるのでこれらア
クチュエータ18.2が図中右方向へ切換移動する。さ
らに切換制御弁8の油圧室8dがボー) 17 gs
油通路1711油圧室17aを介して低圧側に連通ずる
ため切換制御弁8が図中左方向へ戻され、これに伴なっ
てストッパ解除用油圧アクチュエータ14の油圧室14
aの油圧が低圧側に連通してアクチュエータ14.13
と共にストッパ12が図中右方向へ戻され方向切換弁1
7の切換後の位置で溝17kに接続し、その移動を規制
する。
かかる実施例においてもストッパ解除用油圧アクチュエ
ータ14の油圧室14aにオイルポンプ6の吐出油を吐
出行程の所定期間供給する構成は同様であるため、スト
ッパ12は一定したタイミングで解除され、これに伴っ
て方向切換弁17の切換及び#4気筒用油圧アクチュエ
ータ18、#1気筒用油圧アクチュエータ2の切換も所
定のタイミングで切換えられる。
ータ14の油圧室14aにオイルポンプ6の吐出油を吐
出行程の所定期間供給する構成は同様であるため、スト
ッパ12は一定したタイミングで解除され、これに伴っ
て方向切換弁17の切換及び#4気筒用油圧アクチュエ
ータ18、#1気筒用油圧アクチュエータ2の切換も所
定のタイミングで切換えられる。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、オイルポンプの吐
出行程の所定期間のみストッパ解除用油圧アクチュエー
タに吐出油を供給する構成としたためストッパの解除を
一定のタイミングで、かつ、確実に行うことができ、こ
れに伴ってロッカアーム駆動用油圧アクチュエータの切
換も吸・排気弁のリフトの合い間を縫って最適のタイミ
ングで行うことができるのでロッカアームの摩耗、破損
を良好に防止できるという効果が得られる。
出行程の所定期間のみストッパ解除用油圧アクチュエー
タに吐出油を供給する構成としたためストッパの解除を
一定のタイミングで、かつ、確実に行うことができ、こ
れに伴ってロッカアーム駆動用油圧アクチュエータの切
換も吸・排気弁のリフトの合い間を縫って最適のタイミ
ングで行うことができるのでロッカアームの摩耗、破損
を良好に防止できるという効果が得られる。
第1図は本願出願人による先行技術に係る弁作動切換装
置の構成を示す構成図、第2図は本発明の第1の実施例
を示す構成図、第3図は同上実施例の各部の特性を示す
タイムチャート、第4図は本発明の第2の実施例を示す
構成図である。 1.18・・・#4気筒用油圧アクチュエータ2・・・
#1気筒用油圧アクチュエータ 6・・オイルポンプ
7・・・カムシャフト 78川カム8・・・切換制御弁
10・・・電磁式方向切換弁11・・・[]弁 12
・・・ストッパ 13・・・ストツバ解除用油圧アクチ
ュエータ15a、15b・・・ボート 16・・・配管
17・・・方向切換弁物 許 出 願 人 日産自動
車株式会社代理人弁理士笹 島 富二雄
置の構成を示す構成図、第2図は本発明の第1の実施例
を示す構成図、第3図は同上実施例の各部の特性を示す
タイムチャート、第4図は本発明の第2の実施例を示す
構成図である。 1.18・・・#4気筒用油圧アクチュエータ2・・・
#1気筒用油圧アクチュエータ 6・・オイルポンプ
7・・・カムシャフト 78川カム8・・・切換制御弁
10・・・電磁式方向切換弁11・・・[]弁 12
・・・ストッパ 13・・・ストツバ解除用油圧アクチ
ュエータ15a、15b・・・ボート 16・・・配管
17・・・方向切換弁物 許 出 願 人 日産自動
車株式会社代理人弁理士笹 島 富二雄
Claims (1)
- ロッカアームをロッカシャフトの軸方向へ移動させて、
カムシャフトの軸方向に並設したプロフィルの異なる一
対のカムのいずれか一方と選択的に係合させることによ
シこの四ツカアームを介して駆動される吸・排気弁の作
動を切換えるようにした内燃機関の弁作動切換装置にお
いて、前記ロッカアームを移動させる油圧アクチュエー
タと、該油圧アクチュエータへの油圧の導入を切換制御
する方向切換弁と、同じく油圧アクチュエータの移動を
規制するストッパと、前記カムの回転に同期して高圧油
を吐出するオイルポンプと該オイルポンプからの吐出圧
油を導入して前記ストッパをロッカアーム駆動用油圧ア
クチュエータの移動を解除するように作動するストッパ
解除用油圧アクチュエータとを設けると共に、前記オイ
ルポンプ吐出行程の所定期間のみ吐出圧油を前記ストッ
パ解除用油圧アクチュエータへ導入させるように制御す
る吐出圧油供給制御手段を設けたことを特徴とする内燃
機関の弁作動切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14047483A JPS6032915A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14047483A JPS6032915A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032915A true JPS6032915A (ja) | 1985-02-20 |
Family
ID=15269438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14047483A Pending JPS6032915A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 内燃機関の弁作動切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170755A (en) * | 1991-03-06 | 1992-12-15 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve opening and closing timing control apparatus |
US5243935A (en) * | 1991-03-06 | 1993-09-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve opening and closing timing control apparatus |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP14047483A patent/JPS6032915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170755A (en) * | 1991-03-06 | 1992-12-15 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve opening and closing timing control apparatus |
US5243935A (en) * | 1991-03-06 | 1993-09-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve opening and closing timing control apparatus |
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